鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
05 | 2017/06 | 07
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

負けるべくして負けたウルグアイ戦
結果
日本1-3ウルグアイ(19:10/札幌ド/31,133人)
[得点者]
47' オウンゴール(日本)
53' セバスティアン・エグレン(ウルグアイ)
82' イグナシオ・ゴンサレス(ウルグアイ)
89' セバスティアン・アブレウ(ウルグアイ)
[フォーメーション]
FW:田中、玉田
MF:中村、小野
MF:青木、長谷部
DF:阿部、高木、中澤、駒野
GK:楢崎


感想
まず布陣を見て浮かんだのは小野、長谷部の海外組をできるだけ使おうという意図とこのメンバーでどうやって攻めるのだろうという疑問です。
メンバーの能力云々ではなく、問題を感じるのは選手の組み合わせ、システム、そして何より連携面ですよね。
ほとんど一緒にやったことないメンバーで組織として機能するのかというのが、もっとも気になるところでした。
試合が始まってみると戦前からかなりアグレッシブに来そうな雰囲気だったウルグアイが予想以上にアグレッシブにきましたね。
日本は小野にボールをおさめたいところですが、ウルグアイの前からのプレッシャーになかなか自由にさせてもらえません。
序盤こそ阿部のロングボールからサイドのスペースや裏を狙うチャンスがありましたが、ウルグアイはすぐさまそこにもプレッシャーをかけてきましたね。
左サイドから押し込まれて早めのクロスを放り込まれるなど、かなり中澤に負担のかかる試合展開となりました。
日本はウルグアイのプレッシャーもあって前線にボールがおさまらないですし、何より2トップはポストプレイをするタイプではありません。
サイドに流れる動きは得意なのですが、阿部は押し込まれてパスを出せず、ボランチ2人は展開のできるタイプではないのでそこにボールは出ません。
唯一、駒野の攻め上がりからセットプレイを含めてチャンスを見出すという感じでした。
ボランチの2人は前を向いてボールを持つことができるときがあったんですよね。
右ボランチの長谷部がそういう状態になったときは駒野が抜群のタイミングでスーっと上がっていました。
だから、右サイドからの攻撃は見せられていましたし、それ程押し込まれませんでした。
しかし、青木がボールを持ったときに阿部は上がれていませんでした。
これが日本の左サイドが押し込まれた主要因ですね。
あそこで思い切って裏を狙っていく動きができていたら、ウルグアイの右サイドもあそこまで笠にかかって攻め込むことはできなかったでしょう。
同時に阿部のパスを封じることもできていたので一石二鳥というやつです。
まあ、前線でボールがおさまらなかったらサイドバックはなかなか上がれないですし、阿部は本職でないから駒野のようにオーバーラップするのは難しいと思います。
それにボランチ2人が味方を1つ飛び越すパスを出せればもっと日本も攻めることができたんですけどね。
ウルグアイのプレッシャーがきついなら、中盤を省略したサッカーをするという選択肢もあったと思います。
前線は高さでは勝負できませんが、サイドに流れてのボールの引き出しはできる選手ですからね。
そんなわけで前半の日本は左サイドを中心に押し込まれることが多く、ほとんど攻められっぱなしでした。
後ろの選手も一緒にやったことないメンバーの組み合わせだったのですが、中澤がさすがの存在感を見せてふんばって、青木もギリギリのところで何とかバイタルエリアのケアをしていたのでスコアレスドローで折り返すことができました。

後半に入ってから岡田監督が動きます。
まず押し込まれた左サイドを攻撃力で押し返すために長友を入れます。
そして、展開力のなかったボランチの位置に阿部を移動させました。
長谷部ではなく、青木を下げたのは海外組をこの機会にできるだけ使おうという意図ですね。
同時に阿部の1ボランチ、4-1-4-1というような形にして前線からプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪ってから攻撃をしようという狙いでした。
ウルグアイが日本のシステム変更に戸惑ったこともあって、それが功を奏して後半の3分にセットプレイの流れからオウンゴールを誘います。
こーめいがこれまで何度も書いて来たように、ああいった速いクロスはDFも処理しづらいので本当に何が起こるか分かりません。
特にえぐった位置からだとDFは自陣ゴールを向いて処理することが多くなりますからね。
中村憲剛のいいクロスでした。
しかし、ウルグアイは慌てず冷静に日本の弱点を突いて来ます。
それは阿部の1ボランチになったバイタルエリアのスペースですね。
阿部1人ではどうしても見切れないですから、ボールの出し手にプレッシャーがかからず自由にさせてしまいます。
CBの高木がつり出される形となり、さらにはそれによってできたDFの裏のスペースを狙われてすぐさま同点に追いつかれてしまいました。
その後はさすがに前半から飛ばしていたウルグアイの運動量が落ちて来て日本がポゼッションする時間も増えて来ます。
しかし、五輪代表と同じでしっかり守られるとどうしてもFWが打てるところで打たずにミドルシュートがちらほらとという感じになってしまいますね。
それが決まればいいのですが…。
ウルグアイの方は運動量が落ち、15分に2人、24分に2人と交替したのですが、チームとしてはカウンター狙いということで意志が統一されていました。
実際に4,5回は決定機を作っていましたからね。
日本はここでも弱点、つまり阿部一人で守るバイタルエリアを突かれる形となります。
前半は2人のボランチでバランスを取ってましたし、カウンターを受けるシーンでもDFラインと連携して青木がボールを奪取したり、攻撃を遅らせるということをしていました。
まあ、そのうち2つは自らのパスミスからのカウンターだったのですが…(^^;)
後半は1ボランチにしてしまったため、ウルグアイのカウンターに対する守備はもう絶望的というシーンとなっていました。
中村、長谷部もときおり下がってケアはしていたのですが、所詮慣れないメンバーでの慣れないシステムですからうまく機能するはずもありません。
ファーストボランチを置いておけばあそこまでカウンターで好きにさせることはなかったと思うんですけどね。
それでもウルグアイのミスに助けられていたのですが、38分についにそのカウンターからゴールを割られます。
日本はその後、何とか得点を取ろうと佐藤、山瀬と攻撃的な選手を入れますが、もともと連携のとれていなかった前線です。
多くのメンバーが変わり、システムも変わり、そして混乱するという親善試合にありがちな状況に陥りました。
最後はロスタイムにとどめを刺されて力の差を見せられる敗戦となってしまいました。

負けるべくして負けた理由
①最初からテストマッチ
岡田監督は端からテストマッチと言っていましたし、実際に勝ちよりもテストにこだわった選手起用、選手交替でしたね。
もとより使うつもりのない大久保を招集し、まだ調子の上がってない大黒を試す、そして何よりこだわったのが海外組の90分プレイです。
そういう制約を優先したためにチーム全体としては、攻守に決して機能しやすい選手の組み合わせではありませんでした。
本当に結果にこだわっていたならあれだけ好きにカウンターをされていた中盤を修正しないなんてことはありえませんからね。
ベンチには今野や鈴木もいたわけですから。
監督に勝つつもりがないだから、格上のウルグアイに勝てるはずがありません。
②アグレッシブさで劣った
ずっと五輪の試合を見ていたせいか、この試合の日本の選手はこれまでに比べてアグレッシブなプレイができていたように見えました。
しかし、途中から出場してきた控えの選手を含めてウルグアイの選手の方がゴールを決める、勝つという気持ちが強かったですね。
勝ちたい気持ちで負けていては勝てるはずがありません。
③試合の流れを読み、コントロールできない
アグレッシブに来たウルグアイ相手に日本は悪いところを修正できずに前半をほとんど攻められる展開で終わりました。
そして、ハーフタイムの岡田監督がうった選手、システム交替でようやく修正(新たな問題も生まれましたが)されます。
後半の序盤、日本の変更に戸惑って失点したウルグアイですが、選手交替なしにきちんと修正して同点に追いつきました。
その後も運動量とメンバー交代で連携が落ちる時間帯をカウンターというシンプルな戦術を用いてうまく戦いましたね。
その違いです。
試合中に選手だけで修正できるウルグアイとそれができない日本、勝てるはずがありません。

出場停止の大久保、ケガの闘利王、篤人、復帰したばかりの中村、遠藤、新天地に移ったばかりの松井など主力が呼べなかったという事情があり、本音としてはテストマッチにするしかなかったというところだと思います。
ただ、テストマッチという目的はいいのですが、チームの軸がないのに新戦力を試して実力が分かるのかなという気がします。
ウルグアイ戦のフィールドプレイヤーで軸と呼べる選手は中澤くらいですよね。
いや、中澤1人では軸とは言えず、せいぜい軸となる大黒柱を立てる土台がしっかりしているというところでしょう。
同じ監督で別のチームを指揮していると言った方があてはまると思います。
まあ、軸のないチームでもきちんと選手の能力やチーム全体の機能性を見極められるのならテストになったと言えるのかもしれませんけどね。
それは今後の岡田監督の選手招集、選手起用を見れば明らかになるでしょう。
とにかくいくら召集できなかった選手が多かったとはいえ、現時点でチームに軸ができていないというのは大きな問題です。
早急にバックアップも含めてチームの軸になる選手、戦術を確立しないとこの先厳しくなるでしょう。
南アフリカW杯まで残された期間2年弱、日本化、日本らしさなどのキーワードを踏まえたチーム作りについてのこーめいの考えはまた今度書きたいと思います。
それにしても軸がない状態で多くの選手を試してチーム作りが一向に進まない…。
どこぞの監督にこんな人いませんでしたっけΣ( ̄□ ̄;)

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→ブログランクバナー
スポンサーサイト

テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿
以下の事項にあてはまると管理人が判断した場合、削除・コメント禁止とさせていただく場合があります。
1.記事・コメントの主旨を踏まえない単なる誹謗中傷。
2.記事、それまでのコメントをきちんと読んでいないと判断される反論・異論コメント。
(※よく読んで、調べて、考えてからお願いします)
3.根拠・一貫性のない主張の過度の押し付け。
4.同じ主旨の質問・議論の繰り返しとなるコメント。
5.意味のないもの、管理人から見て不快なもの。














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kashimablogetc.blog55.fc2.com/tb.php/604-2757915d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

サッカー日本代表 ウルグアイ戦 チケット

【8月20日キリンカップウルグアイ戦】 adidas 08/09 日本代表ユニフォーム HOME 半袖★選手ネームナンバー対応★ 【ユニフォーム/アジア/ワールドカップ】【SPAP0828P010】商品価格:10,395円レビュー平均:0.0なんとぉ~~~びっくりです!まさかっこんな事が今・・・・ 鼻アレルギー/アレルギー性鼻炎/花粉...【2008/08/22 08:25】

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

プロフィール

こーめい軍師

Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

リンクはご自由にどうぞ(≧∇≦)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

秋春制反対の方は署名にご協力ください。 ↓携帯の方はこちらからお願いします。 http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=99

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する