鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第12節】本山復活と篤人最終試合…の名古屋戦
結果
5月16日(日) 2010 J1リーグ戦 第12節
名古屋1-4鹿島(16:00/豊田ス/34,098人)
[得点者]
44' 野沢拓也④(鹿島)←興梠慎三
46' ケネディ(名古屋)
53' 興梠慎三④(鹿島)←マルキーニョス
69' マルキーニョス③(鹿島)←本山雅志
90'+1 本山雅志①(鹿島)

[フォーメーション]
FW:興梠、マルキーニョス
MF:ガブリエル、野沢
MF:中田、小笠原
DF:ジウトン、ジョンス、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
試合後の率直な感想として、本山がいてくれたらJリーグ4連覇は狙っていけそうだなと思いました。
終盤は名古屋が得点を取りに前がかりになっていたのですが、それを抜きに考えても本山がいるのといないのでは大きな違いが見えた試合でした。
一言で表せば前線での起点ですよね。
この試合、鹿島は浦項戦同様に前線でまったく起点が作れていませんでした。
マルキーニョスはキープ力はありますがポストプレイヤーではないですし、周りをうまく使っていくタイプでもありません。
興梠は身体能力は高いですが浦項戦では疲労が原因であろうと思われるトラップミスが多く、この名古屋戦でも起点になれていませんでした。
野沢とガブリエルはフィジカルの強さがありませんし、ドリブルで仕掛けるタイプでもありません。
ですから二人とも裏やサイドのスペースを狙って前に行くことが多く、鹿島は完全に後ろの4人と前の6人で分割されてパスを前に出せない状態がこの2試合で顕著に出ていましたよね。
野沢とガブリエルはボールをもらいに下がってもキープできずに潰されることがたびたびでした。
それは得点にも表れていて、先制点と勝ち越し弾はどちらもロングボールからでした。
先制点は中田のロングボールをガブリエルがダイレクトで折り返し、興梠がヘッドで落としてそれを野沢が決めたというゴールでした。
このシーンはスペースに飛び出す動き、ゴール前に入って行く動きというガブリエルと野沢のいいところが出ましたが、どちらも使われるプレイなんですよね。
前線に周りを使う選手がいない中で浦項戦と同様に苦戦を強いられただけに、ロングボールから得点が取れたというのははっきり言ってラッキーでした。
先制して折り返すものの、後半開始早々にセットプレイからのリスタートで集中力を欠いて失点しまいます。
浦項戦もスローインのリスタートから失点しており、ずっと気になっている課題であり、守備がいまひとつ安定しない要因の1つでもありますよね。
同点に追いつかれましたが、再びロングボールから得点します。
楢崎はファウルをアピールしていましたが、これは完全に増川のミスですよね。
もっと素早く的確に対処していればクリアするなり、いいポジショニングでマルキーニョスと競り合うことができたのに、緩慢な対応をしたためにマルキーニョスにフィフティフィフティのボールの競り合いに持ち込まれて吹き飛ばされてしまいました。
そしてマルキーニョスは冷静にフリーの興梠に流して勝ち越しゴールとなります。
もちろんマルキーニョスの頑張りが生んだゴールでもありますが、これも相手の致命的なミスによるラッキーなゴールだったと言わざるをえません。
名古屋はケガで三都主とブルザノビッチを交代、早々にカードを二枚使うはめにはりましたし、不安定なジャッジにイライラを募らせて闘争心がレフェリーに向かっていったというのも鹿島にとってラッキーな展開でした。
そして、本山が入って鹿島のサッカーが劇的に変わります。
以前にも書きましたが、本山はフィジカルは強くはないですが、空間認識能力がすごく高いです。
だから、相手のいないスペースへうまくボールを運んでキープ、高い位置で起点となることができます。
さらには周りをうまく使いながらゲームを組み立てることができますし、チャンスを見逃さない鋭いスルーパスも出せます。
まさに「蝶のように舞い、蜂のように刺す」ですね。
復帰試合でいきなり1得点1アシストの大活躍だったわけですが、その特徴が存分に出ていました。
そして4点目の得点には本山が入ったことでの特筆すべきもう1つの効果が見えました。
それはサイドバックの上がりです。
この試合の前半、そして浦項戦では両サイドバックがまったくと言っていいほどオーバーラップできなかったんですよね。
それは前線でタメを作れてなかったからです。
本山が入った途端にジウトンがガンガン上がってきたのは、本山が上がりやすいように時間を作ってくれていたからです。
やっぱり両サイドバックがオーバーラップしていかないと鹿島らしいサッカーにはならないですからね。
強烈なシュートを放ってましたし、守備に難はあるもののジウトンは前線でタメさえ作ってもらえれば攻撃でものすごい威力を発揮してくれるかもしれませんね。
ACL敗退の原因とこれからの課題については中断中に改めて書くつもりですが、前線での起点については柳沢がいなくなってからの不安要素でもありました。
昨季はダニーロがボールをキープできていたので本山がいなくてもまだやれていた部分もありますが、今季はガブリエルがそういうタイプではないですからこの不安部分が浮き彫りになってますよね。
しかもロングボールを使おうにもダニーロと田代の高さもなくなりましたから。
だからこーめいは、オフシーズンの補強に前田とジウシーニョの名前を上げていたのです。
今さら補強についてはどうにもならないと思うので、役割が中途半端でここ最近は効果的な働きができてない遠藤にもっと本山のような仕事をさせるようにして、あとは大迫にポストプレイをしっかりさせるようにすべきでしょうね。
もう1つは連戦でコンディションが崩れていくと、自慢の身体能力が発揮できなくなる興梠を負担をかけすぎないように使っていくことです。
それでもアジアレベルになると厳しいでしょうから、来季またACLを狙いに行くなら本気で改善を考えないといけないですけどね。
上にリンクした記事に今季のテーマとして攻撃力アップをこーめいは挙げていたのですが、とにかく組織的な守備からのショートカウンターというものに特化し過ぎている部分があるので、勝つためには固定メンバーっていうものすごく狭い考え方になってます。
浦項戦での酷いパワープレイもそうですが、勝つために中断期間に選手起用、組み合わせ、役割というのをはっきりして、ポゼッションしているときも相手が引いて来たときも攻め手を作れるようにしないといけないですね。
内容はともかく、ACL敗退後、そして中断前の最後の試合で勝利できたのは大きかったです。

篤人のシャルケ移籍がほぼ決まりということもあって、この名古屋戦は鹿島での最後の試合となるはずだったのですが太もも裏の筋肉系のケガということで出場がなくて残念でした。
もともとこーめいは海外に行ける選手は行った方がいいという考えですし、篤人にはドイツでがんばって成長してほしいです。
移籍金は満額の1億5千万円ということですが、こーめいは勝手に3億円くらいもらえるのかなと思っていたのでちょっと少ないなって印象もありますが、シャルケも借金だらけですからね(^^;)
移籍のことなので今後どうなるか分からないですが、現右サイドバックのラフィーニャが移籍しないと言っていたりもしていますが、今季はブンデスリーガで2位になってチャンピオンズリーグにもストレート参戦ということになりますし出場機会はありそうです。
何より監督はあのマガトですから篤人にとって得るものは非常に大きいでしょうね。
こーめいは長谷部のドイツでの成功もマガトによるところが大きいと思ってますから。
日本人の特徴をよく知ってますし、軍隊式や部活に例えられるその練習は日本人に合っていると思います。
まずはフィジカルを徹底的に鍛えられると思うので、欧州で通用する体を作ってほしいですね。
ブンデスリーガは確かフジテレビONE、TWOが放映権料を買ってるんですよね。
来季もそうなのか、シャルケの試合をどれほどやるか分からないですが、こーめいのところは幸運にも映るので篤人の試合を楽しみにしていたいと思います。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

こんにちは、こーめいさん。いつも更新楽しみにしています。
名古屋戦の勝利は嬉しいのですが、浦項戦の負けがこたえています。率直な感想として、勝てる気がほとんどしませんでした。こーめいさんも以前から書かれておられるように、オリベイラ監督はトーナメントにいかにも不向きなんじゃないかとか。補強もイジョンスとジウトンはまずまずとしても、野沢とタイプが被ってしまうガブリエルで良かったのかとか。遠藤や大迫の使われ方もはっきりしないし、選手層も厚くならない、ショートカウンターも守備的な相手に手詰まりですし、本山の復帰以外、四連覇に向けて明るくなれません。来年のACLはもっと無理だと思ってしまいます・・・。
【2010/05/19 23:17】 URL | サノオ #IoVphTMc [ 編集]

サノオさんへ
コメントありがとうございます。
こーめいも浦項戦の敗戦でがっくりでした。
試合前にフロントの不手際からごたごたがあって、嫌な予感がしていたのですが…。
固定メンバーで戦っても国内の試合で8割以上、ACL決勝トーナメントで100%の力を常に出せればいいのですが、6割未満の力しか出せないときも多いですからね。
特に浦項戦は半分の力も出せてないっていう散々の内容でした。
本来ならこういった重要な試合にベストメンバーが100%の力を出せるようにローテーションしていくべきで、欧州ではそれが当たり前なんですけどね。
今季は後ろにイジョンスとジウトンを補強しましたが、ACLを優勝するなら前線に起点になれるフィジカルの強い選手を獲得しないといけないでしょう。
ただ、補強しても伊野波、ジウトン、青木らをただの余剰戦力にしてしまってる現状を見れば、ローテーションをやらなければ補強の意味なんてまったくないということですね。
こーめいも今年こそはと気合い入ってたのでがっくし来ましたが、冷静に分析してみれば昨年とスタメンが2人変わっただけですから、同じ結果に終わったのも頷けます。
【2010/05/20 18:04】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


こーめいさん、レスありがとうございます。
言われてみれば、補強したとはいっても、スタメンが二人変わっただけですし、ローテーションも皆無ですし、それだと上積みはないですよね。日本にいる他の監督に比べればずっといいチーム作りをしてくれている優れた監督だとは思っているのですが、なんでローテーションしないのか不思議でならないです。このまま長期政権でいいのか、心配が拭いきれないところがあります。
また鋭いご指摘の記事、楽しみにさせていただきますね。
【2010/05/20 23:41】 URL | サノオ #IoVphTMc [ 編集]


Thank you for your cooperation.
I love motoyama, too.
Always thank you hemneko
【2010/06/04 02:10】 URL | hemneko #JalddpaA [ 編集]

hemtown
It is Mrs komei!!☆, splendid comment. I was impressed. As for me, transference of Uchida atsuto is sad.you are great☆
【2010/07/06 07:31】 URL | hemneko #JalddpaA [ 編集]


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