鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第18節】変えない弱さと変えた弱さ…のFC東京戦
結果
8月14日(土) 2010 J1リーグ戦 第18節
鹿島1-1F東京(19:00/カシマ/23,640人)
[得点者]
27' 興梠慎三(鹿島)←小笠原満男
86' 今野泰幸(F東京)
[フォーメーション]
FW:大迫、興梠
MF:ガブリエル、野沢
MF:中田、小笠原
DF:ジウトン、伊野波、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
スペースと運動量があるうちは機能する攻撃
ここ最近の鹿島の立ち上がりはいいです。
ガツガツ当たって来られた清水戦では完全に手詰まりの感がありましたが、新潟、神戸戦、そしてこの試合のようにある程度スペースを与えてくれる相手ならば攻撃がよく機能していますね。
大迫や興梠のポストプレイ、野沢とガブリエルのスペースでボールをもらう動き、小笠原のドリブルでの持ちあがりとバイタルスペースを上手く使えていました。
ここのところ失点する試合も多くなっていることから守備でも集中してしっかりケアできていましたね。
ほとんど一方的な試合内容から得点はセットプレイによるものでしたが、流れの中からも何度もチャンスを作れていました。
大迫がGKと1対1になったシーンや、シュートまではいきませんでしたが興梠や大迫がヘッドで合えばという場面も多かったです。
しかし、これまで同様に運動量が落ちると途端に攻撃ができなくなります。
その予兆は前半から出ており、先制した後は2点目を取りに行く意識が低下し始めて自ら完全にペースダウン。
この段階から嫌な雰囲気が漂っていました。
鹿島の選手は後ろでボールをゆっくりセイフティに回すだけで、まったく怖さを醸し出せていませんでした。
そのボール回しでFC東京の選手を走らせることができていればよかったのですが、相手も前半はこのままでいいという感じでほとんど追って来なかったですからね。
得点を狙うという意識がまったくないのですから、FC東京の選手も必死でボールを追う必要もなく、ただ単に自分たちが掴んでいたリズムを自ら捨てて、時間を浪費するだけのくだらないボール回しだったと言えるでしょう。

さらにくだらない後半
後半になるとFC東京が動いて来ます。
今野と森重の位置を入れ替えることによって、前半は自由に使えていたバイタルエリアを今野がカバー、しっかり鹿島選手に当たっていくことで前線でなかなかボールが収まらなくなっていきます。
もちろん今野一人でカバーしきれていたわけではないですが、この城福監督の決断は効果が大きかったです。
今野はボランチに入ればボールも運べますし、いいタイミングで前線に入っていけますからね。
その効果に加えて後半11分に椋原に変わって大竹を入れることで、サイド攻撃が機能し始め右サイドバックの中村に再三フリーでクロスを入れられるようになります。
鹿島は運動量の低下が後半開始から顕著だったせいもあって、この試合のオリヴェイラ監督の最初の交替は早く、残り30分のところで本山を投入します。
しかし、小笠原、野沢、中田、2トップは完全にヘトヘトで流れを変えることはできません。
城福監督は重松、リカルジーニョと立て続けにカードを切って来ます。
鹿島はまったく走れず前線にボールを納められず、パスミスも多くなってニッチもサッチも行かない状況となりますが、ここでのベンチの動きが遅れてしまいます。
選手交替から10分を目安にして、流れが変わらなければ次の手(これについては後述)を打つべきですよね。
ポストに当たって曽ケ端の両手におさまった中村のクロス、平山のパスミス、リカルジーニョのトラップミスなど対戦相手が上位陣だったらまず間違いなくこの時間帯で追いつかれていたでしょう。
動かないオリヴェイラ監督にイライラしつつ、よっぽど運が良ければこのまま逃げ切れるかなと思って見ていたのですが、やはりこれ程酷い試合をしていれば運も味方はしてくれませんね。
前線の選手を削って青木を投入しますが、全体としてこれだけ動けてないのですから、青木だけでFC東京の攻勢を抑えきることはできずに今野に同点弾を決められてしまいます。
大岩の投入準備をしようとしていた鹿島ベンチは、この試合でも慌てて佐々木を入れることになります。
そこからは1度自ら捨てた攻めるという意識をふり絞るのですが、すでに体力も時間も少なすぎました。
前半はいいサッカーをしながら自らリズムを放棄してボールを回していたのに、後半は完全に走り負けるという情けないことこの上ない試合でしたね。
ヘトヘトでまったく走れないのに交替してもらえず、FC東京の攻撃に振り回され続ける選手を見て楽しめるドSなサポーターだけは満足できる後半だったかもしれません。

失敗続きの選手交替への回答
よくオリヴェイラ監督は結果が出ない時でもこれまでと同じことをしたことが結果に繋がったと言います。
そしてその言葉を受けて、変えないことが鹿島の強さに繋がっているという内容の記事を見ることがあります。
しかし、今の鹿島は変わってないのかというとそうではありません。
昨季までは試合を終わらせる役割はダニーロが担っていました。
相手のプレッシャーが早い前半にはその力を発揮できませんでしたが、ダニーロはその独特なリズムのドリブルとキープ力で後半途中出場ではクローザーという仕事を果たしていました。
このクローザーという存在は重要で、出場時間が短かったものの神戸戦では途中出場の興梠が前線でボールをキープすることで攻撃を活性化して守備を助けました。
現在この役割を本山にやらせようとしていますが、本山は本来バランサーです。
近年はプレイエリアが低いため、ダニーロのように高い位置で起点になるということができていません。
特に押し込まれている展開ではボールを奪った後に起点になることよりも、守備でのプレスに意識を使っているのでどうしても下がってしまいます。
そこでクリアをしても前線にボールが収まらないのでこの試合のように押し込まれっぱなしになります。
本山をクローザーとして使うならもっと高い位置を取らせるようにしなければなりません。
しかし、本山はダニーロと違ってスペースを上手く使ってボールをキープするタイプなので体を張って相手の当たりを受けつつボールをキープしなければならない仕事は最適とは言えないでしょう。
もう1人最近試合の終盤で使われているのは佐々木です。
佐々木の場合は、クローザーというより追いつかれたり、勝ち越されたりして得点するために慌てて短い時間で出場させられることが多いです。
しかし、どの試合にせよ途中出場にもかかわらず80分以上戦って来た相手の選手に球際で競り勝ててないですから、現在のコンディションではクローザーの仕事をこなすのは困難です。
実は前節なぜかベンチ入りもしておらずケガかとも思ったので書かなかったのですが、この役割がもっとも適しているのは遠藤です。
重心が低くキープ力があって、ドリブルが得意でパンチ力あるミドルシュートも持っています。
疲れているところに遠藤を入れられてボールがおさめられたら、相手選手としてもなかなかボールを奪えず、油断したらシュートまでもっていかれるので本当に嫌だと思うんですけどね。
今季本山とガブリエルがケガをしているときはスタメンでも活躍した遠藤を使わないというのは不可解です。
こうしてクローザーという部分を見ても、鹿島はこれまでのやり方を変えてないわけではなく、こういう戦術の部分で変わっている(変わってしまっている)ことがあるんですよね。
変えていないのは固定メンバー、ベテラン重視の選手起用や交替でそれが完全に今年も足を引っ張っています。
そもそもこの部分を変えないからこの3年間同じミス、失敗(夏場の失速、ACL敗退、過密日程での取りこぼし、トーナメント早期敗退も?)を繰り返しているわけです。
つまり、変えない部分と変える部分を完全に取り違えてしまっているのです。
そして、それが結果に出ています。
変える部分と変えない部分の見極めをしっかりしてほしいですね。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

若干補足(よそのチームのことなんてどうでもいいかもしれんけど)
今野と森重のチェンジが功を奏したのは、今野のボール奪取力なんかもあるけど、森重のラインコントロールもある。
前半とくらべてかなり高くDFラインと前の距離が近かったので、その分今野がやりやすかった。その判断を森重がしたか城福の指示かは謎。
それと北斗はもともと右サイドが本職なので、左から右にまわったことで攻撃が活性化しただけ。で、なんで最初に不慣れな左をやらせているかは謎。ついでに徳永がいつまでもへたくそボランチやってるのも謎。
鹿島が変えないサッカーなら、東京は変え過ぎのサッカー。


【2010/08/16 20:33】 URL | ドロンパ #mQop/nM. [ 編集]

ドロンパさんへ
コメントありがとうございます。
サイドバックが攻撃的と言われる鹿島でも起こることですが、サイドバックというのは中盤やトップでボールがおさまらないとオーバーラップできないので、左から右に回っただけで機能することはありません。
FC東京のできが前半のままなら中村は右に回った後半も攻撃を活性化させることはありませんでした。
ケガ人が多いとは言え、確かに城福監督の今野、森重、中村、徳永らの起用は?なところがありますね。
こーめいは今野はボランチでこそ力をフルに発揮できると思うのですが、城福監督は今野はバックパスが多く、森重は前にパスを出せるという理由でポジションを入替えて起用してるそうですが。
【2010/08/17 08:44】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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