鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【アジア杯】大量得点でGL突破…のサウジアラビア戦
結果
2011年1月17日
日本5-0サウジアラビア(ドーハ/観衆2022人)
[得点者]
08’ 岡崎慎司←遠藤保仁
13’ 岡崎慎司←香川真司
19’ 前田遼一←長友佑都
51’ 前田遼一←伊野波雅彦
80’ 岡崎慎司←前田遼一

[フォーメーション]
FW:前田
MF:香川、柏木、岡崎
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、今野、吉田、篤人
GK:西川


試合の感想
前田と岡崎の相性の良さ
ケガの松井が離脱、本田は無理をさせないということでこの試合では1、2戦目に途中出場でいい動きをしていた岡崎が右サイド、柏木がトップ下に入りました。
やはり岡崎が入ることで裏を狙う動きが増えて攻撃が活性化されましたね。
特に前田と岡崎の動きがよくリンクしており、多くのチャンスを生みました。
まず、前田がサイドに流れて中央の開いたところに岡崎が入ることで惜しいシーンを作りました。
そして、早々の得点はシリア戦でも有効な攻撃の形として例に挙げたように、トップ下の柏木が遠藤に落として裏を狙うという動きでしたね。
ここでは前田が下がってDFの注意を引きつけることで、岡崎の飛び出す動きを助けています。
追加点は香川のクロスから前田を囮にしての岡崎でした。
ここでも2人のいい関係が出ていましたね。
その後、左サイドの攻撃から前田が待望のゴールをあげると、後半に入ってからの4点目は岡崎が右サイドバック伊野波のオーバーラップを促すことで前田のゴールが生まれました。
また、前半から見られたのですが前田がボールを持って前を向いて仕掛けるシーンでも、岡崎が常に裏を狙っているのでパスコースが生まれ相手の注意を引きつけていました。
そのため前田はシュートを狙う、パスを出すという選択肢が出来てプレイの幅が広がっていましたね。
そして5点目はまさにその形から生まれます。
前田からのスルーパスをDFラインの裏へ抜けた岡崎がうまくトラップして冷静に決め、ハットトリックを決めました。
前田と岡崎のプレイスタイルの相性の良さが出た試合でしたね。

“歯車”柏木
岡崎、前田がゴールを決め、香川もゴールこそなかったものの決定機を迎えていた中、柏木は地味に活躍していました。
あまり目立ちませんでしたでしたが、攻守のバランスをうまく取ってチームの歯車としての役割をよくこなしていましたね。
本来なら持ち前の運動量を生かしてサイドやゴール前などのスペースに長い距離を走ってボールを引きだして攻撃の起点になるプレイが真骨頂なのでしょうが、この試合では中盤でサウジアラビア選手の間のスペースにポジションを取ってボールを引きだしていましたね。
パスコースがあればシンプルにボールをはたいて、なければスペースにボールを運びながらタメを作って周りの攻撃参加を促していました。
そのため、この試合ではこれまでよりサイドバックも上がりやすそうでしたね。
チームの中心で歯車となって周りの前田、香川、岡崎、遠藤、長谷部をよく動かしていました。
また、守備への切り替えのところでも開いているスペースを埋めてバランスを取っていましたね。
鹿島で言えば、天皇杯優勝のキーマンとなった本山のような仕事振りでした。
また、Rマドリーのエジルを彷彿とさせるプレイでもありました。
この試合の柏木はあまりゴール前には顔を出せませんでしたが、エジルもRマドリーに加入した頃はチームのバランスを取ることに腐心し、周りの選手を使うプレイが多かったです。
お互いのプレイスタイルが分かり、連携が上がってからはエジルもゴール前に入って得点を決めるようになりましたから、周囲との連動性が上がればトップ下としての柏木もより可能性が広がると思います。
トップ下は本田か香川かと言われ続けていましたが、思わぬ柏木効果によってザック監督には嬉しい悩みが出てきましたね。

リズムのアップダウン
すでにグループリーグ敗退が決定してモチベーションが低いという情報が入っていたサウジアラビア相手にも、日本は油断なくいい試合の入り方をしました。
守備の意識を高くしてカウンターというヨルダン、シリアと違ってサウジアラビアがポゼッションからパスを繋いで来るスタイルだったこともあり、4-2-3-1の布陣でしっかりブロックを作って守り、相手のパスを絡め取っていましたね。
いい距離感で守れていたのでボールを奪ってからも1タッチ、2タッチで軽快に繋いでスムーズに攻撃に移ることができました。
そして、何といってもこれまでなかった裏を狙う動きが活性化されたため開始20分で3得点することができました。
しかし、それ以降は守備、オフザボールの動きともにさぼるシーンが出て来て、攻守に機能性が低下します。
3点差あったので少し運動量が落ち着くのは分かるのですが、自ら簡単にリズムを放棄し過ぎですね。
この日のサウジアラビア相手なら問題なかったですが、守備ブロックはきちんと作らないとやられてしまう可能性は十分あり、失点するとまた試合の流れも変わってしまいますから。
ハーフタイムでその気持ちの緩みをザック監督が修正します。
前半同様に後半の立ち上がりはよく、オフザボールの動きも復活してきました。
その結果、追加点がすぐに生まれます。
早い段階で伊野波を入れて来たのもチームに刺激になり、まさにその右サイドから得点に繋がりましたね。
こうなったらサウジアラビアのモチベーションもますます落ちてきます。
その後もザック監督はタイミングよく交替カードを切って、リズムを落とさせ過ぎないようにして試合を終わらせました。

理想的な選手交替
この試合の交替カードは非常に理にかなっており、観ていた多くの方も同じように考えていたチョイスだったと思います。
こーめいも時間帯、投入選手、アウトさせる選手とまったく同じ判断でした。
決して交替出場した3人が全員鹿島の選手(1人は予定)だからというわけではないですよ。
前半に篤人が2枚目のイエローカードをもらったので次の試合、出場停止となってしまいました。
ブンデスリーガでしたらああいうファウルは戦術的ファウルと言われて評価されますし、カードを出されることはまずないのですが、アジアではイエローカードの対象となります。
シリア戦でも同じ形で警告を受けており、篤人は気をつけるべきでしたね。
もとはその前のボールを奪いに行ったプレスの判断もいささか軽率で、そのためにファウルをせざるをえなくなってしまったのでもったいないプレイでした。
純粋なサイドバックがおらず槙野も離脱してしまったため、伊野波を起用するだろうと思っていたらやはりハーフタイムで動いていましたね。
最初は上がるタイミング、プレスに行くタイミングで少し戸惑いがあったものの、いいオーバーラップから前田のゴールをアシストしました。
実は鹿島でも篤人不在時に伊野波、新井場、増田、當間らが右サイドバックで試される中、もっともいいパフォーマンスを見せていましたからね。
カバーリングが上手くやや守備よりのサイドバックとなりますが、運動量はかなりあるのでサイドバックの重要な仕事である上下動はお手の物です。
2つ目の交替は岩政でした。
吉田がイエローカードをもらっていたので、もし退場にでもなって次の試合でDFラインが2枚替わることは避けたいですからね。
それにせっかく点差があるのですから、こういう状況では守備の選手を試しておきたいところです。
守備、セットプレイと持ち前の高さを生かしてアピールできたと思います。
最後のカードは以前から言っているようにバイタルエリアの守備に問題があるので、ファーストボランチタイプの本田拓也を試しておきたいとこーめいは考えていました。
遠藤を休ませたいという狙いもあったのでしょう。
もう少し早い時間帯で入れてくるかと思いましたが、集中力を失くしたサウジアラビアが雑なプレイというかラフなプレイが多くなったので、ケガを考えて交替カードをすべて使うのを少し遅らせたのかもしれません。
大量得点差があったとはいえ、出場経験の少ない選手を起用して経験を積ませることでチーム力の底上げ、選手の組み合わせを試すという狙いのあるいい選手交替でしたね。

カタール戦に向けて
サウジアラビアが監督を交替したこと、モチベーションが低かったこと、プレス・マークともに酷かったこと、守りの意識を高くしてカウンターを狙うスタイルではなかったことを差し引いてもいい攻撃の形、組織的な守備が見えた試合だったと思います。
サウジアラビアのように攻めて来てくれる相手なら、よりレベルが高い相手でもかなり戦えそうな気がします。
そしてそういった試合の場合は、突き詰めれば最後は決定力が勝敗を分けることになるでしょう。
次の対戦はブルーノ・メツ監督が指揮する開催国カタールなのでやりづらい相手ではあると思います。
こーめいとしては22年のW杯がカタール開催が決まったので、このタイミングでカタールの試合を観られるのはうれしいです。
ここからW杯までの12年でどこまで代表を強化していけるのか、興味深いですからね。
カタール戦ではGKに川島が復帰、右サイドはサウジアラビア戦の後半同様に岡崎、伊野波となるでしょうが、トップ下に誰を起用するのか注目です。
恐らく本田になると思いますが、こーめいはこのまま柏木を起用してもいいと思います。
カタールの試合を観ていないのでどういう戦い方をしてくるのか分からないですが、過去の対戦のイメージからするとヨルダンやシリアのような戦い方をして来そうです。
例えそうだったとしても相手が作った守備ブロックに真っ向からぶつかって行く本田、松井、香川、前田の組み合わせよりはサウジアラビア戦のメンバーの方が攻めやすいと思います。
岡崎が裏を狙って、柏木がバランスを取りながら歯車として機能すれば引いた相手をどう崩すかという課題への答えが見つかるかもしれませんね。
サウジアラビアの守備は酷かったですが、要はしっかり守備をしてくる相手にもディフェンスの的を絞らせない攻撃ができるかどうかが大事ですから。
内容をともなって勝利するのが一番ですが、次のカタール戦に勝てばその先確実に2試合できます。
相手は開催国でもありますし、帰化選手も多いそうですからここはどんなに不格好でも結果を最重要視してほしいところです。

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テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

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