鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【アジア杯】やはりこのカードは簡単には終わらない…の韓国戦
結果
2011年1月21日
日本2-2韓国(ドーハ/観衆16,171人)
(PK:3-0)
[得点者]
23'キ・ソンヨン(PK)
36'前田遼一←長友佑都
97'細貝萌 
112'ファン・ジェウォン
[フォーメーション]
FW:前田
MF:香川、本田、岡崎
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、今野、岩政、篤人
GK:川島


試合の感想
立ち上がりの修正点
韓国が序盤からガツガツ来るという展開予想もありましたが、むしろ日本の方がボールホルダーへの寄せが早く、意識してテンポの速い試合をしていましたね。
これは立ち上がりの動き、判断が悪くて遅れを取ったカタール戦の試合の入り方を反省してのことでしょう。
そのため、序盤はコーナーキックを中心に日本がペースを掴みにかかります。
しかし、10分前後の時間帯は韓国がボールを持つシーンが増え、最初の決定機はセットプレイから韓国が作ります。
FKからファーサイドを直接狙われますが川島がセーブ、ヘディングで押し込まれそうになったところを今野がクリアしてピンチを切り抜けます。
プレスの掛け方とロングボールの対処に問題があり、それが韓国に攻められる時間帯を生んでいましたね。
詳しくは後述しますが、テンポの早い立ち上がりの試合運びは攻撃面では良かったのですが、守備面では悪影響を及ぼしていました。
その攻撃面での良さが出たのは、日本の最初の決定機である20分の岡崎のヘディングシュートでした。
左サイドで香川、遠藤、本田が攻撃の形を作って長い距離を走って来た長友がクロスを上げます。
岡崎のヘッドはGKに防がれてしまいますが、この試合では左サイドで作って長友、もしくは逆サイドの内田へ展開という形でサイド攻撃から多くのチャンスを生み出していました。
これによって日本のペースに状況が傾いて来るのですが、韓国は流れがよくないと判断するとロングボールを上手く使ってテンポを変えてきますよね。
そのロングボールの競り合いの中で、今野がPKを取られてしまいます。
よく海外でも肩でいったからファウルじゃないとアピールする選手がいますが、肩だろうとボールに行かずに相手選手を潰しに行ったらファウルです。
しかし、それはプレイの流れとポジションを踏まえて判断されるべきで、Jリーグでも見られますが下手なレフェリーというのは接触のシーンだけでファウルを取りますよね。
PKと判定されたこの試合の2つのファウルは、それぞれ韓国のロングボールに今野とパクチソン、日本のスルーパスに岡崎と韓国DFがからんでいっています。
どちらも攻撃側から出たボールですが、プレイの流れ、ポジショニングを見ればすでにフィフティフィフティもしくは守備側の選手に有利なボールになっており、この状況で相手を潰したり走りこむスーペースに入ったからと言ってPKを取られたら溜まったものではないですね。
審判のレベルには疑問がありますが、一貫したジャッジと言えなくはなかったです。
そんなPKをキソンヨンに決められ先制を許しますが、日本もすぐに前田のゴールで追いつきます。
香川と本田、そして長友の3人目の動きで見事に左サイドを崩しましたね。
勢いの出て来た日本は前田がフリーでシュートを打つシーンなどチャンスを作るのですが、決め切れずに同点のまま折り返します。
得点を決めてから日本の流れとなっていただけに前半のうちにもう1点欲しかったところですね。

必然の運動量低下
前半の勢いのまま戦いたかった日本ですが、後半になると目に見えて運動量が落ちてきます。
遠藤は前半の最初の右からCKでミスキック、左からのショートコーナーでもセンタリングをミス、味方のパスに反応できないシーンなど立ち上がりからコンディションの悪さを伺わせていました。
よく走ってはいましたが、キレはいまひとつでしたね。
延長戦ではあったものの長谷部も両足をつって交替しましたし、カタール戦を10人で戦って逆転まで持って行った負担が両ボランチにかなりかかっていたのでしょう。
そして、何故かそのカタール戦を出場停止で休んでいた篤人の運動量が極端に減ります。
パクチソンを警戒していたのかと思いましたが、本来ならオーバーラップしているタイミングでも上がりませんでしたし、パスミスも多くなりました。
延長に入る前のインターバルでも相当きつそうにしていましたからコンディションがあまりよくなかったのかもしれませんね。
さらに前半に起点になっていた香川、前線でボールをおさめていた前田の運動量も落ちて行きます。
こうなって来ると日本はなかなか攻め手を見出せなくなり、押し込まれるシーンが多くなります。

準備不足の限界
フレッシュな選手を投入して流れを変えたいところですが、ザック監督は動きません。
ただ、監督の立場になってみるとこの緊迫した試合展開では動きづらかったでしょうね。
何しろ準備期間が短かった上にケガでの離脱も多く、ここまでの試合数が少なかったため交替カードもあまり試せていません。
おそらく前田に替わって前線でボールをおさめられる選手、ドリブルで仕掛けられる選手などがいれば起用していたでしょうから、選手選考でも準備不足の影響が出ていますよね。
次の選手選考ではこの大会の経験をもとに、ザック監督もメンバーを替えてくるのではないかと思います。
そんな状況の中、後半終了間際に香川に替えて細貝を入れ、4-3-2-1の布陣にして来ます。
守備の時間が増えている展開でもあったので、運動量があってタイミング良く前へ飛び出して行ける細貝を投入したのはいい選択でしたね。
周りが疲れている中、1人だけ動き出しが早かったのでよくインターセプトもしていました。
日本は本田、岡崎のがんばりで何とかチャンスを作ろうとしていたのですが、その奮闘が延長になって実ります。
岡崎がPKをもらい、本田がGKに止められるものの猛ダッシュで突っ込んだ細貝がプッシュ、逆転します。
細貝のファインプレイでしたね。
しかし、リードしてからの残り2枚の交替には準備不足の限界が見えました。
前田に替えて伊野波を入れて5バックにしますが、中盤がスカスカになったことでこぼれ球を拾えなくなります。
そこで前線の運動量を増やすとともに、ロングボールに走り込ませて起点とする目的で李を投入しようとしますが、長谷部が限界を迎えて急遽本田拓也を投入します。
本田拓は急な出番でまったく試合に入れてなかったですね。
軽率なプレイからFKを与え、終了間際に追いつかれてしまいます。
チームが若返るを図っている中では、こういった経験不足が露呈する場面はつきものです。
大事なのは経験を糧に成長できるかどうかです。

2失点で済んだ守備
試合を観ながらこの守備でよくPKでの失点だけで済んでいるなと思いました。
まずプレスの掛け方に問題があります。
この試合は立ち上がりから積極的にボールホルダーに寄せに行っていたのですが、全員飛び込み過ぎです。
高い位置でボールを取ることができればそれだけチャンスになりますが、そう簡単に奪えるものではありません。
前線の選手の役割はプレスでパスコースを限定することです。
そうすれば後ろの選手がインターセプト、パスの受け手を狙えますし、もっとショートカウンターからチャンスが作れましたし、ロングボールへの対処もマシになっていたでしょう。
それをプレスに行った選手が簡単に飛び込むため、ドリブルやパスでさくっとかわされてしまっており、まったくプレスの効果がありませんでした。
その結果、後追いディフェンスが多くなり、日本が後半にバテバテになる原因ともなっていました。
ザック監督の狙いもおそらくはプレスによってパスコースを限定してサイドに追い込み数的優位を作ってから、そこで人数をかけてボールを奪う守備だと思いますよ。
それを前線でプレスに行った選手が簡単に飛び込み過ぎるためボールホルダーにプレスがきちんとかからず、しかもその状態で後ろの選手もプレスに行って無理やりに数的優位を作って奪おうとしていました。
このためプレスは簡単にかわされ、しかもフォーメーションが崩れてしまっているためその隙を突かれていましたね。
次にロングボールへの対処の仕方にも大きな問題がありました。
絶対にバウンドさせてはいけないのですが、ロングボールに対して下がりながら対処して足元で処理しようとするシーンが多かったですね。
そのため、バウンドしたボールの処理に戸惑い、韓国の選手に詰められてピンチになっていました。
ロングボールの処理は、小難しいことはいいのでシンプルに自分が一番高い打点でヘディングできるように競り合いはじき返せばいいです。
競り合っていれば例えボールに触れなくても相手も簡単には正確に落とすことができないので、こぼれ球を拾っていけば脅威をかなり抑えられます。
また、セイフティファーストの意識が徹底されていなかったことも問題でした。
何とかマイボールにしようという想いからタッチを割らせようとしたり、キープしてパスを繋ごうという場面が多かったですが、かえって韓国に奪われてピンチを招いていましたね。
態勢が悪くて相手が詰めて来ていたら無理をせずにセイフティファーストでタッチに逃げていいですよ。
このロングボールとセイフティファーストに関しては、全体を見渡せるGKの川島がコーチングをして修正しなければいけないですが、終始連携の悪さ、危なっかしさがありましたね。
1対1、セットプレイの守備にも問題がありますが、こちらはとりあえずそれぞれ組織的な守備、集中力で対処していければと思います。

精神力で勝ったPK戦
追いつかれてのPK戦は一様に雰囲気が悪いものですが、よく気持ちを切り替えましたね。
こういうときの本田の強心臓は頼もしいです。
この大会の2つのPKはどちらもお世辞にも良かったとは言えないので、GKとの駆け引きをせずに蹴る方向を決めてコースに蹴ればと思っていたのですが、まさにその判断できっちり決めて来ましたね。
PK戦での川島はお見事でした。
日本は長友がはずすものの、余裕をもってPK戦を征して決勝戦進出を決めました。


決勝の相手はやはりというか、案の定オーストラリアになりました。
やっかいな相手ですね。
韓国よりもさらに強く高いでしょうから、今のままの守備では正直厳しいと思います。
ウズベキスタンに大勝して気が緩んでいればいいですが。
上述した問題点を練習で改善してほしいところですが、日程もきつく疲労も溜まっているので試合までにできるだけリカバリーするのが精いっぱいとなるでしょう。
ただ、セイフティファーストやロングボールの対処なんて意識を徹底すればいいだけですから、選手間で話し合って守備の問題はできるだけ修正してほしいです。
逆に攻撃はこの試合の同点弾の形はオーストラリアにも通用すると思います。
早さで翻弄して低いクロスでフィニッシュというのは、オーストラリア相手には効果ありますよ。
特に香川は本領発揮しやすい相手だと思うのでゴールを期待しています(と思っていたらケガで離脱ということで非常に残念です)。
藤本か柏木が起用されることになるのでしょうね。
ここまで来たら優勝してアジアNo.1,コンフェデ出場権を獲得してもらいたいです。

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テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

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