鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【アジア杯】祝!一体感で掴んだ優勝!!…のオーストラリア戦
結果
2011年1月29日
日本1-0オーストラリア(ドーハ/観衆37,174人)
[得点者]
李忠成←長友佑都
[フォーメーション]
FW:前田
MF:岡崎、本田、藤本
MF:遠藤、長谷部
DF:長友、今野、吉田、篤人
GK:川島


試合の感想
経験の差が出た前半の劣勢
立ち上がりのオーストラリアはパスを繋いで攻めて来ました。
放り込みサッカーはいつでもできるのでまず体力のある序盤はロングボールを蹴るよりもポゼッションしてペースを握っていこうという意図があったのでしょう。
そしていきなり遠目からでシュートを打って来ます。
このあたりはさすがにベテランが多くてサッカーを分かっているなという感じでした。
中央をワンツーで崩されると右サイドでフリーの選手に出されてしまうのですが、シュートミスに助けられます。
また、右サイドバックのウィルクシャーの攻撃参加からクロスを上げられるシーンがあったのですが、サイド攻撃には中央でしっかり対応することで跳ね返していました。
対する日本は経験不足が露呈します。
香川に替わって入った藤本ですが、ファーストプレイがまずかったですね。
2分40秒のプレイがファーストタッチだったのですが、ミスをしてタッチラインを割ってしまいます。
経験のない舞台でやるときは最初のプレイが思いのほか重要となって来ます。
そのためできるだけ簡単なプレイをするように心がけるべきなのですが、藤本自身もチームとしてもそこに気を遣うことができていませんでした。
藤本は高い位置を取っていましたが最初はもっと低い位置で相手のプレッシャーを受けずにボールをもらって落とすというプレイでよかったです。
ヨルダン戦に途中出場したとはいえ終了間際でしたから、長谷部、遠藤あたりも最初に藤本を使ってあげるべきですよね。
藤本を落ち着いてプレイさせるためのパスで、攻撃の組み立てにまったく意味のないパスでいいんですよ。
この最初のミスで藤本は試合からほとんど消えることになってしまいました。
こういうのって実はけっこうプレイに影響するものです。
もう1つはいつものことですがシュートが少ないので、オーストラリアのように序盤やペースが悪い時は遠目からでも打っていくべきですね。
日本は左サイドからの崩し、カウンターからの岡崎のシュートなど相手DFのファウルやハンドでPKかというシーンもありましが、前半はほぼオーストラリアのペースでした。
最も危なかったのはCKからのキューエルのヘッドを川島がセーブしたシーンでしたが、次第にシンプルに放り込んでくるボールも増えて来ると競りあった後のこぼれ球からピンチを迎えます。
それでも韓国戦よりロングボールへの対応はよくなっており、しっかり競り合って勝てないまでも体をぶつけていくことで何とかしのぎ切りハーフタイムを迎えます。

流れを替えた選手交替
後半の立ち上がりも流れは変わらず、特にロングボールには悩まされます。
よく体をぶつけてはいましたが、今野とケーヒルのマッチアップのところで苦しくなって来ていましたね。
これを観てザック監督が岩政を準備します。
当初は今野をアンカーに置く4-3-3にするという判断だったそうですが、今野が打撲を負って中央でのプレイは難しいということで左サイドバックに回り、長友が1つポジションを高くします。
藤本に替わって入った岩政はCBに、右サイドに岡崎となります。
選手が考えて状況に対応し、監督がそれを受け入れるという柔軟な対応でしたね。
この交替によってロングボールへの対処に安定感が増して来ると、日本が流れを掴みます。
フォーメーションを変更しなかったことも結果的によかったですし、長友が左サイドハーフに入ったことで再三見られたウィルクシャーの攻め上がりを抑える効果もありました。
そして、この時間帯からオーストラリアの選手にはかなり疲労が見てとれましたね。
これまでカウンター攻撃が精一杯だった日本ですが、両サイドを使って攻め上がり左サイドの長友から岡崎のヘッドというこの試合最初のゴールチャンスを作ります。
惜しくも左にはずれてしまいますが、この大会でもっとも武器となっている攻撃の形でした。

サイド攻撃とロングボールのバトル
25分あたりから日本の選手も疲れて来て消耗戦の体を擁してきます。
オーストラリアは相変わらずロングボール、日本はサイドからの攻撃がお互いの活路となっていきます。
そのロングボールから抜け出したキューエルが決定機を迎えますが、川島が右足で防ぎます。
この試合でロングボールへの対処でもっともミスをしていたのは吉田でした。
ケーヒルを警戒するあまり、人に付きすぎて落下地点を誤ってロングボールにかぶることが何度かありました。
このキューエルの決定機もそのミスから生まれています。
周りの選手はこぼれ球を拾うことを想定してポジショニングを取っているので、これをやられると非常に困るんですよね。
ラインを割る、もしくはGKが処理できる範囲のロングボール以外は絶対バウンドさせてはいけないですから、自分が一番高い打点ではじき返せるように守ればいいんです。
川島のスーパーセーブに救われたシーンでしたね。
こーめいは次の日が早かったのでできれば90分で勝ってくれることを願って応援していたのですが、同時に延長になりそうな雰囲気もぷんぷん感じていました。
日本はオーストラリアの放り込みに押し込まれますが、高い集中力で守るとサイドから攻撃を仕掛けます。
クロスも工夫しながら入れてはいるのですが、さすがにこれまで1失点で抑えて来た高さと強さのあるオーストラリアの守備陣は手ごわかったですね。
スコアレスドローのまま延長戦に突入します。

試合を決めたフレッシュな選手
延長戦になると日本がポゼッションをする時間が増えてサイドからの攻撃がより増えてくるのですが、もっとピッチをワイドに使ってオーストラリア守備陣を横に揺さぶりたかったですね。
遠藤が左サイドにいて、トップ下の本田も左寄りになる(さらには韓国戦までは香川もいた)のでどうしても左サイドからの崩しが多くなるのは仕方ないですが、そこから右に一気に展開するボールはほとんどありませんでした。
篤人がフリーでいるにも関わらず、そこまでの展開に時間がかかるのでオーストラリアも守備を整えており縦へのスピードを生かせませんでしたね。
また、右サイドで起点ができた時には篤人の上がりが遅かったり、ビルドアップで攻撃の組み立てに参加する分、ポジションが中途半端なことも多いです。
もっと長友のようにサイドバックらしいスプリント回数を増やすべきでしょう。
韓国戦に続いてPK戦になるのかと思っていた延長後半、日本のフレッシュな選手が試合を決めてくれます。
左サイドハーフに入った長友はスピードがあるわけではないですし、ドリブルが上手いタイプでもありませんが、この時間帯でも途中出場のフレッシュな選手と見まがうほどのキレで持久力を武器に突破していましたね。
ドイツW杯で疲労のあった駒野が途中出場のケーヒルに抜かれてゴールを奪われましたが、そのお返しをしたって感じでした。
ウィルクシャーを置き去りにすると左サイドをえぐって中央へクロス、ドフリーで待ち構えた李が綺麗なボレーでネットを揺らします。
右サイドバックのカーニーのポジショニングは摩訶不思議でしたが、疲労から集中力を欠いたのでしょうね。
リードを奪った日本は終了間際に追いつかれた韓国戦の経験を生かして集中してあせらずしっかりと守ります。
最後には時間稼ぎも兼ねて篤人に替えて伊野波を入れる定石通りの選手交替も見せます。
この大会では厳しい戦いが続いてきましたが、危ないところでは全員が体を投げ出して守っていました。
それが接戦を征してこれた要因の1つだと思います。
この試合ではGKのファインセーブを観ても決定機はオーストラリアの方に多かったですが、全員が体を張って守り、川島もチームを救うセーブを見せ、そして少ない決定機をものして遂にアジア頂点の座を手にしました。

さらなる成長に向けて
EURO08でスペインが優勝した時にその要因としてこーめいは、一体感、我慢強さ、マルコス・セナと書きました。
南アフリカでの日本代表、EURO08から引き続き一体感を持って優勝したスペイン、それを見習ったオランダも決勝進出をしました。
チームが1つになれずに敗れたカメルーン、フランス。
やはり、一体感があるのとないのでは雲泥の差ですよね。
この大会の日本も非常に一体感があり、それが替わりに出た選手の活躍にも繋がりました。
選手同士が考えて、話し合って試合ごとに問題点の修正をするという面でも特に効果を上げていましたね。
日本人は性格的に一体感を作りやすいタイプだと思うのでこれからも日本代表の武器として継承していけたら強いチームを作れると思います。
そして、この大会では1試合ごとにチームが、選手が成長して行きましたね。
川島、吉田は退場もありましたし、李や岩政も途中出場の経験を糧に決勝では活躍しました。
本田圭や香川も最初からいいプレイができたわけではありませんでしたが、修正して徐々にチームとしての機能性を高めていくことができました。
この経験をまた次に生かしていってほしいですね。
課題の1つは技術です。
オシムを始め、日本の選手はプレッシャーのないところでの技術は高いとよく言われますが、このオーストラリア戦は相手のプレッシャーを恐れてのミスが特に多かったですね。
相手が高く強く、思いがけないところから足が伸びてくるのでそれを警戒しすぎてプレッシャーのない場面で慌ててミスをしていました。
プレッシャーのあるところでの技術レベルを高めることはこれからの日本の課題です。
そしてザック監督の仕事としては、まずさらなるJリーグ選手の発掘ですね。
海外組がいない中でも同じ戦いをできるようにチームを作っていかなければいけないですし、そうすることで誰が出ても同じ戦いができるように選手層が厚くなります。
また、この大会ではなかなか選手交替で動けなかったので途中出場のカードを考えての選手選考をする必要もありますね。
それをやりつつチームのベースアップもしていかないといけないので大変ではありますけど。
おおざっぱですがとりあえずこんな感じで。

日本のサッカーに飢えているこのJリーグのシーズンオフにいい試合を観させてもらいました。
欧州組のほとんどはすぐにクラブに戻って試合ですから大変ですが、この勢いのまま活躍してほしいですね。
Jリーグ組とロシア勢は短いオフとなりますが、しっかり体を休めて新シーズンに備えてください。

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テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ

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