鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ACL第2節】試合勘と勝ち点1を得る…の水原三星戦
結果
4月6日(水) AFCチャンピオンズリーグ2011
水原1-1鹿島(19:30/水原/7,689人)
[得点者]
67' YEOM KI-HUN(水原)
71' 中田 浩二(鹿島)←岩政大樹
[フォーメーション]
FW:大迫、興梠
MF:ガブリエル、野沢
MF:小笠原、青木
DF:アレックス、中田、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
試合勘の無さが出た始まり
チームが再集合して1週間程だったので鹿島としては予想通り難しい展開になりました。
活動休止中に自主練習をしていた選手はいたものの、やはりチームとしては試合どころか練習すら十分に出来ていなかったので試合勘に問題がありましたね。
味方同士の距離感も離れていてパスが繋がらない状態でしたし、特に相手の寄せに関して戸惑うシーンが多かったです。
球離れが悪くボールを奪われるシーンや逆にボールが持てる余裕の状況でも慌ててパスを出してミスを連発、ピッチの硬さも手伝ってボールの扱いにも苦労していました。
このあたり試合勘の無さが出ていましたね。
そのため、水原三星にペースを握られシュートすら打たせてもらえない時間が続きます。

バイタルエリアを使う意識
しかし、時間が経つにつれて徐々に勘が戻ってくると、この試合初となった野沢の直接ゴールを狙ったFKからのシュートをきっかけにリズムを作り始めます。
25分から鹿島がいくつもチャンスを作るのですが、これはこの試合立ち上がりから見られた1つの戦術的変化がもたらしたものでした。
それはガブリエルのポジションです。
これまでは相手のプレッシャーを嫌ってサイドに張り付いてボールをもらって何もできないでいたのですが、この試合では序盤から中央にポジショニングすることが多かったです。
大迫のポストプレイを含めて練習から相手のバイタルエリアを使う意識を高めていたようですから、オリヴェイラ監督もようやく現在の鹿島の問題に気づいてきたのでしょう。
ガブリエル、野沢のヘッドと繋いでDFの裏へ抜け出した興梠がループシュートを放ち、ガブリエルが中央でドリブルで仕掛けてファウルをもらうなど新鮮なシーンが観られます。
これまではチャンスはあれど攻撃の形が作れていなかったのですが、この試合ではアレックスのループ、野沢のクロスに飛び込んでいく大迫などきちんと攻撃の組み立てができた上でのチャンスもありましたね。
特によかったのはバイタルエリアをきちんと埋めていたので、ロングボールのこぼれ球を拾えるようになったことです。
これまでのロングボールは中央に選手がいなかったので、はじき返されたボールを全部拾われて相手に渡すだけで終わっていたのですが、この試合ではこぼれ球を拾えていたので鹿島がペースを握って攻め込むことができましたね。
ただ、決定力の無さか試合勘の無さなのかフィニッシュにかかる部分でズレやミスが生じてゴールを奪うまでにはいきませんでした。

ゲーム体力の無さが出た後半
後半も立ち上がりはよくこぼれ球を拾って鹿島が押し込んでいたのですが、もう1つの問題が顔を出します。
練習でフィジカルのアップ、紅白戦はしていましたが、やはりきちんとした試合をしていないのでゲーム体力がないんですよね。
これはアウェイで済州に逆転負けしたG大阪、ホームでFCソウルに追いつかれた名古屋も同じだったのですが、後半になってガクっと運動量が落ちます。
鹿島は勝利することで被災した人を少しでも元気づけられればという強い気持ちからG大阪や名古屋程運動量が落ちなかったのですが、やはり時間が進むにつれて動けなくなって来ます。
徐々にリズムが悪くなって来ていたのですが、修正できずにスローインから失点してしまいます。
そこから慌てて選手交代という流れは最近の鹿島の悪い名物となってしまっていますが、本山が入ってすぐにセットプレイから同点に追い付きます。
岩政がヘッドで流してファーサイドに詰めていた中田がきっちりゴールに蹴り込みましたね。

試合勘の無さが出た終盤
天皇杯でもそうであったように本来は本山が入ってここから再び鹿島が盛り返すはずだったのですが、試合勘がないのは途中出場の選手も同じですからね。
4-2-3-1のトップ下に入った本山はバイタルエリアでうまくボールを受けていたのですが、やはり相手の寄せに対しての感覚が掴めていなかったですね。
普段ならスペースにボールを運びながら時間を作って味方の選手の上がりを促したり、相手を引きよせて決定的なスルーパスを出すのですが、明らかに本山のテンポではないタイミングでポンポンと興梠に出していました。
このプレイに関しては本山自身も試合後に反省の弁を述べていますね。
残り10分で出場した遠藤は引き分け狙いの指示もありましたが、こちらも試合勘がなくほとんど何もできませんでした。
最後のカードは増田でしたが時間もなく、結局交代カードでリズムを変えることはできずに終盤は水原三星に押し込まれてしまいます。
しかし、そこは粘り強く守ってアウェイで試合勘と勝ち点1を得ることとなりました。

ラストとフィニッシュの精度
鹿島は最初の3試合がアウェイ、残りの3試合がホームなので引き分けという結果はまったく問題ないですね。
しかもこのようなチーム状況を考えたら負けなかったというのはいい結果と言えます。
この試合でだいぶ勘とコンディションも戻って来るでしょうし、1週間の準備期間があるのでシドニーFCでは確実によくなると思います。
引き続きアウェイなので引き分けでも悪くないですが、小笠原も勝利を切望しているようにシドニーFC戦に勝って日本に戻って来たいですね。
そのためにこの試合のように、引き続き相手のバイタルエリアを使うことを意識しなければいけません。
それができれば試合勘とゲーム体力が戻った分、この試合よりもっと鹿島のペースの時間が増えるはずですから。
そうすれば得点するチャンスも増えます。
ガブリエルもあれくらい中央でプレイできればそれなりの活躍はできそうです。
ただ、パスセンスやフィジカル、ボールキープ、体の使い方などは遠藤より劣りますし、本山の足元にも及ばないので多くは期待しないでおきますけど。
水原三星戦でもこのスルーパスが、このシュートが上手くミート出来ていればというシーンも多かったですからね。
今季はゼロックスから4試合ドローゲーム、元日の天皇杯決勝から見ても得点は大宮戦のオウンゴール以外はすべてセットプレイです。
課題としてはフィニッシュにかかる部分のプレイ精度を上げることですね。
それはシュートだけではなく、その1つ前のパスについてもです。
FWがシュートをはずしたシーンがどうしても記憶に残りますが、イバのセンタリングやガブリエルのスルーパスの精度の低さがチャンスを潰しているシーンも多いですからね。
ラストパスとフィニッシュ、どちらが欠けても得点力に問題が出て来ます。
昨季マルキーニョスがいない鹿島、マルシオ・リシャルデスがいない新潟が勝てなかったのもやはりこの部分の精度に問題がありました。
両クラブともゴール前まではボールを運んでチャンスも作っていたのですが、ラストパスとフィニッシュのどちらかが欠けるとどうしても得点力が落ち、それが結果に出てしまいます。
問題を解決するにはゴール前で落ち着きがありフィニッシュの精度の高いカルロンを早くFWの軸にして、興梠、大迫、田代の中で調子のいい選手を起用するのがいいでしょうね。
日本人選手はトーナメント文化で育っているので日本人2トップで天皇杯優勝を果たした時のように一定の期間で調子、決定力、体のキレを維持するのはできるのですが、1シーズンとなるとなかなか力を発揮しきれません。
だからそこは調子を見極め、休ませながら使っていくことが重要になるでしょう。
都道府県リーグやプリンスリーグに続いて、高円宮杯U-18プレミアリーグとようやくリーグ戦文化が根付いてきているのはいいことですね。
欲を言えば年間30試合は経験させたいところです。
ラストパスの部分ではやはり本山、遠藤を起用する時間を増やしていくことですね。
野沢は技術はありますが、実はスルーパスってほとんど出すシーンはないですからね。
あとはしっかり前線でキープして小笠原を高い位置でプレイさせることができれば、大宮戦のオウンゴールのようなチャンスも作れていきます。
余震やマルキの退団など茨城や鹿島サポにとって辛いこと、悲しいこともありますが、明日のシドニーFC戦は今季初の勝ち点3を獲って1歩ずつ前に進んでいきましょう。

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この記事に対するコメント

おかえりなさい、こーめいさん。
この試合映像は見てないのですが、そうですかフェリペが中央に寄りましたか。
少しは良くなるかな、去年より。実はいま気にしてるのは本田と西なんですが、連休明け位には出られる体になって欲しいなぁ…
【2011/04/15 11:42】 URL | レン #mQop/nM. [ 編集]


水原戦もシドニー戦もフェリペ悪くはなかったよね。
田中滋はいつも採点悪いいんだよねフェリペに。
シドニー戦なんか点取ってるのにドフリー外した新井場より悪い。
何故だろう?単に好き嫌い?
ならジャーナリストなんてやるべきじゃない。
【2011/04/17 21:16】 URL | 我孫子鹿 #EBUSheBA [ 編集]

レンさんへ
ただいまです。コメントありがとうございます。
今のままいけば、ガブリエルは去年よりはよくなりそうですよ。
新加入のカルロンが初スタメンでいい仕事してましたし、西と本田も早くその実力を発揮してほしいですね。
【2011/04/18 17:48】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

我孫子鹿さんへ
コメントありがとうございます。
本山が一番低くて5.5、カルロンとガブリエルが6.0、他の選手は6.5以上でしたね。
採点はつける人の期待値によっても変わってきますからね。
外国人は助っ人ですから辛口になってるのかもしれませんし、得点したとは言えパスの出し手という役割を見ればまだまだなのであんなものじゃないでしょうか。
【2011/04/18 17:55】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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