鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第7節】勝てる訳がない…の横浜FM戦
結果
4月23日(土) 2011 J1リーグ戦 第7節
鹿島0-3横浜FM(14:00/国立/15,688人)
[得点者]
03' 小椋祥平(横浜FM)
76' 栗原勇蔵(横浜FM)
90'+4 オウンゴ-ル(横浜FM)
[フォーメーション]
FW:興梠、カルロン
MF:遠藤、野沢
MF:小笠原、青木
DF:アレックス、伊野波、岩政、イバ
GK:曽ケ端


試合の感想
開始3分間がこの試合のすべて
鹿島はいつもの4-2-2-2ですが、ケガで欠場の田代、ガブリエルに代わってカルロンが強行出場、遠藤がスターティングメンバーで出場します。
横浜は中盤がフラットの4-4-2で、3ラインでブロックを作って狙いどころを絞って勢いよくプレスをかけてボールを奪うという守備でした。
いきなり3分に失点してしまいます。
ロングボールを岩政がヘッドでクリア、こぼれたボールをアレックスがDFラインとボランチの間という中途半端なところに落とすのですが、青木の反応も鈍く小椋にかっさらわれてショートカウンターから見事にゴールを奪われます。
この試合のすべてはこの失点シーンに出ていましたね。
鹿島の選手は明らかに疲労しており、運動量が少なく、攻守の切り替え、ボールへの寄せ、こぼれ球への反応、球際の競り合いすべてで負けていました。

和司木村のちゃぶらない試合
早々に先制点をあげた横浜FMはちゃぶることを捨て、完全なリアクションサッカーを展開します。
昨季33節のG大阪戦も3分に得点してから完全に守りに入って2-0で勝利した試合がありましたね。
あの時も4-4-2でDFラインを低く保っていましたが、G大阪が攻撃しているときは中盤の4枚も必ずボールより下がる(自陣ペナルティエリア前にボールを持ち込まれた時は8バックになり、G大阪がボールを下げたら中盤の4人がその位置まで飛び出してブロックを作る)という徹底ぶりでした。
横浜FMは昔から中澤を中心に守れるクラブで、加えて栗原や小椋、谷口で中央を固められたら得点を取るのは一苦労です。
それ以前に鹿島は前線の選手がまったく動けておらず、攻撃の形が作れていなかったのですが、20分頃からカルロン、遠藤がボールを引き出して行きます。
しかし、カルロンはシドニーFC戦からコンディションが落ちておりケガの影響もあるのかボールをキープできずに潰されるシーンが多く、遠藤はボールを持てば横浜FMの素早い寄せで2、3人に囲まれてしまいます。
それでも周りのフォローがまったくない中で、持ち前の低重心とドリブルで何とかボールをキープして何とかファウルをもらっていましたね。
この2人以外で動けているのはアレックスくらいで、他の選手はまったく走れていませんでした。
ほとんどの選手が動けていないので、1つ、2つのパスを何とか繋げるのが精一杯。
パスがずれることも多く、ミスが続出していました。
これは昨年までも夏場や連戦の動けない鹿島ではよく観られた光景ですね。

ハーフタイムの失策
後半から遠藤→本山、カルロン→大迫と選手交代をしてフォーメーションを4-2-3-1にします。
この日はオリヴェイラ監督がベンチ入り停止で奥野コーチが指揮を執っていたのですが失策でしたね。
前半の内容を見てもフォーメーションやシステムの問題ではなく、動けているかどうかの問題だったので動けていた遠藤とカルロンを交代せず、動けない選手に代えて動ける選手を入れるべきでした。
カルロンはコンディションが良さそうではなかったので、カルロン→大迫でもありだったと思いますが、本山はACLの試合を見てもあまりコンディションがよくなかったですから、こーめいなら興梠→大迫、青木→本田とカードを切って4-2-2-2のまま、ハーフタイムの指示で前線の動き出しを修正という対処をしていましたね。
実際に奥野コーチもハーフタイムで動き出しについて指示しているわけですから、これで15分間様子を見てダメなら本山を投入という選択をした方がよかったでしょう。
水原三星戦をケガで休んでいた大迫はコンディションがよさそうで、連戦組で唯一動けていたアレックスとの連携から左サイドで起点になる時間帯もありましたが、結局全体の運動量がまったく上がっていないので後半もほとんど何もできずに終わりましたね。
シュートこそ前半より打っていましたが同じようにほとんどミドルレンジからで攻撃の形は作れていませんでした。
その後2失点してしまうのですが、結局最後の最後までこの試合のコンディションの悪さを象徴するような内容でした。
2失点目はコーナーキックからの守備も問題なのですが、その前の岩政のプレイは十分タッチラインに逃げることができていたのに中途半端なところに蹴ってコーナーキックを与えてしまいましたね。
ロスタイムのオウンゴールは野沢がシンプルにクリアしていれば問題なかったところ、キープしようとして疲労から足がもつれてゴールに蹴り込んでしまいます。
どちらも疲労から集中力がない、相手選手より反応が遅い、足にボールがつかないところが失点に結びついた形となりました。

準備段階の差
まったくいいところがなく完敗に終わりましたが、この試合は選手やフォーメーション、戦術などをどうこう言えるものではありません。
あれだけ選手が動けなければどんな選手の組み合わせやフォーメーション、戦術で戦っても勝てる訳がありません。
そして、それは両クラブの準備段階の差によるものだということは明らかだからです。
これは今節のACL組の大苦戦ぶりを見ても分かると思います。
C大阪は山形に勝ちきれず、G大阪と名古屋も大量失点で敗れています。
他の3クラブはアウェイですが、鹿島も純粋なホームではないですからね。
横浜FMはリーグ戦と同じ日程で週末に試合をこなしながら、この再開試合に照準を合わせてコンディションを作って来ていました。
当然、疲労がピークの状態はこの試合の前に持って来ています。
それに対して鹿島は一度解散して再集合してからACLの試合を戦っていました。
ACLの試合を落とすわけにも行かなかったのでコンディションを作るための負荷の高い練習はシドニーFC戦が終わった後から行っています。
ACLの試合を観たサポーターならシドニーFC戦→水原三星戦とコンディションが落ちていたのが分かると思います。
それがあったのでこーめいは前回の記事で選手に疲れが溜まっていると書いたのですが、水原三星戦後は軽めの練習だったものの中3日では回復できなかったですね。
恐らく横浜FM戦は疲労のピーク状態にあったと思います。
つまり、例年で言うと水戸戦、もしくはゼロックススーパー杯戦時あたりのコンディションだということですね。
中断期間があればコンディションを作りなおせるので選手にあまり負荷をかけずにリーグ戦に入って行くやり方もあったと思いますが、中断期間がなくなった以上現段階でコンディションがこの状態なのは仕方ないでしょう。

福岡戦に向けてやるべきこと
まずは当然コンディションをアップさせることです。
次の試合まで1週間ありますから、その間に疲労をとることができれば確実に試合内容はよくなります。
そして、福岡戦からはまた連戦になるので動ける選手を起用するということですね。
コンディションが上がって来ないレギュラー選手を起用するなら、コンディションのいい控え選手、新加入選手を使うべきです。
連携の問題が出て来ますが、この試合や昨季までの夏場、連戦の試合のように動けない選手が出るとパスがずれ、ミスが続出するのでどのみち連携云々言っている場合ではありません。
最後はセットプレイの守備の練習を徹底することですね。
今季の鹿島はゼロックススーパー杯の名古屋戦、ACLの水原三星戦の2試合、リーグ戦の大宮、横浜FMと9失点していますが、そのうち5失点はリスタートからです。
大宮の上田のFKはノーチャンスでしたが、他の失点は防ぎようがありました。
特に前半、後半の立ち上がりで集中力を欠いているときが多いですね。
このリスタートからの失点で先制されて、結局試合運びを難しくしている部分が大きいです。
得点が取れないことも問題ですがそちらは徐々に改善も観られていますし、コンディションが上がればゴールも自然と生まれて来ると思います。
そもそも失点の半分以上がリスタートからというのは問題で、これがなくなれば試合運びも楽になりますし、そうすれば1点差で勝ちきる試合もできるようになるでしょう。
今はコンディションがまだよくない状態ですから、内容が悪いなりにも勝って行きたいですね。
そして、コンディションが上がるにつれて試合内容もよくしていくというプランですね。
今のところはそういう流れに持っていっていく必要不可欠な状況だということです。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント
初コメントです
いつも楽しく読ませて頂いています
いきなりですが横浜M戦と水原戦を見ててコンディションが良くてもあの引いた相手を崩すのはこれからも中々難しいと思ったのですがどうでしょうか?
また同じ引いた相手と言っても昨年の引き方よりも極端な気もします

いろんなメディアでも引いた相手を崩せないと多々書いてはありますが打開策を書いている所はないので…
【2011/04/24 19:01】 URL | 卍丸 #- [ 編集]

>初コメントです
卍丸さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
コンディションが良くてもあの引いた相手を崩すのはこれからも中々難しいでしょうね。
そもそも引いて守りを固めた相手、いわゆるアンチフットボールをしてくる相手をどう攻めるかはサッカーの永遠の課題ですから、そう簡単に答えが出るわけではありません。
オランダと日本代表くらい実力差があればこじ開けられるでしょうが、欧州でもよく見られるように実力の近い相手に引いて守られたら得点を取るのは至難の業です。
Jリーグでも今節、C大阪は鹿島よりいい攻めをしていましたが、結局山形のゴールをこじあけることはできませんでした。
1つの答えは、やはり昨年まで引いて守られることの多かったバルセロナの今季の戦い方ということになるでしょう。
3トップのMVPだけでなく、インサイドハーフのシャビ、イニエスタのポジションも去年より高くなり、さらにサイドバックまでも積極的にDFラインの裏に走りこんで、そこにパスをバシバシ出して引いた相手にも多くのチャンスを作っています。
さすがにバルサのようにはできないですが、一言で言えば水原三星戦でも書いたようにリスクを冒すことですね。
オリヴェイラ監督はリスクを冒さないサッカーを好みますし、選手もドリブルで仕掛けていくような選手はあまり起用しないですからね。
得点を取ろうと思ったら乾のようにもっと中央で仕掛けて行ったり、小笠原がPA内に積極的に入って行ったり、DFラインの裏へアーリークロスを放り込んだりすることが最低限必要になってきます。
何よりせめてバルセロナの選手くらい走らないと話にならないですね。
今の鹿島はそれ以前に昨季に失ったアイデンティティーを取り戻すこと、そして新戦力の融合をまずしなければなりません。
引いた相手を崩すという課題に本格的に取り掛かるのはそれからになるでしょう。
【2011/04/25 20:56】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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