鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ACL第6節】逆転勝利も2位突破…のシドニーFC戦
結果
5月10日(火) AFCチャンピオンズリーグ2011
鹿島2-1シドニーFC(15:00/国立/3,164人)
[得点者]
26' マット・ジャーマン(シドニ)
64' 大迫 勇也(鹿島)←ガブリエル
84' 野沢 拓也(鹿島)

[フォーメーション]
FW:大迫
MF:遠藤、小谷野、野沢
MF:小笠原、青木
DF:イバ、中田、岩政、西
GK:曽ケ端


試合の感想
ふわふわゲーム
興梠が出場停止、本山、田代、アレックス、本田がケガ、ガブリエルもまだ万全という状況ではない中、小谷野がスターティングメンバーに入りました。
フォーメーションは大迫をトップ、その下に小谷野を配する4-2-3-1でしたね。
この試合は入り方からふわふわした感じが見てとれました。
開始直後にいきなり大ピンチを迎えて曽ケ端が活躍、その後攻撃時にはシドニーFCの守備に大きな穴があったもののそこを突くことができませんでした。
上海申花戦と違って球際で戦えておらず、ミスも多かったですね。
それでも遠藤や西からバイタルエリアに縦パスが供給され出して次第にリズムも出て来そうな雰囲気があったのですが、大迫がくさびのボールを受けきれない場面が多く、その1つがシドニーFCのカウンターに繋がってしまいます。
そのコーナーキックから失点、中田も負傷交代を余儀なくされます。
失点後のキックオフでも理解しがたい事態からピンチを招きますし、とにかくメンタル面でふわふわしていましたね。
また、後ろの6つのポジションのうち負傷で途中交代した中田、伊野波以外の5選手は、いずれも致命的なケアレスなパスミスをしてピンチを招きました。
特に小笠原はここのところ体を寄せられたら簡単にボールを奪われ、パスミス、中途半端な強さのパス、攻撃時のトラップミスなどこれまでは考えられなかったミスを連発していますね。
ここは小笠原をある程度休ませて柴崎、増田らを積極起用して早めに手を打ってチーム力の底上げをしておいた方がいいです。
まだチームを作っている段階で不安定な部分があるのは仕方ないですが、集中力の欠いたふわふわしたゲームでした。

蘇ったサイドアタック
これまでは前線の大迫、小谷野にボールを入れるもなかなかそこで納まらず、何とかシュートまで持って行ってもシドニーFCの固い中央を崩せないでいました。
そこで後半15分に小谷野に代えてガブリエルを投入することになるのですが、これで足元で受ける選手とスペースで受ける選手のバランスが良くなりましたね。
そして伊野波がリスクを冒して攻め上がったことでうまくサイド攻撃を使えましたね。
そのセンタリングをガブリエルが頭で落とし、大迫がボレーをたたき込みます。
同点に追いついてからはオリヴェイラ監督からも指示が出ていましたが、積極的にサイドの上がりを使うようになりましたね。
遠藤を中心に中央もしくは右サイドでゲームを組み立て、左サイドにスペースを作っておいてからそこに展開、サイドバックのオーバーラップを生かす攻撃が見えました。
これぞ鹿島本来の攻撃のスタイルなんですよね。
昨季は野沢とガブリエルがサイドに開いて蓋をしてサイドバックの上がりを妨げていましたし、何より高い位置で起点を作ることができていなかったのでオーバーラップすることもできませんでした。
ビルドアップもサイドからばかりだったので、相手の守備が整っているところを強引に突破しようというものが多かったですね。
サイドバックが高い位置を取ることはあっても、この試合のようにボールホルダーを追い越し、スピードに乗った状態で攻撃参加するということはほとんどありませんでしたから。
中央、逆サイドの高い位置で起点を作れればこの試合のように相手はそのエリアをケアしようと人数をかけて来ますから反対サイドにスペースが出来ます。
そこをサイドバックがつけば同点ゴールのシーンのようにチャンスに繋がります。
また、遠藤が中盤でボールを受けてパスを展開してくれるのでガブリエルもゴール前に入っていくことができています。
昨年のゼロックススーパー杯G大阪戦でこーめいが指摘していたことが、ようやく実現したという想いです。
カルロンが投入されてからもサイド攻撃を徹底すればもっと得点を取ることができたと思いましたが、遠藤が奪ったファウルから野沢がFKを決めて逆転。
ACLグループリーグを3勝3分の負けなしで締めくくりました。

新戦力と若手選手
すでにレギュラーと言って遜色ない遠藤は、この試合もほとんどノーミスでいい働きをしていましたね。
中盤でボールを受けての展開、ボールキープ、DFライン裏への危険なパスなど、昨年に比べてチームは確実に高い位置で起点を作れています。
逆転ゴールに繋がるファウルをもらったものの、欲を言えばもっと得点にからみたいところですがこのまま起用していけば結果を残していくでしょう。
はっきり言って遠藤がいなかったら昨季のようにボールを前に運べず、もっと攻め込まれる時間帯も多くなっています。
そこが引き分け止まりだった昨季と逆転勝ちできている今季の違いでしょうね。
セットプレイからの得点が多くなっていますが、それだけ相手ゴール前で起点を作ってファウルをもらえているということですから。
ただ、6、7月は過密日程になるので遠藤一人に頼っていられませんから、本山の復活は不可欠です。
練習復帰した本山ですが、今季もフル稼働は難しいと思いますので、柴崎、増田あたりにも同じような仕事をできるように準備しておくことも必要でしょう。
ゴールを決めたもののいまひとつパッとしないパフォーマンスの大迫はボールが収まらないですね。
上海申花戦でも書きましたが、あそこで収まっていればもっと攻撃のリズムが作れましたし、この試合では失点もなかったんですよね。
ファン・ニステルローイがそうだったように、ポストプレイは練習すれば習得できる技術ですから、居残り練習をしてしっかり身につけてほしいですね。
現在の日本人選手には動き出しが早くてくさびのボールをしっかり捌ける柳沢のような選手は少ないですから、それができるようになれば絶対フル代表でも重用されますから。
プロ初スタメンとなった小谷野はドリブル突破から野沢へのスルーパスなど持ち味を出したシーンもありました。
大迫がしっかりボールを収めることができれば、ドルトムントのバリオスと香川のような関係でもっと前を向いた状態でボールをもらい、スピードに乗ってドリブルで仕掛けることもできたと思います。
ただ、遠藤にボールがおさまるのは分かっているのですから、そのタイミングで前を向いて走りながらボールをもらうという手もありました。
相手DFを背負ったり、戻りながらボールをもらうシーンが多かったので、自分の特徴を出せるように受け方には工夫が必要ですね。
カルロンはまったく見せ場がなかったですが、時間も少なかったですしもともとゲームの組み立てに参加しながらリズムを作って行くタイプなので途中出場で流れを変える役割をするのは難しいでしょう。
残念なのはヘディングが下手だともう分かっているのに、カルロンが入ってからその頭を狙うフィードが多くなったことです。
サブ組とはだいぶ連携も上がって来ているようですが、もともとヘディングで落としてそこに誰かが入っていくというのは難しいですからね。
引き続きもっとサイド攻撃を多用すればゴール前でいい仕事をしてくれたと思います。
こーめいはそれ程心配はしていません。
西についてはまだ本領発揮とはいってないですが、縦パスを入れられるのはいいですね。
この試合でもバイタルエリアに鋭いパスを入れていました。
右サイドで攻撃を組み立ててDFを引きつけることができていたので、そこから一気に左サイドという展開が生きていました。

ぐらぐらジェンガ
これで福岡戦、上海申花戦に続いて3連勝と結果だけを見ると調子がいいようですが、試合内容は不安定でまるでジェンガのように勝ち点を積み上げているような状態です。
水原三星も勝利したため鹿島は2位、一発勝負の決勝トーナメント一回戦はアウェイでソウルFCと戦うことになりました。
ホームで戦えないのは残念ですが、まずはその前に川崎戦、浦和戦とありますから勝ち点を積み上げながら試合内容を向上させていきたいですね。
日曜日に対戦する川崎も相馬監督に代わってまだ戦い方が浸透しておらず、ぐらぐら不安定な状態です。
一言で表せば、「足を止めないサッカー」です。
攻撃のときもパスを出したら動く、守備でも前線からプレスをかけて動く、とにかく常に動いて足を止めないというのがコンセプトです。
しかし、これまでの川崎のサッカーはむしろ逆のスタイルでしたからね。
守備では球際を激しく当たって相手を潰し、ボールを奪うと素早く縦に展開してカウンターから得点するという個に依存した戦い方でした。
そのため、現在のポゼッションを基調とした戦い方に選手たちは戸惑い、「足を止めるな」と相馬監督から試合中もしきりに声がかかっているのですが、まだどう動いていいか分からないというのが本音でしょう。
苦手な等々力も昨年は勝ちましたし、球際の戦い、気持ちで負けなければ今の不安定な鹿島でも勝てる可能性は十分あります。
1つ気をつけたいのはジャッジです。
ACLの判定が不安定なのはいつものことですが、今季からJリーグでは接触プレイを流す傾向にあります。
そのため、これまでのようにファウルをもらうため簡単に倒れていては相手にリズムを与えてしまいます。
ACLでは逆にそういうファウルをきちんと取ってくれていましたからね。
それに加えてレフェリーによっては完全に足がかかっていたり、見えない真後ろからチャージ、昨年厳しく取ると言っていた手を使ったファウルも何故か流し気味になるところもあります。
そこらへんをしっかり見極めて戦ってほしいですし、基本的には球際を激しく行かないと不利になります。
ジャッジの不安定さは例年通りならこれから減っていくでしょうし、鹿島の不安定さも同じように試合を重ねるごとに安定していくと思います。
昨年よりいい攻撃の形をつくれるようになっていますから。
チームを作りつつ、勝ち点もしっかり積み上げていきたいですね。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

自分も内容的にはまた少し兆しが見えてきたように感じたのですが、岩政はかなり否定的なコメントでしたね。いつもそんな感じのコメントと言えばそうなんですが…
それと怪我人が多くて戦術の浸透などが遅れないか少し心配です。
まあでも久しぶりにイバの大胆なオーバーラップなどが見れてよかったです。川崎戦も頑張りましょう!!
【2011/05/14 00:24】 URL | 卍丸 #- [ 編集]

はじめまして。株式会社リアルスタイルの野口と申します。
サイト管理者  様

はじめてコメントさせていただきます。
株式会社リアルスタイルの野口と申します。

メールの御連絡先を探させていただいたのですが、
見つけられず、やむを得ずこちらにコメントさせて
いただいた次第でございます。

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info@real-style.co.jp

※土、日、祝日は営業しておりませんので、
 営業日にご連絡させていただきます。

ご多忙の中、最後までお目を通していただき
ありがとうございます。

ご不明な点などございましたら、お気軽に
御連絡いただければと思います。

=========================================================
株式会社 Real Style
〒635-0061 奈良県大和高田市礒野東1-10上田ビル5F
TEL: 0745-52-2544  FAX:0745-52-2455
Mail: info@real-style.co.jp
=========================================================
【2011/05/16 15:53】 URL | 野口竜也 #- [ 編集]

卍丸さんへ
コメントありがとうございます。
川崎戦は酷い内容でしたね(´д` ;)
球際の戦い、気持ちで完全に負けていました。
後半2点を返したように攻撃面で改善は見られてはいますが、すでにチーム作りでは震災やケガ人の関係で遅れが出ていますし、岩政の言うとおり今の状態ではACL制覇などタイトルを取るのは厳しいとこーめいも思います。
ただ、もう少し時間はかかりそうですがこれから少しずつよくなっていくとは思います。
【2011/05/17 17:01】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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