鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
05 | 2017/06 | 07
S M T W T F S
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

【J1第11節】前半が悪すぎた…の川崎戦
結果
5月15日(日) 2011 J1リーグ戦 第11節
川崎F3-2鹿島(16:00/等々力/19,643人)
[得点者]
10' ジュニーニョ(川崎F)
31' 山瀬功治(川崎F)
50' 遠藤康①(鹿島)
78' 小林悠(川崎F)
90'+2 カルロン①(鹿島)←柴崎岳①
[フォーメーション]
FW:大迫、興梠
MF:遠藤、野沢
MF:小笠原、青木
DF:イバ、伊野波、岩政、西
GK:曽ケ端


試合の感想
前線の問題
とにかく酷い前半でした。
全体的に運動量が少なく球際での競り合いでもファイトできていなかったのですが、まず前線に目を向ければプレッシングがまるでできていません。
興梠と大迫がまったく守備でプレスをかけないシーンが多いので、後ろの選手も的を絞れずにディフェンスで後手に回ってしまいましたね。
フリーで前を向いてボールを持たせていたので川崎の選手はスルーパスを出しやすく、鹿島のDFラインはギリギリのところで足に引っかけたりと観ていて可哀そうになる状態でした。
攻撃面に関しては立ち上がりに興梠がペナルティエリア内での切り替えしから右サイドをえぐったり、遠藤がDFラインの裏にセンタリングを上げたりと惜しいチャンスがありました。
あそこのラストパスやシュートの精度、意思の疎通を高めていくことが必要でしょう。

後陣の問題
この試合の立ち上がりは前述したように鹿島が川崎のゴールに迫るシーンがありました。
その流れから押し込まれる展開になったのは小笠原の単純なパスミスと岩政の軽いプレイで矢島にシュートまで持って行かれたことが引き金でしたね。
前半は全体的に集中力のない鹿島でしが、後陣の軽いプレイはシドニーFC戦に続いて致命的で相手に勢いを与えてしまいました。
そして、セットプレイでもこぼれ球に反応が早いのは川崎の選手でジュニーニョに先制点を奪われます。
鹿島のプレッシングの酷さを見るといつかは失点しそうではありましたが、またもやセットプレイからでした。
また、攻撃では後陣からのロングボールが多く効果的な組み立てができていませんでしたし、逆に相手のロングボールにはしっかり競り合わずにバウンドさせてしまう場面が多かったのも問題です。
1失点で済めばラッキーと言う前半でしたが、31分に山瀬に追加点を奪われます。
プレスが効果的にかかっていないので人数をかけてボールを奪いに行ったところでも必ず川崎にパスやドリブルで抜け出されてピンチになっていましたし、2失点目はまさにそれを象徴するような場面でした。
それでも2失点で済んでよかったという前半でしたね。

遠藤とカルロンのゴール
ハーフタイムではオリヴェイラ監督から、守備と球際の競り合いについての指示が出ます。
それで後半からは鹿島の選手の運動量やレスポンスが上がって来ます。
50分に高い位置でボールを奪って、野沢のアーリークロスから遠藤が決めて反撃の狼煙を上げます。
早い段階で1点差に追いついたためまだまだ逆転できる可能性が出てきたのですが、前半より動きがよくなったとは言え、川崎を圧倒するほどではありませんでした。
それでも遠藤のミドルシュートや興梠のヘッドなど惜しいチャンスを作り後半は鹿島が押し込む時間が増えるのですが、この試合はどうも守備が不安定でリズムに乗り切れません。
2トップが前線から追えば後ろも連動して動きプレスがかかり、ボールを奪うシーンがあったのですが、そういう時間帯は本当に少なかったです。
また、奪ったボールをすぐ相手に取られてしまうことも多々ありました。
この時間帯でまず守備を安定させるために本田拓也を投入するなり、手を打ちたいところでしたね。
また、シドニーFC戦に続いてまったくボールが収まらなかった大迫ももっと早く交代してよかったです。
結局77分に増田とカルロンを一気に投入することになるのですが、その直後に致命的な3点目を奪われます。
曽ケ端の蹴ったボールがそのまま川崎の選手に渡り、まったくプレスのかからないままスルーパスを入れられて小林に決められてしまいました。
風の影響か不正確なキックが多かったのですが、ゴールキックやパントキックですらその状態でしたから、曽ケ端が苦手とする味方のバックパスをダイレクトで蹴り返すというプレイはなおさらですね。
しかし、そこで諦めることなく攻め続けます。
この試合では後方からのフィードもカルロンが頭でしっかり落としていましたし、こぼれ球も中盤の選手が拾えていました。
そこからリズムを掴むと中盤で繋いで左サイドに展開というシドニーFC戦で見せた攻撃を展開します。
しかし、残念ながらここでもベテランが足を引っ張ります。
オーバーラップした新井場が軽いプレイからチャンスをつぶすことが多かったですね。
もっとトラップ1つでもきちっとすればスピーディな攻撃ができるのにミスから相手DFに詰められるシーンが多かったです。
それでも相手がタッチにクリアしてのスローインからカルロンが競り合い、こぼれ球をこれまた途中出場の柴崎が素早く反応してヘディングで前に出します。
最後はカルロンがうまくGKをかわして初ゴールを上げます。
このゴールは動き出しもしくは動き直しの速さ、裏を取る動き、ゴール前の落ち着きというカルロンの良さがでたものでしたね。
しかし、ロスタイムのゴールでは時遅く、試合はそのまま終了。
勝ち点を奪うには至りませんでした。

メンタルとコンディション
走れない、動けない、競り合えないという(特に前半は)酷い試合でしたね。
その原因についてですが、選手たちは口を揃えてコンディションはいいと言っていますが、メンタルとコンディションの両方に問題があるのは明白です。
ただ、セットプレイでの失点やあれだけケアレスなパスミスが多いことや、守備で走れないのはメンタルの問題の方が大きいと思います。
ここのところずっとですがどこか集中力がなく、試合に入れてない選手が多いですよね。
それが先制点を(特にセットプレイで)奪われる結果に繋がり、そこでようやく目を覚ますような試合が続いています。
マルキーニョスや本山、小笠原などチームを引っ張ることができる頼もしい存在がいればチーム全体が落ち着くんですけどね。
上海申花戦ではファインセーブを連発していた曽ケ端がそういう存在になれていたのですが、今の鹿島は誰も彼も不安定です。
小笠原もミスが多くとても本来のパフォーマンスとは言えません。
この試合の前半のシュート数は野沢の2本だけでした。
これまでだったらこういう展開では必ず小笠原がボールを運んで強引にでもシュートを打ちに行くのですが、そういう味方を引っ張るようなプレイもなかったですからね。
また、鹿島の2点目のシーンを見ると明らかに途中出場のカルロン、柴崎の2人はボールへのレスポンスが早く、コンディションの影響もあったのかなと思います。
精神的な支柱というかチームの軸になれる選手が必要ですし、紅白戦ではサブ組がレギュラー組を圧倒するなど選手層は厚いのですからコンディションの悪い選手は使わないことも必要でしょう。

攻守の改善点
そこでこれからの対策ですが、まず守備に関して言うと練習で前線からのプレスの掛け方を徹底して意識を高めることですね。
そして大迫に代えてカルロンを先発出場させます。
この試合でもそうでしたが、カルロンはマルキーニョスに引けをとらないくらいよくボールを追ってくれるのでそれでだいぶプレスに関しては良くなると思います。
コンディションも上がって来ているようですし、現在の大迫よりボールが収まるので攻撃でもリズムを作りやすくなるでしょう。
プレスの始点がはっきりすれば後ろの方は大丈夫だと思いますが、野沢、遠藤より守備のできる本山、ガブリエルのコンディション、ケガがよくなっているなら組み合わせでバランスを取ることもできます。
ただ、攻撃の組み立てができなくなっては意味がないですから、プレイスタイルを考えて遠藤-ガブリエル、本山-野沢で組み合わせるのがいいですね。
ボランチは小笠原に代えて守備のできる本田や運動量の期待出来る増田、柴崎らを起用するのもありだと思います。
攻撃に関しては良くなって来ているので守備が安定すればより得点力が発揮されるでしょう。
選手の組み合わせ、コンディションを見誤らなければ大丈夫です。

チームのバイオリズム
よくチームは生き物と言いますが、1年を通してずっと好調なクラブはまずありません。
現在は柏が好調ですが、必ずバイオリズムが落ちるときが来ます。
鹿島は新しいチームを作ろうとしている難しい段階で、オリヴェイラ監督初年度がそうだったようにまだ少し時間はかかるでしょう。
なおかつこの4年間に若い選手を育てなかったというツケ(こーめいが再三指摘して来た問題)もあり世代交代をしている途中の上、ケガ人も多い状態となっています。
そのため、おそらく1年を通して見ると現段階はもっともチームのバイオリズムが悪い状態だと思います。
2試合少ないとは言え15位という悲劇的な順位ですが、浦和戦、FCソウル戦、広島戦と終えればカシマスタジアムに戻れますし、メンタル面も落ち着くでしょう。
オリヴェイラ監督も若い選手を使うようになっていますし、いい選手が揃っているのは確かですからチームが形作ればまたいい試合を観ることができると思います。
そして、その時には3連覇した時よりもチーム力は数段上がっているはずです。
今年は例年以上にリーグ戦も混戦となりそうですから、優勝した07年のような巻き返しを期待しておきます。


最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿
以下の事項にあてはまると管理人が判断した場合、削除・コメント禁止とさせていただく場合があります。
1.記事・コメントの主旨を踏まえない単なる誹謗中傷。
2.記事、それまでのコメントをきちんと読んでいないと判断される反論・異論コメント。
(※よく読んで、調べて、考えてからお願いします)
3.根拠・一貫性のない主張の過度の押し付け。
4.同じ主旨の質問・議論の繰り返しとなるコメント。
5.意味のないもの、管理人から見て不快なもの。














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kashimablogetc.blog55.fc2.com/tb.php/817-ed40b252
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

プロフィール

こーめい軍師

Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

リンクはご自由にどうぞ(≧∇≦)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

秋春制反対の方は署名にご協力ください。 ↓携帯の方はこちらからお願いします。 http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=99

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する