鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第2節】ミスミス勝点3を逃す…の清水戦
結果
7月2日(土) 2011 J1リーグ戦 第2節
清水0-0鹿島(18:30/アウスタ/15,528人)
[フォーメーション]
FW:興梠、田代
MF:遠藤、野沢
MF:青木、増田
DF:アレックス、中田、岩政、西
GK:曽ケ端


試合の感想
鹿島の優勢の試合展開
すでに雨でピッチは濡れていたのですが、ちょうど試合が始まる頃にまた降り始め、その影響かボールコントロールに苦慮する場面が多かったように思います。
それは鹿島だけではなく清水側にもトラップミスやパスミスが目立ち、そんな中で球際の競り合い、前線からのプレスで勝っていた鹿島が試合のリズムを握っていきます。
しかし、前節の仙台戦に続いてドイスボランチを敷く清水の守備は固く、攻守の切り替えも早かったのでなかなかボールを前に運べなかったですね。
もう1テンポ早いビルドアップのプレイが欲しかったのですが、やはり全体的にミスが多かったのと足元が気になったのか判断力の遅い場面が多かったです。
特に気になったのはボランチの展開力で前節の伊野波もこの試合の青木もそうですが、運動量があって守備面ではいいのですが、攻撃に関しては物足りなさを感じますね。
もっとボールを運んだり縦パスを入れる、サイドチェンジを織り交ぜるなどのプレイが出来ればいいのですが…。
この試合では増田もこれまでに比べて運動量少なく無難なプレイに終始していました。
柴崎がいればと思わせる試合展開でしたね。
それでも野沢のシュートがポストに当たるなど決定機も何度かあったのですが決め切れず、後半は1点の勝負、監督の選手交代が勝敗を分けそうな気配が漂っていました。

また采配ミス…
ゴドビ監督は2ボランチを敷いてもここまで守備的にするつもりはなかったようで、ハーフタイムに前半の出来を「相手をリスペクトし過ぎている」と評し、もっと攻撃的に行くことを指示しますが後半も鹿島の試合でした。
鹿島はここのところしっかりやれている前線からの守備で清水にほとんど決定機を作らせませんでしたし、いきなりセットプレイから田代のフリーでのヘッドなど前半に比べてより多くのチャンスを作ります。
しかし、ここでもシュートミス、トラップミスなどで自らチャンスをフイにするシーンがあまりに多すぎました。
清水は小野に代えて高木、平岡に代えて枝村と攻撃的にいく選手交代をしてきますが、それでも鹿島は自分たちのサッカーを貫いて相手にペースを渡しません。
逆に清水が攻撃的に来た分、左サイドの遠藤が起点になれる場面が増えます。
ですが、1度目のスルーパスは興梠がトラップを右に流してしまい、次のセンタリングは田代がトラップを足元に入れ過ぎてしまい強引に左足で打つ選択しかなくなってしまいます。
徐々に得点する可能性が高まって来ていたところで、オリヴェイラ監督が前節川崎戦に続いて致命的な采配ミスを犯します。
清水が高木を入れて来たことでイエローカードをもらっていた西に代えて伊野波を入れたのはいい判断だったのですが、2枚目のカードが問題でした。
せっかく左サイドで起点になり始めていた遠藤に代えて大迫を入れたのですが、この采配によって逆に左サイドを攻められるシーンが増えていきます。
ここのところ遠藤がよくボール奪取するだけでなく、相手の攻撃を遅らせる場面が多かったのですが、大迫を慣れないポジションに入れたことで攻守に機能性をなくしてしまいましたね。
オリヴェイラ監督は2点差で勝っている試合では使わないのに、得点を取りに行くという重要な場面で普段起用しない選手を出していきなり結果を出せという采配、練習でやっていないフォーメーションポジションでいきなりプレイさせる采配が多いんですよね。
大迫は出場機会をもらっている方なので前者の限りではないですが、この試合では後者の采配に戸惑っていました。
明らかに得点する可能性を低くする選手交代でしたね。
遠藤を交代するならもっと早くに小笠原を入れて前半から足りなかった攻撃の組み立て、フィニッシュにからむパスを出させるようにすべきです。
しかし、もっとシンプルで効果的なのは興梠と大迫を交代させることですよね。
前半からフィニッシュのところでミスの多かった2トップ(特に興梠)ですから、疲労が顕著になればミスが増えるのは道理です。
そこでフレッシュな選手を入れてチャンスをものにするという采配をなぜしなかったのか疑問です。
大迫が決定力のある選手かというとそうでもないですが、あれだけヘトヘトの興梠に比べればミスする確率は低かったでしょう。
思った通り、終盤に迎えた決定機を興梠が決め切れないシーンが出て来ます。
鹿島は終始チャンスを作れていましたから、そのフィニッシュの部分を大迫に任せていれば、決めていたかどうかは別として得点できる可能性は上がっていたでしょうね。
結局、ミスによって決定機をものにできなかったことが響き、さらにはオリヴェイラ監督が興梠にこだわって普段やったことのない4-2-2-2の左サイドに大迫を入れるという采配ミスをしてしまったことから、得点の可能性が急激に減って行きスコアレスドローの決着となりました。

昨季と質の違うドロー
前節は試合の終わらせ方を失敗してドロー、この試合は攻撃の終わらせ方にミスが目立ってドローという結果になってしまいました。
いい試合をしながらも引き分けが多くなってしまうと日本のマスコミやサポーターは短絡的に『決定力不足』と言ってしまうのですが、現在の引き分けと昨季+今季のACLを戦っていた頃までの引き分けではまったく質が違っています。
何が違うかというと、決定機の質と量ですよね。
ガブリエルが出場しているときは攻撃の形がまったく作れてない試合が多かったですし、相手が引いて守っている試合が多く、鹿島がボールをポゼッションしていたので鹿島ペースに見えましたが、実際は相手の守備の前でボールを回すだけでした。
少ない決定機も本当の決定機と呼べるシーンは少なく角度のないところでのGKとの1対1だったり、相手DFが何人も前にいる状態でのシュートだったりします。
それに対して現在はバイタルエリアも使えていますし、きちんと相手の守備を崩す攻撃もできています。
そのため、決定機の量も増えていますしFWが決めるだけという場面も観られ始めています。
つまり、一言で表すとこれまでは決定機不足だったのに対し、この試合では正真正銘の決定力不足だったわけです。

田代と興梠の2トップ
前回の記事で、「1つ気になることもありますが、それはまた機会があれば書きたいと思います」と書いたのですが、そのこーめいが気になっている部分こそが2トップの決定力・技術の問題で、それが予想より早くモロに出てしまったな…という感じです。
以前にも少し触れたのですが、最近は田代へのハイボールのこぼれ球を中盤の選手を含めてよく拾えているようにはなっているものの、田代と興梠のコンビはあまり相性がよくありません。
というのもタイプ的に似ているんですよね。
高さの田代とスピードの興梠なのでタイプが違うと思われるかもしれませんが、得点パターンに関してはほとんど同じです。
どちらも得点エリアはペナルティエリア内で、1対1で仕掛けてシュートまで行けるタイプではなく、くさびのボールを受けたり周りをうまく使ったりできるわけでなく、サイドに流れてボールをもらっても何かできる選手ではなく、シュート技術が高いわけでもありません。
つまり、周囲にお膳立てしてもらってあとは決めるだけというのが2人の得点パターンとなります。
この試合のシュート場面だけでなく、ここのところの試合でもいいパスを受けてのトラップミス、高い位置からボールを奪ってショートカウンター時のパスミスなどを含めたらかなりの数のチャンスを無駄にしていることになります。
どちらかが決定力がある、1対1で仕掛けてシュートまで行ける、ポストプレイが上手い、ミドルシュートを狙える、チャンスメイクできるなどの特徴があればいいんですけどね。
このままではいずれ限界が来るのは目に見えていたのですが、得点力アップのために改善を図っていくことが思ったより早く必要となりそうです。

得点力を上げるために
現在のメンバーを変えないという前提なら、試合後のコメントでオリヴェイラ監督が言っているように戦術練習をしてもっと攻撃の形を全体で共有、連携を高めることが最優先となるでしょうね。
実際にサイドからの攻撃でも中の動きと合っていないシーンも多々あり、FWだけでなく全体的にミスや判断が遅い場面も目立ちます。
決定機は多く作れているわけですから、これに最後のフィニッシュにかかる部分の精度、全体の意思疎通を向上することができれば得点力は上がると思います。
まだまだ田代の高さと興梠の初速の速さというポテンシャルを引き出し切れてないところもありますからね。
2つ目は中盤の得点力を上げることです。
野沢はこのところゴール前に入ってシュートまで行ける、らしいプレイが増えていますよね。
あとは落ち着いて決めるだけだと思います。
ボランチの攻め上がりも重要な得点源です。
この試合でもサイド攻撃の時に増田がペナルティエリア内に入っていけば大きなチャンスになるシーンが何度かありました。
せっかくゴール前に入っていく動きに関しては小笠原よりいいものを持っているのですから、勇気を持ってリスクを冒していくことが大事ですよね。
遠藤に関しては野沢との関係上どうしても下がり目のポジションでボールをもらうことが多くなってくるのですが、もっとミドルシュートを積極的に打って行くべきでしょう。
あの威力は相手にとってかなり脅威ですから。
4-2-2-2なのでポジションは流動的にするにしても、右サイドにいる時間をもっと増やすべきですね。
そこから中央に切り込んでのシュートという(逆サイドですが)宇佐見や原口がよくやっている形をモノにできれば相手はかなり嫌ですし、もっと楽にプレイできるようになるでしょう。
また、川崎戦でいいミドルシュートを放っていましたが、あのシーンでは野沢がくさびのボールを受けて落としているんですよね。
つまり、FWがもっとくさびのボールを受けて上手く周りを使えれば後ろの選手も前を向いた状態でボールを持てますから中盤の得点力も上がるということです。
3つ目の方法としては、とにかく居残り練習です。
シュート練習、トラップ練習などをひたすら行って精度を高めるという正攻法ですが、これは一朝一夕でなるものではないので地道な努力が必要でしょう。
しかし、それだけに効果的です。
ルーニーのヘディング、ナスリのフィジカル、カシージャスのハイボールへの対処、シャビ・アロンソの左足、ファン・ニステルローイのポストプレイなど挙げればきりがないですが、本来弱点の克服というのは若いうちに個人練習によって意識してやっておくべきですよね。
Jリーグでは基本的に下手な選手は下手なままですし、苦手なプレイは苦手なままですから。
例えばシュートだったらインサイド、インステップ、アウトサイドで思い切り打ってポストに当てられるようにするとか、トラップだったらソフトテニスのボールをピタッと足元に止められるようになるとか練習でそのくらいのことができるようになっておけば、実際の試合でも技術の違いを見せられると思いますね。
戦術的なことはどうしても試合を実際に経験して行かないと身に付かないものが多いですが、技術的なものは練習の工夫次第でいくらでも克服可能です。
Jリーグではシュート技術、トラップ、ロングレンジのパス、1対1の仕掛けは特にレベルが低いプレイなので、これらの技術を上げるだけで相当いい選手になれると思いますよ。
鹿島でも居残り練習をやっている選手はいますが、試合出場機会の少ない若い選手には最初の1~2年のうちに重点的に技術を高める個人練習を徹底的にやってもいいと思います。
ただ、何のプレッシャーのない状況でいくらシュート練習などしても試合で使えるようにはならないですけどね。
試合で想定される状況よりハイレベルなことを練習でできるようでないと試合で実力を発揮できませんから。
少し話が脱線しましたが、最後の方法としては2トップのメンバーを代えることです。
これは以前に書きましたが、ゴール前での落ち着きスキル、シュート技術、ポストプレイなど確実に日本人選手よりレベルの高いカルロンを軸にしていくことですね。
大迫も興梠や田代よりはドリブルで仕掛けられますしパスセンスもありますから起用していってもいいと思いますし、シュート技術の高い野沢を終盤にFWの位置に上げるのもありでしょう。
田代は現在の鹿島において重要選手ですのでしばらくははずせませんが、相方を興梠にこだわる必要はないですからね。
せっかくカルロンがケガから復帰して、大迫も代表から戻って来たわけですから他の選手をスターティングメンバーで起用して、興梠を試合終盤に出すというのも有効ですし、その方が相手DFも嫌だと思いますよ。

次はホームで新潟戦
次の試合は10日の日曜日にホームでの新潟戦となりますが、何故か新潟は4節の甲府戦をウィークデイの6日に行うんですよね。
つまり相手は中3日ということになります。
新潟は組織的な守備でまずはしっかり守り、ポゼッション時はサイドからビルドアップして攻撃するというスタイルです。
チョヨンチョルがいないのでスペースを上手く使えておらず、黒崎監督がサイドを起点に攻めるのを好むためバイタルエリアも有効に使えてないですが、ミシェルの下がってボールをもらう動きには要注意です。
そこはしっかり潰さないといけないですね。
あと気をつけたいのはカウンターです。
守から攻への切り替えが早いというわけではないですが、ブルーノ・ロペスは速くて何より強いですからしっかり捕まえておかないと危険です。
その2点に気をつけておけば最近の鹿島の守備なら抑えられると思います。
攻撃に関してはチャンスは作れますから、よりシュート意識を高く持ってしっかり決めることですね。
チャンスを逃していたら清水戦のようになってしまう恐れもあります。
ホームでの試合ですし、日程的に有利ですし、ここ2試合ドローが続いているので絶対に今度こそ勝点3を掴むいう気持ちで挑んで戦いたいですね。

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