鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第19節】運とこどっこいしょの勝利…のC大阪戦
結果
7月31日(日) 2011 J1リーグ戦 第19節
C大阪1-3鹿島(18:00/長居/28,039人)
[得点者]
22' 乾貴士(C大阪)
38' 田代有三⑥(鹿島)
45'+2 田代有三⑦(鹿島)
90'+3 小笠原満男①(鹿島)

[フォーメーション]
FW:大迫、田代
MF:ガブリエル、野沢
MF:小笠原、増田
DF:新井場、中田、岩政、西
GK:曽ケ端


試合の感想
超鹿島日和
スターティングメンバーは思った通りアレックスに代えて左サイドバックに新井場を入れただけでした。
そのため試合内容は大きく変わることはなく、セットプレイや相手の立ち上がりの鈍さを突いた序盤はチャンスを迎えるもシュートは枠に飛ばず。
ここからの流れも同じで仕掛け、崩しのない各駅停車のパス回しがほとんどの鹿島の攻撃に対戦相手も慣れて来ます。
ただ、いい時と悪い時のギャップが大きいC大阪のこの日のパフォーマンスは後者、低調でいかにも下位同士の対戦という見どころの少ない試合展開となります。
それでも個人技のあるC大阪は22分にカウンターから、マルティネスのボールを受け取った乾がドリブルで仕掛けると、鹿島守備陣はなすすべもなくミドルシュートを決められてしまいます。
嫌な流れとなりますが、この日はとことん鹿島日和。
徹底的に運が味方してくれます。
38分に鹿島のFKからのボールをキムジンヒョンがキャッチすると、田代が気配を消して背後を取ります。
キムジンヒョンがボールを置いたところをかっさらうと無人のゴールへ難なく決めて同点とします。
キムジンヒョンはいい選手ですが、GKとしての経験は浅いらしく時おり致命的なミスをします。
そして、そのミスを引きずります。
確か3-3で引き分けた川崎戦だったと思いますが、あの試合も大きなミスから2失点していましたね。
崩されての失点ではないのでああいう場合は気持ちを切り替えた方がいいのですが、明らかに動揺しておりロスタイムにもミスを犯します。
野沢のFKを増田がヘッドで流したのですが、それが中途半端な位置に中途半端に上がります。
しかし、キムジンヒョンが明らかに触れないボールに飛び込んで、田代がヘッドで再び無人のゴールに流し込みます。
前半のうちに勝ち越すことに成功した鹿島は試合運びが楽になります。
失点シーンではやられてしまったものの、この試合は前半からバイタルエリア中央を固めてC大阪のショートパスとドリブルを警戒します。
中央を固める分、サイドバックの上がりには後手を踏むのですが普段かなり攻撃的な丸橋と酒本もこの日はオーバーラップが鈍かったですね。
それでも中央の崩しからやられそうになるシーンはあったのですが、悪い時のC大阪はシュートに行けるところでもパスを繋ぎ過ぎてリズムを崩します。
75分にはいまひとつ調子がよくなさそうだった攻守の要であるマルティネスがケガを再発させて負傷交代。
鹿島は青木を投入してバイタルエリアをさらに固めていたのですが、そこからアレックスも投入します。
しかし、前線の選手が少なくなって押し込まれる展開になると78分に新井場が不用意なファウルでPKを献上、乾がペナルティスポットに向かいます。
これだけ運が味方してくれても勝てないのかと嘆いていたのですが、クルピ監督の指示でキッカーはキムボギョンに。
乾がしきりにクルピ監督に文句を言っていたのでこれはラッキーと思っていたら、案の定キムボギョンの気持ちの乗らないシュートを曽ケ端がセーブします。
あの雰囲気の中、平常心でいいキックが出来る選手なんてそうはいませんからね。
そこからはまた一方的に押しこまれるのですが、本田も投入して徹底的に守りに入るとロスタイムにはボールを奪った小笠原がロングシュートを決めます。
逆転勝利となったわけですが、試合内容としてはそれ程改善されたわけではありませんでした。
C大阪としては皮肉ですが、乾のラストゲームという事実が鹿島の味方をしましたね。
田代の1点目は真っ先にカバーリングに入ろうとした茂庭がキムジンヒョンにコーチングしていました。
しかし、普段C大阪のホームゲームは金鳥スタジアムで1万人に至らず、長居での清水戦は1万1千人ほど、首位争いをしている柏戦も1万3千人強でした。
乾のラストマッチであるこの試合は2万8千人と柏戦の倍以上入っており、その影響で茂庭の声がキムジンヒョンに届くことはなかったわけです。
PKにしても選手間で乾に蹴らせようと言う雰囲気になり、乾のラストゲームでなければ事前にキッカーとして決まっていたキムボギョンが問題なく蹴っていたわけですからね。
つまり、田代の先制点は鹿島らしいゴールと言え、2点目のヘディング、曽ケ端のPK阻止、小笠原のロングシュートなどらしさが勝利に結びつきましたが、そのいいところを引き出したのはすべてC大阪のミス自滅だったということです。
早く能動的に自分たちのよさ、らしさを出せるようになってほしいですね。

ボランチまみれ
オリヴェイラ監督もようやく終盤に失点する原因に気がついたのか、この試合では64分と早めに動いて、青木を投入してバイタルエリアを締めて来ましたね。
終盤には新井場に代えて本田もいれたので、小笠原と増田に加えてボランチまみれになっていました。
その判断は悪くなかったのですが、前線にフレッシュな選手を入れずに削り続けたのでスペースはあっても縦への推進力がなく、カウンターで攻撃をやりきることができずに一方的に押し込まれる展開となってしまいました。
そうなると新井場のPK献上のようにゴール前で何が起こるか分からないですからね。
2枚目のカードはアレックスではなく遠藤を投入していればボールももっと収まったでしょうし、前の2,3人だけでシュートまで持っていけてC大阪にとっては脅威だったでしょう。
そうすればもっと早くに3点目を奪って試合を決められる可能性も高かったですし、相手に脅威を与えればあそこまで押し込まれることなく、PKを取られる可能性も減っていたと思われます。
ただ、ボランチまみれの選手交代はオリヴェイラ監督の半歩前進と思いたいところです。

大迫のポストプレイ
興梠のケガによって継続的に使われて大迫も自分のプレイの感覚を取り戻しつつあるかもしれませんね。
この試合は見所は少なかったですが、大迫のポストプレイのいいところ、悪いところが出ていておもしろかったです。
失点シーンは大迫がくさびのボールを受けたところを奪われてからでしたが、簡単に奪われ過ぎですよね。
特に今季からジャッジの基準が変わっているのでそれに対応できてない感じで、確かに明らかにファウルで奪っているシーンもあるのですが、もっと球際でファイトしないといけません。
ただ、田代へのロングボール以外でいい形になりかけているのは大迫がくさびのボールを落としてゴール前に上がって行くという場面が多いです。
天皇杯ではこの形が上手く機能していて、こーめいはいよいよオリヴェイラ監督も選手たちもバイタルエリアの使い方、戦術を理解してくれたのかと思って今シーズンに期待していたのですが、どうやらあれは偶然の産物だったようでがっくりしました。
何しろ昨季からの鹿島はオフェンシブハーフのところでボールが収まらないのでFWがくさびのボールを受けられないと、後ろの選手が上がっての分厚い攻めができないです。
前線でタメを作れたシーンでは増田も思い切ってペナルティエリア内に入って行けています。
以前は得点を取りに行く残り5分という状況でないと、思い切った上がりができなかったんですけどね。
こーめいは谷口の上がりとのクオリティの違いを嘆いていたものですが、山形での武者修行の成果が大きかったというところでしょう。
田代の胸での落としも正確でそれも今後は武器にできそうですし、大迫にも早く天皇杯の時の感覚を取り戻して欲しいですね。
この試合では途中からCB間のギャップ、CBとボランチとのギャップでボールを受けるようになり、フリーの時は前を向いて仕掛けてシュートまで行きました。
失点シーンのようなミスは柳沢だってありましたし、失点になってないだけでガブリエルがボールロストしてからカウンターを受けるシーンも昨季から多いですから。
乾を止められなかった後ろの選手の守備の方が問題であり、あまりミスは気にせずチャレンジしていってほしいですね。

タルタとは…
すでに来日しており、もしかしたら山形戦での出場もあるかもしれないようですね。
こーめいはあまり期待しないでおくと言いましたが、動画を観るとけっこうおもしろそうな選手だと思います。
ガブリエルよりスピード、パスセンスがあり、体の使い方が上手いですし、現鹿島所属のどの選手よりドリブルでの仕掛け、シュート意識が高いと感じます。
積極的にシュートは打っても決定力はそれほど高くなさそうですが、それはマルキーニョスも同じでしたから。
ただ、いい選手でも日本へ馴染めるかどうか、そして監督との相性もありますからね。
例えば甲府に今季加入したフジネイはいい選手ではありますが、守備的な三浦監督には明らかに合わないと思っていたら契約解除されましたし。
自分から積極的に仕掛けるような性格なら馴染むのも早そうですし、オリヴェイラ監督にとっても使いやすいとは思います。
Jリーグの早いプレスに対応できるかが問題ですが、技術は高そうですしドリブル突破もあるので本山や遠藤のようにペナルティエリア付近で起点になってくれそうです。
プレスが緩い夏場のうちに途中出場で使っていくのもいいかもしれませんね。
鹿島ではFWとして起用されそうで、そうなるとフィジカルの強さ、ストライカーとしてのプレイが未知数なのは不安要素ですが…。
上手くいけば本山、遠藤、タルタのうち2人を起用していれば勝ち続けるチームになっていけるかもしれません。
もし活躍できれば来季も契約を更新して、オフェンシブハーフで起用、新しくストライカーを獲得するという公算なのでしょうね。

今季2度目の連勝に向けて
運に助けられた感はありましたが、C大阪に勝利できたわけですから次の山形戦では何が何でも連勝を狙っていきたいですね。
というのも残留争いから決別するには連勝が必要ですし、下位との対戦で確実に勝ちきることが重要だからです。
昨季のFC東京が降格したのも山形、大宮、仙台、神戸、京都など湘南以外の残留争いのライバルに勝てなかったことが大きいですからね。
そして、恐らくオリヴェイラ監督はスターティングメンバーを代えて来ないでしょうが、山形なら現メンバーでも十分勝てる可能性があります。
前節の新潟戦は佐藤、下村のボランチに展開力がなくて、前線の選手が可哀そうに思えるくらいまったくボールを前に運べてなかったですからね。
苦し紛れに雑なロングボールを放り込むばかりでした。
秋葉がボランチに入るとちょっとやっかいですが、ボールを奪いに行かずともパスコースを潰すようにしっかりプレスに行けば攻撃を封じることは難しくないです。
守備ではドリブルに弱い傾向があるので、大迫の仕掛け、遠藤や小谷野、新戦力のタルタの使いどころが重要となります。
運動量の維持、仕掛けを意識した選手交代ができれば問題ないと思いますよ。
ただ、この試合のようにサッカーは何が起こるか分かりませんからね。
1シーズンを戦うリーグ戦は優勝にふさわしいクラブが優勝し、どのクラブもだいたいそれなりの順位に落ち着くものですが、1試合単位で観れば思いがけないことも起こりうるので油断は禁物です。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

あのPKに関してはいろいろ意見がありますよね。

個人的には乾に蹴ってほしいのですが、プロである以上監督の命令には従うべきだと思います。
とくに相手が鹿島だったので、「壮行試合みたいな感じだから」とはいかなかったんだと思います。

まあゴールになっていればいろいろ言われなくて済んだような気もしますが…
【2011/08/17 15:21】 URL | 少年サッカー #- [ 編集]

少年サッカーさんへ
コメントありがとうございます。
あのPKはピッチ上での流れを重視すれば乾に、規律を重視すればボギョンにっていう感じでしたよね。
どちらが正解とも言えない結果になりましたが、監督の決めたキッカーが蹴るのがやはり正解する確率が高いのは確かでしょうね。
【2011/08/19 15:40】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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