鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【茨城SF】新しいサッカーの片鱗…の水戸戦
結果
2月25日(土) 2012Jリーグプレシーズンマッチ
水戸0-1鹿島(14:00/Ksスタ/6,787人)
[得点者]
60' 中田浩二(鹿島)
[フォーメーション]
FW:ジュニーニョ、興梠
MF:本山
MF:小笠原、遠藤
MF:青木
DF:鈴木、中田、昌子、イバ
GK:曽ケ端

[選手交代]
48分:曽ケ端→佐藤
56分:鈴木→梅鉢
68分:ジュニーニョ→岡本
69分:本山→土居
77分:小笠原→伊東
81分:興梠→佐々木


試合の感想
試合の流れ
鹿島は今季からの新布陣、中盤がダイヤモンド型の4-4-2、水戸は4-2-3-1という布陣でした。
古巣対戦でもあり水戸のキーマンである鈴木がインフルエンザで出場できなかったのは残念でした。
そしてさらに残念だったのはピッチコンディションが悪く、水たまりでボールが止まり、パスミス、トラップミス、滑って転ぶシーンが両クラブとも多かったことですね。
そのため新監督を迎えてやりたいサッカーの確認をしたかった鹿島にとっては特に難しい試合となってしまいました。
中盤はダイヤモンド型ですがポジションを変更したり、流動的にやっていくところは4-2-2-2の時と変わらないですね。
ただ、DFラインを高めにして前線との距離をコンパクトにする狙いもあって中盤の選手の距離感が上手く保てているのでこちらの布陣の方がパスは繋ぎやすいです。
本当はもっと中盤でパスを繋いだり前線の選手がボールをキープしてサイドバックが上がった状態からサイド攻撃を仕掛けたいのでしょうが、ピッチコンディションと連携の問題もあって上手くいっていませんでしたね。
それでもサイドを上手く使えた時は鈴木や興梠のクロスからゴール前に入った遠藤のシュートなど形はできていました。
19分には遠藤のフィードを興梠が落とし、本山のスルーパスをDFラインの裏に飛び出した興梠がシュートを放つもポストに当たります。
相変わらず裏へ抜ける動きはいいですが、シュートも相変わらずというところですね。
興梠のシュート精度からするとシュートレンジはもう少しゴールに近い所からになりますので、ゴールに近いところで勝負しないと昨季のような感じになってしまうかもしれません。
その後は大きな動きもない試合展開で進むのですが、後半入ってすぐに曽ケ端が負傷交代して佐藤が入ります。
後半に入るとパスが回る時間も増えて来て、興梠から遠藤の飛び込み、小笠原の左サイドからのシュートなど流れを掴んで押し込んで行くと遠藤のCKから中田のボレーで先制します。
その後はベテラン選手に代えて若い選手を次々と入れ、途中から中盤フラットの4-4-2の布陣に変更したこともあってややボールの繋がりが悪くなるのですが、土居が積極的に仕掛けたりシュートを打ったりと見せ場を作ります。
土居は相手の疲れた時間帯に投入してスーパーサブとして使って行けばいい選手に育ちそうですね。
プレシーズンマッチとは言え1点差の試合で若い選手、経験のない選手を次々投入していたジョルジーニョ監督の采配も今後のチームの成長の可能性を感じさせるものでした。
最後は完全にDFラインの裏を取られて水戸の岡本に1対1の決定機を作られるのですが、佐藤が微動だにせずしっかり見極めて止めましたね。
これで恒例となっているいばらきサッカーフェスティバルを8年連続で鹿島が制しました。

昨季と違うところは鹿島が新監督・新布陣であること、ピッチコンディション、大迫、山村、増田、岩政、柴崎に加えてアレックスと西が不在、そして水戸は柱谷監督2年目ということでやりたいサッカーは昨年に比べると浸透していたことなど多くありました。
そういった鹿島にとっての悪条件があったわけですが、不在メンバーがいても攻撃面ではそれほど大きく変わることはないでしょうね。
大迫が入ればもう少し前線への収まりはよかったかもしれませんが、柴崎が入っていても劇的に変わるわけでもないですし、トップ下は増田より本山の方が能力は高いですから。
試合後のジョルジーニョのコメントにあるようにこのピッチコンディションでは参考にならない部分もありますが、今の鹿島のチームの実力はこんなところということでしょう。
しかし、攻守においてどういうサッカーをやりたいかは見えました。
プレシーズンマッチで大事なのはどういったサッカーをやりたいのか、それができているのか、今後できる可能性があるのかですからね。

チームの基本と課題
ジョルジーニョのやりたいサッカーの基本にあるものはハードワークですね。
攻守の切り替えを早くすることはもちろん、例年のこの時期に比べるとどの選手もよく動けていましたし運動量が多かったです。
攻撃時には後ろの選手もどんどん上がって来ていましたし、ジュニーニョもよく守備をしていましたからね。
そして特に球際の競り合いで負けないという意識は高まっています。
鈴木など若い選手も競り合いでは激しく行っていましたし、途中投入された佐々木がDFに競り負けたところではジョルジーニョが叱咤するなどかなりチームに徹底しているのだと思われます。
これからの課題としては守備のところで後述しますが、運動量を抑えるためにDFラインを高くして布陣をコンパクトにすることですね。
そして何といってもコンディションです。
連戦や夏場にハードワークできるかはコンディションにかかっていますし、それには調子のいい選手を使う、そしてローテーションで選手のコンディションを落とさないよう監督が調整していくことが必要になって来ます。

攻撃の狙いと課題
攻撃の形で狙っているのは中盤で繋いでサイドに出してからのセンタリングですね。
必ず3,4人はゴール前に入っていますし、実際にその形からシュートまで行っています。
何より昨季に比べるとサイドバックを中心に後ろの選手のオーバーラップがいいタイミングでできていますし、サイドで積極的に仕掛ける意識が高まっているので観ていておもしろいです。
この試合では鈴木、イバ、梅鉢、伊東とサイドバックに入りましたが全員いい上がりを見せていました。
ピッチコンディションがよくてもっと連携があがればボールの収まりもよくなるでしょうからこのサイド攻撃には非常に可能性を感じますね。
課題はこの試合に出場していたジュニーニョ、興梠、遠藤に加えて大迫、柴崎、増田などゴール前に飛び込む選手にあまり高さと競り合いの強さがないということです。
そのため、センタリングの精度を高めるのはもちろん、中央に入る選手の動き出しやポジション、タイミングなどを詰めていく必要がありますね。
サイドを上手く使えればさらに中央、相手のバイタルエリアを上手く使える可能性も出て来ます。
しかし、そこで問題なのがトップ下のポジションです。
2列目の選手層の薄さが中盤ダイヤモンド型の4-4-2にしたことで一気に解決されたように思われていますが、4-2-2-2のオフェンシブハーフにゲームを作れる選手が必要なように新布陣でもトップ下に能力の高い選手が必要なことは変わりません。
そうすると本山しかいない問題は解決されておらず、そこを他の選手の成長で補えるのか、ジョルジーニョ監督が選手起用でバランスを取ったり、戦術指導でポジションの取り方を徹底して補っていくのかですよね。
それができなければシーズン途中で新外国人を獲得するしかないでしょう。
上を目指すにはバイタルエリアを上手く使えないといけないですから、トップ下問題は必ず解決しないといけないファクターになりますね。

守備の狙いと課題
完封して一見守備は及第点に見えますが、セットプレイからの1点だけにとどまった攻撃よりもやりたい部分が見えなかったというのがこーめいの印象です。
前線からプレスをかけて高い位置でボールを取りたい意図はみえたのですが、まだ連動してプレスをかけてどこで奪うのかというのが意思統一されてないですね。
さらに問題なのがDFラインの前の(特にサイドバックの前の)スペースです。
バイタルエリアは青木しかいないのでカバーしきれず、そこにボールを入れられるとDFラインがずるずると下がらざるをえない状態になっています。
そして、ゴール前まで下がるとCBなりSBなどボールホルダーに近い選手が飛び出してプレスに行くことになります。
その裏を青木が埋め、さらにバイタルエリアをサイドハーフがカバーするのですがその連携がまだまだできていません。
そのため、ボールホルダーにプレスがかからずDFラインが下がってゴール前の相手FWもフリーにしている場面が多かったですね。
ピッチの悪さからボールを繋げないのは水戸も同じで、守備ではそれに助けられていました。
それにもっと精度の高いプレイをするクラブ、上手くバイタルエリアを使えるクラブ相手だとかなりやられるのではないかと思います。
そしてさらに心配なのが、アンカーの青木にプレスをかけられたらかなり危ないだろうということですね。
中盤ダイヤモンド型の4-4-2はトップ下と同じくらいアンカーのポジションの選手が重要ですが、機能させるためには本田の復帰、柴崎の成長も欠かせないでしょう。
DFラインが下がってしまうと中盤の選手の運動量が大変なことになってもたなくなりますし、逆に高くすると今度は中田と岩政でラインの後ろのスペースをカバーできるのかという問題も出て来ますからね。
守備に関してはまだそれほど手を入れてないのかもしれませんが、これからの修正をどうしていくのか注目したいと思います。

期待感の持てるチャレンジ精神
試合を観て一番感じたのは昨季に比べて選手たちが伸び伸びプレイできていますよね。
サイドの使い方は戦術練習でしっかりやっていて形になっていますし、攻撃時には人数をかけるので後ろの選手も思い切って上がれています。
守備には不安があるので点の取り合いになる試合が多くなるかもしれませんが、逆に言えば守備では昨季より個の力で守ることを要求されることになるので世代交代、選手の成長を促すにはいいと思います。
あと気になったのはセットプレイですね。
この試合では小笠原が蹴っていて、後半から右のCKは遠藤が蹴っていました。
小笠原はケガをしてからボールが上がらないと言っていましたが、やはりそういう場面が目立ちますよね。
特に長いレンジでのFKは明らかに狙った場所まで届いていないことが多いので、増田、遠藤、柴崎などセットプレイを積極的に蹴らせていくことも必要となるでしょう。
なにぶん監督が代わったばかりなので序盤は結果が付いて来ないこともあるかもしれませんが、確実にチームが前向きに、成長する方向に向かっているのを感じる試合でしたね。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

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