鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
04 | 2017/05 | 06
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

【J1戦力分析2012】鹿島、磐田、新潟
J1戦力分析の第3回は鹿島、磐田、新潟の3クラブです。
このグループはどういう括りかというと、昨季サイドを起点に攻撃していたクラブです。
ハーフタイムでは必ずと言っていいほど、「サイドを起点にして」「サイドを上手く使って」など監督から指示が出ていました。
しかし、各クラブ大迫や前田、B・ロペス、ミシェウなど前線にキープできる選手がいたという事実は、逆に言えば中央、バイタルエリアを上手く使う攻めの形を構築できなかったと言えます。
その理由は組織の観点で言えば監督の戦術の引き出しの問題、個の力の観点で言えばオフェンシブハーフにゲームメイクできるタイプの選手がいなかったというのが共通点になりますね。
やはりゴールから遠い場所でいくらパスを繋いでも相手にしてみれば怖くはないですし、中央で起点が作れないとなかなか上の順位には行けないですよね。
ただ、サイドを起点にする攻撃が悪いというわけではなくメリットもあります。
まず1つ目はサイドの方がプレッシャーが緩いのでビルドアップしやすいということ、タッチラインを背にしてプレイするので視野を取りやすいこと、そしてボールを奪われても中央で奪われるよりはリスクが少ないことなど挙げられます。
また、サイドからの攻撃も駒野などいいクロスを上げる選手、山田などドリブル突破のできる選手、前田や金園などゴール前でいいポジションに入っていける選手がいればかなり脅威になりますね。
今季は新潟が黒崎監督続投ですから昨季のサイド攻撃、カウンターに上積み出来るかが焦点となるでしょう。
鹿島と磐田は監督が交代したのでサッカーのスタイルも変化していきそうです。

鹿島アントラーズ
昨季成績:6位 勝点50 13勝11分10敗 53得点40失点
フロント・監督
ブラジル人選手の獲得と選手育成の面でいささか迷走してそれがそのまま順位に響いており修正は必要ですが、これまで培って来た経験があるためフロントの方針は安定していますから大崩れはないでしょう。
新監督にもジョルジーニョを連れて来ましたからね。
そのジョルジーニョ監督ですが、インタビューを見ると昨季の鹿島の試合をしっかり分析していますし、チーム作りへのビジョン、そのためのプロセスをきちんと描けていると感じます。
練習のバリエーションや戦術の引き出しも多そうですし、何より向上心が高いのでチームの成長に楽しみを抱けますね。
センターライン
ジュニーニョ-本山-本田-中田or岩政-曽ケ端
よく世代交代と言うと若い選手を起用することだと勘違いしている人がいますが、しっかりしたセンターラインを作ってそれに若い選手をからめていくのが理想です。
その観点からすると鹿島の今季のセンターラインはかなり豪華です。
このメンバーを軸に若い選手を組み込んで起用して行き、将来的にその若い選手がセンターラインに名前と連ねるというのが理想的な世代交代の流れになります。
問題はベテラン選手が多いのでケガやコンディションの心配があり、シーズンを通していいパフォーマンスを発揮できるかということ。
そして、今季からダイヤモンド型の4-4-2にしたので小笠原がセンターラインに組み込まれずに、新たにアンカーに能力の高い選手が必要となったことです。
いずれにせよ最重要なポジションであるトップ下に誰を起用するかを含めて、若い選手の成長が必須のシーズンになるでしょうね。
バイタルエリア
3連覇した時には本山とマルキーニョスという前線でキープできる選手がいましたが、この2年の間に本山はコンディションの問題、マルキーニョスは退団ということでレギュラーからはずれるとバイタルエリアを上手く使えなくなって行きました。
そのため、サイドを起点にする攻撃ばかりが目立つようになっていったのですが、それでもリーグ戦で上位の順位に位置出来ていたのは鹿島に能力の高い選手が集まっているからでしょう。
今季バイタルエリアを上手く使えるかどうかですが、個の能力ではジュニーニョ、大迫、本山にかかっていると思います。
今のところ前線でボールをキープできるのはこの3選手ですからね。
彼らの他にもドリブルで仕掛けたり、ゲームメイクできる選手が現れれば選手起用の幅も広がるでしょう。
もちろんジョルジーニョ監督が選手の能力を引き出せるかにもかかってますし、組織としての改良も必要ですね。
ジョルジーニョ監督は昨季の戦いにおいて攻守に浮いているポジションがあると言っていましたが、それは両サイドハーフのことでしょう。
中盤がフラットの状態だったので選手間の距離が広がっていましたから、攻撃ではパスを繋げずドリブルでの仕掛けも見られず、その上サイドバックの上がるスペースを消していました。
また、守備でも相手に中央から攻められるとまったく機能してなかったです。
それを解消するための中盤ダイヤモンド型の4-4-2でしょうね。
中盤は選手が流動的に動くものの中央寄りにポジションを取るので選手間の距離が縮まりますし、そこでのパス交換からバイタルエリアを使い、サイド攻撃はサイドバックのオーバーラップでという意図があると思います。
キャンプ、プレシーズンマッチなどで確実に変化は見られていますから昨季よりはバイタルエリアを使えるようになるでしょう。

ジュビロ磐田
昨季成績:8位 勝点47 13勝8分13敗 53得点45失点
フロント・監督
相変わらず主力の離脱が多いですが、その分の選手の補強はしっかりしていますね。
横浜FM同様に監督にはお金をかけないクラブで、今季はコーチから昇格した森下監督が指揮を執ります。
昨季の柳下監督はサイドを起点とする攻撃を構築して、前田、駒野に加えて大卒ルーキーの山田、金園、小林らを上手く起用して8位と1桁順位でフィニッシュしました。
ただ、いい選手が揃っているのでもっと上の順位に行けそうな気はするんですけどね。
今季は4-2-3-1の布陣でバルセロナのように中盤を細かく繋いでビルドアップしていくスタイルになるようです。
Jリーグでは新監督が理想を追って失敗するという例が過去にいくつもありますが、どういう結果になるのか興味深いですね。
いい選手が揃っているだけにあとは監督の手腕次第でしょう。
センターライン
前田-山田-小林-チョor千代反田-川口
本当にいい選手が揃っていますよね。
金園、山崎、ロドリゴ・ソウトもいますし、新加入のペク・ソンドンもイグノ級のインパクトと言われるだけのことはあります。
ただ、イグノがいたシーズンも順位は11位ですから結果に繋がるとは限りませんけど。
戦い方次第では躍進しそうですから、やはり監督が選手の能力を引き出せるかにかかってるでしょう。
バイタルエリア
プレシーズンマッチを観ると昨季より中央を使ってビルドアップしようという意図が目立つのですが、今のところ後ろに縦パスを入れられる選手がいない、前にボールをキープできる選手がいないというにっちもさっちもいかない状態です。
トップ下でも山田はある程度できるでしょうが、元来は使われるタイプの選手ですからね。
ペク・ソンドン、松浦もボランチのロドリゴ・ソウトもプレイメイカーというタイプではないですし、2列目にゲームメイクできる選手がいないとバルセロナみたいなサッカーをやるのは難しいんじゃないでしょうかね。
昨季みたいにサイドを起点にしつつ、そこからバイタルエリアももっと上手く使っていくような攻め方にすればいいと思うのですが、けっこうスタイルを変えていますから時間がかかりそうです。

アルビレックス新潟
昨季成績:14位 勝点39 10勝9分15敗 38得点46失点
フロント・監督
資金力の問題もあって毎年選手を引き抜かれるのですが、限られた資金の中でいい補強をしている印象がありますね。
平井、矢野、小谷野、中村と日本人の補強もですが、外国人を観る目はうらやましいくらいです。
まだトップフォームではないアラン・ミネイロはよく分からないですが、左サイドバックのキム・ジンスはビルドアップ、正確なクロス、タイミングのいいオーバーラップにインターセプトとかなり能力が高いと思います。
毎年ホームでは粘り強く戦えているところも強みですよね。
就任3年目の黒崎監督はよくも悪くも昨季とあまり変わらない印象があります。
センターライン
B・ロペス-ミシェウ-本間-菊地-鈴木-小澤or東口
プレシーズンマッチの清水戦では例年のごとく4-3-3を試していましたが、今年も上手く機能しそうにないですね。
矢野、平井が加入したことでミシェウをオフェンシブハーフで起用できるので4-4-2で決まりでしょう。
チョヨンチョルはいなくなりましたが、逆にチームのバランスは良くなっており、メンバーを固めていけばいいサッカーができるようになると思います。
問題はミシェウ不在時にどういうサッカーをするかですよね。
バイタルエリア
昨季はポゼッション時にサイドを起点にして攻めていたのですが、その割にチョヨンチョルに1対1で仕掛けさせるパス回しはできていなかったですし、縦パスを入れられる選手が後ろにいなかったですね。
バイタルエリアはミシェウとB・ロペスのからみで少し使われるくらいでした。
今季はミシェウが1列下がることでそこでのキープ、スルーパスが期待できると思います。
逆サイドはアラン・ミネイロや小谷野に積極的に仕掛けさせればいいんじゃないでしょうかね。
ボランチのポジションに展開力のある選手がいないのが難点ですが、新潟はカウンターも積極的に狙って行くスタイルなので当たりや守備に強い選手を並べて前線の選手でゴールを奪うという戦い方なら問題ないでしょう。
黒崎監督がバランスよく選手を起用できれば昨季より確実にバイタルエリアを使えると思います。

サイドアタック組総括
鹿島はもともと能力の高い選手が多いので大崩れはないと思いますし、監督次第という部分が大きいので若い選手が力を発揮すればいいサッカーができると思います。
あとは他クラブで優勝争いするようなクラブがそんなに多くなさそうなので、相対的に割と上位に食い込むのではないかと期待しています。
磐田はスタイルが大きく変わっており、経験のない森下監督ということで二桁順位に逆戻りするのではないかと思います。
戦術の浸透には時間がかかると思いますし、どうしても経験のない日本人監督、コーチから昇格した日本人監督というのは上手くいく印象がないです。
これまでも比較的良かったのは(最終年降格した)FC東京の城福監督や(1年目低迷した)清水の長谷川監督くらいですからね。
手倉森監督や関口監督はJ2からそれぞれ仙台、川崎を率いていましたし、J1でしかもサッカーのスタイルを変えるとなるとかなり難しいと思います。
新潟は黒崎監督が余計なことをせずにシンプルに選手の能力を引き出せば1桁順位に返り咲くのではないかと思いますね。

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

テーマ:Jリーグ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿
以下の事項にあてはまると管理人が判断した場合、削除・コメント禁止とさせていただく場合があります。
1.記事・コメントの主旨を踏まえない単なる誹謗中傷。
2.記事、それまでのコメントをきちんと読んでいないと判断される反論・異論コメント。
(※よく読んで、調べて、考えてからお願いします)
3.根拠・一貫性のない主張の過度の押し付け。
4.同じ主旨の質問・議論の繰り返しとなるコメント。
5.意味のないもの、管理人から見て不快なもの。














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kashimablogetc.blog55.fc2.com/tb.php/868-9d0ea35d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

プロフィール

こーめい軍師

Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

リンクはご自由にどうぞ(≧∇≦)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

秋春制反対の方は署名にご協力ください。 ↓携帯の方はこちらからお願いします。 http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=99

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する