鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1戦力分析2012】広島、C大阪、浦和
J1戦力分析の第4回目は広島、C大阪、浦和です。
この3クラブの括りは攻撃的なサッカーを目指すであろうということです。
ペトロビッチ監督から森保監督になった広島はユースでもトップチームと同じサッカーをやっているということで、フォーメーションやシステムも大きな変更はないと思われます。
そのペトロビッチが監督に就任した浦和は当然、広島の時と同じようなサッカーをするでしょう。
C大阪はクルピ監督のもと、2バックとも言えるシステムで戦っていました。
今季から就任するソアレス監督は攻守のバランスに気を配りそうなので昨季までは攻撃的でないかもしれません。
攻撃的なサッカーをするクラブは試合を観ていても楽しいですね。
ただ、タイトルという話になると勢いがある分、トーナメント戦では躍進する印象がありますが、リーグ戦となるとどうしても攻撃に比重がかかっているため、失点も多くなり勝負強さを発揮できないイメージがあります。
攻撃的なスタイルを確立してJリーグでも成功しているG大阪もあれだけの戦力を揃えながらリーグ戦の優勝は1度きりですから。
魅力的なサッカーをしながら、同時に勝者のメンタリティーを発揮できるようなクラブは現れるのでしょうかね。
監督が試合中にできることは限られてますから試合の流れを読むのは選手の判断も重要になって来るのですが、攻守一体のサッカーでは本当に攻撃と守備のバランスをとるのは難しいと感じます。

サンフレッチェ広島
昨季成績:7位 勝点50 14勝8分12敗 52得点49失点
フロント・監督
ペトロビッチ監督の2年目では降格してしまったものの、J1に復帰してからは4位、7位×2と安定していい結果を残していましたし、ナビスコ杯と天皇杯でも準優勝を果たすなど確実にチーム力は上がっていましたね。
今季からはクラブライセンス制度の導入に備えて緊縮財政に移行、監督も交代して李、服部、高柳、ムジリらが退団したものの戦力補強もあまり積極的にできてないです。
資金が乏しいので仕方ない面もありますが、その分はダイレクトに結果に響きそうですね。
昨季までは連敗は少ないが、連勝も少ないというカラーがモロに出ていましたから、それを受けてなのかもしれませんが、森保監督は守備のノウハウも注入していくということです。
実際にキャンプでもそのための練習に取り組んでるようですから、それが上手く言えば勝負強さが身に付くということになり、上手くいかなければ攻撃の良さを失ってしまうという状態になりそうですね。
センターライン
佐藤-高萩or森崎浩-森崎和-千葉-西川
センターラインはこんな感じですが、広島は3-4-2-1という布陣で戦っているのでサイドの選手も重要ですね。
サイドからの崩しや激しいアップダウンのできる運動量も要求されます。
ミキッチは運動量もありますし、ドリブルでの仕掛けは現在のJリーグでは随一です。
いい外国人選手をもっと獲得できればタイトル争いにもからんでいけそうですけどね。
1年フルに働けるムジリのような選手が理想ですけど、それもやはり資金的に厳しいものがあるのでしょう。
しかし、ユースから若い日本人選手を育ててトップチームに上げていくっていうのが広島のカラーでもありますからね。
バイタルエリア
能力が飛び抜けた選手がいるわけではないですが、1トップの下に2シャドーを置く布陣なのでバイタルエリアを使いやすいと言えます。
また、1トップの佐藤の飛び出しが秀逸なので相手のDFラインは常に裏のスペースに注意を払っておかなければならず、それもバイタルエリアでボールをキープしやすい状況を手助けしていますよね。
パスを繋いで攻撃を組み立てて行くチームなのでバイタルエリアは組織的によく使えています。
しかし、特にミキッチなどサイドからの攻撃、夏場はカウンターの比重を増すなど臨機応変に多彩な攻めをするクラブですね。
攻撃では組織としてはかなり選手の能力を引き出せていたと思いますから、監督が代わってその部分がどうなるのかまず気になるところです。

セレッソ大阪
昨季成績:12位 勝点43 11勝10分13敗 67得点53失点
フロント・監督
07年から就任したクルピ監督のもといいチームを作って、この2年はJ1でも驚くほど攻撃的なサッカーで楽しませてくれました。
これまでも香川、家長の海外移籍などあっても上手くカバーしていたのですが、昨季は乾が海外へ、さらにはACLも勝ち進んでいたためリーグ戦では低迷してしまいました。
しかし、一番の問題は補強にあったと思います。
ここのところは少ない資金の中、一貫とした方針でピンポイントでいい補強が出来ていたのですが、昨季はキムボギョンから始まってピンパォン、ファビオ・ロペスと2列目タイプの選手にこだわり過ぎてしまったきらいがありますね。
クルピ監督に4-2-3-1の2バック気味に攻めるサッカーではボランチにボールキープと守備の出来る選手がいないと厳しいですし、1トップにもキープ力と打開力が求められます。
昨季は外国人枠の関係でアマラウを諦めてキム・ボギョンを選びましたし、新しく獲得したブラジル人は2人ともストライカータイプではなかったですから、そのせいでチームのバランスを崩してしまいました。
今季獲得したFWのケンペスはフィジカルが強く、アドリアーノに近いタイプだと思いますし、カルリーニョス獲得には大宮に敗れたものの、その後すぐ獲得したブランキーニョもいい選手の予感です。
昨季よりチームのバランスはよくなるんじゃないですかね。
ソアレス監督は攻撃的なサッカーを標榜するものの、クルピ監督程は攻撃的ではなく、攻守のバランスを気にするのではないかと思います。
若い時から監督をやっていて指導歴は豊富ですね。
センターライン
ケンペス-清武-ブランキーニョ-茂庭-キム・ジンヒョン
C大阪の情報はほとんど入って来ていないのでよく分かりませんが、基本フォーメーションは4-4-2でやるみたいですね。
4-2-3-1にしろ選手のバランスはよくなっていると思います。
ただ欲を言えばアマラウのようなしっかり守備の出来るボランチが欲しいところです。
キム・ボギョンも扇原も攻撃的な選手だけに五輪で活躍する山口に期待がかかりますね。
バイタルエリア
昨季までは4-2-3-1の2列目に能力の高い選手が集まっていたのでバイタルエリアもしっかり使えていましたよね。
その分、少しパスを回し過ぎる傾向もありましたが観ていて楽しいサッカーを繰り広げていました。
気になったのは10シーズンのように1トップがもっとボールを引き出したりキープしてくれればいいのですが、昨季はそれがなかったので相手のプレスがC大阪の2列目にダイレクトにかかって来る場面も多かったことです。
そして、アマラウ退団、マルチネスのケガもあって両サイドバックが高い位置を取れなくなり、後ろからのビルドアップも物足りなく感じました。
この辺りの問題はフロントも感じているのか、早くからケンペスの獲得に動いていましたよね。
ボランチにも若い日本人選手が育っていますし、昨季よりは楽しみを感じる布陣になっています。

浦和レッズ
昨季成績:15位 勝点35 8勝12分14敗 36得点43失点
フロント・監督
ここ数年はフロントの迷走が結果に影響を及ぼしているのは確かですね。
名前だけを見れば今季もという感じなのですが、今季は同じペトロビッチ監督でもある程度計算できる新しいスタートを切れるわけですが、監督選びの流れについては報道であったように一貫性は感じられませんでした。
しかし、ペトロビッチ監督の能力の高さには定評がありますからいいチームは作って来るでしょう。
それでも本人も言っているように時間はかかると思います。
また、育成能力は高いですがタイトルを取れるクラブにできるかというとまだ未知数の部分はあるわけで、そこに広島と浦和では求められるものに違いがありますよね。
またフィンケ監督のときのようにチーム作りとタイトルの狭間でどちらを優先するのかというせめぎ合いがあるとフロントの迷走がシーズン中に露呈してしまう可能性もあるかもしれません。
センターライン
田中-柏木-鈴木-阿部-加藤
ペトロビッチ監督のサッカーをやる中で阿部と槙野を獲得できたのは大きかったですね。
ただ、1トップや両サイドに目を向けると適任者を見つけ出す、もしくはコンバートするのは大変そうです。
広島と比較すると佐藤とタイプの似た選手は田中のみとなり、実際にデスポトビッチやポポはフィットできずにいますし、これからもなかなか難しいのではないかと思います。
そして、田中はケガが心配ですね。
また、サイドにはミキッチのように仕掛けられる選手や服部のように運動量があって守備ができる選手も必要でしょう。
恐らくペトロビッチ監督はポジションごとに決まった役割を求めていくでしょうから、選手がそれに対応するまでに時間がかかると思います。
さらなる戦力補強も含めて新しいセンターラインを築いていくシーズンになりそうです。
バイタルエリア
2シャドーを置いているのでバイタルエリアは広島のときのように上手く使って来ると思います。
原口、柏木、M・リシャルデス、山田、梅崎、エスクデロと2シャドーができそうな選手はたくさんいますからね。
いろいろ組み合わせを楽しめそうですが、理想は技術が高くてラストパスを出せる選手と運動量があってドリブルのできる選手ですね。
かつてのパレルモのパストーレとイリチッチ、ナポリのハムシクとラベッシのようなコンビはやはり質の高いプレイで攻撃をけん引しています。
ただ1トップが足元でボールを受けたがる選手だと相手のDFが前からがつがつ守備をしに来るので2シャドーのスペースがなくなります。
ということはナポリのカバーニのような長い距離を走ってパスを引き出せる選手との組み合わせがいいでしょうね。
後ろにはフィードのできる阿部がいますが、DFラインに入るならボランチから展開力が少し乏しいので小島の成長、もしくは柏木が入ることで補うことになるでしょうか。

攻撃的サッカー組総括
広島は監督が代わって補強もあまりできていないので、緊縮体制の分やはり順位が落ちてしまうと思います。
他のクラブを観るとあまり残留争いしそうなところが見当たらないのでもしかしたら相対的に残留争いに巻き込まれるかもしれません。
C大阪は、ケンペスがかなりやるのではないかと思いますし、チームのバランスが良くなって再び上位に進出してくるのではないかと思っています。
ただ、今季もシーズン途中で海外移籍があるかもしれませんけどね。
浦和はやはり時間がかかると思うので順位は上がるものの、それほど大躍進というシーズンにはならないと予想しています。
まずはフィンケ監督時代くらいに落ち着きそうな1年になるのではないかと思いますね。

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テーマ:Jリーグ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

 こんにちは。お久しぶりです。
 いよいよ開幕ですね。今年は戦力分析のみで、順位はつけておられませんね。それとも、全チームの戦力分析をし終えてから、順位予想を発表されるのでしょうか。
 記事の中に明らかな間違いがあったので(きっとご自分でも気付かれると思いますが)、当該チームのサポとして訂正させていただきますよ。
 マルキーニョスではなく、マルチネスです。きっと、書き慣れておられるせいで、ついつい手が滑ったのかと。
 順位は残留できれば十分。若いチームなので、今は、力をつけていっている時期だと思っているので。
【2012/03/06 13:17】 URL | 姥桜 #- [ 編集]

姥桜さんへ
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
今季は順位を予想しないつもりです。
一応、今後の参考として自分の中では予想しますけどブログには書かないですね。
ご指摘の件、ありがとうございます。
おっしゃる通り、書き慣れているのでついマルキーニョスと書いてしまっていたので修正しておきました。
【2012/03/06 13:29】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


ブランキーニョはシャドーの選手ようで、今のところ、ボランチとして起用されたことはないように思います。
ちなみに、守備的なボランチとしては山口選手や、川崎から新加入した横山選手が起用されているようです。

いつも非常に勉強になります。
これからも更新、楽しみにしています。
【2012/03/07 14:29】 URL | 桜 #- [ 編集]


はじめまして。
色々とまわっていたら辿り着き、せっかくですのでコメントさせて頂きます。
私サンフレッチェサポーターですが、他サポの方でもよく分析されていて関心しました!
開幕前の順位予想で我がチームは、監督や得点源の李が抜けたせいで、メディアや著名なサッカージャーナリスト様から、散々な評価を頂いています。
ただ、昨年までのサッカーを引き継ぎ、問題点だった守備力(そこは前線からの守備意識の向上と新潟からの千葉の補強で改善できるのでは...思ってます!)が改善すれば、期待を裏切る上位進出も夢じゃないと思っています。
また、森保監督には岡本など積極的にユースの選手を起用して、層の底上げに期待したいですね。
雑誌の評価なんか当たらないしどうでもいいのですが、監督をコロコロ変えてるだけのチームとの評価の差に「イラッ」っとして「負けてたまるか!」と思ってしまいました。

長文になりましたが、本当に失礼しました。
【2012/03/08 00:01】 URL | 熊サポ #- [ 編集]

桜さんへ
コメントありがとうございます。
ブランキーニョは2列目の選手ですが、ボランチの扇原、山口は五輪で抜けることはまず確実なので軸にはなりづらいと考え、一応ブランキーニョの方をセンターラインに組み込んでみました。
最初はカルリーニョスを狙っていたので同タイプかと思ったのですが、シャドータイプなんですね。
情報ありがとうございます。
【2012/03/09 10:55】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

熊サポさんへ
はじめまして、コメントありがとうございます。
上手く行っているクラブも監督が代わるとチームカラー、戦い方まで変わって上手くいかなくなる場合が多いですし、実際にそうなっているクラブもあります。
かと言って同じ監督だとマンネリもするので、クラブがしっかりとチームカラーを打ち出して継続していくことが大事ですよね。
鹿島がそうやって来ましたから。
広島もG大阪、C大阪も前監督がスタイルを確立して最初の監督交代になるので今季はどうなるのか注目しています。
チームカラーがはっきりしているクラブが増えた方が楽しいですからね。
順位予想はどうしても資金や戦力などを中心に考えますけど、ケガ、シーズン途中の補強、ACLの勝ち進み、新監督の手腕、監督交代などの不確定要素が多いので真面目に予想すればするほど、シーズン初めの順位予想はアテにならないのではと思うこともあります。
【2012/03/09 11:08】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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