鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第2節】最下位から這い上がろう…の川崎戦
結果
3月17日(土) 2012 J1リーグ戦 第2節
鹿島0-1川崎F(14:04/カシマ/19,010人)
[得点者]
45'+2 レナト(川崎F)
[フォーメーション]
FW:大迫、ジュニーニョ
MF:遠藤、柴崎
MF:小笠原、増田
DF:アレックス、中田、岩政、イバ
GK:曽ケ端

[選手交代]
45分:増田→山村
62分:小笠原→土居
79分:遠藤→岡本


試合の感想
蘇る4-2-2-2
前節からメンバーの変更がなかったら今シーズンは先の見えない戦いが続いてしまうと不安だったのですが、ジョルジーニョ監督は仙台戦に途中出場をしていいプレイをしていた遠藤と柴崎をスターティングメンバーに入れて来ましたね。
ただ、フォーメーションも4-4-2のボックス型に変更して来ました。
もともとダイヤモンド型に執着があるわけではなさそうでしたが、こんなに早く変えて来るとは思いませんでしたね。
川崎も4-4-2、前節とまったく同じメンバーでした。
鹿島はフォーメーションとメンバーを変更することで、大なり小なり改善が見られたのはビルドアップ、中盤の距離間、前線からのプレス、ポストプレイの4つです。
前節DFラインとアンカーからのビルドアップに問題があったのですが、この試合ではボランチに小笠原と増田が入ったためにボールキープ力、展開力で前半は鹿島が優勢に立ちましたね。
新潟戦ではレナトや山瀬が積極的にドリブルして縦に勢い迫力のある攻撃を見せていた川崎に対してかなり攻撃的なメンバーでしたが、中盤は全員がボールを持ってパスも出せるのでその力で試合をコントロール出来ていました。
そして何より良かったのが遠藤と柴崎のポジショニングですね。
オリヴェイラ監督のラスト2年はボールキープできない野沢やガブリエルがオフェンシブハーフのレギュラーを務めていたため、次第に中盤がフラットの4-4-2になって前線からプレスをかけずにブロックを作ってゾーンで守る戦い方に移行していました。
そのため、攻撃でも選手間の距離が開いてしまって前に詰まる事態に陥っていたのですが、この試合では遠藤と柴崎はサイドに開きすぎずに中央でボールをもらって展開するシーンが目立ちましたね。
それもあってポジションチェンジも頻繁にしていましたし、サイドのスペースをサイドバックがいい形でオーバーラップできていました。
また、ボックス型に戻したことで前線からのプレスが復活します。
ダイヤモンド型でもそうであったようにあまり前線から積極的にプレスをせず、またその掛けどころ、ボールの奪いどころがはっきりしないでいたのですが、次第に2トップが相手にプレッシャーをかけるようになって中盤の選手もそれに続いていくようになります。
それにより高い位置でボールを奪う場面も増え、(ジュニーニョへのパスが合わないことが多かったですが)そこから速い攻撃に繋げようとする意図が見えましたね。
大迫も中盤がボックス型になったことでポストプレイをしやすそうでしたし、ボールが収まったときにはいい攻撃の形が出来ていました。
前半は鹿島の代名詞とも言うべきブラジル流の4-2-2-2の戦い方が時間と共に蘇って来ているようでした。

前半の修正すべき点
改善が見られた反面まだまだ不十分な点、課題も見られました。
まず、小笠原と増田のドイスボランチになったことで鹿島が押し込んでいる時間、守備をしている時間でも高い位置を取り過ぎてバイタルエリアに大きなスペースが出来ていたことです。
しかし、これは途中から増田が低めの位置を取ることで修正していましたね。
2つ目は遠藤、柴崎が中盤からいい展開をした後のプレイです。
シンプルにクロスを上げればいいものを何故かここ数年の鹿島は躊躇して横パス、バックパスを選択してしまいますよね。
実際に柴崎の展開から新井場、グラウンダーのクロスをジュニーニョがシュートした決定機はその形から生まれています。
逆にアレックスはボールをもらうと止まって攻撃の流れを切る場面が多かったですし、失点前のシーンでも遠藤の展開から柴崎が左サイドで1対1の状況が出来たのですが、いいタイミングでオーバーラップしたアレックスを使わずにバックパスしたことで攻撃の流れを失ってしまいました。
水戸戦では鈴木はよく仕掛けていましたし、梅鉢、伊東も割とシンプルにクロスを上げていていいリズムが生まれていました。
サイド攻撃に関して昨季とまったく異なるのはサイドの選手がフリー、もしくは1対1の状況でボールをもらえているということですね。
それだけにもっと攻撃をやり切る意識を高めた方がいいですね。
縦パスに関してはまず後ろの選手はジュニーニョの動きを見てそこに出すことが多かったのですが、裏を狙うのかくさびになって受けるかなどまだ連携、出し手とのタイミングが合ってないのでそこでボールを失うことが多かったです。
相手チームもジュニーニョを最優先で警戒してきますから、まずは大迫に当ててから展開する方がいいですね。
実際に大迫にくさびのボールが出た時はよく収めていい展開していましたし、後半はその形からジュニーニョがGKと1対1になる場面がありました。
最後は前線からのプレスがまだまだ探り探りだったので徹底すれば後半はもっといい試合が出来ていたはずなのですが…。
ロスタイムの失点は曽ケ端の悪癖ですね。
ジュニーニョやマゾーラに決められたサイドからの角度のないシュートでもそうですが、こういう状況では曽ケ端はセンタリングに山を張りますから。
センタリングを警戒するポジションを取るのならいいですが、完全に山を張っているので間違ったポジショニングをしてしまっています。
完全なミスからのいらない失点でした。

後半の選手交代
ジョルジーニョ監督はいきなり増田に代えて山村を入れて来ましたね。
試合終了後のコメントからすると、増田のポジションが低すぎたのでボランチをもっと高い位置でプレイさせ、遠藤と柴崎、そしてDFラインの位置を高くさせようとした意図があったようですね。
そうすることでオフェンシブハーフにはFWに縦パスを入れることを要求していたみたいですから、もっと布陣をコンパクトにして選手間の縦の距離を縮めたかったのでしょう。
ただ、DFラインを高くするにはやはり前線からのプレスをもっと徹底しないといけないですし、小笠原とコンビを組むボランチは守備を考えて下がってバランスを取らざるを得ないです。
その上、DFラインのビルドアップ力を考えるとボランチが1枚下がってボールをもらって展開しないといけないわけで、確かに布陣は間延びしていた傾向はありますが、仙台と違って川崎の前線の選手はCBにもプレスをかけていてくれたので逆に中盤で繋ぎやすくはなっていたんですよね。
FWへの縦パスは前述したように大迫に入れることで解決できましたから。
川崎がリードしたことで後半はプレスの位置が下がる可能性もありましたが、前半は現段階ではいいバランスで戦えていたので同じメンバーで引っ張って良かったですね。
確かにさらに上を目指す戦いをするなら布陣をコンパクトにする必要はありますが、段階を追ってやっていかないと難しいです。
土居の起用に関しても、いいものを持っているので使っていけば面白い選手になると育成に重きを置いた交代でしたし、先を見据えた上での選択だったと感じます。
しかし、最後のカードである岡本を含めて3人とも鹿島でほとんどプレイしていないのでこの状況で起用しても上手くいくはずもなく次第に尻すぼみになってしまいました。
また、増田、小笠原、遠藤とパスを展開できる選手を次々に下げて、最後には3トップ気味にして中盤が薄くなってしまったのでDFラインからパスを出さなければならなくなったのですが、再びビルドアップ力の無さを露呈してしまいましたね。
川崎も後半は矢島、楠瀬など前線の選手を代えてプレスを強化して来たこともあって終盤はボールを前に運べない状況になりました。
そのためせっかく入れた岡本を生かす機会もなく、ホーム300戦目200勝のかかった試合を飾ることができませんでした。
ホーム開幕戦も敗れてしまい、2連敗で最下位ですね。

ナビスコ杯神戸戦に向けて
ただ、それ程悲観することはなくこの試合の前半をベースに戦って上述したことを修正して行けば鹿島らしいサッカーが戻って来るのもそう遠くないように思います。
ボランチは復帰すれば本田、そこに小笠原や柴崎、増田をからめて、相手によっては青木を起用でもいいわけですし、2列目も本山、遠藤、増田、柴崎、土居らを組み合わせていけば思ったよりやっていけそうです。
柴崎は2列目よりボランチでのプレイの方がいいと思いますし、DFラインのビルドアップに関しては至急手を打たないといけないですけどね。
この試合の選手交代を見ても、ジョルジーニョ監督は小手先だけでなくその先を見据えてかなり抜本的な改善を考えているのでしょう。
コメントでもいろいろ試しながらやっていると言っていますし、実際の試合でどの選手がどこまで出来るのかを見ている部分もあると思います。
今の鹿島にはオリヴェイラ監督のように目先の勝点3を欲して固定メンバー、ベテランを起用して戦って勝点1を拾うのがやっとの試合を続けていくか、チームの将来を考えて若い選手を育てながら抜本的な改革をするかの2つの道があります。
前者を選べばどうなるかはすでにこの2年で結果が出ていますし、その惨状が現在の状況ですからね。
イ・ジョンス、ジウトン、アレックス、西、本田、岡本、ジュニーニョなど他クラブの主力を獲得していかないと成り立たなくなりますし、実際にオリヴェイラ監督の終盤は自転車操業のようになっていました。
よく知らない他サポは勘違いして鹿島は世代交代が上手く行ってないと思っている人がいますが、そんな甘い状況ではなくオリヴェイラ監督時代に世代交代は1度完全に失敗している状況です。
そこから立て直さないといけないわけですから、少々強引でも若い選手を育てていかないといけないですね。
だから後者の選択肢しか残っていないわけですが、若い選手を起用すればポンポンとすぐに育って行くわけではない(もしそうなら今こんなに苦労していないですし、だからこそ3連覇しているいい状況の時から起用していくように言っていたわけ)ですから辛抱する期間は必要ですね。
ただ、それ程楽観視できないのは開幕連敗、5試合勝ちなしだった07シーズンは前年のアウトゥオリ監督が若い選手を育てていてくれたのに対して、ジョルジーニョ監督の初年度はほとんど一から選手を育てていかないといけないということです。
今季の戦力はもともと鹿島史上もっとも低いと言ってもいいくらいですから、若い選手の伸び代にかかっていると言っても過言ではありません。
戦力について言えばこの試合のレナト、ジェシ、大宮のカルリーリョス、C大阪のケンペス、ブランキーニョなどを見ると、やはりきちっとスカウティングすればいい外国人は獲得できるんだなって感じです。
以前、こーめいがブログに書いたような対策をとって鹿島も観る目を養っていかなければいけませんね。
ナビスコ杯の神戸戦に向けての修正はすでに述べて来ましたが、(青木がケガということもあるようですが)2戦目でフォーメーションを4-2-2-2にしたのならもうコロコロ変更しないで戦ってほしいです。

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この記事に対するコメント

お久しぶりです
こーめいさんはビルドアップの良し悪しをどうやって見てますか?
後ボックス型に戻したのは中村を意識したんじゃないかなと思います
【2012/03/18 22:41】 URL | 卍丸 #- [ 編集]

卍丸さんへ
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
ビルドアップについてはフリーでボールを持ったときにどういうプレイを選択するか、Jリーグではビルドアップできない選手が多いのでクラブごとに誰がビルドアップの役割を担っているか、トラップの仕方やショートパスパス、ロングボールの精度はもちろん、受け手がフリーでいるタイミングでそこを見ているか、パスを出せるかのかなどですね。
また、本山なら相手DF3人の三角形の中央にポジショニングしてボールをもらうのでスペースを見つけてよく動きますが、遠藤(カルロンもそうでしたが)は逆にDFとあまり距離がない位置、フィジカルが強いのでトラップした時にガンっとぶつけられる位置を取って相手のバランスを崩してマークをはずすのであまり動かないなど受け手がどのタイミングでもらいたがっているかを把握しているかも見ます。
受け手にマークがついてると出せなくなる選手はけっこういますが、篤人はそういうの関係なくパスコースが開いてたら出してましたし、トラップの仕方、視野の広さ、パスの精度も良かったですね。
【2012/03/19 16:58】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


川崎戦は残念でした・・・自分が感じたのはブラジル人選手の質の違いが出たと感じました。アレックスの能力の低さにびっくり・・・今に始まった事ではないけど。どーせなら若手日本人を起用してもっと運動量と積極性で臨んでもらいたいですけど・・・。青木は怪我だったんですね。明日の神戸戦は川崎戦と同じスタメンでしょうか?!山村をCBの位置に入れてSBに西の復帰か伊東を使うってのはどうでしょうかね?!新井場は左で起用すればいいし!
なにはともあれ明日の神戸戦は元鹿島のメンバーが4人も居るので(出場するかは微妙ですけど)負けてほしくないです。
【2012/03/19 22:41】 URL | ホソヒロ #- [ 編集]

ホソヒロさんへ
コメントありがとうございます。
川崎戦は敗れはしましたが光明の見える試合でした。
神戸戦はケガの中田以外はやはり同じメンバーでしたしいい試合ができました。
これをきっかけにジョルジーニョ監督と共にチームも成長していってほしいです。
ブラジル人選手の質の違いは今に始まったことではないですが、いい外国人が加わわって欲しいですね。
【2012/03/21 12:48】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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