鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯第1節】新生鹿島の第一歩…の神戸戦
結果
3月20日(火) 2012 ヤマザキナビスコカップ
鹿島2-0神戸(15:00/カシマ/11,379人)
[得点者]
20' 大迫勇也①(鹿島)←小笠原満男①
45'+1 遠藤康①(鹿島)←ジュニーニョ①

[フォーメーション]
FW:大迫、ジュニーニョ
MF:遠藤、柴崎
MF:小笠原、増田
DF:アレックス、山村、岩政、イバ
GK:曽ケ端

[選手交代]
67分:小笠原→青木
74分:ジュニーニョ→興梠


試合の感想
前節の前半戦をベースに
鹿島は伝統の4-2-2-2のフォーメーションで、日程は中2日だったもののメンバーチェンジはケガという情報もある中田に代わって山村が入っただけでした。
やはりジョルジーニョ監督も川崎戦の前半をベースにすることを考えているようですね。
対して神戸は大久保、伊野波らは帯同もしておらずリーグ戦から7人のメンバーを入れ替えて来ました。
まだ消化試合が5試合に満たないため今節はベストメンバー規定は適用されないということで思い切った入れ替えをしていたクラブもありますが、こーめいはいいことだと思いますね。
ベストメンバー規定なんてない方がJリーグの全体的なレベルアップに繋がりますし、中・長期的な目で見ればそれがクラブ内の競争率を高めることになり、チーム力が上がって行きますから。
大久保がいないのは大きかったですが、神戸はやりたいサッカーがはっきりして来ているのでメンバーが代わっても連携面でやや不備はあるものの選手たちは同じ絵を描けていたと思います。
ただ、今日の鹿島はそれをさせませんでしたね。
鹿島らしい中盤で繋いでからの展開、そしてサイドバックの思い切った上がりで攻めるということが出来ていました。
DFラインに初先発の山村が入っておりボランチが2人とも攻撃的な選手だったこともあって、立ち上がりの10分こそ神戸にDFラインとボランチの間にボールを入れられてシュートまで行かれていましたが、すぐに修正してペースを握りましたね。
攻め込んでセットプレイを得るとCKから決定機を作って行き、20分には小笠原から大迫のヘッドで先制します。
その後も鹿島は攻め続けるのですが、中盤の選手のポジショニング、距離感がよくなっているのでこぼれ球を拾うことが出ており、分厚い攻めが生まれていました。
柴崎のループパスを遠藤がシュート、惜しくもポストに当たるなど流れの中から決定機を作ります。
ふんわりしたパスでゴールキーパーも出て来ていたので合わせるのが難しいシュートになって決め切れなかったですが、このシーンのようにボールを奪ってからシンプルに縦を速く狙って行く攻撃も良かったです。
ロスタイムにはイバの縦パスを受けたジュニーニョがセンタリング、中央に入った遠藤がボレーを決めて突き放します。
後半に入ってからも大迫の展開から右サイドを上がったイバ、その折り返しを柴崎が合わせきれなかったものの流れの中からチャンスを作ります。
その後は小笠原が痛み、中2日の影響で運動量が減ってプレスが弱まったので押し込まれるシーンも増えますがゴール前でよく体を張って跳ね返します。
こうなると鹿島は当然カウンターから追加点を狙うのですが、なかなか攻めきれない場面が続きましたね。
それでもはずしてしまいましたがジュニーニョがPKを得るなどチャンスも多く作っていました。
神戸の決定機はカウンターから橋本の縦パスに反応した都倉のシュートくらいで、それも曽ケ端が1対1を制してしっかり失点0に抑えました。
実に鹿島らしいサッカーでジョルジーニョ監督の公式戦初勝利となりましたね。

前節からの修正点
前回のブログで課題として挙げたビルドアップ、前線からのプレス、ジュニーニョとの連携、攻撃をやり切ることが改善されていました。
まずビルドアップについては中田が欠場ということもあって起用された山村がいい縦パスをいくつか入れていましたね。
前節途中出場した時もそうでしたが、さすがに代表経験も豊富なのでプレイが落ち着いていますし周りをよく見ていますよね。
そのためトラップのボールの置きどころがいいですし、ヘディングもただクリアするだけでなく味方に繋いでいる場面が多かったです。
また、選手はドリブルやボールを運ぶ時に利き足でボールを扱うのですが、山村は左足を普通に使っていますしパスも出していましたね。
クリアが中途半端になったりマークの受け渡しで上手く行かない場面もありましたが、非常に判断力が高くインターセプト、プレス、カバーリングなど積極的に行えていました。
中田の状態によってはしばらくはスターティングメンバーに名を連ねそうですが、ポジションを譲らないという気持ちでがんばって欲しいですね。
中田が復帰してからも積極的に起用していきたい選手ですし、岩政、山村の3人でCBは上手く回していきたいです。
次に前線からプレスですが、これも前節より良くなっていましたね。
そのためボールの取りどころがよく、ギリギリでオフサイドになりましが遠藤からジュニーニョへのスルーパスなど惜しいチャンスも生まれました。
高い位置でボールを奪えるようになったことに加えて、前線で起点ができるようになったのでオフサイドの数も増えて来たのはいい傾向です。
ただ、後半は運動量の問題からプレスがかけられなくなっていたのでそこは修正が必要ですね。
ジュニーニョとの連携も思った以上によくなっていて動き出しのタイミングなど後ろの選手と合って来ていました。
ただ、あまりポストプレイは得意でなくボールが収まったところでのミスが多かったです。
やはりジュニーニョは前を向いてドリブルを仕掛けさせてこそ怖さを発揮しますし、くさびのボールは大迫が非常に上手く収めて展開もできていましたから、役割分担の比率を修正した方がいいですね。
もちろんもっと連携が上がって行けば、1人が下がったらもう1人が裏を狙い、1人がサイドに流れたらもう1人がゴールを取れるポジションに入って行くというのを臨機応変にやって行けばいいと思います。
最後はこの2年間ずっと問題になっている消極的なプレイについてですが、この試合ではサイドからシンプルに攻撃をやり切る事ができていました。
そのため流れの中からも多くチャンスを作れていましたし、その効果もあって序盤からコーナーキックが多かったですよね。
実際に最初の決定機だった山村のヘッドを岩政が押し込めず大迫が左にはずしてしまったシーン、先制点のシーンもシンプルにクロスを入れることでコーナーキックを奪っています。
2点目のシーンもジュニーニョが相手DFを抜き切らずに入れたセンタリングからでした。
昨年ならあの役割を興梠や野沢がしていたのですが、必ずトラップを自陣側にして相手ゴールに背を向けるのでDFに詰められてバックパスという流れになっていましたからね。
柴崎は相変わらずいいパスを入れますし、ミスしても臆せずどんどんチャレンジしていくので観ていて楽しいですし頼もしいです。
秀逸だったのがPKを奪ったシーンで、それまでは縦に早く行っていたのを柴崎がボールをキープして遅行に切り替えた判断です。
あれで神戸の選手は足が止まってプレスに行けていなかったですし、ジュニーニョどころか大迫も捕まえ切れておらず2人に裏を取られてしまいましたからね。

さらなる課題の修正
前半で一番気になったのはサイドチェンジをもっと有効に使いたいということですね。
ジョルジーニョ監督がハーフタイムでそういう指示を出してくれればと思っていたら、ロスタイムにゴールが生まれました。
これも曽ケ端のゴールキックをトラップした遠藤が中央へドリブルをしてイバにサイドチェンジしたことで生まれました。
後半最初のチャンスやコーナーキックを奪ったシーンなどを含めてこの試合のいい攻撃はほとんどサイドチェンジからなんですよね。
それから右サイドの高い位置で遠藤が起点になり、そこから後ろのイバがフリーの状態でボールをもらう場面が多かったのですが、やはりアレックスにしても1対2、2対2などサイドをしっかり守られている状態だと縦にいいパスが入らないです。
ではなぜ2点目ではイバがいいパスをジュニーニョに出せたかと言うと、左サイドの遠藤からサイドチェンジのパスが来て、神戸の守備が横にシフトする前にボールをもらえているからです。
それだとスペースがあるので新井場もいいパスを出せますし、ジュニーニョもしっかりそのスペースを狙っていましたよね。
後半はカウンター主体の攻撃になってしまいましたが、これからもサイドチェンジはもっと意識して使ってほしいです。
それから上のレベルを目指していくには大迫、遠藤、柴崎らが中央でも起点になるシーンも増やしていきたいですね。
中盤の小笠原、増田、遠藤、柴崎のうち3人が三角形を作ってパス交換をしたらまず相手はプレスをかけきれない、逆に言えばプレスをいなすことはできるので必ず1人がフリーで前を向いてボールを持てる状況を作り出せます。
そうすると誰からでも鋭いパスが前線に出ますし、この試合も中盤の選手の距離感がいい時はチャンスになっていました。
そういった攻撃の形、連携を突きつめていって欲しいですね。
守備に関してはこの試合の危ない場面はほとんどサイドのスペースを突かれてCBが釣りだされる所から始まっていました。
両サイドバックが高い位置を取るのでその裏にスペースが出来るのは当然なのですが、そこを誰が埋めるかですよね。
青木や本田がいれば攻撃のときでも守備のことを考えたポジションを取っているのでボランチがフォローする形もできると思いますが、小笠原と増田のドイスボランチだとどちらも攻撃時は高い位置を取っているのでCBがケアするやり方になります。
その間にサイドバックや中盤の選手が戻ってくるのですが、その時の連携、マークの確認は徹底しておいた方がいいですね。
あと両サイドバックの1対1の守備が弱いので抜かれてCBが釣りだされる形もあるので、やはりビルドアップ含めてサイドバックの人選、若い選手の育成は考えていかないといけないです。
同じ守備ができない選手ならビルドアップ出来る方がまだいいですから。
選手交代についてのジョルジーニョ監督の判断については良かったと思います。
小笠原が痛めたのもありますが、運動量が減ってプレスが弱まったあの時間帯に青木を入れておかないと失点していた可能性が高いです。
実際に昨年はそういう試合が多かったですからね。
また、鹿島が勝っているときは相手がDFラインを高くして攻めて来るので興梠の投入は思った通りでした。
ただ、カウンターの仕方は修正の必要があります。
興梠にはDFラインに張り付いてひたすら裏を狙わせた方が絶対に相手の脅威になりますし、攻撃の手も鈍ります。
興梠がいつものように下がってボールをもらったりサイドに流れてからむのですが、何度も言うようにそこからパスが出ないんですよね。
そういう役目は大迫にさせるか、本山と興梠はセットで投入すると言うのも有効だと思います。
あと大迫はもっと強引でもシュートを狙って行って欲しかったです。
そこら辺は修正ポイントですね。
交代カードは使いきって良かったと思いますが、1枚余らせたのは大迫、遠藤、柴崎、山村らに90分出場させて勝ちきることで自信をつけさせようという意図があったのかと思います。
ただ、やはりサイドバックが今一番弱いポジションですからこういう試合展開だと10分、5分でも出場させるために鈴木、伊東など1人は控えに入れておいてほしいですね。

広島戦に向けて
三つ子の魂百までというか、選手の特徴を生かして4-2-2-2で戦えば若い選手を思い切って起用してもやはり鹿島のサッカーになりますね。
久しぶりに鹿島らしいサッカーで勝利したので録画した試合を何度も観てしまいました。
もちろん神戸がメンバー変更していたこともありますし、強い相手と戦えば上手くいかない部分も出て来るでしょうが、ベースは出来たというか、鹿島のスタイルに立ち返ることは出来ましたね。
戦力値としてはまだまだ低いので若い選手を育てて総合力も高めていかないといけないですが、本田や西が復帰すれば大きな戦力になります。
柴崎は非常にクレバーな選手で自分の特徴を出しつつチームのバランスも上手く取っていますし、遠藤ともどもよくボールを運んでリズムを作っていました。
ジョルジーニョ監督が試合後にコメントしていたように中盤のバランスがいいです。
広島戦は中3日のアウェイ、しかも広島はナビスコ杯第1節は試合なしでしたから日程的にはかなり不利ですが、メンバー変更はなくこのまま継続していくかもしれませんね。
でも、若い選手はやはり走れるのでいい試合をして経験値を高めてほしいです。
そして、リーグ戦でも初勝利を手にしたいですね。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

神戸戦は見てて面白かったです♪
中盤が機能したと監督が行ってた通りで鹿島らしさが出た試合だったと思います。得点をした大迫や遠藤はもちろんのこと岳・山村も良かったと思います!ただ、SBがやっぱりウィークポイントだと感じますね。個人的には本山の活躍を期待しているんですが難しいでしょうかね…
今週末はリーグ戦でVS広島。アウェー戦ですが連勝してリーグ戦初白星をGETして欲しいものです。
【2012/03/21 21:59】 URL | ホソヒロ #- [ 編集]


こんにちは、2連敗し気分が落ち込むばかりでしたが、
神戸戦で今シーズン公式戦初勝利で少し安心しました、
テレビ観戦ばかりのファン目線ですが、今年の鹿島は
オフサイドが多いような気がします、中盤から常に相手のDFラインの
裏を狙っているみたいで個人的に好きです。
まだタイミングが合わずよくオフサイドに掛かりますが。
広島戦も勝利して、よりジョルジーニョのサッカーの可能性を見たいですね。
広島戦の感想も楽しみにしてます。
【2012/03/23 00:54】 URL | 近畿圏の鹿 #mQop/nM. [ 編集]

ホソヒロさんへ
コメントありがとうございます。
サイドバックを中心に後ろの選手が思い切りよく上がって来ると俄然鹿島らしいサッカーになりますし、それができているということは中盤が機能しているということで観ていておもしろいですよね。
新井場は守備は相変わらずですが、攻守のバランスは鹿島のサイドバックの中では一番取れると思いますし、ミスが多いですが果敢にパスも出しているのでこれから持ち味を取り戻してくるのではないかと思います。
こーめいも本山には期待しているのですが、開幕戦もチームが機能してなかったとこを除いてもあまりコンディションがよくないのかなと思いました。
でも、本山と一緒にプレイすることで若い選手、特に遠藤、柴崎あたりは得るものが大きいんじゃないかと思います。
【2012/03/23 10:39】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

近畿圏の鹿さんへ
コメントありがとうございます。
昨年は足元でパスをもらって横パス、バックパスばかりでしたからね。
今季は中盤ダイヤモンド型の4-4-2でやっている頃から、中盤の選手の距離感が修正されて、後ろの選手がいいタイミングでスペースに上がっていくシーンが増えて来ていました。
広島戦は日程的には厳しいですが、何としてでも勝利を得たい大事な試合ですね。
3-4-2-1の2シャドーがいる布陣なのでバイタルエリアの守備とミキッチの突破に気をつけて欲しいです。
【2012/03/23 10:43】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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