鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第7節】大逆転でホーム最速200勝…のC大阪戦
結果
4月21日(土) 2012 J1リーグ戦 第7節
鹿島3-2C大阪(15:03/カシマ/12,110人)
[得点者]
21' キムボギョン(C大阪)
45' キムボギョン(C大阪)
57' ドゥトラ①(鹿島)
62' 興梠慎三③(鹿島)←ドゥトラ①
85' 遠藤康②(鹿島)←西①

[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:小笠原、遠藤
MF:青木、梅鉢
DF:イバ、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
31分:梅鉢→柴崎
HT:青木→ドゥトラ
79分:興梠→ジュニーニョ


試合の感想
守備的に戦って後手に回る
鹿島は4-2-2-2、C大阪は4-2-3-1のフォーメーション。
どちらもスターティングメンバーは前節とまったく同じでしたね。
鹿島は青木と梅鉢のダブルボランチということでFC東京戦に続いてまずは守備からという意識が高かったです。
そのためC大阪の攻撃を受ける形となるのですが、前節と違っていたのは前回の記事で危惧したボランチのビルドアップ力、2列目のドリブル力ですね。
2トップが縦関係になって1人がC大阪のボランチを見ていたのですがもっとしっかりプレスにいかないといけなかったです。
簡単に2列目にボールを入れられていました。
そして特にチーム全体で気になったのはドリブルに対する守備ですね。
あっさりフェイントに引っかかって縦にドリブルで抜けられ、後追いディフェンスで追いすがるという場面が目立ちました。
そうなるとフリーで前を向いてボールを持たれてしまうのでDFラインは後手に回ってしまいます。
そのままフリーにしたら高精度のミドルを打たれてしまうので飛び出してプレスに行くのですが、寄せる前にパスを出されてしまうので、どこもマークがずれていくという現象が生じていました。
バイタルエリアでおもしろいようにパスを回されていた印象がありますが、すべて始まりはドリブルからなんですよね。
そして心配した通り、スローインからキムボギョンにドリブルで切り込まれるとブランキーニョ、清武とからんでキムボギョンに決められてしまいます。
ここは最初に西がキムボギョンについていたのですがバランスを崩したのかあっさりマークを外されてドリブルされてしまいましたね。
先制点を上げたC大阪は前線からプレスを積極的にかけて鹿島のビルドアップを担うボランチ、両サイドバック(特に西)の前へのパスを封じて来ます。
やはりこのメンバーだとプレスをかけられるとビルドアップが苦しくなりますよね。
それを解消するべく31分にジョルジーニョ監督が動きます。
梅鉢に代えて柴崎を投入、小笠原をボランチに下げます。
しかし、守備の問題は改善されていなかったので35分には山口のバー直撃のシュートを受け、さらには終了間際にキムボギョンのボールを山村が処理し損なってキムボギョンに拾われます。
そしてドリブルで突き進まれると上手く青木と岩政の間にパスを通されます。
ケンペスのシュートは曽ケ端がファインセーブするもこぼれ球がキムボギョンのところに行ってしまい押し込まれます。
運悪く相手に拾われてしまったのですが、至近距離のシュートですから曽ケ端には精一杯の対応だったでしょうね。
それよりも気になるのは西の守備です。
曽ケ端が飛び出したあとはボールウォッチャーになっているのですが、あそこは基本通りゴールの中に入らないといけないですね。
そうしたらシュートを体に当てられていた可能性もあります。
しかし、それ以上に悪かったのはやはり山村のハイボールへの対応です。
これまでもヘディングのクリアが中途半端になることがあったのですが、山村は常にクリアするだけでなく前の選手にパスを繋ぐという判断でプレイをしています。
それはすごくいいことなのですがやはり危ない状況の時、特にハイボールの処理はタッチに逃げる、大きくクリアするなどプレイをはっきりしないといけないですね。
繋げないCBより繋げるCBの方が絶対いいですしこれからも勇気を持ってドンドン縦パスを入れて行ってほしいですが、この辺の判断力は高めていく必要があります。

攻撃的に戦って先手を取る
前半はC大阪に手酷くやられた印象がありましたが、こーめいはしかるべき手を打てば逆転は十分可能だと考えていました。
C大阪のドリブルへの対応は遠藤くらいしかいい守備が出来てなかったですが、あまりに基本的なことが出来ずにかわされていたので逆にそこは意識を変えるだけで修正できる部分でした。
そして、前半途中出場した柴崎に試合勘のなさが見られたので1列下げるということですね。
それに新井場のシンプルなクロスからDFの中途半端なクリアをファーサイドの大迫が拾ってシュート、そして12分にも新井場のクロスから大迫のヘッド、さらに15分には小笠原の飛び出しからクロスに大迫が合わせるなど前半もゴールチャンスの数はC大阪に引けを取らなかったです。
クリアされたもののオーバーラップした西からファーサイドでフリーで待ち受けていた興梠、遠藤のヒールパスから抜け出した興梠が中央へパス、小笠原が切り返してしまったためシュートもまでは行けなかったですが、攻撃の形は多く作れていたので1点取ってしまえばまだ全然分からなくなると思っていました。
そうしたらジョルジーニョ監督はドゥトラを入れて、トップ下にドゥトラ、左に小笠原、右に遠藤、アンカーに柴崎と中盤をダイヤモンド型にして来ました。
この選手交代もそうですが、若手の起用やターンオーバーなどこーめいの予想とタイミングの速さを上回る大胆さを見せてくれますね。
それがこれまではハマってなかったのですが、この試合では功を奏します。
2列目だった遠藤が少しポジションを下げ、ボランチだった小笠原が少しポジションを上げたのでC大阪からすればサイドハーフが下がってみるにしても、ボランチがマークに行くにしても中途半端なポジションになりました。
しかも遠藤はこのところ相手との間合いの取り方が上手くなり寄せられる前にスーッとスペースにドリブルして行きますし、小笠原は寄せられても体を張れていたので2人ともボールをキープできていましたし2人くらいにプレスに来られても状況打開できていました。
それによって苦手なビルドアップから解放された新井場や西の中盤を追い越す動きが増えましたね。
さらにアンカーの柴崎がフリーになることが多く、前半少なかったサイドチェンジ、前線へのフィードなどその能力を発揮します。
さらにさらにドゥトラはスペースを見つけて自由に動き回っていたので相手からすれば捕まえづらく、どんどんドリブルで仕掛けるので効いていましたね。
57分には小笠原の粘りを遠藤がフォローしてボールを奪うとシンプルにクロス、GKがはじいたボールをバイタルエリアでフリーになっていたドゥトラが決めます。
反撃の狼煙を上げると右サイドを崩して小笠原の折り返しを遠藤、左サイドの崩しから遠藤のクロスに興梠のヘッドと決定機を作ります。
そして62分、今度は右サイドで2人に寄せられながら小笠原がパスを出すとドゥトラがサイドを疾走、クロスにニアの興梠が合わせて同点に追い付きます。
興梠は今季序盤は先発でなかったこともあってここのところコンディションが非常にいいですね。
苦手な連戦もターンオーバーで回避されていますから、それを続けていけばキレは落ちないと思います。
ここまでリーグ戦は3試合連続、ナビスコ杯で1得点していますが、すべてワンタッチです。
一番遠い距離からのゴールは大宮戦ですし、それだけ周りの選手も興梠がゴール前に入っていく形を作れているということですよね。
こーめいが興梠の理想像であると言ったワンタッチゴーラーとしての能力を発揮してくれています。
同点に追いついてからも攻撃で主導権を握った戦いを展開しますが、鹿島の方も運動量が落ちて来ます。
70分にはドゥトラとキムボギョンのからみからお互いに報復行為、両クラブともエキサイトします。
ドゥトラがキムボギョンに足を引っ掛けられていたので、しっかり見ていたはずの主審がファウルを取ればああはならなかったと思います。
その後悔の念があったのだと思いますが、報復行為はお互いに不発だったこともあってキムボギョンへのイエローカードだけで済まされます。
やはりドゥトラはああいうところで熱くなりやすいタイプですから、気をつけないと退場でチームに迷惑をかける場面も出て来そうですし、メンタルコントロールを心がけてほしいですね。
鹿島は足を痛めた興梠に代わってジュニーニョを投入して攻守に運動量を活性化すると85分、柴崎のサイドチェンジから西が駆け上がるとジュニーニョにくさび、折り返しをもらうとそのまま中央へドリブル、左サイドでフリーになっていた遠藤にスルーパスを出します。
それをニアサイドに豪快に突き刺して2試合連続の勝ち越しゴールで逆転します。
ニアの高めというのはセオリーですがものの見事に絶妙なコースに決めましたね。
残り時間もしっかり守ってリーグ戦も連勝、ホーム最速の200勝を達成します。

主導権の握り方
前半はFC東京戦同様に守備から入って主導権を握ろうとしたのですが、この試合ではC大阪にドリブルできる選手が多かったのもあってそれに失敗してしまいます。
前の記事で書いたようにやはりやや守備的過ぎますし、青木と梅鉢のダブルボランチではビルドアップに難が出て来ますよね。
逆に後半は攻撃的な4枚で中盤を構成して主導権を握りました。
2点ビハインドがあったのでかなり攻撃的に行ったわけですが、この試合の前半と後半の中間がちょうどバランスのいい構成になると思います。
そうなるとやはり小笠原、柴崎、増田+梅鉢、本田、青木の組み合わせが良く、現時点では小笠原と梅鉢のコンビが第一候補となりますね。
小笠原がボランチに入ればそこでキープできるのでサイドバックも上がりやすくなりますし、当然相手もまずそこにプレスをかけてくるので梅鉢もプレイしやすいです。
それに役割分担もはっきりしますからね。
鹿島は守備もしっかりするのが伝統ですが、やはり攻撃で主導権を握ることができないといけないですしホームなら尚更です。
ただ、ジョルジーニョ監督もできれば柴崎をスターティングメンバーから使いたがっていたので同じ考えだと思いますし、主導権の握り方は改善されて行くでしょう。

G大阪戦に向けて
G大阪も徐々に本来の姿を取り戻して来ていますね。
前線からのプレス、攻撃の組み立てとまだ全盛期ほどではないですが、遠藤はコンディションがよくなっている感じです。
そこからのパスは気をつけないといけないですが、攻撃についてはFWの佐藤を押さえればある程度防げると思います。
得点は取っていますが、フィニッシュの形にはまだ模索中という感じを受けますから、攻撃の形については鹿島の方が作れていると思います。
守備は特にセットプレイの守りに難を抱えていますし、そこに付け込みたいですね。
鹿島は柴崎を2列目に入れて本来の中盤の構成に戻すと思います。
気になるのは少し調子が落ちている大迫ですね。
相変わらず前線で起点になっていますしいいドリブルでの仕掛けも見せていますが、リーグ戦ではまだゴールがないということで焦りや迷いがあるのかなと思います。
プレイの判断が遅い場面が増えていますね。
もしかしたら調子の上がっているジュニーニョが先発で出場するかもしれませんが、この試合も決定機は迎えていますからそんなに気負わずにいつも通りのプレイをしたら得点は取れると思います。
鹿島と同じ勝ち点ですが、G大阪は得失点差で1つ上の順位にいます。
この2クラブはこれから順位を上げていくでしょうが、ホームですしどうせならここで叩いてゴールデンウィークの連戦にはずみをつけたいですね。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

C大阪戦は驚きの勝利で何とかHOME200勝達成しましたね!
前半の2失点で今日はダメかと思った矢先、後半は見違えるほどのゲーム支配をし逆転勝利となりました。岳のパスと遠藤のドリブルは今後も武器になって行きそうですね!小笠原も昨年よりはコンディションも良いみたいなのでキープ力も戻ってきてます。あとは守備陣がもう少し踏ん張って失点を少なくしてくれればだいぶ試合も楽になるでしょうけど…
大迫もいい感じでボールに絡めてますが運が悪いのかゴールには至ってませんね。1点取ってきっかけさえ掴めれば点もどんどん取ってくれることでしょう。最後に…誓志の存在が気になります・・・。岳の活躍でスタメン復帰は間違いないでしょうから満男・遠藤・岳・梅鉢がこのままスタメンを維持しそうな気がします。ドゥトラもだいぶフィットしてきましたし厳しい状況になってきた誓志が心配。
それでは次戦のG大阪戦も勝って順位を上げていきましょう(^^)v
【2012/04/23 21:40】 URL | ホソヒロ #- [ 編集]


広島から日帰りで鹿島初参戦して参りました。
いやあ、前半はもう何と言うやら…バイタルで好き放題にやられて、こらぁダメかぁ…と隣のカップルとグダグダしておりました。
んが、後半は夢の時間でありましたわ。
ただ物を投げたオッサンはいけませんな、私の前のゾーンでしたが…
場内警備さん達の反応早かったです、はい。
さあ次はガンバ、守備がまだまだアカンうちに叩きたいですねぇ。
【2012/04/23 22:42】 URL | レン #mQop/nM. [ 編集]

ホソヒロさんへ
コメントありがとうございます。
小笠原はコンディション良さそうで、まだまだ頼れる存在ですね。
次はG大阪ですが、鹿島も守備に関してはまだよくはないので前線からプレスを修正してほしいです。
連戦になるのでアウェイの清水戦はメンバーを入替えてくるかもしれませんし、ジュニーニョを先発にして大迫にベンチでプレスの掛け方を学んでもらうのもいいかもしれません。
勝利を重ねていいGWにしたいですね。
【2012/04/24 17:48】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

レンさんへ
コメントありがとうございます。
今季はまだ不案内な試合も多いですが、波に乗ったら勢いがあっておもしろいですよね。
こーめいは昨季よりは断然いいと思いますし、今後に夢を持てます。
物を投げ込んだりバスを囲んだり、勘違いしている自己満足なお客が相変わらずいるのは残念ですね。
【2012/04/24 17:51】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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