鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第10節】攻めきれずドロー…の鳥栖戦
結果
5月6日(日) 2012 J1リーグ戦 第10節
鹿島0-0鳥栖(19:04/カシマ/10,626人)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
56分:興梠→ジュニーニョ、
83分:大迫→岡本


試合の感想
連戦の疲労が精度を奪う
鹿島は前節と同じスターティングメンバーでしたが、中盤の構成はボックス型でした。
鳥栖はやることがはっきりしていますし、対戦相手がどこだろうと変わらないですからいつもの4-2-3-1でしたね。
前節の敗戦を受けてなのか、この試合では中盤をボックス型にしたこともそうですが、前線からのプレスをしっかり行っており守備意識が高かったです。
鳥栖はプレスをかけられたら前線の豊田にロングボールを蹴って来るのですが、やはりプレッシャーあるのとないのでは精度が違って来ますし、コースが限定できれば後ろの選手も予測が立ちますからね。
最初は山村も競り負けていましたが次第に修正して行って対処していましたし、岩政とよく抑えていたと思います。
セットプレイや藤田のロングスローにも全員が集中力を高めて対処していましたね。
試合は大方の予想通り基本的には鹿島がポゼッションをして、鳥栖が堅守を敷いてボールを奪ってから縦に早く攻めるという展開でした。
鳥栖の激しい守備に中2日の連戦ということもあって、鹿島の選手は判断力を奪われてミスも多くなりました。
現在の鹿島はいい時はボールをもらったらスペースにドリブルをしてその間に周りが動き出すところから攻撃が始まるのですが、連戦になるとパスの出し手はとにかく早くボールを離したい、受け手はあまりボールをもらいたくないという感じで運動量が少なくなり、パスがずれることが多くなりますね。
また、小笠原と柴崎の両ボランチもいい時は右から来たボールを左に、左から来れば右にと逆サイドに展開をするのですが、ここ2試合は同サイドにパスを出す場面が目立ちます。
遠藤が中にドリブルしてサイドを変えるというのは一番できていましたが、鳥栖はサイドに人数をかけてプレスで追い込んでボールを奪うというやり方をしていましたから、やはりオフェンシブハーフのところではなくボランチがその名の通りしっかり舵取りをして相手を左右に振ればもっと攻めやすかったと思います。
柴崎は守備ではいいポジショニングをしてボールを奪ったり、周りをフォローしていたんですけどね。
もう1つはこれまで何度も言っていますが、両サイドバックのビルドアップ力です。
DFラインに山村が入り、ボランチに小笠原と柴崎がいるので昨年に比べたらボールを前に運べてはいますが、前線からプレスをかけていい守備をするクラブ相手には手こずります。
やはりもっともプレスを掛けられづらいのがサイドバックですからね。
新井場も西も視野が狭くて判断が遅いですし、相手のプレスがかなり厳しく寄って来ていたので逆に中央が空いていることが多かったのですが、同サイドの縦しか見えていません。
岩政は絶望的にパスミスが多いですし、どちらかのサイドにいいパスを出せる選手が欲しいですね。
サイドバックは昨季に比べればいいタイミングでオーバーラップを出来ていますし、シンプルにクロスを入れることも出来ていますがこの連戦ではトラップ、センタリングの精度が悪くてチャンスを潰しているシーンが多いです。
全体的に言えることですが、連戦の疲労がゴール前での重要なパスやシュートのところでの判断力や精度を奪っていました。
そこがC大阪戦の後半やG大阪戦との大きな違いでしたね。
シュート本数は7対1でしたがミドルシュートが多く、ゴールチャンスは同じくらいの前半でした。

足りないのは仕上げのところ
後半になると鳥栖のキム・ミヌが決定機を迎えるも、次第に疲労からスペースが出来て鹿島がいい形で攻める回数も増えるのですが、やはりここぞというところでミスが目立ちますね。
56分には興梠に代わってジュニーニョが入ります。
興梠はその前の決定機でのトラップミスがジョルジーニョ監督に交代を決断させたのでしょうね。
前半も大迫のスルーパスに抜け出したときにシュートを選択できなかったですし、連戦だとはっきりと調子とキレが落ちるのが分かります。
ただ、ジュニーニョも早くゴールをしたいという焦りがあるのか、強引に突破を試みるばかりでドリブルにもキレがありません。
それでも遠藤やドゥトラを中心にドリブルで積極的に仕掛けていたのでセットプレイは多く取れていたのですが、得点の可能性は感じられません。
ボールの質も全体的によくなかったですが、いいボールが入った時も中と合っていないことが多かったですし、何より高さで負けていましたね。
そのため終盤に岡本を投入するのですが、最後のCKからのヘッド(岩政はその前で潰れ役になって触ってはいません)もDFにクリアされて万事休す。
スコアレスドローでの決着となりました。
さすが他クラブも苦戦しているリーグ1位の守備の強さと言ったところですが、鹿島もそこまで悪かったというわけではなかったです。
選手層を生かして連戦はローテーションをして戦えばもっといいパフォーマンスが出来ていたと思いますし、現在の鹿島のチーム力なら5位の鳥栖に引き分けというのは妥当な結果と言えます。

鹿島は前進しているのか!?
結果が出ないと不安になって(決まってサッカーの知識がない)サポーターが騒ぐ事態になりますが、昨季と比べると少しずつではありますが前に進んではいます。
上位クラブに勝てないのは昨年も同じですし、連戦で勝てない、内容の乏しい試合しかできないことはオリヴェイラ監督時代も珍しいことではありませんでしたからね。
昨季なら鳥栖のような守備のいい相手には横パス、バックパスばかりで攻撃の形、決定機を1つも作れずに終盤に失点して、80分過ぎてから慌てて選手交代というよく観られた光景になっていたのでしょう。
野沢がいたのでセットプレイから得点して何とかドローには持ち込めたかもしれませんけどね。
いずれにせよ、昨季までの2年間は攻撃の形が作れず、セットプレイ以外ではどう得点を取りたいのか分からないというのが鹿島の現状でした。
その証拠に鹿島の昨シーズンのセットプレイは全体の得点の4割以上を占めていましたからね。
むしろ今季の鹿島はドリブルで縦への推進力が生まれていますし、サイドからの攻撃の形もできています。
ペナルティエリアでいい形でボールを持てる回数も増えていますし、あとは最後の集中力、精度のところの問題ですからね。
セットプレイも必ずよくなっていきます。
ここまでの10試合は3勝2分5敗で勝ち点11ですが、実は昨季の1、7~15節の10試合(ACLにより9、10節の開催時期はズレていたものの)も3勝2分5敗でした。
もちろん震災の影響もありましたが、9月からの終盤10試合も2勝6分2敗で勝ち点12ですからね。
6、8月に調子が良くて勝点を稼ぎましたが、昨季も序盤と終盤の10試合ずつを見れば残留争いする勝点しか取れていないわけですよ。
今季は昨季までに抱えてしまった莫大な負の遺産である(セットプレイも含めた)世代交代という大きなプロジェクトを進めています。
前にも言いましたが受験と同じで勉強量に比例して成績が上がることはないですが、実力がつけば結果も一気について来るはずです。

磐田戦に向けて
磐田の攻撃は基本的にサイドから組み立て来ます。
そのため、ダイヤモンド型ではなくボックス型で戦った方がいいでしょうね。
磐田は同サイドから攻め上がって高い位置で起点を作って来るので清水戦のようにはならないと思いますが、やはりサイドチェンジを多用されたら守備が後手に回ってしまいますから。
それに山田に対しては絶対に2対1の状況を作って守らなければ抑えられません。
磐田は前線からプレッシャーをかけてのショートカウンターが基本で、自ら攻撃を組み立てて得点を奪うという形にヴァリエーションは少ないですが山田は別格です。
ドリブル突破に高精度のセンタリングと隙を見せたらやられてしまいますよ。
そのためボランチにも青木や梅鉢のどちらかを柴崎と組ませて、必ずサイドバック、そしてオフェンシブハーフと連携して数的優位を作って守らなければなりません。
寄せも厳しく行かないと少しでも甘いとDFラインの裏を狙ういいセンタリングを入れて来ますから。
シュート数が少ないのは攻撃の形が作れていない証拠ですがそれ程多くない決定機を高確率でものにしてホームでは強さを見せていますね。
鹿島とは逆でゴール前の決定的な仕事のできる選手が多いという印象です。
ここのところは失点が多くなっており、プレスをいなせれば得点は取れると思います。
これまでやって来たサイドからのシンプルな攻撃にドリブルでの仕掛け、それに加えてサイドを変えることをしっかりやればチャンスを作れるでしょう。
それから遠藤とドゥトラはどちらかをスペースのできる後半から入れた方が威力が大きいです。
鳥栖戦でもドリブルが大きくなることが多かったドゥトラに対して遠藤は足にボールがついていましたから、連携面も考えてとりあえずドゥトラが控えですね。
連戦ではないのでドゥトラも磐田戦はコンディションはいいかもしれませんが、後半からあれだけドリブルできる選手が入って来たら相当脅威になります。
ここ2試合の途中出場の選手のパフォーマンスからすると後半からギアを上げられる選手をベンチに置いておきたいですね。
小笠原を2列目にしてもいいですし、アウェイですから攻守のバランスを取れる本山などを起用して総力戦で戦っていくためにも選手の起用幅を広げていくのもいいかもしれません。
まだチームができるには時間はかかりそうですが、磐田戦からのリーグ3試合はやはり結果を出して少しでも順位を上げるとともに手ごたえを掴んで中断に入りたいですね。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

こんにちは、ガンバ戦があまりにも良かったのでこのまま連勝街道ではと
思いましたが。
清水戦、鳥栖戦であらためてチームの完成度はまだまだなんだとわかりましたね。
ジョルジーニョはブラジル代表のコーチのときみたいに時間はかかるけど
きっちりとチームを完成してくれるでしょう。

それにしてもGWなのに観客が1万人前後とは自分は関西在住なので
スカパー観戦ですが、さすがに観客数落ち込みすぎでは…
【2012/05/08 19:28】 URL | 近畿圏の鹿 #mQop/nM. [ 編集]

近畿圏の鹿さんへ
コメントありがとうございます。
快勝したG大阪は思った以上にチーム状態がよくなく、あちらも上に上がっていくのに苦労してますからね。
上位陣相手ではまだまだ鹿島も厳しい戦いを強いられそうです。
鳥栖戦はGWでしたが、最終日の19時キックオフだったので連休はあまり関係ないというより、逆に出かけづらい時間での試合でしたからね。
場所にもよりますが東京在住だと帰りが終電もしくはそれに近い電車になるところもありますし、こーめいもかつて帰りのバスが遅れてファミレスで一夜を明かしたという経験もありますが、滅多にはないですがそういうリスクもありますからね。
【2012/05/11 12:04】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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