鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯4節】衝撃の逆転劇…の横浜FM戦
結果
5月16日(水) 2012 ヤマザキナビスコカップ
横浜FM3-2鹿島(19:33/ニッパ球/9,693人)
[得点者]
36' 兵藤慎剛(横浜FM)
58' 遠藤康②(鹿島)←新井場徹①
68' ジュニーニョ②(鹿島)←本山雅志①

83' 齋藤学(横浜FM)
86' 大黒将志(横浜FM)
[フォーメーション]
FW:ジュニーニョ、岡本
MF:本山、増田
MF:青木、梅鉢
DF:イバ、昌子、山村、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
HT:梅鉢、増田→遠藤、柴崎
80分:ジュニーニョ→ドゥトラ


試合の感想
予想外に酷かった前半
鹿島は引き続き4-2-2-2の布陣でしたが、磐田戦のメンバーから新井場、山村、西、曽ケ端以外の7人を入れ替えて臨みました。
横浜FMは4-4-2、こちらは鹿島ほど大幅にメンバーの入れ替えはありませんでしたが、中村やマルキーニョスなど中心選手を温存して来ましたね。
前半はどちらも低調な内容と言えましたが、ボールをポゼッションしていたのは鹿島でした。
しかし、この新井場、西の両サイドバック、青木、梅鉢のダブルボランチではビルドアップに困ること、ジュニーニョ、岡本の2トップではくさびのボールを受ける動きが少ないことは分かっていましたが予想以上に全体の動きが少なかったですね。
ジュニーニョがハーフウェイラインまで降りてボールを受けた時や本山がキープしている時はサイドに展開できる形になり、新井場がいいタイミングで高い位置に出るのですがそこからビルドアップに詰まります。
西はジュニーニョや本山にボールがおさまっている時にはまったく動かないにもかかわらずCBがボールを持っている時に長い距離を走って難度の高いボールを受けようとする訳の分からない行動を繰り返し、挙句の果てにはミスを連発。
岡本は相手のバックパスを狙うのは上手いですが最初の決定機を決められず、それからは何をしたいのか分からない状態が続き、どうやら裏を狙うのが好きみたいということですがオフザボールの動き出しは遅く、回数も少ないです。
増田はコンディションが悪くてベンチにも入れないという情報の正しさをただ証明するばかり、セットプレイの精度、判断も最悪でサッカーをする意思すら感じませんでした。
これで完全に右サイドが死んでいましたね。
ボールをもらった時点から動かずただパスを回すばかりで前進しないという昨年のオリヴェイラ監督時代のつまらないサッカーが蘇ったようでした。
ジュニーニョ、本山には何とかしようという意思は感じられ、青木と梅鉢の両ボランチは特徴を出して攻守にこぼれ球をよく拾っていたので割と鹿島がボールをキープできていました。
山村、昌子の両CBが何とか状況を打開しようと縦パスを狙っていたのですが、やはり前線の動き出しが遅くて少ないということで強引なパスが増えて行きます。
それでも後半に遠藤と柴崎を入れれば流れは変えられるのでこのまま引き分けで前半を終えられれば悪くなかったのですが、36分にPKを取られます。
山村からの縦パスを岡本が感じておらず奪われてカウンターを食らってしまいました。
岡本は裏を狙う動きをしていましたから意思疎通の問題があったわけですが、山村との間にパスコース、スペースがあったあの状況で裏に一発を狙う判断はどうかと思いますね。
それから曽ケ端の飛び出しの判断も最悪です。
小野のボールも斎藤の頭を越すようなボールではなかったですから先に触られる確率の方が明らかに高かったですね。
あのタイミングで飛び出したのは完全にいい加減な見切り発車、凡ミスと言えるでしょう。
しょーもないミスからビハインドを負って後半に入ります。

予想外の逆転劇となった後半
後半開始から思った通り遠藤と柴崎を投入します。
退いたのは増田と梅鉢でしたが、梅鉢は決してプレイが悪かったわけではなくビルドアップがチーム全体でできていなかったので仕方ない交代でした。
これでビルドアップの問題が改善されて柴崎が前にパスを供給できるようになり、遠藤がボールをキープできるのでそこを起点にして周りの動きも活性化されます。
次第にサイドチェンジなども増えていい攻撃の形が出来てくると、58分に遠藤がドリブルで突破、同点ゴールを奪います。
得点したことで鹿島の選手はさらに動きがよくなりチャンスを作り続けます。
横浜FMは切り札である中村を投入して攻撃的に来ますが、68分にCKのカウンターから本山のスルーパス、ジュニーニョが流石の決定力を見せて逆転に成功します。
逆転された横浜FMはもう1枚の切り札であるマルキーニョスを投入、前線に起点ができたため鹿島は押し込まれる時間帯が増えて来ます。
マルキーニョスを警戒しなければいけない分、小野や大黒らへのマークが甘くなり、ゴール前やバイタルエリアに侵入される回数が増えるものの、山村や昌子を中心に踏ん張って守っていたのですが、再び曽ケ端のミスで失点してしまいます。
中村のセンタリングをキャッチングしようとしたのですが、信じられないミスですね。
曽ケ端なら信じられないことはないのですが、本来ならチーム状態が悪い時にこそベテランGKがいいプレイを見せてGKで勝ったという試合を作らなければいけない状況なのに、川崎戦でも自らのミスから負けてしまったのにまたもやこんなミスをしていては試合の流れも悪くなりますし、勝てる試合も勝てないです。
せっかく守備のリズムも生まれだしていたところだったのですが、この失点で横浜FMが生き返ってしまいました。
鹿島も途中出場のドゥトラと遠藤のコンビネーションから決定機を作りますが決められず、逆に大黒にスーパーゴールを許してしまい逆転されてしまいます。
鹿島は清水より試合数が多いためまだ首位ではあるものの、ナビスコ杯も苦しくなる手痛い敗戦となってしまいました。

2つの光明
この試合の1つ目の光明はジュニーニョと本山ですね。
前半は奮闘していたもののチャンスを作れなかったですが、レギュラー組に入ればやはり実績あるベテランだけあって十分やれそうです。
2点目のカウンターからのゴールも本山からのパスをジュニーニョがきっちり決めましたし、世代交代をしている現在の鹿島に足りないゴール前、最後のところのクォリティを発揮できる選手だと思います。
横浜FMもこの試合では前半から斎藤のドリブルを中心に攻撃の形を作りながらPKによる1点のみでしたが、やはり中村やマルキーニョスという決定的な仕事をできるベテランが入るとゴールが近づいて来ます。
それがあるからここのところ調子を上げているのでしょうね。
ジュニーニョ、本山はまだ90分はきついかもしれませんが、この試合のように最初から大幅にメンバー変更をしていなければ交代カードにも余裕があるので問題ないと思います。
それにどちらも先発タイプですから、機を見ながら使って行けばもっとコンディションもよくなるのではないでしょうか。
もう1つは遠藤と柴崎の存在ですね。
やはりレギュラーで出ているだけあってこの2人が入るとビルドアップ、攻撃の起点が生まれて来ます。
柴崎はここのところ調子があまりよくなくミスも多く、遠藤もまだまだ高いレベルでパフォーマンスを安定させることが必要ですが引き続き起用して行けば2人とも成長していくでしょう。

戦力の見極めと組合せの再調整
この試合の後半は曽ケ端のミスが飛び出すまではいい試合運びを出来ていましたし、現時点で使える選手、使えない選手もはっきりしましたのでそれを参考に選手たちの組み合わせを再調整する必要があります。
基本的にはフォーメーションはこれからも4-2-2-2で行くのでしょうね。
そうすると現時点で鹿島がもっとも力を発揮できるメンバーは以下の通りになると思います。
正GK:曽ケ端準
控GK:佐藤昭大、八木直生、川俣慎一郎
CB①:岩政大樹、昌子源
CB②:山村和也中田浩二
LSB:新井場徹アレックス鈴木隆雅
RSB:西大伍伊東幸敏
DH①:青木剛、梅鉢貴秀本田拓也
DH②:柴崎岳、小笠原満男増田誓志
OH①:本山雅志、(柴崎岳、小笠原満男)土居聖真
OH②:遠藤康、ドゥトラ宮内龍汰
FW①:大迫勇也、ジュニーニョ、興梠慎三、(ドゥトラ)佐々木竜太岡本英也中川義貴
[主力orローテーションケガ・コンディション不良など現時点で戦力として計算できない控え選手育成枠
]
GKのポジションは曽ケ端の衰えは以前から明らかで、こーめいはチーム状態が落ち着いてからと思っていたもののこの試合を見る限りもう世代交代を考えた方がいいかもしれません。
DFラインは中田が再びケガ、サイドバックは攻撃的でビルドアップと守備ができない選手ばかりなので実はかなり戦力としてきつい状態ですね。
山村が五輪代表で抜けたら本職は岩政と昌子のみで、青木を回すなどの対処を取らねばなりません。
サイドバックは新井場と西を動かせないですが、やはり西には物足りなさも残るので伊東など若い選手を起用していくことも考えないといけないかもしれませんね。
守備固めで投入できる選手がいないのも大きいですし、DFラインがこの状態でGKもあんなでは守備についてはまだまだ厳しい状況が続くかもしれません。
中盤から前に関しては組み合わせに幅が出て来てよくなる可能性はあります。
残念ながらこの試合での本田の復帰はなりませんでしたが、基本的にはファーストボランチとセカンドボランチの組み合わせがやはりバランスがいいですね。
オフェンシブハーフには本山や柴崎、小笠原を起用した方が遠藤、ドゥトラがゴール前に入って行けるので攻撃に迫力が出ます。
遠藤、ドゥトラがペナルティエリア内でドリブルできれば相手にとってかなり脅威ですし、遠藤は柴崎や本山とオフェンシブハーフでコンビを組んでいた時はやりやすそうでしたからね。
これによって遠藤とドゥトラのどちらかを切り札としてベンチに置けることにもなります。
柴崎と小笠原はボランチとの併用になるので現時点ではやや戦力的に厳しいですが、本田と増田が復活すれば何とかなるでしょう。
FWは現時点で戦力として計算できるのは大迫、興梠、ジュニーニョの3人だけ。
ポストプレイを考えると大迫と興梠のどちらかは必ず起用する必要があります。
岡本は身長を生かしたターゲットマンとして機能してくれたらいいのですが、タイプ的には大迫や興梠らと変わらないようなのでちょっと戦力として計算するのは厳しいですね。
佐々木は札幌戦でいいパフォーマンスを見せていましたが、途中出場でしたしどのくらいやれるかは不明です。
そのため、ドゥトラを右FWで起用することも考えた方がいいと思います。
遠藤とドゥトラは近いポジションでプレイさせた方が生きますし、ポジションも同じ高さではなくて違いをつけた方がいいですね。
それにドゥトラが入れば身長の高さも生かせます。
そして、どうして中盤にしろFWにしろ右サイドに入れる方がいいかと言うと後ろの選手が全員右利きだからです。
そのため右サイドにロングボールを送りやすいのですが、そのターゲットになるのが遠藤であることが多いのです。
当然、競り勝てずにそこでボールを奪われて失点してる場面が2回あるんですよね。
この辺りも何も考えずに同じことを繰り返しているのは問題ですし、ドゥトラが右サイドに入ることでだいぶ変わって来ると思います。
札幌戦、神戸戦と勝つことはもちろんですが、6月のナビスコ杯の新潟戦も含めて代表選手が抜ける試合も出て来るので選手たちの組み合わせを気にかけてベストな布陣を見つけられるかが重要となりそうです。
この試合をヒントにジョルジーニョ監督がそこに気がつくことを期待しておきます。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

曽我端のお粗末なキャッチングミスはいただけませんでした・・・かなり衰えを感じます。こーめいさんが言ってたようにベテランGKなので全体の流れを把握した上にチームを鼓舞して奮い立たせるプレーが必要なのに昨日の試合は2回も凡ミスをおかしてしまいあきませんわ。せっかく逆転して良いムードで追われると思ったんですけど・・・ まぁマルキが入った事でDF陣が警戒し過ぎたって事もあるとは思いますが。
唯一良かったのは本山とジュニーニョのコンビネーションですね。岡本は機能せず増田もOMFでの起用でしたが明らかにコンディション不足で×、梅鉢もパッとしませんでしたし…
ここのところまた後ろでボールを回す回数が多くなり見てて面白くない試合でした。土曜日の試合はもう少し良いパフォーマンスを見せて欲しいものです!
【2012/05/17 20:01】 URL | ホソヒロ #- [ 編集]


負けは悔しいですが、こーめい師の分析のように、ジュ二ーニョのモトからの得点は収穫でしたね。 特にモトの90分間プレイは心強い。 今後は前目で、選択枝が一つ増え、面白くなりそうですね。  浩二はまたケガですか? でも今回山村と昌子の若手DFがミスはありましたが、それなりに踏ん張ってくれていたと思いますので、ユーティリティの青木に頑張って貰えば、当面は穴は埋められるのでは、と期待します。 ジョルジはどうして今回Gkに佐藤を使わなかったのでしょう。ナビスコ杯は 控え組用と割り切っていたと思っていたのに・・この選択は理解できませんでした。 こーめい師のおっしゃる通り、ベテランがあれでは勝ち切ることは難しい。 それとリーグ戦でも気にかかっているのですが、右SBの「軽いミスプレー」で何度攻撃の流れが途切れてしまうことか・・そこで、若手が使えないのなら、以前使ったように誓志を右SBとしても面白いかなとも意思ってしまいます。(今の状態では無理ですか)  さて、札幌戦に今回の状況を見て、どのようなジョルジュ采配を見せてくれるか・・注目しています。  長文ですみません。 次回のこーめい師の分析を楽しみにしています。
【2012/05/17 23:21】 URL | 希望鹿 #- [ 編集]

ホソヒロさんへ
コメントありがとうございます。
曽ケ端のミスは長年見て来ましたが今回のキャッチングミスはさすがのこーめいもがっくりきてしまいましたよ。
権田くらいバシバシGKが止めてくれたらもっと上の順位にいけてるはずなのでそのくらいのパフォーマンスを目指して欲しいですね。
札幌戦は何としてでも勝たないとヤバイです。
【2012/05/18 16:51】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

希望鹿さんへ
以前からコメントありがとうございます。
中田浩二はここのところ練習に出て来てないそうです。
オフィシャルで発表はないのでそんなに悪いわけではないと思いますが、どんな状況かよく分かりません。
早く良くなって復帰してほしいですね。
GKに佐藤を起用しなかったのはこーめいも疑問に思い、ベストメンバー規定の関係かなって勝手に納得はしていましたがどうなんでしょうね…。
西はここのところミスが多いですしサイドバックについてはここ数年、鹿島の課題です。
篤人が復帰してくれればぐっと改善されると思うんですけどね。
現在練習に参加してるので刺激を受けてくれればと思います。
【2012/05/18 16:57】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


篤人が鹿島のユニを着て練習参加している画像を見るとすごく復帰して欲しくなります・・・今のチーム状況が状況なので・・・今日の札幌戦は何としても勝ち点3を取らないと本当にヤバイですよね(+_+)
【2012/05/19 07:58】 URL | ホソヒロ #- [ 編集]

ホソヒロさんへ
コメントありがとうございます。
札幌は勝ち点3どころか、得失点差もプラスに回復して大勝でしたね。
でも、G大阪戦からの前例もあるのであまり浮かれないようにしますf(^^;)
神戸戦は中断前最後の試合になりますし、野沢や田代がいるので絶対に勝ちたいですね。
【2012/05/22 11:50】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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まとめtyaiました【【ナビスコ杯4節】衝撃の逆転劇…の横浜FM戦】

【結果】5月16日(水) 2012 ヤマザキナビスコカップ 横浜FM3-2鹿島(19:33/ニッパ球/9,693人)[得点者]36 まとめwoネタ速neo【2012/05/19 01:29】

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