鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第14節】予想通り過ぎる負け方…の名古屋戦
結果
6月16日(土) 2012 J1リーグ戦 第14節
鹿島2-3名古屋(18:34/カシマ/15,010人)
[得点者]
44' 興梠慎三⑦(鹿島)←柴崎岳①
59' 永井謙佑(名古屋)
66' 金崎夢生(名古屋)
77' 本山雅志③(鹿島)←大迫勇也③
86' 永井謙佑(名古屋)
[フォーメーション]
FW:興梠、ジュニーニョ
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
62分:ジュニーニョ→大迫
71分:小笠原→本山
82分:ドゥトラ→青木


試合の感想
守備の術中
鹿島はDFラインに山村が入りましたが、それ以外のポジションは内容のよくなかった神戸、新潟戦と同じメンバーでした。
この場合フォーメーションは4-2-2-2が劣化した4-4-2になりますね。
リーグ戦で結果の出ていない名古屋は基本に立ち返って4-3-3のフォーメーション、ただ玉田やダニルソン、中村など主力にケガ人が目立ち、アンカーにはダニエルが入っていました。
お互いの守備のやり方もあって前半からシュートを打ちあうというオープンな展開になります。
前半だけで両クラブともにシュート数は二桁に達していましたからね。
その守備のやり方ですが鹿島はここ最近定着して来ている自陣に引いてブロックを作ってインターセプトをするという狙い、名古屋は前線から積極的にプレスには行かずにゴール前を固めてはじき返すという狙いです。
両クラブともDFラインを低く設定しているので比較的簡単に相手ゴール前までボールを運べていましたね。
名古屋は鹿島のブロックに手こずってはいましたが、プレスをかける位置が低いので前線の動き出しに合わせてDFラインからロングボールを出したり、ケネディに合わせ落としたボールを狙ったりという形でゴールに迫っていました。
それに対して鹿島はドリブルでボールを運んでいましたね。
その違いもあって次第に鹿島がボールをポゼッションする時間が増えて来るのですが、ジュニーニョやドゥトラが縦に早く行き過ぎてまったく厚みのある攻撃はできていなかったです。
ミドルシュートやサイドからのクロスなど一見、惜しい場面が多いように感じるのですが、ゴール前へ入る攻撃の人数は少なかったですね。
しかも名古屋はもとよりクロスやミドルシュートを打たれても中央を固めて跳ね返し、最後のところもJリーグ随一の実力者楢崎が防いでしまいますから、むしろ鹿島の攻撃は想定内でいつも通りのやり方で対処しやすいものだったでしょう。
つまり、鹿島は攻めているようで実は名古屋の守備の術中にハマっていたわけです。
サイドからの攻撃には一工夫足りず、中央からの攻撃では周りの選手を使わずに単発の攻撃で終わるというパターンに陥っていました。
実際の決定機と言えるのはCKからの岩政のヘディングが楢崎に防がれたシーン、小笠原のヘディングパスにジュニーニョがボレーで合わせようとしたシーンくらいでした。
流れの中からは興梠にくさびのボールが入ったときはいい攻撃の形になりかけていたんですけどね。
よりゴールの可能性がある効率のいい攻めをしていたのは名古屋の方でした。
しかもこの試合では序盤から柴崎が攻撃的に行って、小笠原が守りに残っていることが多かったのでバイタルエリアの守備も安定感に乏しかったですね。
しかし、名古屋も鹿島の守備の術中にハマって増川が強引に入れた縦パスを柴崎がインターセプト、そのままドリブルで持ち上がってジュニーニョと興梠の動きを観ながら闘莉王がシュートを警戒して中央にポジションを絞った絶妙なタイミングで左に流します。
ダイレクトで打ってくれと祈りながら観ていたのですが、柴崎からのパスを興梠はそのままゴール右隅に流し込んで先制します。
恐らくドゥトラやジュニーニョならパスを出さずに打ってしまい、名古屋のDFに当ててしまっていたパターンだったでしょうね。
この試合で初めてと言っていいくらい周りの選手を上手く使えたシーンで、柴崎のいい判断が先制点に繋がりました。
先制して折り返したものの、シュートが多くて派手だっただけで神戸、新潟戦同様に攻撃の形は非常に貧相な前半でした。

ジュニーニョの弊害
後半になると名古屋は失点に繋がるミスをした増川を田口に代えてアンカーに、ダニエルを1列下げると得点を取りに来ます。
そのためジュニーニョを先発で起用しているさらなる弊害が出て来ましたね。
前半は厚みのある攻撃ができないもののシュートまでは行けていたのでまだ良かったのですが、後半は立ち上がりから前線にボールがおさまらない→攻められ続ける→何とか守ってボールを奪う→前線にボールがおさまらないという神戸、新潟戦でも観られたサンドバッグ状態となります。
鹿島の攻撃に脅威が無くなると名古屋はロングボールの頻度を増やすとともに、ゴール前ではドリブルでもどんどん仕掛けはじめて、スピードのない鹿島守備陣は付いていけずに次第にゴールに迫られます。
55分頃には特に名古屋の選手について行けなくなっていた小笠原とボールのおさまらないジュニーニョの交代をしないと危ないなと思っていたらやられてしまいましたね。
ジョルジーニョ監督も大迫を用意していたのですが交代する前の59分にケネディのポストプレイから永井が藤本とワンツー、ニアの高めに同点ゴールを突きさします。
やはり懸念していた通り、バイタルエリアでフリーにさせ過ぎですよね。
その後すぐに大迫が投入されますが、新潟戦同様にエンジンがかかるまでにやや時間がかかり、反撃の狼煙を上げる前に逆転ゴールを入れられてしまいます。
これも青木を準備しているところでの失点だったのでもったいなかったです。
ボールの取られ方が悪かったのですが、西の守備が酷かったですね。
ラストパスを出した永井に付いていけばよかったところを、他の選手をマークするわけでもなく急に辞めてしまいました。
そのためフリーでパスを出されてしまい、金崎にいいパスを通されてしまいましたね。
DFラインも金崎にマークに付くのかオフサイドを取るのか中途半端でした。
逆転されたものの、大迫が入ったことで前線にボールが収まり徐々に鹿島は攻撃のリズムを作って行きます。
本山も投入されて遠藤と柴崎という変則ボランチになっていたのですが、ここからの時間帯はサイドバックも上がって行く回数が増えて厚みのある攻撃ができるようになっていましたね。
そして77分遠藤のパスを大迫が落とし、本山が技ありのミドルシュートを決めて同点とします。
本山のシュートは流石でしたが、その前の大迫の動き出しもよかったです。
ようやくDFラインの裏を狙ういい動きが出ましたね。
ここからは鹿島に勢いが出て攻勢を仕掛け、本山のスルーパスから興梠のシュートなど決定機を作るのですが決められず。
ストイコビッチ監督は巻の投入準備をしていたのでケネディと交代してと願っていたのですが、その願いも叶いませんでした。
それまでケネディ一人なら何とか対処していたのですが、さらに高さのある巻が前線に入ったためハイボールへの対応がいっぱいいっぱい。
ケネディに岩政が、外から入って来た巻に西が競ったのですがこぼれ球をケネディが冷静に永井に落とします。
岩政は永井のスピードを警戒したのか下がってしまったのですが、ペナルティエリア内であれだけフリーで前を向かれていたら詰めにいかないといけないですね。
当然、精度の高いシュートを打たれてしまい決勝点を決められてしまいます。
その後はケネディのハンドを誤審するという騒動もありましたが、そのままのスコアで試合は終わってしまいます。
リーグ再開の重要なホームでの一戦は新潟戦で書いたようにスターティングメンバーの選考に失敗したため、予想通り過ぎる負け方での敗戦となってしまいました。

攻撃の手数と得点の可能性
決定力不足や誤審などの要素もありましたが、この試合の敗因は明らかに後半の立ち上がり、2点目を取りに行かなかった、行けなかったことが原因です。
前線にボールがおさまらずに厚みのある攻撃ができない、そして最悪の時間帯ではまったく攻撃できなくなるというのは、興梠とジュニーニョの2トップになった神戸戦、新潟戦もありましたからね。
そしてこの2トップになってから遠藤とドゥトラがゴール前に入る回数、サイドバックのオーバーラップも減っています。
別に遠藤のパフォーマンスが落ちたわけでもなく、サイドバックが守備重視なわけでもなく、前線でボールが収まらないから高い位置を取れないでいるだけです。
神戸戦は相手のミスもあって2得点奪えていたこと、新潟戦は相手のチーム力、攻撃力が低かったおかげで勝てたのであって、名古屋のような個の力があるクラブ相手にあれだけ守備一辺倒になってしまうとゴールを割られてしまいます。
分かり切っていた問題だっただけにそれで負けてしまったのは非常に悔しいですね。
大迫がFWに入った場合はそこにボールがよくおさまって展開も上手くしてくれるので、遠藤やドゥトラは中央へ入り込むことができ、サイドバックもいいタイミングで攻撃参加できるので攻撃に厚みが出ます。
そのため、ゴール前の人数も足りていて迫力のある攻撃となっています。
くさびのボールを入れてから中盤で繋いで展開するので手数はかかりますが、大迫がいるときの方が得点できる可能性の高い攻撃が出来ていますね。
反面、ジュニーニョの場合は足元ではなくスペースでボールをもらいたがるので相手に奪われることも多いです。
しかも、ボールを持ったら縦に早くつっかけてしまうので中盤から後ろの選手が追いつかず、ゴール前に人数がかけられなくなります。
手数が掛かってない分、効率的なように思えますが、攻撃も単発で終わるので得点の可能性は低くなります。
現在は途中から大迫を起用していますが、得点を取りに行きたい状況で手数のかかる攻撃に切り替えるというのも難しいですよね。
どうしても気持ちが早く前にという風に逸りますからね。
それが新潟戦もこの試合も大迫投入から攻撃のリズムが出るまでに時間がかかっている要因でもあります。
せっかく今季の鹿島は攻撃の形が作れているわけですから前半はそれができるメンバーで臨んで、相手が疲れてスペースも出来て来る後半途中からは縦に早い選手を入れて攻める方が効率はいいです。
前半から自陣と相手ゴール前を行ったり来たりするあんな早いサッカーをやっていたら体力も持ちませんよ。

スターティングメンバー再考を
こーめいがこれまで何度も言っているようにジュニーニョではなく、大迫をスターティングメンバーに起用しないとこういう敗戦はこれからも出て来るでしょうね。
新潟戦もこの試合も遠藤のパスから途中出場の本山と大迫がからんで得点していますが、これは選手交替が当たったというよりそのメンバーの方がいい攻撃ができているからです。
大迫が五輪で抜けることはまず間違いないので興梠とジュニーニョの2トップも機能するようにしておかないといけないですが、1つでも勝星が欲しい今の鹿島にそれを待っている余裕はありません。
それに中断期間があったにも関わらず、神戸戦から良くなっている気配もないですからいつになったら機能するようになるかも分からないですからね。
この試合では柴崎が前線にからむ事が多く攻撃ではそれがいい方に出ていたのですが、守備では小笠原との役割分担があいまいになり明らかにバランスを崩していました。
ここも本田や梅鉢、青木などを入れ、ドゥトラ→本山でスタートすればチームのバランスも飛躍的に良くなって勝てるようになると思います。
このメンバーを中心に戦いつつディフェンスリーダーがいないので中田、守備を考えて青木もしくはビルドアップを考えて梅鉢らを右サイドバックで試したり、調子を観ながら小笠原、柴崎、本山、遠藤、ドゥトラなどを入れ替え、機を見て若い選手も使いながらチーム力を高めたいですね。
新潟戦の時にも書いたようにジョルジーニョ監督の選択が今後の鹿島の運命を握って来ます。
唯一救いなのは遅れたものの、ジュニーニョと小笠原の問題はジョルジーニョ監督も把握していて交代の準備をしていたことです。
あれが間に合っていればあの時間帯に2失点はせずにすんでいたかもしれませんね。
柏戦では困ったことに新井場が出場停止ですからメンバーの入れ代わりがあるわけですが、外国人は全員ベンチスタートでいいですよ。
アレックスはともかく、ジュニーニョやドゥトラの能力が低いと言う訳ではないですが、チームはバランスが大事ですから、それを心がけた選手起用をしてほしいですね。

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