鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第15節】勝点1以上の収穫はあった…の柏戦
結果
6月23日(土) 2012 J1リーグ戦 第15節
柏1-1鹿島(18:35/柏/13,987人)
[得点者]
50' 小笠原満男①(鹿島)←興梠慎三③
90'+4 近藤直也(柏)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:青木、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
87分:興梠→ジュニーニョ

試合の感想
耐えながら光明を探る
鹿島のフォーメーションは4-2-2-2、大迫がスターティングメンバーに復帰、新井場が出場停止の左サイドバックには青木が入りました。
柏は4-2-3-1で出場停止の増嶋のところにはクォンハンジン、左サイドバックに那須が入っていましたね。
ケガの多かったボランチのポジションには今季茨田が入ることも多かったですが、ここのところはダブルボランチに栗澤、大谷が入って安定して来ています。
田中がトップ下に入って相手ボランチを見ることも含めて、2列目のレアンドロ・ドミンゲス、ジョルジ・ワグネルの攻撃力を生かすこと、守備意識、守備力を考えるとやはりダブルボランチにこの2人が入った方がバランスがいいですね。
コンディションも上がってきたことで、前節のコメントでレアンドロ・ドミンゲスも言っているように昨年の強かった柏が戻っているという印象です。
今の鹿島と比べるとチーム力、熟成度も高いですから、そんな柏にアウェイで押し込まれる展開は予想通りでしょう。
守備では下がり気味の田中と中央に入って来るレアンドロ・ドミンゲスとジョルジ・ワグネルを捕まえるのに手こずり、攻撃では柏のプレスを前にボランチのところでのボールロストが多かったのが苦戦の原因ですね。
柴崎は相手のプレスに手を焼いてミスが多く、小笠原は難しいパスを選択し過ぎてボールを失っていました。
ただ、曽ケ端のスーパーセーブで凌ぐと次第に柏の攻撃にも慣れて来てボールも持てるようになって行きましたし、前線の大迫と興梠にまでボールを出せればそこで収まって、ドゥトラや遠藤が中央に入ったり柴崎が上がって行ったりと攻撃の形はできていました。
初シュートは30分でしたが、そこからは大迫の折り返しに遠藤、青木のセンタリングに大迫のヘッドとシュートまで繋がるチャンスを作って行きます。
前半はスコアレスのまま終了しますが、やはり大迫と興梠の2トップにすることで得点への光明が見えて来ていましたね。

押されるも決定機の質は上回った後半
後半は遠藤が右サイドから積極的にボールを運び、柏の守備を崩しにかかります。
それが実ったのが50分でした。
柴崎のパスを受けた遠藤がドリブルで柏の選手を3人引きつけてから興梠に縦パス、それを上がっていた小笠原に落とします。
遠藤がDFを引きつけてくれたおかげでバイタルエリアにぽっかりとスペースが空いており、小笠原はドリブルから左足を一閃、先制点を奪います。
先制してからも遠藤のボール運びを中心にいい攻撃を展開します。
59分には遠藤からオーバーラップした西へパスが渡るとグラウンダーのクロス、中央の興梠が空振りをしてしまいますが決定的なチャンスでした。
これまで追い越すという動きをしなかった西ですが、この場面での走り込みは完璧でしたね。
サイドバックがこういう形で上がって攻撃に絡めば間違いなく決定機は増えていきます。
柏に攻め込まれる時間も増えて来ますが、67分には遠藤のミドルシュートのこぼれ球を興梠が押し込みます。
しかし、これはわずかにオフサイドでした。
その後は柏が攻めて鹿島が速攻を仕掛けるという展開がより明確になりますが、体を張って守れていましたしカウンターで怖さも出せていました。
欲を言えばカウンターをもっとシュートで終わりたかったですね。
ただ、ロスタイムには遠藤のヘッド、ジュニーニョと繋いで大迫がGKをかわしてゴールに流し込みますが茨田に掻き出されてしまいます。
終了間際にはもはや今季の鹿島の恒例とも言える勝敗を左右する誤審が起こります。
西の広げた右腕の上腕部にボールが当たってハンドを取られPKとなります。
西はこの試合、これまでに比べると集中して良く守れていたのでハンドになったのは不運でしたね。
レアンドロ・ドミンゲスのPKはこの試合好セーブを連発していた曽ケ端が手に当てますが、ポストに跳ね返ったボールを近藤が押し込みます。
その前に小笠原が林を倒したのですが、主審は笛を吹かずに流していましたね。
柏の選手のところにボールがこぼれたのでそれはいいのですが、林は明らかにレアンドロ・ドミンゲスが蹴る前にペナルティエリア内に入っています。
林は結果的にはボールに触れることはなかったのでルール的にどうなのかというのはありますが、それがなければ最初にボールに触れていたのは小笠原だったわけですから、オフサイドと同じでプレイに関与したとして鹿島の間接FKで再開すべきだと思います。
副審も小笠原のファウルをアピールしたのか、林の飛び込みで旗を揚げたのか曖昧でしたね。
終了間際には柏のペナルティエリア内でハンドがあったのですが、これはスルー。
広げた左腕の上腕部にボールが当たっており、西がハンドならこれもPKを取るべきでしたね。
誤審がなければ鹿島が2-0で勝利していた試合がドローとなってしまいましたが、試合自体は両クラブとも二桁順位にいるとは思えない好ゲームでした。

判断が難しかった選手交代
先制するものの選手交代が遅くて失点、慌てて攻撃的な選手を投入するという引き分け・負け試合は昨年嫌という程見せられましたが、この試合も似たような展開になってしまいました。
しかし、オリヴェイラ監督とジョルジーニョ監督の交代策はまったく違っています。
オリヴェイラ監督はメンバー固定で75分までは交代なくプレイさせるというのが基本方針でしたので、晩年は試合展開をまったく読むことをせずに前線にボールが収まってなくても対戦相手がどこであろうと交代をしませんでした。
そして、失点して残り10分で慌ててカードを切るというのがパターンでしたね。
対してジョルジーニョ監督は前節の名古屋戦でも後半になって前線にボールが収まってないと観るや(タッチの差で間に合わなかったものの)早い段階で大迫を投入しました。
この試合でも選手交代を引っ張ったのは前線にボールがおさまっていたからですね。
大迫と興梠は相変わらずカウンターの起点になっていましたし、それに対してジュニーニョはスペースに出してもらって前を向いて仕掛けるタイプでポストタイプではないですからね。
興梠に疲労が見えた段階でジュニーニョを投入というのは予想通りでしたし、理にかなっていました。
遠藤は言うまでもなくもっともボールをキープできていましたし、ドゥトラも南米のレフェリーということでボールをキープして柏の選手に寄せられればファウルをしっかり取ってもらえていましたからね。
本当はボランチとサイドバックを交代できたら良かったのですが、ベンチには守備的な選手は本田しかいませんでした。
こーめいも試合を見つつ、このレベルの高い柏相手に今季初出場となる本田を入れて果たして流れに乗れるか、ゲームのスピードについていけるかという想いはありました。
ただ、相手が柏でなかったら柴崎に代えて本田投入もあったと思います。
本山も直前で別メニュー調整になりベンチ入りも危ぶまれていましたし、増田というのも心もとないですからね。
実際に守ってもセンタリングは全員が集中してはじき返していましたし、打たれていたシュートもミドルがほとんどでそれも体を投げ出してシュートブロックに行けていました。
ペナルティエリア内で決定機は作らせていなかったんですよね。
その上カウンター攻撃もできていたので試合運びは悪くはなく、本当にハンドなどそういうアクシデントがなければ失点する雰囲気ではなかったです。
そのため選手交代が遅くなった上に2枚余らせたのも理解できなくはないですし、少なくともオリヴェイラ監督の采配の遅さとはまったく異質ではあります。
1つ裏目に出たのは選手の復帰に慎重になり過ぎたことですね。
この試合までに本田を試せていなかったのが仇になったかなという感じです。
ナビスコ杯の清水戦では本田を始め、中田などケガから復帰した選手、出場の少ない選手をできるだけ先発で起用しておきたいですね。

悲観するような試合ではない
前述したように先制して追いつかれた試合なんて昨年もリーグ戦だけ観ても11試合中5試合もありましたし、柏は確実に優勝した時の強さを取り戻して来ており、順位は暫定10位ですが現時点で優勝争いしている(直近5試合の結果は首位)レベルの強さと言ってもいいです。
昨年2敗して引き分けることもできなかったその柏相手にアウェイで勝利直前の引き分け、誤審がなければ勝利していたわけですから鹿島のチーム状態は昨年よりよくなっているくらいです。
それは試合内容を見ても明らかで、大迫が入ったことで2トップにボールが収まるようになりポゼッションしてもカウンターでも攻撃の形はできて来ており、昨季より確実に決定機数は増えています。
守備はまだまだ不安定な面がありますが、この試合では青木が入ったことでバランスがよくなりました。
前回の記事でも書いたように今後は左新井場、右青木で行った方がいいでしょうね。
青木は左サイドはやりづらそうで攻撃ではあまり上手く絡めてませんでしたが、ボランチの時は右サイドに流れてからいいクロスを上げてアシストしていましたから。
ベースはできて来ているので清水戦で選手を試しながら、チーム力を高めるとともによりよいバランスを探っていきたいです。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

前回のこーめい師の分析もあり、FWの先発メンバーに注目していましたが、師の読み通りでしたね。 近頃の大迫は、ヘッディングにも競り勝てるようになったり、着実にうまくなっているように見えます。あとは最後の決定力ですか・・・。 ジョルジュの采配は、素人の私にはサプライズでしたが、青木左SBのように、選手の特徴を見た理に叶ったもののように思えます。
おっしゃる通り、ケガからの復活組をナビスコなのか、それとも・・・いつ使うのかに注目しながら、これからも応援していきます。 それにしても、やっと、ここまで来たか・・・と実感できた試合でした。
【2012/06/24 23:01】 URL | 希望鹿 #- [ 編集]


お久し振りです。
またも判定に泣かされる結果でしたね。
守備に関して、やはり深い位置まで入られる回数が多い分、カウンターの距離が長くなっていると思うのですが、どうすればより高い位置で奪えるのでしょうか?リトリートしている割には縦パスを入れられている気がします…
【2012/06/26 11:33】 URL | 卍丸 #- [ 編集]

希望鹿さんへ
コメントありがとうございます。
大迫は新潟戦のゴールだけでなく最近ヘッドがよくなっていますよね。
CKではニアに飛び込んでそこに合わせたら得点できそうな気がします。
あとはゴールですが決定力はやはりブラジル人のジュニーニョの方がありますね。
アレックスに放出の噂があるので、カルロンを契約解除せずに復帰させればよかったと思います。
オリヴェイラ監督時代には時間をほとんど与えてらえなかったですし、上手く使ってもらえなかったっですが、ポストプレイと決定力のある選手ですから。
2億ももったいないですし、やはりあと1人は前線にボールを納められる選手がいないと厳しいです。
岡本や佐々木のがんばりに期待です。
ナビスコ杯は本田、中田、佐藤らの出場は濃厚なようなので楽しみですね。
【2012/06/26 21:22】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

卍丸さんへ
お久しです。コメントありがとうございます。
守備に関してはジョルジーニョ監督はあえてラインを低くして相手を引き込んで縦に速い攻めをするという狙いでやっているとのことで、単にそういう戦いが好きなのか、選手の特性を考えてのことかは分かりませんが、岩政、山村、中田などスピードのあるCBがいないこと、前線から追えるマルキーニョスのようなFWがいないこと、速攻に向いている遠藤やドゥトラがいることを考えたら今のチームに合っている戦術と言えます。
だからこーめいも今の戦い方でいいと思っていますが、前にもブログに書いたようにプレスをかける高さはもう5メートルくらい上げた方がいいですね。
今はブロックを作る時にFWまで自陣の低い位置まで下がっていますし、やはりDFラインが低すぎます。
それからFWは引いているだけでプレスをきちんとかけている時間帯がまだまだ少ないので、この2点を改善すれば守備もよくなりカウンターの距離も短くなります。
あとは選手を入替えてバランスをよくすれば攻守にもっとよくなるはずです。
3連覇したときみたいにもっと高いところからハイプレスをかけるならマルキーニョスや伊野波のような選手を入れないと難しいと思います。
【2012/06/26 21:35】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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まとめtyaiました【【J1第15節】勝点1以上の収穫はあった…の柏戦】

【結果】6月23日(土) 2012 J1リーグ戦 第15節柏1-1鹿島(18:35/柏/13,987人) [得点者]50 まとめwoネタ速neo【2012/06/25 18:35】

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