鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第18節】セットプレイ初得点でしぶとく勝ちきる…のC大阪戦
結果
7月14日(土) 2012 J1リーグ戦 第18節
C大阪0-1鹿島(19:04/長居/26,534人)
[得点者]
38' 小笠原満男②(鹿島)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、山村、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
66分:遠藤→青木
77分:興梠→本山
92分:ドゥトラ→増田


試合の感想
ベテラン奮起
鹿島はいつもの4-2-2-2の布陣、まだ中田のコンディションが万全ではないということでCBには山村が起用されました。
C大阪は4-4-2、清武とキムボギョンがチームを離れたため好調の柿谷が1列ポジションを下げブランキーニョと2列目を構成、2トップはケンペスと播戸でしたね。
立ち上がりはホームのC大阪が攻勢、ケンペスが左サイドからファーストシュートを放ちますがこれは角度がなかったので曽ケ端がはじきます。
鹿島は小笠原の積極的な攻撃参加からドゥトラがシュートチャンスを迎えますが、やや厳しい態勢だったのでやはり枠には飛びません。
その後はC大阪が立て続けに決定機を迎えるのですが、どちらもポストに助けられます。
柿谷のシュート場面では、オーバーラップしたサイドバックの丸橋を西が見る形となったため柿谷がフリーになってしまいましたね。
2トップのプレスが緩すぎてCBに精度の高いロングボールを出されてしまったのですが、一番の問題はボランチの2人がC大阪の選手を誰も見れていなかったということです。
C大阪は4-4-2の布陣な訳ですからサイドハーフはボランチが流れてケアしないといけないですね。
このあたりはやはりどちらも攻撃的な選手だけあって守備時のポジショニング、カバーリングに難があります。
ケンペスのヘッドの場面は集中力の問題です。
ショートコーナーを誰も警戒しておらず、いいボールを上げられてしまいました。
結果はポストに救われた形となりましたが、岩政が良く体を寄せて競っていたのでケンペスもあのコースへのシュートが精一杯でした。
10分を過ぎた頃から試合も落ち着いて来て、ドゥトラのドリブルからの折り返しやCKからの岩政のヘッドなどC大阪ゴールに近づきます。
立ち上がりこそピンチがあったもののC大阪は2トップが攻撃の組み立てに加わるタイプではないので、実際は攻め手に乏しく柿谷さえ気をつけておけば鹿島の選手も対応するのは難しくなかったですね。
しかし、鹿島の攻撃陣はここのところ不調気味です。
遠藤のコンディションが明らかに落ちていますよね。
大迫へのスルーパス、キープすれば相変わらずボールを取られなかったり、大迫のクロスから興梠の決定機に繋がったサイドチェンジ、相手のカウンターの目をいい守備で潰したり地味にいいプレイは所々してはいるのですがそれが続かないですし、一時期の勢いや運動量が激減しています。
これまで攻撃の起点になっていた遠藤がこの調子で、なおかつ2トップもまだまだ安定感がなく、この試合はくさびのボールを受ける動きも少なく、C大阪の厳しい守備にも手こずってボールがおさまらなかったので攻撃の機能性は低かったですね。
それに大迫と興梠の距離感も遠かったです。
ドゥトラは攻守にがんばってくれてはいますが、やはりまだ周りと合っていないです。
いいタイミングで前の選手が動き出しているのにドリブルが1つどころか2つ、3つ多いので結局周りの選手も次第に動かなくなってドゥトラを見てしまいます。
カウンターからいい形もいくつもあったのに結局決定機に繋がらないのはこのためですね。
最近は下がってボールをもらうことも多いですが、サイドチェンジなど周りを上手く使えているのは調子が悪いと言え遠藤の方です。
新井場のオーバーラップも遠藤がボールを持っている時が多く、ドゥトラが持っている時は上がらないのですが、ドゥトラのような一人で行ってしまうタイプだと後ろは上がりづらいんですよね。
やはりドゥトラはあまり下がらずに前目でプレイした方がいいですし、そうすればドリブルでの仕掛けでゴール近くでセットプレイももらえます。
そして、実際に38分にはドゥトラがもらったFKを小笠原が直接ゴール、先制点を奪います。
今の鹿島はあまりセットプレイからの得点に期待できないのですが、この場面は観ていてもしやという雰囲気がありました。
まず、主審は壁の位置をペナルティエリアのライン上に指示していましたが、目算で観ても壁の距離が少し遠いと感じました。
それにそもそも壁が4枚というのは少なく、遠藤の左足で外から巻いて来るシュートしかケアできてなかったですからね。
キムジンヒョンは内から巻いて来る右足のシュートは反応できる自信があったのだと思いますが、小笠原のシュートはGKも壁の距離や枚数云々が関係ないくらい素晴らしいシュートでした。
それでも壁のプレッシャーがなかったので蹴りやすさはあったでしょうね。
小笠原はこの試合、攻守に運動量が多くいいプレイを連発していましたし、曽ケ端もここのところレベルの高いパフォーマンスを見せており、ベテランの奮起でリードして前半を終えます。

計算できるベンチワークの形
後半の立ち上がり積極的に仕掛けたのは鹿島でした。
前線の選手にサイドバックや小笠原が絡んで攻め立てます。
決定機は作れなかったものの、大迫がペナルティエリア内で倒されるもノーファウルというあわやという場面を作ります。
その後は次第にC大阪が攻めて鹿島がカウンターという流れが多くなるのですが、63分には決定機を作られるもケンペスのヘッドは真正面。
ケンペスはポストプレイをしたりDFラインの裏を狙ったりと攻撃の組み立てには参加しないのですが、ゴール前のポジションニングはすごく上手いですね。
ただ、シュート決定率はあまり高くないので助かります。
このシーンの鹿島の守備はやはりダブルボランチに問題があります。
縦パスを受けたブランキーニョに柴崎、小笠原と守備に当たるのですがあれだけ簡単に振り切られたらダメですよね。
やはり守備が一発狙いで相手を潰す、しぶとく付いて行く、攻撃を遅らせるボランチの守り方ができてないです。
ああいう守備は敵の攻撃のスイッチを入れるだけですからね。
もちろん守備の人数が揃っているならボールを奪いに行ってもいいのですが、この場面はC大阪のカウンターで西が相手ゴール前まで上がっていました。
右サイドには遠藤がフォローに入っていましたが、人数が足りていないわけですからボールホルダーに寄せるところでとどめておくべきであり、そうすると相手も無理に仕掛けて来ないわけです。
ボールを奪いに行くなら最低でもファウル覚悟で潰さないといけないですね。
それを柴崎も小笠原も軽々しく突っ込んで足を出すだけの守備であっさりかわされてしまったので、スペースができて返って相手の攻撃のスイッチが入るというわけです。
ボールを奪いにいくのか、攻撃を遅らせるのかをしっかり状況判断をしてボランチが舵を取らないとこういう決定機は減らないでしょうね。
そういう意味でもこの後すぐに青木を投入したジョルジーニョ監督の判断は的確でした。
73分には大迫のスルーパスから興梠が決定機を迎えるも決められず。
77分には本山を入れて4-2-3-1の形にします。
リードした終盤にこの2人の投入は1つの勝ちパターンですよね。
守備とボールキープが安定します。
欲を言えば興梠、ドゥトラに決定機を決めて欲しかったですし、本山と2列目に上がった柴崎にはもっとチャンスメイクをして欲しかったですが、上手くボールを回しながら守り切り、リーグ後半戦は白星スタートとなりました。

ベテラン選手が軸になれるか
試合内容は決してよくないですが、勝点は取れているというここ2試合を観ると次節の広島、アウェイの鳥栖、磐田、浦和相手の戦いはまだまだ厳しいと感じます。
ここのところ曽ケ端のおかげで勝っている試合も多くなっていますが、この試合では守備にまだ難は観られるものの小笠原が攻守に獅子奮迅の活躍をしてくれました。
後半に落ちるかと思いましたが、90分いいパフォーマンスを見せていましたね。
こーめいがシーズン前に書いたように世代交代はやはりベテランが軸になって若い選手が思い切りプレイするというのが理想です。
そのためには曽ケ端同様に小笠原もこの試合のパフォーマンスを続けて欲しいですね。
ジョルジーニョ監督も本当は本山や中田、本田らをもっと起用したいのだと思いますが、先発で起用された試合を観るとやはりコンディションはまだまだです。
ジュニーニョはコンディションが上がって来ているようですが、戦術的な部分でまだ難があります。
これまでは小笠原のところで交代を考えないといけなかったですが、今日のようなパフォーマンスを持続できるなら交代カードを他の所で使えるので本山やジュニーニョ、中田も起用しやすくなりますからね。
ベテラン選手たちが軸になってレベルの高いプレイを見せてくれれば後半戦は期待ができると思います。
年齢的に厳しい面もあるでしょうが、踏ん張ってほしいですね。

レナト・カジャへの期待
そういう意味では新戦力のレナト選手にも攻撃陣の軸として活躍を期待したいです。
サッカーをしっかり観ている人ならYoutubeなどの動画からでもどういう選手か情報を得られると思いますが、レナトはどちらかというとドリブルよりパスに重点を置いたプレイをすることになると思います。
パスやシュートのセンスも感じられますし、左足の精度は高いです。
ダイジェストのプレイシーンだと守備や運動量については分からないですけどね。
一番いいところは必ずパスを出した後動き直してくれるところです。
今の鹿島の若い選手に足りないところなので見習って欲しいですね。
ただ、能力のある選手が活躍できるかというとカルロンのケースを観てもそうとは限りません。
1つはこれまでも多くのブラジル人選手が述べているようにJリーグの早い寄せに対応できるか、もしくはそのための時間が与えられるかですね。
ブラジルのサッカーは観ていてもプレスが本当にゆるく、相手の攻撃を引き出してそれを受けてから攻めるというまるでプロレスの試合みたいですから。
これはフィジカル、体の使い方、ドリブルでの仕掛けを観るとある程度予測はできるようになると思いますが、レナトはフィジカルが特別に強いというわけではないですが、体の使い方とドリブルの仕掛けは上手さを感じます。
それがあれば相手がうかつに飛び込めなくなるのでボールをキープできる余裕が生まれますからね。
ジョルジ・ワグネルのように最初は戸惑いもあるでしょうが、時間をしっかり与えられれば慣れて実力を発揮できると思います。
もう1つ大事なことは監督の戦術にフィットするか、また監督が上手く起用できる引き出しを持っているかです。
オリヴェイラ監督はマルキーニョスや興梠などスピードのある選手を好み、柳沢や大迫、カルロンなどポストタイプを上手く使う術を持たなかったですからね。
だから、昨季もサイドからばかりビルドアップして中央を上手く使えず、そこからの崩しのアイデアに乏しかったためバックパスや横パスばかりのつまらないサッカーになってしまいました。
大宮の鈴木前監督もそうだったようにラファエルを上手く起用できるかはちょっと疑問ですね。
レナトは実際にジョルジーニョ監督がプレイを観て獲得していますし、戦術に合わないということはないです。
ボールを持ってからドリブルで運んでスルーパス、もしくは一度周りの選手に預けて自分がゴール前に入って行くというプレイはまさに今の鹿島に足りないものです。
それを高い精度でやってくれればと思います。
とりあえず同じ左利きで似た所も多い川崎のレナトより一回りいい選手であってくれたらと期待を込めて楽しみにしています。
あとはコンディションがまだよくないようなのでそこが気になるところですね。
東日本大震災復興支援試合から始まってナビスコ杯にスルガ銀行チャンピオンシップもあって鹿島は過密日程になりますが、ジョルジーニョ監督は連戦は選手を入れ替えながら戦うと思うので、固定された感があったスターティングメンバーに新たに名乗りを上げる選手が出てほしいです。
これまではメンバーを入れ替えようにもコンディションを考えると実際には青木くらいしかスターティングメンバーに入れそうな選手がいなかったですからね。
レナトとコンディション不良の選手が最前線に加わることで、一気に競争意識が高まってチームのテンションも上がっていけばと思います。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

立ち上がりにピンチがおとずれるのはコンディションの影響でしょうかね?失点していたらって感じで安心しづらいです。この試合の小笠原の守備は素晴らしかったですが、守備的な本田の起用もあってもいいと思います。夏場を考えるとボランチのローテーションは重要だと思います。
【2012/07/17 00:28】 URL | こばけい #- [ 編集]

こばけいさんへ
コメントありがとうございます。
立ち上がりのピンチの連続は集中力の問題と相手の攻撃に対処するまでに少し時間がかかるからだと思います。
ここのところは徐々に修正していって試合終盤も集中力持って守れるようになって来ていますね。
しかし、次のリーグ戦は広島なのでやっかいです。
連戦になりますし、本田や青木などボランチは守備重視で小笠原らを休ませるという選択もありだと思います。
【2012/07/19 15:11】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


はじめまして。

「サッカーの技法をすべての人に」
http://soccer-footballmania.seesaa.net/
管理人の彦と申します。

今回は相互リンクのお願いに書き込みさせていただきました。
まだまだ至らぬところばかりのサイトですが、たくさんの方に見ていただきたいと思っております。
ぜひ当ブログをご覧いただいたうえで、相互リンクをご承諾いただければとても嬉しく思います。

すでに当サイトからはリンクをさせていただきました。
どうかご検討をよろしくお願いいたします。

【2012/07/25 18:13】 URL | 彦 #mQop/nM. [ 編集]

彦さんへ
コメント、当ブログへの相互リンク申請ありがとうございます。
こちらもリンクを貼らせてもらいました。
今後ともよろしくお願いします。
【2012/07/26 11:55】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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