鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯準々決勝1st】三度目の辛勝…のC大阪戦戦
結果
7月25日(水) 2012 ヤマザキナビスコカップ
鹿島2-1C大阪(19:00/カシマ/6,203人)
[得点者]
22' 岩政大樹①(鹿島)←小笠原満男②
25' 興梠慎三②(鹿島)←遠藤康②

33' 柿谷曜一朗(C大阪)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、中田、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
67分:遠藤、ドゥトラ→本山、レナト
79分:興梠→ジュニーニョ


試合の感想
ストップ高とストップ安
鹿島は4-2-2-2の布陣、五輪代表の山村のところには中田が入りました。
注目のレナトはやはりベンチスタートであとはいつも通りのメンバーでした。
C大阪は4-4-2、前回の対戦からすでに清武とキムボギョンの移籍組はいなかったですが、それに加えて五輪代表の扇原と山口が不在。
ダブルボランチには黒木と横山が入り、柿谷はFWのポジションに入っていましたね。
蒸し暑さもあって鹿島の選手の動きは立ち上がりから活発ではなかったので、どちらかというとC大阪の方に勢いがあった印象もありますが、守備の対応はよくできていました。
誰がどの選手を見るというのがはっきりしていましたし、サイドでの1対1もしっかり付いていき、センタリングを上げられてもコースを限定しいてゴール前も集中力を持ってきちんとマークにつけていましたから跳ね返すことができていましたね。
攻撃ではしっかり後ろからボールを回して左サイドを中心に攻め、まずは新井場の右足アウトサイドのセンタリングから大迫が決定機を迎えます。
その後もショートコーナーから新井場のミドルシュート、13分には2トップのコンビーネーションから大迫がシュート、それによって得たCKから岩政のヘッドはバーをかすめるなど惜しい場面を作ります。
しかし、序盤から鹿島は前線の選手のボールをもらう動き出しが本当に少なかったですね。
途中から遠藤やドゥトラは中央寄りのポジションを取り始めてそこまではボールが行くようにはなるのですが、2トップがどちらも動かない上に同じ高さにポジショニングしていたのでなかなか縦にくさびのボールを入れられませんでした。
暑さはあるでしょうが、2トップが縦関係になって1人がDFラインの裏を狙い、1人が下がってくさびのボールを受けるというのは基本的なことですし、これをするとまったく攻撃の組み立てやすさ、ヴァリエーションが違って来るので常に心がけてほしいですね。
21分には小笠原のFKから完全フリーになった岩政がヘッドで先制点を奪います。
このFKは遠藤がもらったファウルからだったのですが、そこまでの流れも興梠が下がってくさびのボールを受けたところから始まっているんですよね。
25分には鹿島が攻めてC大阪がカウンター、それをまた鹿島がカウンターし返すという流れでした。
中田のヘッドでのクリアを小笠原がスライディングパスで遠藤に繋ぐとそこからスピードアップ、逆サイドでフリーになっていた興梠がスルーパスを受けると冷静にGKをかわしてネットを揺らします。
ドゥトラのフリーランが秀逸でしたね。
これによってC大阪のDFが2人引きつけられたので、遠藤がプレッシャーなくボールを持てて逆サイドの興梠もフリーになれました。
理想の展開で追加点をあげた鹿島でしたが、ここからがよくありませんでした。
2点差がついたことで少し簡単にC大阪に攻めさせてしまうのですが、33分の場面はこれまでは問題なく守れていた形であり、完全にミスからの失点ですよね。
センタリングを上げた丸橋には遠藤がしっかりついて行ってコースは限定していたので、中央がしっかり選手を捕まえておけばよかったのですが、DFラインが揃ってなくて岩政の裏を柿谷に取られてしまいました。
それでもオフサイドのアピールをしている暇があったら柿谷に体を寄せて競っていればあのコースにシュートは打たれなかったはずです。
失点してからは再び鹿島の選手の意識が攻撃に向かい、遠藤のシュート、西のスルーパスから興梠と決定的チャンスを作りますがいずれもキムジンヒョンに阻まれます。
さらに遠藤のセンタリングからドゥトラのヘッドはバーに嫌われ、直後のCKからの中田のボレーもGKに防がれます。
決め切れずにいると必ずピンチになるものですが、村田に危ないシーンを作れるもシュートはゴール左にはずれます。
するとロスタイムには遠藤のスルーパスから興梠がペナルティエリアでDFをはずしてシュートを放ちますがこれもキムジンヒョンのセーブにあいます。
岩政と興梠の株は得点を上げたことで急上昇したのですが、その後の失点と決定機を決められなかったことでストップ安になってしまいました。

決定力の差 が明暗を分ける
後半は立ち上がりこそ鹿島が攻め込む意識を見せますが、基本的な流れはC大阪が攻めて鹿島がそれに何とかついていくという展開になります。
柿谷に振り切られそうになる危ない場面もあり、鹿島の選手はかなり足に来ていてパスがずれたり、おぼつかないようになって来ます。
ジョルジーニョ監督も23分には遠藤、ドゥトラに交代して本山と新加入のレナトを投入と手を打って来ましたね。
この暑さも考えると2枚替えはいい判断だったと思います。
OHは攻撃の時には相手ゴール前へ、守備の時には自陣まで戻って来ていますから、やはり攻守に負担が大きいです。
攻撃に上がっても守備に戻ってもボールに絡んでないシーンも多々あるので、ボールのあるところしか観ない観客には運動量が少なく見えても実際は上下運動をかなり強いられますからね。
本山とレナトが入ったことでボールをキープ、上手く回す時間、カウンターの目も出て来て鹿島にとっては楽になりました。
そして34分にはジュニーニョを入れます。
カウンターから1点を奪って試合を決める狙いですね。
しかし、残り10分程が本当にきつい時間でした。
飛び出した村田に決定機を作られますが、ここは岩政が前半の汚名返上のディフェンスで防ぎます。
鹿島もカウンターから何度かチャンスはあったのですが、決定機に繋ぎ切れなかったです。
ジュニーニョのセンタリングから大迫のヘッドも枠を捉えず。
そうすると終了間際に丸橋のFK、GKとの1対1を迎えた柿谷のシュートなど失点してもおかしくない場面もありましたが、何とか失点を免れて辛勝ながらも先勝しました。
C大阪は最後のところを決めておけばという想いがあるでしょうが、それは鹿島も同じ。
決定機を決めていたらというタラレバの話をすれば、やはり勝っていたのは鹿島でしょうね。
お互い決定力不足は深刻ですが、ややC大阪の症状の方が重いということでしょう。
対戦相手のチーム力もありますが、鹿島はここのところ曽ケ端が好セーブを連発、守備でもDFが体を張れて来てるところが守りきれている要因の1つですね。

鹿島のスタイル
今季はC大阪相手に3度目の辛勝となったわけですが、決定力や勝負強さで鹿島の方が少し勝っている結果だと思います。
この試合でも危ない場面はいくつも作られますが、相手の決定機を0にする試合なんてまずできないですし、今季上位にいる広島や仙台もかつてジョルジーニョがいた頃の強かった鹿島でもピンチは多くありました。
オリヴェイラ監督時代からサポーターになった方は相手の決定機をなくして1点差で勝つのが鹿島のサッカーだとよく勘違いしていますが、ジーコが作ったチームですからね。
もちろん大一番やタイトルのかかった試合ではしぶとく1点を守りきって勝つ試合をして来たからこそ勝負強いと言われて来たわけですが、もともと攻撃的で攻められる時はどんどん攻める分、相手に決定機を作られるのも多いのが鹿島のサッカーでした。
では、どうして鹿島が勝てて来たかというとやはりゴール前のクォリティ、決定力の違いです。
攻撃では頼りになるブラジル人選手がいたというのもありますし、守備では体を投げ出して最後まで食らいつくことで相手の決定力を下げることができていたので一見お互い決定機があるように見えても鹿島のシュートはゴールになり、相手のシュートははずれるか防がれスコアに差ができるわけです。
だから今季のサッカーはむしろオリヴェイラ監督時代より鹿島本来のサッカーに近づいていると言えます。
得点を取り合う試合ならアウトゥトリ監督の時もそうでしたし、ましてや今季のように世代交代=選手の成長を促す時期は攻撃的なサッカーを志向するのは至極当然です。
そうでないと攻撃的な選手は守備に追われて持ち味を出せないですし、守備の選手は組織で守る事に慣れてしまってどちらも個の力が伸びないですからね。
結局、最後は自分たちの決定機をものにし、相手の決定機を防ぐという部分で勝敗が大きく変わるのですが、今の鹿島はまだ成長過程なのでこれからの大迫、興梠、遠藤、ドゥトラ、柴崎、西らのさらなる成長が必要です。
また、そこにジュニーニョとレナトのブラジル人はもちろん、若い梅鉢や土居などもからんで来てほしいですね。
この試合途中出場したレナト選手ですが、視野が広くよく周りが見えている印象でした。
それに試合展開を考えてやるべきことをしっかり把握して実践できていましたね。
突出したプレイがあったわけではなかったですが、パス、ドリブル、キープなどでもいいプレイを見せていました。
まだ周囲の選手との意思疎通が合わない場面もありましたが、これからに期待したいと思います。

6連戦始まる
6連戦は辛勝スタートとなりました。
来月の8日にはアウェイでのセカンドレグがあるので、できれば点差をつけて勝っておきたいところでしたね。
しかもリーグ戦をみると広島、鳥栖、磐田という対戦が続き、6連戦が終わった後の浦和までは後半戦の山場と言っていいと思います。
広島と浦和は安定して上位につけていますし、鳥栖もアウェイでの戦いなのでかなり手ごわいでしょうね。
磐田はケガ人が続出してここ5試合では負けが先行していますが、4位ですし20%近いシュート決定率はリーグで断トツです。
連戦の不利もありますし、この試合の立ち上がりからの動き出しの少なさ、後半のバテぶりを見ると今の鹿島にとってはここでどれだけ勝点を拾って行けるかという戦いになると思います。
ただ、厳しい戦いが続くとは言っても負けていいわけではなく、負けるつもりもありません。
広島が今季勝てていない試合は鳥栖、新潟、横浜FMや大宮、仙台などで守ってカウンターを狙って来る相手を苦手としています。
こーめいが以前に3-4-2-1を採用している浦和や広島の試合の時に書きましたが、やはりCB2枚とボランチ2枚の4人で1トップ2シャドーをしっかり見て守る戦い方をしているんですよね。
はっきり言って小笠原と柴崎のダブルボランチでは広島相手となるとまだ不安ですし、この試合も2人がサイドに流れて中央を開けてしまったり、1人がサイドの守備に回ったときのもう1人のポジショニング、OHとの守備の連携にも問題があります。
だから一度サイドに出されてボランチが引き出された後のバイタルエリアを使われることが多かったですし、逆にそこに遠藤やドゥトラがフォローに入るとサイドにフリーな選手が生まれるという状況になっていました。
守備は1対1の対応も含めてかなりよくなって来ていますが、ここの守り方はまだまだ詰めていく必要がありますね。
広島に勝利するなら攻撃はジュニーニョやレナト、ドゥトラのブラジル人トリオ、ボランチには青木、本田、梅鉢などを起用して鹿島もまずはしっかり守ってカウンターを狙う割り切った戦い方をとった方がいいでしょう。
興梠が出場停止なのでジュニーニョが先発で出場するのは確実ですが、こうすることで十分勝てる可能性が出て来ますし、さらに連戦をローテーションで戦えることになります。
何度も言うように厳しい対戦相手が続きますが、戦い方や闘志次第で6連勝も不可能ではないと思いますよ。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

レナトは試合内容からか堅実なプレーでしたね。本山とともにジョーカーのように使われるのでしょうか。攻撃面ではドゥトラがよく走ってた気がします。彼も夏に調子をあげていって欲しいです。守備面はやはりこの暑さで足の速いDFがいないと一瞬のドリブルやカウンターでやられそうな気がして怖いです。
【2012/07/26 16:15】 URL | こばけい #- [ 編集]


梅鉢が梅崎になってますよ。
【2012/07/26 16:46】 URL | #- [ 編集]

こばけいさんへ
コメントありがとうございます。
ジョルジーニョ監督のコメントからするとまだベンチスタートが続きそうですが、レナトか本山は早くスタメンで起用されてほしいです。
守備面はやはりスピードのある柿谷や村田にはやられそうになっていましたね。
しかし、これまでと比べたらくらいついていっている場面も多いので全体的にはよくなっている印象です。
広島戦は何も対策なしにやられまくった風間川崎のようになって欲しくないですね。
【2012/07/27 16:20】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

名無しさんへ
ご指摘ありがとうございます。
1つ目の方が間違えていましたね。
修正しておきました。
【2012/07/27 16:21】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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