鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【スルガ銀行C】今季最強の相手をPKで退ける…のウニベルシダ戦
結果
8月1日(水) スルガ銀行チャンピオンシップ 2012 IBARAKI
鹿島 2-2(PK7-6)ウニベルシダ・デ・チリ(19:01/カシマ/20,021人)
[得点者]
18' 岩政 大樹(鹿島)←小笠原満男
27' レナト(鹿島)

40' オウンゴール(ウニベルシダ・デ・チリ)
73' チャルレス・アランギス(ウニベルシダ・デ・チリ)
[フォーメーション]
FW:興梠、大迫
MF:レナト、ドゥトラ
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、中田、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
56分:ドゥトラ → 遠藤 康
62分:柴崎 岳 → 青木 剛
69分:大迫 勇也 → ジュニーニョ
73分:レナト → 本山 雅志


試合の感想
プレスをいなして2得点
鹿島はいつもの4-2-2-2の布陣ですが、広島戦からジュニーニョと遠藤、青木が控えに回り、興梠とレナト、中田が先発となりました。
ウニベルシダ・デ・チリは3-4-3、南アフリカW杯でビエルサ監督に率いられたチリ代表と同じ布陣、同じチームスタイルでした。
前線から積極的にプレスをかけて来たのですが、序盤の鹿島は前線の選手も動けてパスコースがありましたし、小笠原と柴崎を中心に技術を見せてかわすとウニベルシダの高いDFラインの裏を上手く狙っていました。
レナトが最初は高い位置を取っていたのですが、次第に下がってボールを受けることが多くなってからはバランスもよくなってさらにパスが回るようになりましたね。
ただ、まだ出し手と受け手のタイミングが合ってなくて全体的にオフサイドになる場面が多かったです。
それでもオンサイドではないかと思う微妙な判定もありましたし、大迫のキープ、スルーパスから抜け出したドゥトラがGKと1対1の決定機を迎えるなど鹿島が押し込みます。
ウニベルシダの攻撃はやはりいいプレスからで、西や小笠原が低い位置で奪われてカウンターを受けるシーンもありましたがシュートミスに助けられます。
ボールホルダーが少しでもためらったり、プレスを嫌って後ろを向いてしまうと2人、3人と押し寄せてボールを奪いに来ていましたからね。
押し込んでセットプレイからチャンスを作っていた鹿島は18分、ペナルティエリア近く右サイドのFKから小笠原のセンタリングを岩政がヘッドで押し込みます。
ウニベルシダの選手は全員戻って1列になってゾーンで守っていたのですが、C大阪戦の時と同じような形で少し後ろから入った岩政がラインの裏を見事にとりました。
その後も鹿島のリズムで試合が進むと今度はペナルティエリア近く左サイドでレナトがボールをキープ。
相手DFも2人が対峙していたのですが、レナトだったらシュートを打ってもおもしろいなと思って観ていたら、ものの見事にゴール右に決めます。
加入前に観たプレイからも窺い知れるところだったのですが、やはりシュートセンス、精度は高いものがありますね。
前半のうちに2点差をつけてこのまま楽な試合運びになればと願っていたのですが、ここからがウニベルシダの真骨頂、鹿島の試練が始まります。

鬼プレスに苦しめられる
ウニベルシダはここからさらにプレスを強化して来ます。
当然得点を取りに行かないといけない状況なのですが、2失点もすると3失点目が怖くて最終ラインも下がってなかなか前から行けないものですけどね。
そんなの関係なく鹿島の選手がボールを持っているときでもDFラインはハーフウェイラインの近く、暑さなんかも関係なく鬼プレスを敢行して来ます。
逆に鹿島は2点が入ったことで前線の運動量が減ってパスをもらう動きが少なくなります。
次第に押し込まれる展開となるもののサイドからの攻撃では1対1をやられないようにし、ゴール前もサイドバックが絞ってウニベルシダの選手にしっかりついて対応できていました。
しかし、前半終了間際に鹿島の右サイドからのセンタリングが岩政に当たってコースが変わりゴールへ。
オウンゴールで失点しまい、1点リードとなって前半を終えます。
後半も試合の流れはウニベルシダ、相変わらずの鬼プレスで鹿島は攻撃どころかボールをキープする時間もほとんどできません。
相手が前から来ているのでボールを奪って早い攻撃をという意識があって、特に柴崎は考える時間がない中でもいい縦パスを何本も入れているんですけど、それ以上にウニベルシダの寄せが速くてインターセプトされてしまいます。
恐らく柴崎の中では十分パスが通るタイミング、コースというイメージだったのでしょうが、Jリーグでは通じるパスでもこの相手には格好の餌食、インターセプトされまくっていましたね。
それ程の鬼プレスでした。
もう1つ鹿島を苦しめたのはジャッジです。
前半は軽い接触でもファウルを取ってくれていたのですが、後半からは明らかなファウルでも流す場面が増えて来ました。
ブラジルのジャッジからJリーグの基準にコロっと変わった印象でした。
どっちの基準で捌こうといいのですが、試合の中で変わってしまったので選手たちも戸惑っていましたね。
大迫は前半からよく戻って守備もしていましたし、前線でもボールをキープしていたのですが、ファウルを取ってもらえなくなるとウニベルシダの鬼プレスにつかまってしまいます。
ボールを持っても考える時間がほとんどないですし、その短いタイミングで前線の選手も動いてパスコースを作ってあげないといけない状況でした。
ボールホルダーが1人かわしてパスコースを作ろうとしても2人目、3人目がプレスに来て餌食になっていましたからね。
そのため、ジョルジーニョ監督はドゥトラに代えて遠藤を入れます。
イエローカードをもらっていたのもありますが、中盤でまったくスペースがない状況では視野が狭くてボールキープの苦手なドゥトラは前半の終盤からすでに消えていましたからね。

やりきれない攻撃とやりきった守備
遠藤が入るとボールをキープしてパスを出せるのでそこに相手選手3人が引きつけられて、手薄な守備を突くというシーンも出て来るのですが、何故か攻撃をやりきれない場面が続きます。
サイドをドリブルで駆け上がるシーンもいくつかあったので、もっとシンプルに速いクロスを入れていけばよかったと思いますけどね。
その後は柴崎に代えて青木、大迫に代えてジュニーニョとカードを切っていくのですが、試合の大勢はまったく変わらず苦しい展開が続きます。
連戦を考えての交代だと思いますが、大迫がいなくなったことでこれまで以上にボールがおさまらずに相手にボールを奪われるか、1発DFラインの裏を狙ってボールを渡してしまうかのどちらかでしたね。
後半はウニベルシダの左から右への展開で特に鹿島の左のサイドから攻められるシーンが多かったのですが、新井場、流れて守備する小笠原がしっかり対応して好きにやらせません。
曽ケ端のファインセーブや相手のシュートミスに助けられたところもありますが、ジョルジーニョ監督になって確実に1対1の守備、マーキングはよくなっているので運動量が落ちても何とか耐えていましたね。
しかし、セットプレイの2次攻撃から守備に入った興梠が相手選手を倒してPKを取られます。
ここも普通に相手につけば守れていたと思うのですが、やはりFWなだけあって簡単にスライディングで飛び込んでしまいましたね。
そこを上手くファウルにされてしまいました。
同点にされるとレナトに代わって本山が入ります。
要所では走っていたもののレナトも早い時間から疲労困憊で動きが少なくなっていましたし、得点を取りにいかないといけなくなりましたからね。
しかし、ウニベルシダのプレスはまったく衰えず鹿島は攻撃の芽すらなかなか出ません。
セットプレイはいくつかあったのですが、ウニベルシダはFKの守り方も失点してからマンマークに変更していましたね。
鹿島の攻撃はボールを取って裏を一発で狙うか、サイドからドリブルで切り込んでという形だったのですが、前者は手数をかけなさ過ぎで相手にボールを渡してしまい、後者は手数をかけ過ぎてボールを奪われるという悪循環でした。
後半のチャンスは本山のパスにジュニーニョが抜け出したシーンくらいだったのですが、ここもDFにブロックに入られます。
遠藤もジュニーニョも本山もボールを奪われないコースにドリブルしている意識があると思うのですが、ウニベルシダの選手は試合終盤でも寄せが速く、それをかわしても最後は脚が伸びてきますし、結局鬼プレスは最後まで甘くなることはなかったですね。
ここら辺りもちょっとJリーグレベルではなかなか経験できない守備だったと思います。
最後は興梠も疲労からほとんど動けず、ジュニーニョは相手のプレスに苦しんでボールが収まらず、小笠原も獅子奮迅の活躍で最後は脚に来ていましたが、何とか守りきってPK戦決着となります。

落ち着きはらったPK戦
こーめいは小笠原、本山、ジュニーニョ、中田にあと1人誰が蹴るのかと思っていたのですが、PKのキッカーはジュニーニョ、興梠、小笠原、遠藤、本山の順番でした。
先行はウニベルシダだったのですが、さすがに南米のあちこちで試合をしているだけあってアウェイの雰囲気にもまったく飲まれることなく、落ち着いていました。
曽ケ端の読みは合っていることが多かったのですが、GKが触れないコース、対応し辛い高目を狙ってきっちり6人目まで決めてきます。
しかし、鹿島の選手も全員がしっかり決めていましたね。
興梠、遠藤がちょっと心配だったのですが、予想以上に落ち着いていました。
恐らくPKを与えてしまった興梠、ここのところ調子が落ちている遠藤への配慮があったのだと思います。
若い選手を信頼して任せられるのはジョルジーニョ監督のいいところですね。
これをきっかけにメンタル面が成長してくれたらと思います。
6人目の新井場がGKに触られながらも決めると、ウニベルシダは7人目をはずします。
最後の西も落ち着いて決めて、鹿島がスルガ銀行チャンピオンシップを制しました。
鹿島はジョルジーニョ監督になって初タイトル、ジョルジーニョ監督自身も初タイトルということでこの先いいきっかけになりそうなうれしい戴冠となりました。

厳しい連戦の中アウェイ鳥栖戦
2点リードするも追いつかれてのPK戦だったわけですが、3連戦目でこのウニベルシダとの対戦はかなりきつかったですね。
Jリーグではあれだけのプレスをして来れるクラブはいないですし、足元も上手かったです。
最後のフィニッシュの部分はけっこう雑だったので助けられたところもありますが、前評判通り非常に強く、最後はPK戦で勝てたということもあって最高におもしろい試合となりました。
再び戦う機会があったら今度はお互い一週間のインターバルがある状態での試合を観てみたいですね。
やはり後半はコンディションの差が大きく出ていましたから。
6連戦の4戦目、次はアウェイですし鳥栖戦も厳しい戦いになりそうです。
中2日ですので選手たちにはまずしっかり休んで体重を戻して欲しいですね。
メンバーもボランチ、サイドバックは変更しづらい状況ですが、前線は大迫、ジュニーニョ、本山、遠藤あたりを先発で起用してもいいんじゃないかと思います。
5戦目もアウェイでC大阪戦なので数人の主力を思い切って鳥栖の遠征に帯同させないという判断もありかもしれませんね。
鳥栖戦は鹿島がボールを支配して鳥栖がカウンターという展開になると思うので、攻撃はシンプルにクロスを上げるなどやりきって終えてほしいですね。
ホームなので鳥栖もかなり運動量多く、球際厳しく来ることが予想されますが、このウニベルシダ・デ・チリの戦いがチームのさらなる成長のきっかけになればと思います。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

凄まじいプレスでしたね。みんなマルキーニョスみたいでした。小笠原があの位置でとられたのは新鮮に見えました。鹿島はあの前線からのプレスを身につけることはできるでしょうか?五輪でスペインを倒せたのも前線からのプレスでしたので、鹿島でもぜひ見たいですね。
【2012/08/03 17:36】 URL | こばけい #- [ 編集]

こばけいさんへ
コメントありがとうございます。
ウニベルシダ戦でタイトルを獲ったもののやはりこの後半戦の山場は難しい試合が続きますね。
ビエルサのような監督が来たら鹿島だけでなく、Jリーグのクラブどこでもああいうプレスができるようになると思います。
選手の意識を徹底的に変えないといけないですが、組織以上にまずは個の能力を上げないといけないですよね。
【2012/08/06 20:55】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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