鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【天皇杯3回戦】残ったのはがっかり感と期待感と疲労感と…の鳥取戦
結果
10月10日(水) 第92回天皇杯 3回戦
鹿島2-1(ex.)鳥取(19:00/カシマ/2,606人)
[得点者]
40' 増田誓志①(鹿島)←興梠慎三①
75' 美尾敦(鳥取)
110' 興梠慎三①(鹿島)←増田誓志①
[フォーメーション]
FW:興梠
MF:増田、本山、遠藤
MF:本田、小笠原
DF:鈴木、青木、昌子、土居
GK:佐藤

[選手交代]
HT:本田拓也→梅鉢貴秀
67分:遠藤康→ドゥトラ
71分:土居 聖真→西 大伍


試合の感想
距離感と守備意識の差
鹿島は4-2-3-1の布陣でしたが、思った以上にメンバーを入れ替えて来ました。
GKに加えてDFラインを3人、しかも若い選手を起用して来るなどジョルジーニョ監督は大胆な采配をして来ましたね。
攻撃陣も興梠、本山、増田が先発となり、完全に中2日で迎えるナビスコ杯の柏戦を見据えての選手起用でした。
攻撃が連動したFC東京戦からメンバーは入れ替わったものの、大迫、レナト、ドゥトラの役割を興梠、本山、増田がそれぞれ担うことができれば十分機能する可能性はありました。
しかし、序盤から鳥取の勢いに苦しめられます。
鳥取も4-2-3-1の布陣、中2日、アウェイ2連戦で富山→鹿嶋と移動、リーグ戦では残留争いの佳境という状況にも関わらず前線から積極的にプレスをかけて、球際を激しく来ていました。
前線から最終ラインが非常にコンパクトで鹿島の選手にスペースを与えずに守り、ボールを奪うと繋いで右サイドに展開、クロスからゴールを狙って来ます。
繋げないと判断するとシンプルにトップに当ててこぼれ球を拾う方法をとっていましたね。
対する鹿島は立ち上がりから興梠、増田がまったく守備に参加する意思がなく、残りの9人で守ってボールを奪うものの前線に残っている2人にはまったく収まらないので攻撃の起点すら作れずにいました。
興梠、増田はポジショニングが悪く、鳥取のDFラインに張りついて裏を狙う動きばかり、引いてボールをもらう動きも体を張ってキープする気合いもなかったので、本山や遠藤との距離間が開いてしまっていましたね。
バイタルエリアで起点になって欲しい頼みの本山も鳥取の激しい当たりに苦しんで潰されていたので、鹿島は鳥取相手に手も足もシュートも出ない状況が続きます。
この距離感と球際での意識の違いが両クラブの明暗を分けていましたね。
それでも遠藤がボールをキープして何とか前線で起点を作り始めると、23分には小笠原のスルーパスから興梠が一瞬の速さを生かしてドリブルで抜け出してGKと1対1になりますが、シュートはゴール左にはずれます。
こういうところを決めてくれると助かるのですが、やはりワンタッチゴールでないと精度は期待できないですね。
その後も遠藤を起点に何とか押し上げて左サイドバックの鈴木の仕掛けからクロス、ファウルをもらうなどセットプレイから昌子のヘッドなどチャンスを窺いますが決定機は作れません。
40分にようやく興梠がサイドに流れてボールを引き出したかと思ったら、本山とうまくからんでグラウンダーのクロス、ゴール前に増田が入って先制点を奪います。
結局はFC東京戦の大迫とレナトに遠藤や西がからんで右サイドで攻撃を作り、中央に入ったドゥトラが決めるというのと同じ形なんですよね。
この形ならこのメンバーでも得点を取れると思っていたので、興梠にはもっと広く動いてボールを収めて欲しかったのですが、運動量も少なく球際で粘る気持ちも乏しかったですね。

苦行と化した65分
低調な試合ながら先制した鹿島は前半に鳥取のファウル気味の当たりに痛めるシーンが多かった本田に代わって梅鉢が入ります。
これはプレイ続行不可能だったのか、大事を取っての交代だったのか分かりませんが、柏戦では活躍してもらわないと困るので大きなケガになってないといいですね。
後半になっても試合の流れ、お互いの攻撃は変わらずに鳥取は終始右サイドから攻めて来ていました。
鹿島も前半に引き続き遠藤が起点になって鈴木のオーバーラップからの仕掛けからチャンスを窺うくらい、前線の興梠や増田が起点になれないのでサイドバックの上がるタイミングはあまりありませんでしたね。
土居は左サイドの鈴木が攻撃的ということでバランスをとっていました。
それでも前半の得点した形と同じく興梠が右サイドに流れて本山とからむと決定機が生まれます。
クロスに対して中央には増田と遠藤が入っていたのですが、増田が空振り。
絶好の決定機を逃してしまいます。
しかし、やはり1トップとトップ下が起点になって両サイドハーフがゴール前に入っていくという形は有効ですね。
その後はカウンターから本山がドリブルで切り込んでミドルシュートを放つなど、鹿島もチャンスはあったのですが23分に遠藤が退いてドゥトラが入ると苦行が始まります。
ジョルジーニョ監督としては柏戦を睨んで遠藤を早めに下げたのでしょう。
それにどんなに苦戦しても大迫を入れれば勝てるという読みもあったと思います。
しかし、25分には土居が足を攣り、再びアクシデントによって最後の交代カードを切ることになります。
この2つの交代でこーめいはかなり厳しい状況になったと思いながら観ていたのですが、やはり唯一のボールの収まり所がなくなったためここからの鹿島は攻撃するどころか、ただ守ってボールを奪って前線に蹴りだすという繰り返しになります。
興梠も後半からは体を張ってくさびのボールを受けようとする意志は見られましたが、一旦収まってもそこからの技術やパスに難があってボールを奪われ、大迫のようにはプレイできないですね。
交代で入ったドゥトラがボールをキープしてくれるとよかったのですがやはりトラップ、パス、ドリブルでミスが多く、ボールに触らせない方がいい仕事しますね。
そうすると鳥取が攻勢を強めて来ます。
次第に危ないシーンも増えて来てポストに助けられたり、失点してもおかしくない場面が出て来ます。
増田がボールを奪われると鈴木が振り切られてフリーでマイナスのクロスを入れられると途中出場の美尾にミドルシュートを決められてしまいます。
後半から入った梅鉢は本田同様に守備範囲が広くよく守り、CBの青木、昌子もよく耐えていたのですが、これだけ前線の選手がボールを収められずに押し込まれ続けるときつくなりますよね。
失点した鹿島は得点を奪う意識を見せて西のオーバーラップから中央に入ったドゥトラ、増田がシュートを放ってゴールしますがこれは惜しくもオフサイド。
終了間際には鈴木も足を攣ってしまい、鈴木を1トップにして興梠を2列目に、増田を左サイドバックにする応急処置で対応します。
鈴木はほとんどプレイに参加できていなかったので、ここからの鹿島は実質10人で戦うことになっていました。
ロスタイムには鳥取にビッグチャンスを作られますが、佐藤とCBが何とか踏ん張り事なきに終えると延長戦に突入します。

采配が勝利を呼び込んだ延長戦
交代カードが残ってない以上、大きな変化をもたらすことはできないですが、ジョルジーニョ監督はできる限りの範囲で手を打ちます。
増田までも足が攣ってしまったこともあり、左サイドバックには梅鉢、ボランチには小笠原と本山を配置します。
これによって鹿島は安定感を取り戻します。
ポゼッションされて攻められる苦しい状況は変わらないのですが、左サイドに入った梅鉢がパーフェクトに近い対応をしてシャットアウトします。
鳥取は前半からほとんどの攻撃を右サイドから行っていたので、守備に回る時間が多かった延長戦を守りきる上で梅鉢のディフェンスでのパフォーマンスの高さは大きかったですね。
また、鳥取の当たりの激しさに苦しんでいた本山を小笠原とともにプレッシャーの少ないボランチにすることでボールを落ち着けるところができました。
延長前半を何とか耐え凌ぐと、後半5分に小笠原が高い位置を取れたためそこからスルーパス、裏に走った増田のクロスを中央に入っていた興梠が決めて勝ち越し。
最後まで鳥取の攻勢に苦しめられますが、DF陣が踏ん張って残り時間を守りきり、4回戦進出を決めます。
選手はもちろんですが、観ている方も試合終了のホイッスルが鳴った時には疲労感がどっと来る試合でした。

選手評
○鵬翔コンビ
試合を決めたのも増田と興梠ならこの試合を難しくしたのもこの2人でした。
立ち上がりから気持ちが感じられず、相手に何度も潰されながら何とか起点になろうとする本山、体を張って起点になりFC東京戦のようにボールに食らいつく気持ちの見えた遠藤とは大きな差が見えましたね。
それは試合後の興梠のコメントがすべてを物語っていると思います。
結局この2人がまったく守備する気も体を張る気もなく、機能せずにボールが収まらなかったので鳥取に攻め続けられる展開となり、結果後ろの選手に余計な負担がかかってしまいました。
興梠はワンタッチゴーラーなのでペナルティエリアの範囲でしか動かないというのはセオリーですが、それならもっとくさびのボールをしっかり収めないといけないですし、1トップの場合は広範囲に動いてボールを引き出すことが必要ですね。
実際に鹿島の決定機は興梠がサイドに流れて増田や遠藤らがゴール前に入って行く形で生まれていますから。
それが出来れば対戦相手の実力によっては1トップを張れる可能性もあります。
増田はこの試合の梅鉢のパフォーマンスを見るとボランチとしての序列はすでに5番目。
しかし、これまで何度もこーめいが言っているようにゴール前に入っていく動きはいいのでドゥトラの控えとしてレギュラーを狙っていくのがいいです。
それなら可能性はあると思いますよ。
ただ、2人ともこの試合のようなボケた気合いでは到底レギュラーは取れないでしょうけどね。

○MF陣
本山はもともと体を張ってキープするタイプではないので、中盤のスペースを消して当たりを激しく来る鳥取の守備に苦しめられましたね。
年々コンディションはよくなっていると本人は言っていますが、後半途中にはすでにヘロヘロ状態、120分戦いましたが高いパフォーマンスは維持出来ていなかったです。
やはり主力として考えるにはコンディションが心もとないです。
遠藤は前線でボールを預けられる役目を担っていたので目立たなかったですが、地味に効いていました。
実際にピッチを退いてから鹿島は苦しくなって行きましたから。
ただ、やはりパスの出し手より受け手としての方がいいプレイができますね。
それはドゥトラも同様でした。
他に起点になってくれる選手がいないので、縦パスを受けるシーンが多かったのですが、トラップミス、パスミスのオンパレード。
前を向いてボールを持ててもドリブルが大きくなってボールを奪われたり、枠に行かない遠目からの強引なシュートばかりとほとんど効果的なプレイはできていなかったですね。
やはりボールにあまり触らせずにシャドーストライカーとして生かすしかないでしょう。
小笠原も相手のプレスに苦しむシーンが多く、後半戦、延長とかなりバテていました。
しかし、小笠原は負けん気が強くそういう状況でも気力でやれる選手ですからね。
最後までよく走ってチームの柱として存在感を見せていました。
本田はこの試合はあまり調子がよさそうではなかったですが、いてくれるとやはり守備に安定感があります。
途中で退いたので心配ですがたいしたことないことを願っています。
その本田と代わって入った梅鉢は非常にいいパフォーマンスを見せていました。
守備範囲が広くボール奪取も上手いのでファーストボランチとしてこれから期待できそうです。
そして、こーめいが以前からサイドバック起用を提案していましたが、この試合では急遽左サイドバックに入って安定した守備を見せていました。
その安定感はポゼッションしている時も同様で、DFラインでのボール回しも自然と梅鉢からビルドアップするようになっていましたね。
縦パスは相手選手に引っかかることが多かったですが臆することなく入れていました。
それに鈴木が動けずに10人状態、興梠やドゥトラの受ける動きも少なかったですし、右利きで左サイドだったのでやりづらかった面もありますからね。
右サイドバックで起用すれば鹿島の課題である守備、ビルドアップともに改善されると思います。

○GK&DFライン
まず若い鈴木、土居、昌子ですが、DFラインが3人も代わっていたこともあって両サイドバックはもっと守備で破綻するかと思ったのですが予想以上にしっかりやっていましたね。
奇しくも責められる時間帯が多かったのですが、しっかり相手の選手を見れていましたし、絞って守備するところも良かったと思います。
前線で起点ができなかったのでオーバーラップするチャンスが少なかったですが、鈴木はその少ないチャンスを見逃さずに積極的に上がってドリブルで仕掛けてクロスを上げていましたし、反対サイドの土居は上手くバランスを取っていました。
2人とも足を攣るまではいいプレイが出来ていたと思います。
J1で通用するにはもっと成長が必要ですからがんばってほしいですね。
昌子はジョルジーニョ監督の試合後のコメントにもあったようにベテランのように頼もしいパフォーマンスを見せていました。
順調に成長中という感じですね。
青木はFC東京戦に続いて集中してよく守れていました。
若いDFラインをよくまとめていましたね。
この集中力を持続して行ってください。
GKの佐藤は一度ハイボールの処理で相手選手に突っ込まれて落としてしまう危ない場面があったものの、全体的に安定して良く守れていました。
思いのほか、攻められっぱなしの試合展開で決定機も鳥取の方が多かったですが、最後のところで踏ん張っていてくれたおかげで決勝点が生まれましたね。

天皇杯3回戦の様相、次は柏戦
予想以上の苦戦に試合内容も散々、興梠や増田のパフォーマンスにはがっかり感もありましたが、結果は出しましたし4-2-3-1の新システムでの可能性も見せました。
また、若い選手には大いに期待感を抱けた試合でした。
オリヴェイラ監督の時からもそうでしたが、とりあえずもっと普段から練習試合はしておくべきだと思います。
ただ、この試合はちょっと特殊で120分ほぼ鳥取ペースで試合が進んでいましたし、前線にボールがおさまらなかったのでバックラインには相当負担がかかっていました。
その影響も大きかったと思いますし、練習試合をしても鹿島の場合はこんなにバックラインに負担のかかる試合はない分、普段から試合はこなしておかないといけないです。
この3回戦で苦戦をしたのは鹿島だけでなく、仙台と新潟が敗退、2点差以上つけて勝利したJ1クラブは大宮だけでしたね。
磐田がPK勝ち、川崎は延長までもつれこみ、名古屋、浦和、柏はロスタイムでの決勝弾、C大阪も勝ち越したのはほとんど終了間際でした。
ナビスコ杯のある清水、残留争い佳境の新潟と大宮が若干のメンバー変更をしていましたが、もっとも大きなメンバー変更をしていたのが鹿島でした。
延長戦まで行ったものの、柏戦で先発出場する選手は青木以外は70分以上プレイしていないですからね。
こーめいはいささかメンバーを代え過ぎだとは思いましたが、選手を休ませて若い選手を起用して勝てたということは大きかったと思います。
この試合でも決定機が作れていた時はそうだったように、選手それぞれがしっかり自分の役割を認識して全うすれば4-2-3-1のシステムは機能すると思います。
柏戦ではFC東京戦のメンバーに小笠原→本田の変更があるだけでしょうから、この日出場のなかった先発メンバーはプレイの質、気合いの違いを見せつけてほしいですね。
そして必ず決勝に勝ち上がりましょう。

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