鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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天皇杯清水戦
鹿島 3-2 清水
[得点]
10' 矢島卓郎(清水)
50' 矢島卓郎(清水)
54' 田代有三(鹿島)
79' 本山雅志(鹿島)
88' 柳沢 敦(鹿島)


前半
○キックオフと同時に篤人を走らせる
鹿島イレブンの前へ行く気持ちの表れだと思います。
Fサントス、シルバのパス交換に日本人がからんでの展開もあり、序盤は鹿島が攻撃的に試合を進めていました。
○田代のスタンド「ザ・ワールド(※注)」炸裂
外国人コンビがチャンスを作って、田代のヘディングに繋げました。
田代は空中で時間を止めますね。
×清水側のゴールネットがはずれる
Jリーグを開催されしてない熊本らしいなぁという感じ。
これで鹿島は少し勢いを削がれて、集中を失ったか…。
×セットプレイ時の集中力欠如
10分、CKからの失点は完全に動き出しが清水の選手より出遅れていましたね。
しかも全員(;-_-;)
その後もFKからのロングボールで、高木に決定的なチャンスを作られました。
こういう時、周りに集中力を高めるよう激を飛ばすディフェンスリーダーがいません。
大岩がいない以上、岩政がするべきでしょうがまだそういうところではムラがありますね。
×清水の狙いが効いてくる
ボールを取ったらすぐ鹿島のサイドバックの裏(特に篤人のサイド)へのロングボールを狙っていました。
これによって篤人もあがりにくかったと思います。
自分たちがボールキープしている時は、中盤でゆっくりオーソドックスに攻撃を作ってました。
やっかいだったのはディフェンス。
20分くらいから清水がしっかり引いて守る戦いをしてきました。
このため、あまりスペースもなく中後の位置がちょうどプレスをかけ始められる高さだっただめ、ボールキープ、展開に苦しみました。
×トリックプレイ
FKでトリックプレイを使うのはいいですが、もっと速いボールを入れなければ。
Fサントスのようなゆるいボールでは意味がないです。
×失われたポストプレイ
ミネイロがいれば少々のプレッシャーを受けながらでも、ボールをキープして繋げてくれるのですが、シルバは下がりすぎるし、全体的にロングボール、サイドからという意識が強すぎた気がします。
また、田代が空中戦で競ってのこぼれ球も拾えませんでした。
そして、中盤でタメができていなかったので、サイドバックも有効なオーバーラップはあまり仕掛けられませんでした。
○シルバの惜しいシュート
清水のディフェンスが効いてきてからは、組織でなかなか崩せなくなっていたので、個人の突破がほしいところでした。
シルバがドリブルからのミドルシュートを放ったのですが、惜しくもポストでした。
×全体的にシュート、仕掛けの意識が少ない
×相手のペースに合わせてしまった
清水がCKから早々に得点したため、あまり無理な攻めをせず、守備もしっかり引いて守っていたので、鹿島はなかなか攻め手がなくてスローペースに持ち込まれた前半となってしまいました。

後半
○立ち上がりは前から行こうという意識は出ていた
×鹿島の攻撃は狭いところを通そうという意識が強すぎ
×カウンターからの失点
本山が清水のペナルティエリア付近で、ボールを失ってからの攻撃でした。
ロングボールを追っていったFサントスが藤本に体をぶつけたのですが、いかんせんフィジカルが弱いのでびくともしませんでしたね( ̄д ̄)
しかし、藤本もぶつけられた瞬間、Fサントスに腕を組むようにして引き倒しています。
この辺は若手らしからぬうまいマリーシアなプレイですね。
鹿島はまだ試合に入る際の集中力欠如という課題が克服されていません。
○CKから田代のヘディング
失点後、すぐ1点差にできたのは幸いでした。
○得点したことで、鹿島の選手は気持ちが前へ
○篤人は相変わらずいいシュートを打つ
○清水のカウンター封じ
鹿島選手のシュートを打つ意識が強くなり、攻撃がシュートで終わることが多くなったことで、カウンターを受ける回数を減らすことができました。
○兵働が入るも清水の流れ変わらず
○スッポンマークの後継者?
シルバが悪いボールの取られ方をしたのですが、中後が本田主将を彷彿とさせるマークでうまく攻撃を遅らせました。
ファウルにはなりましたが、非常にいいプレイでしたね。
○イバ→ヤマタク
左のSBにそのまま入ったのですが、他の選手が疲労しているところ率先してプレスをかけ守備を助けていました。
また、いいタイミングで上がっていって攻撃にもからんでいましたね。
頭がいい選手なのでしょう。
落ち着いていて自分のやるべきことをしっかり認識してプレイしていました。
×青山のヘディングシュート
はずしてくれたから助かりましたが、清水のCK時に二人選手交代するのは自殺行為では?
マークが確認できてないうちにやられてしまいましたね。
○篤人のオーバーラップ
高木から兵働になって、篤人があがる回数が増えて得点に繋がりました。
○Fサントス→ヤナギ
ヤナギが入ってから、田代が空中で競ったボールを拾えるようになりました。

得点シーン
◎反撃弾
野沢(CK)→田代(ヘディング)
チームが苦しいときに得点する、それがストライカーです。
田代がいい仕事をしてくれました。
◎同点弾
野沢→篤人→ヤナギ(起点)→篤人(ダイレクト)→田代(スルーする形)→本山(左足)
岩政のいい守備からの攻撃でした。
◎逆転弾
曽ヶ端→中後→篤人→中後(DFにあたって)→野沢(スルーパス)→篤人(中央折り返し)→田代(空振り)→ヤナギ(左足)
真っ先に笑顔でヤナギに抱きついた篤人と、遅れて抱きついた苦笑いの田代がよかったです。

感想
イエローも終盤枝村に出た1枚だけど、ラフなプレーもなく非常にクリーンな一戦でした。
清水は前半は鹿島をスローペースに引きづりこんだのですが、後半はそれが災いしてペースアップできず。
それが逆に敗因となりました。
長谷川監督の「球際を激しく」「覇気がなかった」というコメントもそれを示しているのでしょう。
立ち上がり、セットプレイからの失点、そして得点後すぐの失点。
この日の磐田もそうでしたが、3チームとも悪い方向に若さが出てしまったところですね。
今季4,5,6位のチームの今後の課題です。
浦和の小野もそうであったように、途中出場から仕事ができるベテランがいるかどうかが勝敗を分けましたね。

選手評
ヤナギ
途中出場で負けていた状態だったため、ゴールへの意識が高かったです。
広島戦もそうでしたが、ゴールへの意識が高ければヤナギも得点できるんですよね。
こーめいは以前も書いたように高校の頃からヤナギを見ています。
人間って不思議で真実ではなく、信じたいものを信じる生き物なんですよね。
こーめいもかつては「1点取ったから」「代表で得点したから」「イタリアに行ったら」ヤナギはよくなるんじゃないかと期待しつづけていました。
しかし、今では1点取ったからってこれからヤナギのゴールへの意識が高くなると期待はしません。
その理由として、こーめいが推奨するヤナギ覚醒バロメータを紹介しておきます。
今季のヤナギはリーグ、カップ戦合わせて6ゴール。
確か右足、左足、頭で2得点づつです。
これがすべてダイレクトシュートなんです。
この試合の3本のシュートもダイレクト。
ヤナギはW杯のクロアチア戦こそHBKではずしましたが、イタリア戦でスーパーボレーを決めたようにダイレクトシュートはいいもの持ってます。
なぜなら、ヤナギの問題はシュートを打つかどうかだから。
ヤナギがボールを持って、ミネイロのように自分からDFに仕掛けてシュートを狙っていく姿勢が出てきたら覚醒が始まったと判断してください。
それまではしばらく、負けているか引き分けている状況での途中出場という使われ方がいいでしょう。
それが一番ヤナギを生かせる方法です。
しかし、本田主将の引退で少し変化があったのは確かだと思います。
それがゴールへの意識へ結びついてくれればいいのですが…と、なんだかんだでまた期待してしまってる!!Σ( ̄□ ̄;)
篤人
この試合2アシスト。
篤人のセンタリングはやはり精度が高いですね。
これだけコンスタントにいいボールを出すサイドバックは、日本に他にいないんじゃないでしょうか。
Fサントス&シルバ
シルバはシュートと野沢へのスルーパスといくつか仕事はしましたが、Fサントスはあまり目立ちませんでしたね。
それでも、センタリングは何本か入れていましたが、チャンスには結びつきませんでした。
でも、こーめいはこの時期まだ日本にいてくれるというだけで感謝です。
アウトゥオリ監督の勅命なんでしょうが、彼らがいてくれるから鹿島はベンチに切り札を持つことができ、試合をひっくり返すことができました。
中後
前半は清水のプレスに苦しみましたが、後半は左右にいいボールを散らしていました。

今日のみどころ
田代のプレイです。
チームが苦しい時の得点で流れを持ってきました。
2,3点目もセンタリングに対して、いいポジションをとっていました。
3点目は空振りしましたけどねf(^^;)
彼のストライカーとしての資質を感じる試合でした。

監督評
負けていたせいもあって、ナビスコ決勝と違って思いきりのいい交代でした。
しかし、一発勝負でしかも負けている時間にヤマタクには驚きました。
きちんと練習、サテライトの試合を見ているからこそでしょう。
ヤナギも決勝点を入れましたし、この日の采配はずばり的中でした。

レフェリー
主審は柏原さんでしたが、あまり激しいプレイもなく無難にこなしましたね。
問題はラインズマン。
清水の1点目はオフサイドですよ。
あれを主審に見ろとは言いませんが、ラインズマンは見逃してはいけません。
Jのレフェリーはオフサイドのルールをきちんと知らないのかと思うことが多々あります。
いいですか!
A選手がパスを出した瞬間に、ボールを受けるB選手のポジションより相手ゴール側にDFが一人いればオフサイドではないというのは間違いです。
正式には、B選手の前に相手選手が2人いないといけないんです。
ほとんどの場合、GKが前にいるからDFの最終ラインがオフサイドラインになっているのです。
あのシーンの矢島選手は、清水の選手(おそらく市川チョジェジン)がヘディングをした瞬間に青木と並んだポジションでしたが、曽ヶ端は矢島選手より前にいました。
つまり、オフサイドラインは曽ヶ端の位置となり、それより出ていた矢島選手はオフサイドです。
鹿島が勝ったからよかったものの、あれで負けていたらこーめいは怒り狂って東京の街は危なかったよ(`m´#)

清水
長谷川監督のコメントをこれまでも何度か見たのですが、試合中相手チームと自チームのことをよく分析していますね。
外見に似合わずかなりの分析家のようです。
特に課題となるところは素直に受け入れて、次へ繋げようという姿勢が強く見られます。
それに相手チームへのリスペクトを忘れない。
そういうところも清水の躍進の要因となってるのでしょうね。

「ザ・ワールド(※注)」
週刊少年ジャンプに連載されていた「JOJOの奇妙な冒険」に登場するディオ・ブランドーのスタンド。
時を止める能力を持つ。
止めておける時間はスタンドの持ち主の精神力の強さによる。

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テーマ:Jリーグ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

分析すごいですね(◎_◎)
尊敬します!
私は見ているときにこんなにいろんなところに気を配って見ていられない
ですね・・・(汗
もっと勉強します!!
ヤナギに一番に抱きついた篤人の笑顔が最高でした(*´∇`*)
私まで笑顔になりましたww
【2006/12/25 23:23】 URL | 赤ぽっけ# #MDMkRtpI [ 編集]


コメントありがとです。
普段は試合のVTRを見たその日にさらっと書くのだけど、この日は次の日に書いたのでもう1回試合を流し見することになりました。
まあ、勝った試合だったから楽しかったけど(^_^)
気付いたらすごく長くなったけど、最後まで読んでくれる人がいるのか不安ですf(^^;)
篤人の笑顔はサイコーでしたね。
【2006/12/26 21:26】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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