鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【天皇杯準決勝】心配した通りの敗戦でシーズン終了…のG大阪戦
結果
12月29日(土) 第92回天皇杯 準決勝
G大阪1-0鹿島(13:06/エコパ/8,978人)
[得点者]
23' 遠藤 保仁(G大阪)
[フォーメーション]
FW:大迫
MF:ジュニーニョ、ドゥトラ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:イバ、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
HT:遠藤→レナト
62分:ジュニーニョ→興梠
78分:ドゥトラ→本田


試合の感想
敗因は誤ったメンバー起用
G大阪は今野をボランチ、遠藤をトップ下に配置する4-2-3-1。
明神が体調不良、レアンドロが出場停止で今野の相方には武井、1トップには家長が入りました。
鹿島は千葉戦とまったく同じメンバー、そして前回ブログで少し触れたようにこーめいが心配した通りの展開になってしまいましたね。
立ち上がりは柴崎がハーフウェイラインからの超ロングシュート、柴崎の浮き球スルーパスにドゥトラが飛び出して折り返しをジュニーニョがシュート、遠藤、ジュニーニョと繋いでセンタリングを新井場がヘッドといい形を作りますが、G大阪の前線からのプレスにスペースを消され始めると次第にポゼッションを握られます。
こーめいが心配していたのは千葉戦もそうだったようにジュニーニョとドゥトラのところで奪われたり、パスミスであったり、ボールロストが多いことです。
このため、千葉戦もゲームを支配されて受ける時間帯が多くなりましたよね。
大勝したFC東京戦のいい攻撃のイメージも薄れて来てこの選手配置では限界が来ていたのは明らかで、勝っていても変えなければいけないとこーめいが言ったのはそのためです。
後ろからのパスは遠藤か大迫を狙うしかなくなりますから、どうしてもそこにプレッシャーが強くなりますし、後ろの選手も相手のプレスがある中で難しいパスを選択せざるをえなくなりますからね。
それでも無失点のまま前半を終えればと思っていたのですが、22分に失点してしまいます。
ショートコーナーへの反応が遅かったのはありましたが、G大阪の遠藤は完全にクロス狙いでしたし、あそこに飛んでしまうと曽ケ端も触れないですね。
事故的な失点で先制されてしまうと、その後もG大阪遠藤のバー直撃のシュート、今野のシュートを曽ケ端がファインセーブしたと思ったら相変わらずの凡ミスファンブルで自作自演するなど追加点を奪われてもおかしくないシーンを作れらてしまいます。
高い位置で起点ができないのでどうしても押し込まれてしまいますから、危ない場面が生まれてしまいますよね。
鹿島は終盤に柴崎のサイドチェンジから新井場のクロスに大迫のが飛び込むシーン、大迫の仕掛けからループシュートなどチャンスを作ります。
そして、前半最大の決定機だったCKから大迫がヘッドもバーに阻まれてしまい、1点ビハインドのまま後半を迎えることになります。
それでも事故的な失点以外は最後のところできちんと守れていましたし、G大阪は後半にペースが落ちることが予想され、ジョルジーニョ監督は手を打つのが早いですから選手交代で修正すれば十分逆転は可能でした。

敗因は間違った選手交代
しかし、ジョルジーニョ監督は選手交代の選択を間違ってしまいます。
ポゼッションを高めるためにレナト投入はいいのですが、遠藤に代えてしまったことでまったく意味をなさないものになりましたね。
前半は12分に遠藤のくさびのパスを大迫の落とし、ドゥトラがシュート。
14分に大迫の落としを遠藤がワンタッチで浮き球スルーパス、DFラインを抜け出してドゥトラが決定機を迎えるもトラップミスでボールロスト。
36分の遠藤の強烈なミドルシュートも大迫とのコンビネーションからで、チャンスはこの2人がからむところから生まれているんですよね。
ただ、1トップの大迫はかなり広範囲に動かないといけないですし、遠藤は攻撃の組み立てのためにボールを受けに下がらないといけないですから、2人が近くでプレイする機会はあまり多くとれません。
この2人の間を繋ぐのがトップ下の役目なのですが、ドゥトラを経由するとボールロストが多くなりますし、攻撃の組み立てに参加せずにゴール前に入るのが早過ぎる場面も多いです。
レナトだったらこの2人の間を上手く繋げるのですが、実際に今季の鹿島の一番いい時は大迫の1トップに2列目がドゥトラ、レナト、遠藤の並びでした。
重要なのは大迫とレナトと遠藤であって、はっきり言ってしまえば左サイドのオフザボール担当は誰でもいいんです。
運動量と決定力、加速力を考えるとドゥトラ、守備力に重きを置けばジュニーニョ、それ以外でも興梠や増田でも悪くはなかったわけです。
ただ、結局レナトのケガもあってベストメンバーを組めないまま来てしまい、それでも結果は出ていましたからなかなかこういう状況では手を入れづらかったでしょうが、攻守の機能性は確実に落ちていました。
後半は鹿島が得点を奪いに行くため前からのプレスを強め、G大阪が思ったより早くに運動量が落ちたので押し込む展開となりましたが、結局レナトがボールをもらいに降りて来てそこから前に起点を作れないので、G大阪の守備のブロックの前でボールを回していただけでミドルシュートばかりがかさむだけでしたね。
ジョルジーニョ監督はレナトを入れてポゼッションをあげて、ジュニーニョとドゥトラのスピードでという狙いがあったそうですが、G大阪に引かれてしまったため速さを生かすスペ―スがなくなりました。
途中出場の興梠も含めてジュニーニョもドゥトラも狭いエリアでボールを持てる選手ではなく、スペースがあってこそ生きるので試合展開を考えても、遠藤の早々の交代、そして本山がケガで離脱していたのが非常に痛かったですね。
終盤には本田を投入して柴崎をあげて4-4-2にしますが、これも機能せず。
スーパーなミドルシュートが決まるか、G大阪の先制点のように事故的な要素でもなければ得点が生まれない状況が続き、最後まで1点が重くのしかかったまま試合終了。
ベストなメンバーで戦えば勝てる可能性も十分あっただけに、悔やまれる準決勝敗退となってしまいました。
今のG大阪は選手配置やシステムを変えて攻守に機能性が上がっており、いわば鹿島の27節のG大阪戦のあたりと同じ状況にあるわけです。
28節のFC東京戦は数少ないベストメンバーで挑めた試合で大勝しましたからね。
鹿島はそこからベストメンバーを組めずに戦って来た中で結果を出して来たものの、徐々に攻撃の機能性が低下、それに対して特段手を打つことはなかったです。
失点は事故的なものですしチャンスは同じくらいはありましたから、チーム状態が上昇中のG大阪、そして下降していた鹿島、その差が出た試合となってしまいましたね。

ジョルジーニョ監督との歩みは一旦ここまで
カップ戦2冠でジョルジーニョ監督を送り出そうと戦って来た天皇杯ですが、決勝を前に敗れることとなってしまいました。
まあ、敗退の要因はジョルジーニョ監督の采配も大きいですから、仕方ないですね。
今季は予想外の1年でリーグ戦でここまで低迷するとは思ってなかったですし、タイトルが獲れるとも思ってなかったです。
チーム状況は鹿島史上もっとも苦しく若手はまったく育っておらず、79年組は衰え、補強を見返してみても新人の山村、伊東、鈴木、中川、宮内に出戻りの佐々木、川俣、そしてジュニーニョ、岡本と補充にしかなってなかったです。
ドゥトラ、レナトが加入していなかったら相当ヤバかったですよ。
それにドゥトラも並みの監督では上手く使えてなかったでしょうし、ジョルジーニョ監督でなかったら降格していた可能性も高かったです。
こんな状況の中でナビスコ杯、スルガ銀行チャンピオンシップと2つの喜びを与えてくれて、天皇杯もここまで勝ち上がって来ました。
3大大会の賞金は昨年と同じ1億2000万円、そこにスルガ銀行チャンピオンシップの3000万円分をうわずみしました。
それ以上に大迫、柴崎を始め若い選手が大きく育って今後の鹿島の基盤を作ってくれました。
感謝の意とともにジョルジーニョ監督を送りたいです。
そして、そう遠くない内に戻ってまた指揮を取ってほしいです。
選手の出入りもいろいろ報道で出ていますが、来季は補充ではなく補強になりそうな予感ですね。
レナトのレンタル終了、岡本の新潟移籍が正式発表されていますが、補強については確実な情報がもう少し揃ってから改めて書きたいと思います。

今年も鹿島ブログエトセトラにたくさんのご訪問、コメント、ポチっとありがとうございました。
来年も同じペースで更新していく予定なのでよろしくお願いします。
では、よいお年を!

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この記事に対するコメント

 あけましておめでとうございます。今、受験勉強真っ最中でございますが、今年も鹿島の試合分析はここで楽しもうともっています。今後もよろしくお願いします。
 スポニチの報道によると愛媛FCのDF前野貴徳の獲得の可能性が高いとなっていますが、選手名鑑でプレースタイルを見る限り昨季途中まで在籍したアレックスとおんなじような選手だと感じます。それではまた左右のサイドバックが攻撃的でバランスが悪くなると思います(文章を見ただけで、守備・ビルドアップのうまさはま映像を見たことがないのでわからない)。このまま、伊東・鈴木の成長を待つか、梅鉢や昌子のコンバートを考えるしかなくなると思うのですが。貴方が以前から勧めていたC大阪のDF児玉は大分に移籍することが正式に決まりました。自分は守備がフロントもそろそろ戦略を見直したほうがいいのではないかと思います
【2013/01/01 00:37】 URL | バック・ジャウアー #- [ 編集]

移籍情報
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

【IN】:ダヴィ、中村充孝、前野貴徳
【OUT】:新井場徹、興梠慎三、岡本英也、レナト、ジュニーニョ(未確定)

というのが1/4現在の状況のようです。
やはりDF(とくにCB)の層の薄さはこれでは改善できていないのでは、
と自分も考えます。もうちょっと選手の増強が欲し気がしますね。
【2013/01/04 16:28】 URL | マルドロール #hemVQ5gY [ 編集]

バック・ジャウアーさんへ
コメントありがとうございます。
明けましておめでとうございます。
遅くなりましたが正式発表のあった選手についての特徴はブログに記事を書きましたので、参考にしてください。
守備的なサイドバックなら、かなり前に名前の挙げた児玉というかやはりこの前名前の挙げた石川を獲得すべきだったと思いますよ。
しかし、外国人のさらなる補強を考えてるのではないでしょうか。
もうすぐセンター試験ですね。
受験勉強がんばってください。
今年もよろしくお願いします。
【2013/01/04 19:35】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

>移籍情報
マルドロールさん、明けましておめでとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。
退団、加入選手の正式発表ありましたね。
外国人サイドバック、野沢、FW2人くらいは補強が必要ですよね。
ただ、それだと33人の大所帯になるので増田の移籍、若い選手のレンタルなど放出もまだあるかもしれませんね。
【2013/01/04 19:41】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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