鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第4節】チーム作りの失敗が浮き彫りになった大敗…の大宮戦
結果
3月30日(土) 2013 J1リーグ戦 第4節
大宮3-1鹿島(15:03/NACK/11,492人)
[得点者]
15' ダヴィ③(鹿島)
36' 金澤慎(大宮)
53' ノヴァコヴィッチ(大宮)
79' 富山貴光(大宮)
[フォーメーション]
FW:ダヴィ、野沢
MF:ジュニーニョ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:中田、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
62分:遠藤→本山
72分:ジュニーニョ→中村
80分:中田→前野


試合の感想
守って勝てるチームではない
大宮は4-4-2の布陣、ズラタンが体調不良でノヴァコヴィッチと長谷川の2トップでした。
鹿島もフォーメーションは4-4-2、こちらも大迫がケガで不在ということでダヴィと野沢の2トップ。
中盤右サイドには遠藤が入りましたね。
いずれも強力2トップのうち1人が欠ける戦いとなりましたが、立ち上がりは鹿島が攻勢を仕掛けていきなりビッグチャンスを迎えます。
左サイドでジュニーニョが仕掛けて大宮DFの2人の間を抜くとセンタリング、野沢の折り返しをダヴィ、小笠原と絡んでこぼれ球を遠藤がフリーでシュートしますがこれはGKに防がれてしまいます。
この立ち上がりでゴールを奪えていたら大きかったですし、遠藤もこういうところで結果を出さないといけないですね。
しかし、15分にはスローインの早いリスタートから遠藤がドリブル、DFを引きつけてスルーパスを出すと柴崎がファーサイドへシュート、GKがはじくもこぼれ球を詰めていたダヴィが押し込みます。
この場面、あそこにポジションをとっているダヴィもさすがですが、やはり柴崎のプレイ精度と落ち着きは素晴らしいですね。
縦に走りながら後ろから来るボールをトラップするのは難しくて、FWでもあそこでミスをしてしまう選手がけっこう多いです。
それからこういうシーンではニアにドカンと蹴ってサイドネットというオチも多いのですが、ダヴィが詰めているのを計算してファーサイドを狙った判断力も秀逸です。
GKは分かっていてもまずニアサイドをケアしないと行けないので、ファーサイドはやられても仕方ないという守備になります。
北野もあそこにはじくのが精一杯でしたね。
やはり柴崎のゴール前でのプレイ精度の高さは相当なものなので、もっと攻撃で生かしたいところです。
この試合では遠藤が右サイドに入っていたのでこれまでよりは前線に絡めていました。
32分にも遠藤のドリブルから柴崎のサイドチェンジといい展開を作ります。
残念ながらジュニーニョが1対2の状況で縦に仕掛けてしまいチャンスを潰してしまいましたが、柴崎が高い位置に出た時はほとんどチャンスに結びついていましたからね。
先制してから同点に追いつかれるまでのいい形はそのくらい。
セレーゾ監督は後半から消極的になったとコメントしていますが、こーめいには先制した時点からすでに落ち着き過ぎてしまった感じがありましたね。
これはタイプの同じオリヴェイラ監督の時も同じだったのですが、1点を取ると変に受けに回ってしまいます。
強い時はそれでも勝ちきれていたので老獪、試合運びが上手いなんて言われていましたが、今の鹿島は1点取ったらそれを守りきって勝てるチームではないですからね。
案の上、守備にほころびが出て36分に金澤のミドルシュートで追い付かれてしまいます。
鹿島の左サイドからやられるのですが、まずジュニーニョの守備のポジショニングがよくないですね。
中に絞って何の意味もないポジションにいます。
そのため柴崎がサイドに流れて中田と2対2の状況で対応しますがセンタリングを入れられます。
岩政が跳ね返したボールを拾われると今度はチョ・ヨンチョルに付いて小笠原まで左サイドのケアに回ることになります。
野沢とジュニーニョでプレスをかけてボールを奪えればよかったのですが、繋がれて中央の広大なスペースを使われてしまいましたね。
ここで中田、小笠原とサイドのケアに一旦行こうとしたのでプレスが遅れてしまいました。
逆サイドには遠藤もいたのですが、誰も中央をカバーしないので余裕を与え過ぎていいミドルシュートを打たれてしまいました。
鹿島らしい守備をするならバイタルのあそこはサイドの守備を捨ててでも絶対に自由にさせたらいけないですね。
失点してからまた鹿島は攻撃するようになって大宮ゴールに迫るシーンも作るのですが、これをリードしている時もできないとダメです。
相手のいいところを消して自分たちのいいところを出すという手堅い試合を目指す、リードしたら受けに回る戦いをするなら、後ろにきちんと守れる選手を置くしかないです。
また、この試合のように立ち上がりはいい攻撃をして尻すぼみというのはオリヴェイラ監督の後期の興梠(マルキーニョス)、大迫、野沢、ガブリエルの時とかぶりますね。
あの時も動けている立ち上がりはいい攻撃が出来ていましたが、時間が経過するごとに運動量が減って横パスとバックパスばかりの退屈なサッカーになっていました。

守れない選手が走れなくなるカオス
後半の鹿島はこれまで通り。
鹿島の運動量が落ちるのは相手も分かっていて、運動量を高めて来た大宮に押し込まれてしまいます。
スローイン、FKのリスタートから簡単に裏を取られると青木、長谷川のヘッドと危険なシーンを作られます。
そして53分には遠藤から野沢へのくさびのボールが収まらずに奪われてカウンターを受けます。
ただこの場面は6対5の数的優位で、ボールホルダーの長谷川には柴崎が戻ってプレスをかけていたので守れないとおかしいんですよね。
それを2対1の状況で守っていた岩政と西が高橋に簡単に裏を取られてしまったところでジ・エンド。
守れないメンバーによる守れない守備の典型的なやられ方でした。
ただでさえ守れない選手たちが走れなくなるのだから失点してしまうのも仕方ないですね。
ビハインドの状況でさすがのセレーゾ監督もセオリー通りに60分に動いて来ましたが、選手交代はチームの機能性を無視して単に人を入れ替えるだけ。
まず下げるなら試合を壊していたジュニーニョですし、ジュニーニョを残すなら本山と同時に前野も投入しないとダメですね。
本山の個人技には期待感があるものの、それ以上にベテラン組がまた走れなくなり攻撃は停滞、大宮に押し込まれる時間の方が増えて行きます。
途中出場の本山や中村からいいパスが出るのですが、やっぱり一緒にやっている時間が短いのでダヴィとタイミングがあってない場面が多かったですね。
チャンスは作れていたもののやはり意思疎通が微妙にずれているのを感じます。
チームを意味なく分けて戦って来た弊害と言えるでしょう。
79分にはスローインから簡単に裏を取られてルーキーの富山に豪快にミドルを決められます。
青木の対応が2度軽いんですよね。
富山への寄せもあまりにいい加減で無責任ですが、その前のノヴァコヴィッチのポストプレイへの対応は昨年から(ネットやドミンゲスなど)本当に何度も青木がやられている形ですね。
西もそうですが青木も外国人相手には明らかに守備能力が不足しています。
やはり守れる選手を後ろに置かないといけないことを痛感させられますね。
試合はそのまま終わり、相性が圧倒的にいい大宮相手に鹿島は今季リーグ戦初黒星を喫してしまいます。
ホームで勝ってアウェイで引き分けなら十分優勝を狙えるので、これまでは低調な試合でも引き分けていたのでまだ悪くないと言えました。
しかし、この敗戦はチーム作りが上手く行っていないことも浮き彫りにする大きな敗戦となってしまいましたね。

ベテランって何!?
この試合は右サイドに遠藤が入りましたが、これまで通り左のジュニーニョを起点に攻めることが多かったです。
この試合の最大の敗因はこの左サイドが機能しなかったことですね。
最初の仕掛けが上手く行って決定機にまでなったので気を良くしたのか知らないですが、ジュニーニョがドリブルで仕掛けてはボールロストしていました。
仕掛けるのはもちろんいいのですが、常に1対2の状況で強引に仕掛けて失いまくっていましたからね。
中田がオーバーラップすれば大宮のDFが1枚付いてくるので、ジュニーニョも1対1で勝負できるのですが後ろで眺めているだけ。
右の遠藤を起点にするかサイドチェンジを使えば西のオーバーラップを生かせるのにこの試合、左で起点を作ってサイドチェンジというパスは一本もなかったと思います。
そのため、西がまったくと言っていいほど攻撃に絡めませんでした。
攻撃力を生かせないなら右サイドバックは昌子など守備のできる選手を使った方がいいですし、左で起点を作るなら左サイドバックは前野を起用した方がいいです。
ジュニーニョと中田の連携の悪さは開幕からまったく修正されておらず、この試合では特に数的不利を縦に仕掛けてボールロストしてばかりでした。
監督もハーフタイムで修正できないではどうしようもないですし、同じミスを繰り返すだけなら何のためにベテランを使っているのかまったく意味が分からないですね。
結局、チームとして機能するように選手を組み合わせるのが重要で、ベテランと若手に分ける必要性なんてないわけですよ。
横浜FMがベテランばかりで機能しているのは、代表クラスのCBを中心に守れる選手がボランチから後ろに控えていて、穴らしい穴はドゥトラだけ。
前線の選手もよく守備をします。
攻撃はリーグ戦の最初の得点がすべてセットプレイからのように中村が中心、球際を激しく来られてもファイトしますし、野沢みたいに簡単にボールを下げません。
何とかボールをキープして常に前へのパスコースを狙っているので、そのタメの間に他の選手が動いて連動性が生まれています。
控えのファビオも高さと強さがあり、こーめいが獲得するよう言っていた藤田はけっこうボールが収まり、前線から守備もできてDFラインの裏も狙えるとチームを機能させるのにマッチした能力を持っています。
鹿島が同じような試合をしようと思ったらDFラインを前野、中田、岩政、昌子(西)にしてダブルボランチに本田と梅鉢、トップ下に中村を置いて戦って行けばできると思いますよ。
要はベテラン、若手云々でなく選手の特徴を掴んで上手く起用出来ているかどうかです。
また、途中出場の本山、中村、大迫や柴崎とは連携の高い遠藤はダヴィとまだプレイを一緒にやっている時間が短くて連携もよくないですし、野沢もトップに入るとまたダヴィとの関係性も変わって来ますからね。
チームを無駄に分けたこと、FW不在時の野沢トッププランと言い選手の組み合わせ、連携で完全にセレーゾ監督は序盤のチーム作りに失敗したと言えます。

若手と新戦力の融合が必要
チーム作りに失敗したとは言え、まだまだ取り返しはつきます。
これからの鹿島に必要なのはまず開幕前にもキーポイントとして挙げていた選手の組み合わせの最適解を見つけること。
DFラインとボランチ(少なくとも1枚)に守れる選手を置くこと。
もう1つは大迫不在時のまともなプランを考えること。
それができればあとは試合を重ねて連携を高めて行けば強くなるはずです。
問題は最適解を見つけるまでにどのくらい時間を要するかですね。
この大宮戦を皮切りに4連戦となり、次のナビスコ杯鳥栖戦はFC東京戦のメンバーがベースになるのか気になるところですが、引き続き大迫がいないので厳しい戦いとなります。
時間はないですがこの試合やや1人で行き過ぎるきらいのあったダヴィと周りの連携を少しでも高めることが必要でしょうね。
鳥栖は肉弾戦を得意とする分、そのストロングポイントで相手に上回れるとペースが出ないのでボランチは本田や梅鉢のコンビでいいと思います。
それから守備ではサイドバックがけっこう食いついてくれるので、サイドに起点を作ってその裏を狙いたいですね。
中央はキム・クナンがいた昨季より高さ、強さは落ちており、特にファーサイドへのクロスは狙い目なのでどんどん上げて飛び込んで行けばチャンスになると思います。
そのためにもサイドバックのオーバーラップは重要になって来ますね。
4連戦となるので大宮戦前はけっこう負荷の高い練習をしたようですし、鳥栖、C大阪と相手はA連戦になりますからよもや走り負けることはないと期待しています。
とりあえず機能性の低いチームを2つ作って戦っていくことを止めて、機能性の高いチームを(機能性が高いのはナビスコ杯のメンバーなのでそれをベースに)1つ作って連携を高めていってほしいですね。

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この記事に対するコメント
そのとおり
俺もそう思う。青木のCBは厳しい。
適材適所でお願いします。
【2013/04/02 00:10】 URL | gao1967 #- [ 編集]


 セレーゾが青木をCBで使う理由はなんなのでしょうか。SUBに山村も昌子もいるのになぜでしょうか。
 自分は遠藤は切れ込むドリブルを活かすために右オフェンシブハーフで起用するのがベストだと思うの同時に右で起点を作るべきだと思います。そんなに左で起点で作りたいのなら、左SBは同じく前野を起用するべきでバランス考え、右SBは昌子、または梅鉢を起用してもいいのではないかと思います。適性があれば山村でもありです。
 セレーゾがこんなにも戦術修正能力がないなら今年も残留争いですかね。
【2013/04/02 20:47】 URL | バック・ジャウアー #- [ 編集]

>そのとおり
gao1967さん、コメントありがとうございます。
鳥栖戦を観ても青木のCBは厳しいですね。
早く若い選手に経験を積ませていかなければなりません。
【2013/04/05 22:52】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

バック・ジャウアーさんへ
コメントありがとうございます。
青木を起用している理由は単純に試合出場数が多いからだと思いますよ。
深い考えはないと思います(^^;)
鳥栖戦は前野が入ってだいぶよくなりましたね。
あとは中村と前野、遠藤らの連携がもっとよくしていけばいいでしょう。
【2013/04/05 22:55】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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