鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯3節】驚愕のハンディキャップ戦は苦笑の辛勝…の鳥栖戦
結果
4月3日(水) 2013 ヤマザキナビスコカップ
鹿島1-0鳥栖(19:04/カシマ/5,070人)
[得点者]
90'+1 本山雅志①(鹿島)
[フォーメーション]
FW:ダヴィ、野沢
MF:中村、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:前野、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
60分:中村→本山
71分:遠藤→ジュニーニョ
90+3:前野→中田


試合の感想
大き過ぎる大迫不在の影響
鳥栖はいつもの4-2-3-1の布陣ですが、11人のメンバーを入れ替えて来ました。
アウェイ連戦なのでこのくらいでは驚かなかったもののCBに磯崎を起用、何よりベンチにはGKを含めて4人だけと帯同する選手も最小限にして来たのにはさすがに驚かされましたよ。
鹿島は4-4-2の布陣、大迫が不在なので大宮戦に続いてこの試合でも野沢が下がり目のトップに入ります。
左サイドは前野と中村のユニットとなりました。
立ち上がりは意外にも鳥栖の攻勢でスタートします。
というのも鹿島はやはり新戦力と既存の戦力間でまだ意思疎通ができておらず、プレイのズレによってミスが生じてボールを失う場面が多いですね。
鳥栖は奪ったボールを早めにトップに当てて押し込みますが、いかんせん豊田がいないので攻撃の迫力不足は否めません。
鹿島は遠藤を起点にして攻めますが、この試合も大迫不在の影響が大きく観てとれます。
2列目の遠藤、中村にはボールが収まるのですが、そこから先へはなかなか進めません。
ダヴィはポストプレイがそれ程得意ではないですし、野沢もボールを簡単に奪われるか1タッチで捌こうとするのでタメが作れません。
1タッチでもパスが通ればいいのですが、周囲の選手との距離が適正でない上にまだ意思疎通ができてないのでボールロストの原因になっていましたね。
遠藤と中村を近い距離でプレイさせたいのですが、10人で引いて守る鳥栖相手にスペースもないのでトップに収まらないと苦しいです。
そのため、鹿島のチャンスはほとんどがリスタートからでした。
8分には野沢のCKに後ろから入って行った小笠原がボレー、その後も鳥栖のスローインを前野がヘッドで落とすとそのこぼれ球を拾った遠藤がシュートを放ちますがバーをかすめて逸れて行きます。
さらに遠藤のFKをダヴィがヘッドで流しますが、GKに防がれてしまいます。
次第にポゼッションして押し込む鹿島は遠藤のドリブル、中村と前野の左サイドのコンビを中心に何とかファウル、CKをもらってセットプレイから攻め続けます。
33分には遠藤のサイドチェンジから前野がオーバーラップ、クロスは一度跳ね返されるもののこぼれ球を柴崎がシュートと流れの中からいい形を作れました。
ここは中盤のキープ力を生かしてのサイドチェンジにサイドバック、ボランチが絡んだこれぞ鹿島という攻めでした。
37分には鳥栖のセットプレイからのカウンター、柴崎の展開に遠藤が右サイドで仕掛けてセンタリングを上げるもGKにキャッチされます。
ここは完全にセンタリングを読まれていたのですが、大迫のようにシュートを狙っていたら簡単にニアを抜けたんですけどね。
終盤には立て続けにビッグチャンスが訪れます。
中村の仕掛けからファウルをもらい、野沢のFK。
ダヴィがすらしたボールはGKが何とかはじきますが、こぼれ球を西がシュート。
しかし、今度はポストにはじかれてゴールならず。
さらにセットプレイから攻め立てる鹿島はCKからファーにポジションを取っていた青木がフリーだったものの中途半端なプレイで押し込めず。
44分にも遠藤のスルーパスから前線のスペースに飛び出した小笠原、折り返しがこぼれたところを野沢がミドルシュートを放ちますがこれはGKの手をかすめてポスト直撃。
再びGKとポストに阻まれてしまいます。
得点が入ってもおかしくないシーンはありましたが決め切れずに前半終了となってしまいました。

意味不明の4対10の戦い
前半の終わり辺りから前野もより上手く攻撃に絡めるようになっており、期待感も高まる鹿島は後半の立ち上がりも攻めます。
CKから中村がボレーを放つシーン、遠藤のセンタリングに中村が飛び込むも惜しくも届かなかったシーンなどありましたが、後半は前半ほどチャンスを作れなかったですね。
それは鹿島が意味不明のハンディキャップ戦を挑んでいたからです。
鳥栖は10人が自陣に引いて守っている中、鹿島の2CB岩政と青木はパスを受けた場所から頑として動かず、これがこの試合苦戦した最大の理由ですね。
岩政と青木のパスはほぼ100%ボランチかサイドバックなので、鳥栖の選手もこの2人にプレスをかけることはありませんでした。
それも当たり前で、岩政と青木はフリーの状態でも攻撃で鳥栖の脅威になる可能性は0%。
放っておけばボランチかサイドバックに必ずパスを出すので最初からそこで待ち構えてプレスをかけた方が効率的です。
そのためボランチの小笠原と柴崎も鳥栖のプレスを嫌ってボールをもらいに下がることが多くなります。
つまり鳥栖の10人のDFの前に鹿島の選手はDFラインの4人とボランチの計6人がおり、前線は4対10の戦いを強いられていました。
実はこれ、前半からそうだったのですが、攻撃の起点になっていた遠藤が1対2、1対3の状況をほとんど一人で打開していたので鹿島は攻撃できていたんですよね。
技術の高い中村も同じ役割をこなせていたものの中より外に行くことも多く遠藤に比べると起点になる回数が少なかったので、ファウルをもらうのも右サイド。
FKは右サイドから遠藤がゴールに向かうボールを蹴ることが多くなっていたわけです。
後半は全体的な疲労も出て来た上に遠藤を起点にすることが少なくなっていたので、4対10の驚愕のハンディキャップ戦が浮き彫りになって来ました。
鹿島はその状況を打開すべく本山を投入、70分には前野と野沢のパス交換から小笠原がスルー、本山のパスに前野が再び絡んで最後は遠藤がシュートを放ちますがDFのブロックに合い、固い鳥栖ディフェンスを崩しきれません。
さらにはジュニーニョも投入しますが、苦戦の根本的な原因は2CBにあるので大きくは変わりません。
この試合一番必要だったことは常にフリーでボールを持てていた岩政と青木がボールを運ぶことでした。
そうすれば鳥栖の選手はそこにプレスに来るので、中盤の選手がパスを受けるスペースができます。
しかし、どうしてそんなハンディキャップを自らに強いて戦うのか意味不明なのですが、まったくパスを受けたところから動こうとしませんでしたね。
こーめいは青木に代えて山村を入れればこの試合の勝ちが決まると思って観ていたのですが、これまでの選手起用からセレーゾ監督がそのカードを切ることはないことも分かっていました。
そのため、70分あたりからはむしろ鳥栖にペースが傾きかけており、このまま引き分けの可能性が高いと思って観ていたのですが、幸運なことに残り10分を切った辺りから再び流れが変わり始めます。

鳥栖の失速に助けられる
これまでの試合と違ったのは終盤に鹿島の方が走れていたということです。
鳥栖は11人を入れ替えて普段試合に出ていない選手もいた上に前半から鹿島に攻められる時間が多かったので、さすがに終盤には運動量がガクっと落ちてスペースができ始めました。
何よりベンチメンバーに主力を入れておらず、4人だったのは大きかったのですね。
このため、鳥栖は選手交代で再びギアを上げるということもできずにいました。
対して鹿島は本山、ジュニーニョと途中出場の選手が動けていたのでそこを起点に再び攻め込むことが出来ました。
しかし、ジュニーニョのセンタリングは跳ね返されて本山はまだダヴィと合ってないところもあり、得点できないまま刻一刻と時間が経過します。
すると終了間際に試合が動きます。
木谷のミスから鹿島はCKを得るとそこからカウンターの応酬。
鳥栖は最後の力を振り絞って上がって行きますが、野田のヘッドは力なく曽ケ端が難なくキャッチ。
しかも野田は足を攣って倒れていましたね。
今度は鹿島のカウンター、素早くリスタートすると柴崎、本山と繋いで最後はダヴィが1対1を仕掛けてシュート。
これはDFのスライディングに阻まれますが、このCKからダヴィが競ってこぼれ球を本山が会心のボレー、ついに先制点を奪います。
最後は前野に代えて中田を入れて時間稼ぎと共に守備を固めて試合終了。
馬鹿らしいハンディキャップ戦を強いて自らを苦しめた試合でしたが、最後は何とか勝ち点3にたどりつきました。

追い風は吹いている!?
こーめいは相手がメンバーを落としても失礼とか舐められているとかは思わずに単純にラッキーだと考えるタイプなのですが、特に今回大迫がいない中で鳥栖がそっくり先発を入れ替えて豊田も帯同させてなかったのは正直助かりましたね。
前回のブログでこーめいは、①選手の組み合わせの最適解を見つけること、②大迫不在のプランを考えること、③後ろには守れる選手を置くことの3つを挙げました。
③に関してはこの試合では相手が相手だっただけに問題になることはなかったですが、②については深刻です。
それもそのはず①についてもまだ固まってないのですから、②のプランまで手が回るはずもないです。
C大阪戦は大迫が出場できるかどうかが最大の焦点だったのですが、どうやら厳しそう。
引き続き大迫不在が重くのしかかりますが、中2日なので今のメンバーで何かが劇的に良くなることはないでしょうね。
それでも至急改善しないといけない点が2つ。
1つは2トップが裏に走り過ぎることです。
鳥栖は守備時にはDFラインを下げることを厭わないので2人がゴールに向かって走っても、それについて行くだけなのでフリーにならないんですよね。
そのため、遠藤が起点になってボールを持っている時もパスが出せなくなるシーンが増えていました。
1人が受けに下がればそこに当てて後ろの選手も押し上げられますし、逆サイドの中村も絡みやすくなるのでもっと多彩な攻撃ができるようになります。
ここが大迫不在の一番大きなところですね。
2つ目は前述した2CBの意味不明のプレイを筆頭に、56分の中村がインターセプトして素早く縦パス、野沢がドフリーでボールを持ってダヴィにスルーパスを出したシーンなどフリーの選手が1対2の不利な状況の選手にパスを出す場面が多すぎることです。
こんなことをやっていては自らの首を絞めて苦戦するのも当たり前ですよ。
何か改善があるなら本田を入れるなどメンバーを入れ替えるか、この試合で本山のプレイを観た中村にもっと真ん中でプレイする意識が出ることに期待です。
セレーゾ監督からももっと中でプレイするよう言われているようですし、もともと中央でプレイしてこそ生きる選手ですからね。
今はまだ縦に仕掛けることが多いですが、右利きの選手が左サイドで縦にドリブルで抜けようとすると常に相手にボールをさらしながらプレイすることになるので難しいです。
ジュニーニョは川崎時代から左サイドをしている年季とスピードがありますからあれだけできるわけですけど、右利きなので本当は右サイドで仕掛けさせた方がもっと精度は高いはずです。
中村はゴールやアシストを狙うならもっと中央に入るプレイを多くしてサイドは前野に任せるくらいでいいです。
その方が遠藤との距離も近くなりますし、プレイしやすくなるでしょう。
苦しい状況の鹿島ですが、追い風が吹いている部分もあります。
この試合は鳥栖のメンバー変更にも助けられて勝ち点3をゲット、FC東京と名古屋が引き分けたためグループBの首位は勝ち点5となっています。
鹿島はまだ1試合少ないことも考えると十分勝ち抜けを狙えますし、この1勝は本当に大きかったですね。
さらに明日対戦するC大阪はフルメンバーで新潟戦を戦っての中2日のアウェイ連戦。
12分に山下が退場したため長い時間を10人で戦っています。
普通に考えると鹿島が断然有利なのですが、今の状況ではあまり楽観視もできないのが厳しいところではあります。
鳥栖戦で温存していたという本田を起用するのかというところもありますが、セレーゾ監督がどういったメンバー起用をするのかが試合の行く末を左右するでしょう。
本山は相変わらず頼りになりますし、ジュニーニョは途中出場の方が持ち味を発揮しやすいでしょうからこの2人をジョーカーで使った方が後半の失速も抑えられていいかもしれません。
こーめいはやはり大迫不在の時は中村トップ下の4-2-3-1で戦ってほしいですね。

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