鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【ナビスコ杯4節】前からのプレス合戦を征す…の新潟戦
結果
4月10日(水) 2013 ヤマザキナビスコカップ
新潟1-2鹿島(19:00/東北電ス/7,210人)
[得点者]
29' ダヴィ②(鹿島)←遠藤康①
41' ダヴィ③(鹿島)

86' 川又堅碁(新潟)
[フォーメーション]
FW:ダヴィ、本山
MF:野沢、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:中田、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
72分:遠藤→梅鉢
75分:ダヴィ→大迫
85分:本山→ジュニーニョ


試合の感想
守備の連動、攻撃の連動
新潟、鹿島ともにフォーメーションは4-4-2です。
新潟はGKの竹重に濱田、坪内、2列目に入った藤田、岡本と主に右サイドの選手を入れ替えて来ました。
鹿島は前野→中田と左サイドバックを入れ替えただけ。
引き続き大迫はベンチスタート、下がり目のトップには本山が入りましたね。
C大阪戦同様に立ち上がりは攻められます。
B・ロペスが下がってポストプレイをしたり、右サイドに流れてサイドバックの裏でボールを受ける動きを多くしており、鹿島は青木がついていたのですがそこで起点になられてしまっていましたね。
また、新潟の右サイドの藤田に野沢、中田のどちらがつくのかマークが曖昧な場面も見受けられました。
それで押し込まれていたのですが、10分を過ぎた頃から修正して次第に押し返して行きます。
鹿島の守備は今季から4バックにはFWの1人(この試合ではダヴィ)と両サイドハーフの計3人でプレスをかけ、FWのもう1人(この試合では本山)がボランチを観るやり方になっています。
さらに今回はその前線のプレスに連動して柴崎が高い位置を取ってボランチにプレッシャーをかけていましたね。
このため新潟はボランチ(特にレオ・シルバ)にボールを預けられなくなったので、後ろからビルドアップするのが非常に難しくなりました。
必然的にロングボールが多くなるのですが、両サイドハーフにはこれまた前線のプレスに連動したサイドバックが高い位置までプレスをかけて、中央は小笠原と2CBの1枚余る形で2トップを見ていましたね。
特に本山はボランチへのパスコースを切るポジショニングがいいですし、攻守の切り替えも早く危ない時はボランチの位置まで下がって守備をしてくれるので助かります。
この守備によって鹿島はスローインをダヴィが落として本山がシュート、サイドチェンジから繋いで小笠原がミドルシュートとチャンスも作って行きます。
プレスでボールを上手く奪って攻撃に移るのですが、新潟もプレスはしっかりしていますし鹿島もミスが多いのでペースを握りきることはできません。
攻撃の連動性はまだまだで、しかもこの試合では連戦の疲労も顕著に観てとれました。
小笠原は序盤からパスミスが多く、ケガをしてからFKで速いハイボールを蹴れない場面も多くなっていたのですがこの試合では流れの中でもそんなミスが目立ちましたね。
また、最近はDFに寄せられるとフィジカルで競り負けることも多いので、そうなる前にパスを出そうと無理な狙いのパスを連発、ボールロストしてしまう原因になっています。
野沢はC大阪戦同様に立ち上がりから空気と化しており、この試合では青木と中田が積極的にボールを運んで縦パスを入れようという意思が強かったのですが、野沢が一発でバックパスしてしまってそれを台無しにしていました。
結局、攻撃の組み立ては遠藤のキープ力に頼るか、ダヴィへのロングボールになるのですが、新潟のマークが厳しいですし遠藤も疲れがあるのかさすがに2,3人に囲まれてしまってはボールロストする場面も見受けられましたね。
攻撃面で良くなっていたのは本山がダヴィ、遠藤との距離感を修正してこの2人と絡む回数が多くなっていたこと。
もう1つはくさびのボールを受けるダヴィの判断、体を張ってキープするところ、前を向いて仕掛けるところ、このプレイの選択のチョイスが格段に良かったです。
このため、多くのファウルをもらうことができて、29分にそれがゴールに結びつきます。
小笠原のふわっとしたFKをフリーの遠藤が受けて左足でゴールに向かっていくセンタリング。
それを中央でダヴィがヘッド、シュートはGKに当たるもゴールネットに吸い込まれました。
連戦はずっと一緒にプレイしているので、ダヴィと遠藤の意思疎通は少しずつよくなって来ている感じですね。
得点した後は少しプレスが緩んで来てボールを前に運ばれ、B・ロペスに抜けられて曽ケ端もかわされるという危機があるのですが、ボールが長くなってエンドラインぎりぎりで残すのが精一杯で打ちきれず。
ここからは新潟の時間帯になり、40分には藤田のクロスをB・ロペスがフリーでシュートを放ちますがパワーが乗らずに弱々しいものに。
その直後、ダヴィが悪い流れを払しょくしてくれます。
GKへのバックパスに猛然と詰めて行ってスライディング、竹重の蹴ったボールはダヴィに跳ね返ってゴールマウスに。
ダヴィは竹重がトラップするのか、ダイレクトで蹴るのかじっと観察しながら走っており、トラップすると分かった瞬間に速度を一気に上げました。
竹重のトラップが少し流れたのもあったのですが、あの跳ね返りが枠に行くっていうのも狙ってできるものではないですから点取り屋の凄みというしかないですね。
鹿島は後半にやって来るであろう苦行が予想されたので、この追加点は非常に大きかったですね。

勝敗を分けたのはゴール前の質
後半開始から新潟は成岡と内田を入れて右サイドを入れ替えて来ます。
立ち上がりは互角の展開を繰り広げることができていたものの、次第に運動量も減って後手に回るといらないカードが多くなります。
57分には相手のパスをインターセプトした岩政がシンプルにクリアするか、中央フリーの柴崎か小笠原に出せばいいものを新潟の選手に向かってドリブルしてしまうので奪われます。
それをフォローした遠藤のスライディングを取られてイエローカード。
どうしてDFラインでボールを回しているフリーの時にはボールを運ばないのに、あの状況で新潟の選手に向かってドリブルしようと思ったのか理解に苦しみます。
さらに野沢のバックパスがミスになってフォローに入った小笠原がファウルを取られてイエローカード。
どうしてフリーで、しかもドリブルできるスペースも前方にあるのにダイレクトでバックパスするのか理解に苦しみます。
どうせパスミスするなら前方に出して欲しいですね。
これで遠藤と小笠原は名古屋戦は出場停止、本田を使わざるを得なくなるのでその点はいいのですが、遠藤が出場できないのは痛いです。
名古屋戦も連戦になるのでローテーションと考えれば悪くはないですが。
さらに西がファウルを取られて本山がFKを邪魔したということでイエローカード。
西のスライディングはボールに行けていたとは言い難いので仕方ないです。
この辺りですでに選手交代でリズムを変える必要があったのですが、オリヴェイラ監督同様に疲労しているメンバーで連戦を戦い、交代も引っ張るという訳の分からない苦行がセレーゾ監督も好きですよね。
先にカードを切ったのは柳下監督でした。
B・ロペスを諦めて川又を入れて来ましたね。
調子の悪いB・ロペスがブレーキになっていたので、正直この試合最初から岡本と川又の2トップで来られる方が怖かったです。
小笠原は退場しそうな勢いもあって、セレーゾ監督も実際に最初は梅鉢との交代を考えていたようですが、交代を引っ張り過ぎたこともあって遠藤を下げて柴崎を1つ上げる選択をします。
さらにはダヴィに代えて大迫投入。
中2日、アウェイ連戦となる大分戦に備えての温存采配でしょうね。
この判断は悪くないと思います。
前線の大迫はボールを収めて時間を作っていましたし、梅鉢もそれ程目立たなかったですがバイタルエリアのファーストプレスはしっかり行っていました。
84分の野沢のシュートは梅鉢のインターセプトからの攻撃でしたし、野沢からのバックパスを右の西に展開したボールも良かったですね。
大迫のポストプレイから小笠原、本山と繋いで野沢が抜け出すシーンを作るのですが審判がレオ・シルバのファウルを流してくれなかったので潰されてしまいます。
前からのプレスも再び復活したものの、前半あれだけいいプレスをしていたので後半にバテるのも致し方なし。
小笠原と野沢に加えて柴崎も連戦の影響で相当へろへろ状態。
それでもよく守っていましたが、86分に失点。
ここはいろんなミスが組み合わさっているのですが、その前に本山に代わってジュニーニョが右サイドに入ったことでまず左サイドのマークが曖昧になっていましたね。
そのため梅鉢がサイドに流れて中田と守っていましたが、左サイドハーフも下がって守備をしないといけません。
柴崎と野沢のどちらが入るかがはっきりしておらず、2人ともバイタルエリアでちんたらしていました。
さらにこういう場面の小笠原のポジショニングは本当に酷くて、中央2トップに対して青木、岩政、西と数的優位で守っているので小笠原がDFラインまで下がる必要はないのですが、DFラインに吸収されていることが多いですね。
なおかつ柴崎、野沢も気が抜けているので田中がペナルティアークでフリーになっており、川又についていた西がそちらのマークに走ります。
どちらが危険かと言えば田中の方なのでこの判断は悪くないですが、センタリングが上がる瞬間に動き出しているのでわざわざ田中のマークに行く必要はあったのかなと…。
さらに不運だったのは内田のセンタリングが新潟の選手に当たってファーサイドに伸びて行ったので岩政も競り合うことができなかったですね。
そもそもいつも通りにジュニーニョを左サイドに入れておけば混乱することもなかったと思います。
残り時間はジュニーニョを起点にしながら時間を使って何とか守り切りました。
これでC大阪、名古屋に続いてグループリーグ3位となりました。
まだこの2クラブと直接対決がある上に試合数は1つ少ないので十分1位通過も狙えますね。

ここからステップアップ
公式戦3連勝となったわけですが、守備面は前からのプレスが連動してよくなって来ました。
ここからはまずプレスをかけられる時間を増やしていくことがもっとも重要となります。
ただ、90分プレスをかけ続けることはできないので前から守備する時間、ブロックを作って後ろで守る時間の判断、意思統一を図って上手く試合を運びたいですね。
特に得点した後にプレスが緩む傾向にあるので、まずはそれを改善しなければいけません。
そして、欲を言えば誰が出ても同じような守備ができるようになれば言う事なしです。
攻撃に関してはまだまだ課題も多く、リーグ戦では5試合で6得点とそれ程取れておらず、この3連勝の得点の内訳もセットプレイからが2つ、バックパスからが2つです。
流れの中から取れておらず、決定機数、シュート数、ボール支配率が低いのも改善していく必要がありますね。
そのためには何が必要かというと、誰が起点になれて、誰が起点になれないのかをクリアにすることです。
現在は遠藤がDFを2,3人引きつけてパスを出す、ボールを運ぶことをやっており、ダヴィは縦パスを(周りに上手く落とすまではいってないものの)何とか収めているということをやっています。
ここに大迫が入ればもう1つ起点ができますし、本山は中盤に降りればもっとらしさを出せるでしょうね。
さらにジュニーニョもサイドハーフとして起点になれていますし、中村もフィットすればこれだけ前線で起点になれる(だけでなくそこからいいパスを出せる)選手が揃うチームはそうないです。
足元で受ける選手が多くなり過ぎるという懸念もありますが、前述したメンバーは全員他に起点があればフリーランニングできる選手ですからね。
それ程問題にはならないと思います。
起点ができればあとは後ろから追い越す選手がいればスピード感のある攻撃ができます。
これは柴崎と前野に期待ですね。
そしてもう1つ、昨季までずっと課題だったビルドアップ(=起点になる選手にまでパスを回す)ですが、ここも一番の期待選手は前野。
CBでは昌子、山村にもレギュラー争いに食い込んでもらいたいですね。
起点がはっきりしてどうやって攻めるのか、基本的な攻撃がチームで意思統一できればあとは試合をこなして選手同士の意思疎通を深めて行くだけです。
そうすれば、攻撃もかなりよくなって行くと思います。

アウェイ連戦にどう挑む!?
リーグ戦の第6節大分戦はアウェイ連戦になります。
鹿島の選手は新潟から大分に直接乗り込んでいるのですが、まったく同じメンバーで戦うのですかね。
こーめいは本田や昌子、山村などを鹿島に残したのはアウェイ連戦になるので新潟遠征でいらぬ負担をかけないよう鹿島から大分に移動させるのかと思ったのですが、どんなメンバーになるかまったく分かりません。
大分は名古屋戦でかなりメンバーを入れ替えているので、鹿島は体力面ではかなりの不利を強いられますね。
この試合で途中交代した3人は温存と思われるので、前線は本山を1列下げて遠藤、大迫、ダヴィになるのではないかと思います。
これからのベストメンバー規定を考えて、前野、本田あたりは先発に組み込んで欲しいところです。
大分も前からプレスに来るチームですが、選手の能力はやはり高くはないので上手くいなして攻撃を組み立てたいですね。
攻撃と守備のキーマンである木村、高木がケガですが、まだ未勝利ということもあって気持ちを前面に出して来そうなのでとにかく運動量や球際で負けられないですし、やはりこの試合もロングボールを相手より上手く使えれば有利に戦えるでしょう。
カウンターとセットプレイには特に気をつけたいです。
引いて守る時は5バックになりますが、大分はカウンターに2人残すので後ろは5-3で守ることになります。
そのため、ピッチの横幅を上手く使って攻めれば十分崩せると思います。
4連戦の最後なので体力的にきついでしょうが、1か月後にもまた同会場でリーグ戦を戦うことになるのでこの試合同様いいイメージを植え付けておきたいですね。

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この記事に対するコメント

ブログいつも読んでいます。

赤崎君の来期入団が内定しましたね。さらにユースの小泉君には曽ヶ端のレギュラーポジションを脅かしておしいです。
気の早い話ではありますが早くも来年が楽しみになっています。

現状のチームはまだまだ不完全ですが、去年の様を考えると公式戦3連勝というのも新鮮で気持ちはいいですね。それでもダヴィの決定力の賜物ですけれど。
大分戦が終わり一週間空くとまた連戦ですね。この連戦で選手を上手く使ってさらに若手の経験に上積みが欲しい所です。
【2013/04/12 23:38】 URL | あーりん #- [ 編集]

あーりんさんへ
コメントありがとうございます。
2人とも早い時期の決定になったのでびっくりしました。
いずれも楽しみな逸材ですね。
大分戦で公式戦4連勝になりましたが、ダヴィの加入の賜物でしょう。
リーグ戦6試合3得点3アシスト、ナビスコ杯3試合3得点1アシストですから。
それに昨年で大迫、柴崎が大きく成長しているのも大きいですね。
連勝中の対戦相手を考えても、今年の戦力ならこの出だしも当たり前。
戦力の割りに試合内容がよくないのが気になりますね。
それも徐々によくなっていきそうな気配でしたが、大分戦を観ると監督が今の戦力をあまりにも活かしきれてないところが不安になって来ました。
【2013/04/16 08:50】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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