鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
04 | 2017/05 | 06
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

【ナビスコ杯第5節】グループリーグ突破に向けて大きな勝利…の名古屋戦
結果
4月24日(水) 2013 ヤマザキナビスコカップ
鹿島1-0名古屋(19:04/カシマ/4,375人)
[得点者]
23' ジュニーニョ①(鹿島)←大迫勇也①
[フォーメーション]
FW:大迫、ダヴィ
MF:ジュニーニョ、野沢
MF:本田、柴崎
DF:中田、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
81分:ジュニーニョ→中村
82分:大迫→本山
88分:野沢→山村


試合の感想
形になって来たディフェンス
名古屋は4-2-3-1の布陣、1トップに玉田、トップ下にヤキモフスキー、ボランチ田口が出場停止なのでダニルソンとコンビを組むのは磯村、両サイドバックは阿部と石櫃という顔ぶれになりました。
勝った方が首位に立つグループリーグ突破には超重要な一戦ですが、ストイコビッチ監督は昔からカップ戦には淡白なところもあって闘莉王とケネディは帯同もしておらずリーグ戦とメンバー5人を入れ替えて来ましたね。
固定メンバーではようやくサッカーの形が出来て来たという今シーズンの名古屋ですから、先発を半分入れ替えて来たのは鹿島にとってはラッキーでしたし、闘莉王とケネディがベンチにもいないのは大きなポイントになりそうと感じました。
その鹿島は4-4-2、左サイドバックは名古屋の高さを警戒して予想通り中田ということで今季基本の布陣に出場停止の小笠原に代わって本田が入る形となりました。
試合は鹿島が優勢に進めて行きます。
甲府戦と何が違ったかというとやはり大迫の調子でしょうね。
運動量も多く、動き出しが早くDFの裏をよく狙っていましたし、甲府戦ではおぼつかなかったボールを収めてからの展開もよくなっていましたね。
そして、ダヴィと共に前線からよく守備をしていましたし、プレスバックして挟んでボールを奪う意識も高かったです。
また、この試合はボランチに本田が入ったことでバイタルエリアの守備が引き締まりましたし、小笠原よりミスが少なく繋げていましたね。
そのため、柴崎がとてもやりやすそうでした。
前半は大迫にボールが収まった時くらいしか前線に上がっては行かなかったですが、特にやりやすそうだったのが守備ですよね。
小笠原と組んだ時は2人とも前からボールにプレスに出てバイタルエリアがガラガラになることも多く、常に後ろを気にしながらプレイしていました。
しかし、本田が危険な箇所をケアしたり残ってバイタルエリアを埋めてくれるので、柴崎はやるべきことがはっきりして迷わず積極的な守備が出来ていましたね。
セレーゾ監督は小笠原不在の影響がもっとあると予想していたようですが、バランスを考えると明らかにこちらの組み合わせの方が機能性は高いです。
そして、その守備の良さから23分に先制点が生まれます。
本田がダニルソンにプレスをかけ、そこにプレスバックした大迫がダニルソンからボールを奪ってショートカウンター。
大迫はドリブルで上手くDFを引きつけてスルーパス。
後ろから走り込んだジュニーニョが落ち着いて決めて先制します。
前線からの守備意識の高さが生んだゴールでしたね。
その後も鹿島は優勢に試合を進めるのですが、31分にカウンターからピンチを迎えます。
ここでやはり中田はサイドバックの動きが分かってないなと思ったのですが、大迫がキープしているときに珍しく追い越す動きをしているんですよね。
ただ、この場面の名古屋はサイドで大迫に2人でプレッシャーに行ってさらにその後ろにはカバーリングの選手も控えていました。
つまり大迫と中田の2人に対して3人の数的優位で守っていたわけです。
そのため、ここで追い越してボールをもらったところで1対1をドリブルで仕掛けて抜かないとチャンスにはならないのですから、後ろでバックパスをもらえるポジションを取っているべきでしたね。
この辺の状況判断ができないのはやはりサイドバックとしての経験不足が響いていると言えます。
大迫のパスをカットされると矢野がドリブルで突進、切り返して左足でミドルを狙います。
非常にいいシュートだったのですが、曽ケ端が何とか左手にかすめてボールはバー直撃。
危ない場面でしたが、前半の名古屋の決定機はこのくらいでした。
鹿島もアタッキングサードからの攻撃がパッとせずミドルシュートが多く、決定機はそれほどでもなかったように、名古屋はケネディがいない分ゴール前でのヴァリエーション不足は否めなかったですね。
鹿島の決定機もジュニーニョのクロスに大迫がヘッドで合わせたくらいで1点リードは変わらず後半に突入します。


ドタバタしながらも守りきる
後半、名古屋は磯村に代えてルーキーの望月が入ります。
同時にストイコビッチの喝も入ったのか、名古屋は攻撃意識、守備意識を上げて積極的になって来ましたね。
その名古屋の圧力に押され気味になる鹿島は63分に左サイドを崩されて、途中出場の田中に決定的なシュートを放たれますがこれははずしてくれます。
この場面も最後は本田が田中にスライディングに行っていましたが、この試合の鹿島は最後のところでもよく体を寄せることが出来ていましたね。
ボールに触れなくてもプレッシャーになりますから、それが相手のミスに繋がってゴールを決められるか、失点を免れるかにも繋がって行きます。
ここからも劣勢が続くのですが、それができていたのでそんなに失点しそうな感じもなく、いつも通り遅いセレーゾ監督の交代にもイライラすることはなかったです。
70分にはFKからのこぼれ球を拾われて繋がれるも、すぐに本田が奪い返して逆襲。
野沢の落としを再び受けた本田が大迫に縦パス。
それを1タッチで反転して前を向くと走り込んだ野沢にスルーパス。
野沢はドリブルで1人かわしてシュートを放ちますが、楢崎がさすがにいいポジションを取っていますね。
惜しくも追加点ならず、1点差のまま試合は進み、残り10分あたりに中村、本山と立て続けに入れて来ます。
ジュニーニョ、大迫が下がって野沢がトップ時入る布陣となりました。
そうすると柴崎がこれ幸いとばかりに積極的になって、ドリブルから本田とワンツー、ミドルシュートを放ちます。
ジュニーニョと野沢の2列目ではボールロストも多いので自重していたのでしょうが、本山が2列目に入ってボールの収まり所ができたので、攻撃意識を意図してあげて来ました。
中村がボールを持った時にも積極的に絡んでいましたね。
さらに柴崎、本山と繋いで左サイドの中村へ、そこから野沢がセンタリング、名古屋のクリアがファーに流れてフリーの本田が拾ったのですが、そこで審判が意味不明のダヴィのファウルを取ります。
ダヴィが競らなかったということでしょうが、むしろこのシーンはダヴィのオフサイドだったんですけど副審は見逃していましたね。
その後、岩政が矢野のユニフォームを掴んで2枚目のイエローカード、退場となります。
1枚目が遅延行為だったのですが、ああいう出しどころがない時は両手で上がれ、上がれってジェスチャーをして、大きく蹴ってしまうのがいいですよ。
蹴るふりして蹴らないっていうのは審判の心象がすこぶる悪く、遅延行為と見なされますからこれからは気をつけてほしいですね。
こーめいは野沢に代えて山村というカードが頭に浮かんだのですが、セレーゾ監督もすぐ動いて来ましたね。
ここからは4-4-1の布陣で守ります。
ケネディと闘莉王がいたら最後の名古屋の攻撃も怖かったでしょうが、最後までしっかり跳ね返して1点差を守り切りました。

停滞するアタッキングサード
後半はかなり積極的に守備をするようにはなりましたが、もともと名古屋は前線から組織的に厳しくプレスをかけて来るチームではないですし、球際も割と緩くアタッキングサードまでは比較的に簡単にボールを運ばせてくれます。
ダヴィと大迫にはかなり警戒していましたが、その分ジュニーニョと野沢はボールを持ちやすい状況でしたね。
そのため、鹿島はボールをポゼッションして序盤から積極的にミドルシュートを放って行きました。
ただ、ピッチ状況を考えるとその選択もいいのですが、観ているとアタッキングサードの崩し方が共有されていない中での苦し紛れのシュートという印象も強かったです。
この前線4人の組み合わせが実はもっとも長く試合でプレイしているのですが、一向に連携も上がらず、攻撃の形も出来て来ないですね。
ジュニーニョと野沢はクロッサーとしての能力が高いのでいいセンタリングを入れてチャンスも作っていましたが、ゴール前が大迫だけではなかなかゴールの確率は上げられません。
オリヴェイラ監督もそうでしたがセレーゾ監督もサイドハーフをタッチライン際に張らせたり、FWをサイドに流れさせて起点にして、相手の守備をワイドに開かせるという狙いでやっているのですが、これがほとんど効果を発揮出来ていません。
この試合、サイド攻撃で一番いい形だったのは41分のジュニーニョのクロスに大迫がヘッドで合わせる場面です。
惜しくもゴール左に外れるのですが、ここは本田がボールを奪ってそのまま左サイドを駆け上がりセンタリングしています。
だから中央には大迫、ダヴィがいて、ファーサイドのジュニーニョはフリーになっていました。
左から右、右から左にクロスを入れて名古屋の守備を左右に振っているので大迫のマークも曖昧になっていたんですよね。
鹿島のサッカーは前線の4人が流動的にポジションをチェンジして中央で起点を作り、空いたサイドのスペースをサイドバックが突いてセンタリングを上げます。
そうすることでスピードに乗った攻撃ができますし、ボランチも上がれて中央は人数をかけられるんですよね。
つまり、中盤フラットの4-4-2ではなく、4-2-2-2のボックス型が理想の形となります。
しかし、今の鹿島は本山が中盤に入ってない時は4-4-2の状態、サイドハーフがサイドバックの蓋をしてしまっている面もありますし、逆に上がれるところでサイドバックが上がらない、また中田、西が積極的に追い越すタイプの選手ではないということもあって、鹿島らしいサッカーが出来ていません。
サイド攻撃の練習もやっていますが、今のままではクロスを上げても中に選手が少ないっていう状態が続くでしょうね。
前線で一番タメを作っていいスルーパスを出しているのが大迫というのも問題です。
ただ、ジュニーニョと野沢はクロッサー、ストライカーもしくはシャドーストライカーというタイプですから、スルーパスや中央で起点になることは期待できないです。
一番簡単なのは人を入れ替えて本山や前野を入れることですが、練習から遠藤、中村にもっと中央で起点になるようにしてサイドバックの西らをオーバーラップさせるという形を繰り返しやって行かないといけないですね。
4-4-2フラットの布陣ならジュニーニョが1対1で仕掛けられるように持っていくことが必要ですが、その場合もどのみち中央で起点を作るか逆サイドで起点を作って大きなサイドチェンジを使うなどの練習をしないと今のままでは厳しいです。
結局、サイドハーフを開かせて起点にして相手の守備を引きつけ中央を開けたとしても、そこから中に入れても相手の守備もすぐ中央を締めますからね。
中央に一旦守備を寄せてサイドを開けて展開、そこから左右にディフェンスを振るっていうことをしないとなかなか守りを固める相手は崩せないですよ。

グループ突破にチェックメイト
守備はよくなっている手応えを感じ、攻撃はまだまだという状況ですが、この試合に勝利できたのは非常に大きいです。
FC東京が大分に引き分けたので名古屋と同じ勝ち点6。
この2クラブは残り試合の関係であと勝ち点1を取れば抜かれることはありません。
勝ち点4で追撃する新潟、鳥栖はまだ鹿島同様に2試合を残していますが、それでも勝ち点2を取れば2位以内は確定となります。
次の大分戦を勝利して決勝トーナメント進出を決めたいですね。
その前にGWのリーグ3連戦があるのですが、初戦はアウェイで新潟との対戦となります。
岩政が出場停止になるのでそこに誰が入るかが楽しみです。
今の鹿島はセレーゾ監督が選手を使いこなしきれていないものの、本当にいい選手が多く揃っています。
この試合も小笠原と遠藤が出場停止でしたが、セレーゾ監督の固定先発メンバーがむしろ機能性の落ちる組み合わせになっているので、多少の累積警告や退場で出られない選手がいてもそれ程痛くないですね。
むしろ誰が出るのか期待感さえあります。
岩政だとタイプ的には植田が一番近いですが、山村の起用がもっとも可能性が高いでしょう。
新潟は(特にホームのリーグ戦では)前線からプレスをかけて来るチームなので、ビルドアップのできる山村を起用して後ろから大迫にフィードしたり、プレスをはずして繋いでいきたいですね。
あとはこの名古屋戦で本田の重要性に気づいてほしいです。
ナビスコ杯では東北電スタジアムでも勝てていますから、リーグ戦でも08年以来の勝利をお願いします。

最後まで読んでくれた方はもれなくポチっとお願いします→人気ブログランキングへ
スポンサーサイト

テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿
以下の事項にあてはまると管理人が判断した場合、削除・コメント禁止とさせていただく場合があります。
1.記事・コメントの主旨を踏まえない単なる誹謗中傷。
2.記事、それまでのコメントをきちんと読んでいないと判断される反論・異論コメント。
(※よく読んで、調べて、考えてからお願いします)
3.根拠・一貫性のない主張の過度の押し付け。
4.同じ主旨の質問・議論の繰り返しとなるコメント。
5.意味のないもの、管理人から見て不快なもの。














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://kashimablogetc.blog55.fc2.com/tb.php/970-505f22f8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

FC2カウンター

FC2カウンター

現在の閲覧者数:

プロフィール

こーめい軍師

Author:こーめい軍師
J発足以来の鹿島ファン。
特に応援してる選手は、内田篤人選手。
大いに期待しているのは遠藤康、佐々木竜太選手です。

リンクはご自由にどうぞ(≧∇≦)

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

フリーエリア

秋春制反対の方は署名にご協力ください。 ↓携帯の方はこちらからお願いします。 http://www.shomei.tv/mobile/project.php?pid=99

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する