鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第12節】初尽くしでジーコ御前試合を快勝…の名古屋戦
結果
5月18日(土) 2013 J1リーグ戦 第12節
鹿島3-1名古屋(14:06/カシマ/17,161人)
[得点者]
24' 小川佳純(名古屋)
40' 遠藤康②(鹿島)←小笠原満男②
66' 中村充孝①(鹿島)←柴崎岳②
90'+4 大迫勇也(鹿島)←本田拓也①

[フォーメーション]
FW:大迫、本山
MF:野沢、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:中田、青木、岩政、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
63分:本山→中村
82分:西→山村
85分:遠藤→本田


試合の感想
初のベストメンバー
名古屋は4-2-3-1の布陣。
鹿島はいつもの4-4-2のフォーメーションですが、出場停止のダヴィ、ベンチにも入ってないジュニーニョに代わって本山、遠藤が入りました。
ジュニーニョはコンディション不良と聞いていたのですが、大分戦は温存という話もあり、名古屋戦も普通に先発予想されていたのでどうなのかと思ったのですが、やはり体調が良くないようですね。
ジュニーニョには悪いですが(というよりジュニーニョを2列目で使っているセレーゾ監督が悪いのですが)、これで中2日の試合でも鹿島に勝ち目が出て来たなと思いました。
なぜなら以前からこーめいが言っていた本山、遠藤、中村のうちの2人起用となるからです。
さらに言えば大迫+ゲームメイカー×2(本山、遠藤、中村のうち2人)+オフザボール(ダヴィ、野沢、ジュニーニョのうち1人)の組み合わせは今季初、もっともバランスのいい布陣で臨めることとなりました。
それを証明するようにこの試合は鹿島が多くの時間でペースを握ります。
立ち上がりこそ名古屋が押し込んで来るものの、鹿島はよくボールを動かせていましたね。
12分には西のセンタリングを大迫がヘディングシュート、初決定機となりますが楢崎に防がれます。
さらに大迫、遠藤と立て続けにシュートを放ちます。
ゴールは奪えなかったですが、期待感を抱かせるには十分な攻撃でした。
続けざまにサイドからの波状攻撃、小笠原のミドル、本山が落として大迫がシュートなどチャンスを作ります。
17分にも中田のサイドチェンジから右サイドの大迫が中央へ入れ、遠藤の落としたボールを柴崎がシュートという場面を作ります。
名古屋は組織的な守備はできないのでボールを比較的持たせてくれるのですが、やはり鹿島はこの前線のメンバーだとミス、余計なボールロストが少ないのでリズムが生まれますし、無駄な運動量を消費しなくていいですね。
大迫が相手のDFラインの裏を狙い、サイドチェンジもいつもより多く縦にも横にもピッチを幅広く使えていました。
それでも名古屋はさすがにゴール前は固いですし最後は個の力で守っていましたが、ボールを動かすことで相手を走らせ、自分たちは効率よく動くという鹿島らしいサッカーが出来ていましたね。
これできると中2日でも十分戦えます。
守備では名古屋の前線の選手がプレスバックしてボールを奪われた時に危ない場面になりかけていました。
19分には藤本に西のサイドを突破されてしまいますが、最後は小笠原の早い寄せもあって守り切ります。
この試合、ジーコが来ていたこともあってか小笠原の動きが際立っていましたが、鹿島のボランチは1人がこのくらい守備範囲広くケアできないといけないですね。
この後も野沢、柴崎のボールロストから立て続けにカウンターを受けますが、ボールを奪った後遠藤や本山に繋げばしっかりキープしてくれるのでこれまでのように攻められっぱなしにならないというのは大きかったです。
カウンターの他に気になったのは名古屋がサイドバックを高い位置に上げてリスクをかけて攻撃して来ていたことです。
鹿島は基本的にサイドハーフがこれを観ることで対応していました。
野沢と遠藤はポジションを入れ替えたりもしていたのですが、サイドの守備が危ないなと思ったら必ず野沢がそちらサイドにいる時なんですよね。
そして、その心配は失点という最悪の形で現れてしまいます。
24分に小川にゴールを決められてしまうのですが、中田がサイドハーフの藤本のマークに高い位置を取るとその裏をサイドバックの田中隼に狙われてしまいます。
野沢がまったく守備をしてなかったので完全にフリーで精度の高いクロスを入れられてしまいましたね。
青木が釣り出されて中央は名古屋の2人に対して鹿島も岩政と西の同数。
しかもさらにその裏の小川にボールが通ってしまったため、なすすべがありませんでした。
これまでも守備の酷さが目立っていた野沢のサボリで苦しい状況に立たされてしまい、ペースを名古屋に持って行かれそうになります。
それでも遠藤のロングフィードに野沢がDFラインの裏を取ると折り返して大迫へ。
これは最後、シュートまでは行けなかったですがこの試合はこれまでに比べて俄然ボールの動かし方がいいです。
サイドにスペースに走った遠藤がタメを作って小笠原が追い抜いてセンタリングなどいい攻撃の形は作れていました。
すると40分、名古屋のハンド疑惑から遠藤がボールを奪うとそこから15本のパスを繋いで名古屋の守備をサイド、さらに一旦高い位置を取ってから降りて来た柴崎に引きつけます。
これによってバイタルエリアが完全に空きましたね。
小笠原のパスを受け取った遠藤が一瞬で闘莉王をかわすとそのままドリブル、増川もはずすとゴールに流し込みます。
大迫と野沢がゴール前に走ることで名古屋のDFを引きつけて遠藤がドリブルするスペースを作りましたし、名古屋の個の力を破るには個の力。
遠藤が闘莉王をかわしたプレイも素晴らしかったです。
組織による崩しと個の力がレベルの高いところで融合したゴール、ベストゴールにノミネートされるのは当たり前でしょうね。
この時間帯で同点に追いつけたのは鹿島にとって本当に大きかったです。
鹿島はいい形で前半を終えることができました。

初ゴールと初普通采配
今季初めてバランスのいい布陣で前半を戦えた鹿島、後半も初尽くしとなります。
後半は中2日の影響もあって名古屋がボールを持つ時間が多くなりますが、鹿島は守備陣形を引いて粘り強く対応、中央でしっかり跳ね返すと本山、遠藤、大迫らがキープしてカウンターを狙います。
ボールは持たれていても危ない場面はセットプレイからの闘莉王のヘッドくらいでしたね。
最初の交代カードは本山→中村というのは試合前から分かりきっていたことですが、何と同点の状態でセレーゾ監督が早く動きます。
63分に中村投入。
本山はもともと途中交代させることが既定路線ですし、ナビスコ杯大分戦から連戦でミスも多かったので早めに代えたのでしょうね。
やはり負けている時の残り10分の起用では全体的にチームが焦っていますし、勝っている時の残り10分では無理に攻めに行かないので攻撃的な選手は持ち味を出しにくいというのもあります。
そして、時間を与えられた中村がいきなり結果を出します。
曽ケ端のゴールキックを名古屋の選手が跳ね返したボールに柴崎が素早く反応、ドリブルで持ち上がると左の大迫に出すと見せかけて右のアウトサイドでノールックパス。
ダイアゴナルに走ってフリーになった中村も持ち前の技術力でしっかりニアに決めて、今季嬉しい初ゴールで逆転となりました。
追いつこうとする名古屋は攻撃に人数をかけ過ぎて、カウンターを受けた時に1対1の状況になっていることもありましたね。
引き続きポゼッションしても遠藤が起点になって攻撃もできていましたし、大迫もポストプレイが復活、中村もタメが作れて視野の広いので分厚い攻撃が出来て押し込めていました。
大迫のポストプレイは最近球離れが悪くて相手に狙われることが多かったのですが、この試合は本山、遠藤、中村とボールを奪われない選手が周りにいるのでシンプルにはたけてやりやすそうでしたね。
この後のセレーゾ監督の選手交代も初まとも采配と言える程的確。
累積で次節出場停止となった西に代えて山村を投入、青木を右サイドに回します。
ここは一瞬、山村をボランチにして柴崎をサイドバックに回すかとも思いましたが、余計なことしなくてよかったです。
さらに遠藤に代えて本田を入れて、柴崎を1列上へ。
野沢も疲労が色濃かったですが、そちらを代えてしまうと中村、柴崎と2人のポジションを1つずつ上げないといけないのでいじりすぎないで良かったです。
ロスタイムには鹿島るプレイから本田がアバウトに中央へセンタリング。
大迫が上手く体を使って増川といなしてトラップ、ダメ押しのゴールを奪います。
大迫のプレイも素晴らしかったですが、センタリングを入れた本田の判断は非常によかったですね。
名古屋の選手がサイドに固まっていたので、あそこで変にボールキープしようとせずにアバウトでもゴール前に入れたのはむしろリスクが少ないプレイでした。
まさかゴールが生まれるとは思わなかったですが、ロスタイムでナビスコ杯に続いてリーグ戦でも大迫がゴール出来たのはよかったですね。
大迫は終盤も前線からよく守備していましたからそのご褒美でしょう。
初布陣に中村の初ゴール、初普通采配と初尽くし、今季ベストゲームと言える内容で快勝することができました。
遠藤、中村、大迫がゴールし、柴崎、本田がアシストできたのも良かったですし近い将来の鹿島の姿が垣間見えた試合でもありました。

すべてはリアクション采配
この試合、選手も非常に楽しそうにゲームができていました。
それは先発メンバーのチョイスがこれまでに比べて良かったのと、選手交代が的確だったからです。
しかし、それはすべてリアクションから生まれたものでした。
ダヴィの出場停止、ジュニーニョのコンディション不良によって遠藤が先発、交代カードの1枚目が中村になり長い時間をプレイすることができました。
さらに本田まで交代枠が回って来たこともあり試合の締め方も完璧。
西がイエローカードを受けて累積警告4枚目になったことで、青木を右サイドに回すという選択肢になったわけです。
つまり、セレーゾ監督は外的要因に対して自分の中の序列通りに采配しただけなんですよね。
それがようやくまともで普通の采配となっただけです。
試合後のコメントで「遠藤選手を含めて、中村選手も試合をやっていかないと成長しないということもあります。そういう段階に入ってきている選手でもありますが、やはりチームの機能性と役割をしっかり理解した上でやってもらわなければなりません。」と言っていますから、これから徐々にメンバーを若返らせていくとは思います。
ただ、試合後のコメントではこれまでもけっこうまともなことを言っているのですが、言っていることとやっていることが矛盾しているのが問題なんですよね。
チームの機能性と役割を考えれば考えるほど、ジュニーニョと野沢の組み合わせは有り得ないですし、試合でもそれが出ていますからね。
もう1つ気になるのは「攻撃に関しては、もっと自由に動いて欲しいと要求しています。」と言っているのに対して、中村は「サイドで仕掛けることを要求されている」と認識していることです。
中村は監督からはサイドでプレイすることを求められているものの、ゴールに絡むには自分の得意な中央でプレイしたいのでこれからはもっと中でプレイするという考えなのだと思います。
その辺の意識の違いが気になるところです。
何はともあれ、セレーゾ監督は自由にプレイしていいと言っていますし、中村はもっと真ん中でプレイした方が良さを出せるでしょう。
そうすることで鹿島もチームとして今より機能することは間違いないです。
得点した場面も左サイドにいましたが、上手くダイアゴナルに走って中央に入りましたからね。
この試合のようにこれだけ技術があってボールを持ててドリブル、パスもできる選手が近い距離間でプレイしたら相当いい攻撃ができますし、相手にとって脅威です。
守備能力も完全に遠藤>中村>野沢ですから。
この試合のようなサッカーをしようと思ったらダヴィ、野沢、ジュニーニョのうち1人の起用が精一杯でしょうね。
この3人を同時起用しているセレーゾ監督は本当に選手の能力を観る目が無いとしかいいようがないです。
今回はたまたまリアクション采配でいいバランスになりましたが、もう少し考えて自分からアクションを起こして鹿島らしいサッカーをできるようチームを作って行ってほしいですね。
大迫+ゲームメイカー×2(本山、遠藤、中村のうち2人)+オフザボール(ダヴィ、野沢、ジュニーニョのうち1人)の組み合わせならもっとプレスが厳しい相手でも十分戦えるでしょう。

消化試合C大阪戦
次は中3日でナビスコ杯、アウェイC大阪戦となります。
すでに鹿島とC大阪のグループリーグ勝ち抜けは決まっており、1位であろうと2位であろうと優位性もないので完全な消化試合となります。
しかし、それは普段先発で起用しているメンバーで臨んだ場合です。
できるだけメンバーを入れ替えて戦えば、レギュラー奪取に燃える控え選手はこれを機にアピールしようとモチベーションは上がるでしょう。
直近のリーグ5試合の先発(曽ケ端、岩政、青木、西、中田、小笠原、柴崎、野沢、ジュニーニョ、ダヴィ、大迫のいつもの11人に山村、前野、本山、遠藤)のうちフィールドプレイヤー5人を起用すればOKということになりますね。
後ろは本田、前野、山村を起用、前線は遠藤、中村、ダヴィ、大迫で戦ってほしいです。
大迫+遠藤、中村でも十分機能すると思いますし、将来のことを考えたら試合をして連携を高めておいた方がいいでしょう。
C大阪戦もこの試合のようにやっていて選手が楽しそうないい内容にして、なおかつ勝利を得たいものです。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

リアクションのおかげで“まとも”なチームの形ができましたので、こーめい師の分析もあり、控え組の活躍を楽しみにしていましたら、分析通りボールも効果的に動き、失点はありました(野沢~ってとこですか)が、康の技ありや中村の移籍後初ゴールが生まれましたね。
中でも、私には最後の迫の誕生日ゴールは圧巻でした。(本田のパスでした!)
ナビスコはわかりませんが、東京戦は、セレーゾのことだから(当たらないことを望みますが)、いつもの40%メンバーに戻りそうな嫌~な予感もします・・・セレーゾが今日の試合から、どういう結論を導き出すのか、ドキドキしながら土曜日を待ちます。
【2013/05/22 00:06】 URL | 希望鹿 #- [ 編集]


〉12分には西のセンタリングを大迫がヘディングシュート、初決定機となりますが曽ケ端に防がれます。
楢崎 正剛の間違いです。修正お願いします。
【2013/05/22 11:05】 URL | LEO #- [ 編集]

希望鹿さんへ
コメントありがとうございます。
出場停止のあった試合、そしてナビスコC大阪戦とメンバーが入れ替わることで試合内容はよくなっていますよね。
FC東京戦はとりあえずあまり期待してないですが、その後は中断もあるので徐々にメンバーも機能する組み合わせに変わっていくのかなぁと再び期待も込めて思っております。

【2013/05/23 21:11】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

LEOさんへ
コメントありがとうございます。
修正しておきました。
【2013/05/23 21:12】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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