鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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これまでの鹿島アントラーズは…【2013】
中断期間ということでこれまでの鹿島の成績、チーム状況を振りかえってみたいと思います。

成績を振りかえる
13節終了時点で7勝4分2敗の勝ち点25でリーグ戦は4位、ナビスコ杯も決勝トーナメント出場を果たしていますから結果を観れば申し分ないと言えます。
また、鹿島が唯一監督の代わったクラブであることを考えれば上々という評価もできますね。
一方、シーズン前に多くの識者が鹿島の優勝を予想していたように今季の補強、戦力を考えればこのくらいの成績は当たり前とも言えます。
こーめいは順位予想する場合、当然鹿島が優勝すると予想するのですが今季は本当に優勝を狙えるチームだと思っています。
それだけの戦力が揃っていますし、むしろもっと上手く選手起用できていればもう少し勝ち点を上積み出来ていたと思いますが、成績自体は好位置につけているのでこれからの戦い次第では十分優勝が狙えますね。
いいスタートが切れたと言えるでしょう。

昨季との比較で振りかえる
昨季の13節が終了した時点の成績は5勝2分6敗、勝ち点17で10位でした。
しかし、実は20得点17失点は今季の21得点17失点とほとんど変わらず。
では、なぜ勝ち点は8の差が出来たのかというと以下のことが考えられます。
準備段階の違い
まず昨季は準備段階の時点で今季と大きな差がありました。
震災による収益の低下、スタジアムの修繕、世代交代の意図などがあってストーブリーグの動きも控えめ。
その上にキャンプから4-4-2のダイヤモンド型に取り組んで機能しなかったことが大きかったですね。
それからドゥトラ、レナトとシーズン途中で獲得するのですが、新しい選手を組み込んでからサッカーを連動させるのにこれまた時間がかかってしまいました。
今季はフロントもその反省を踏まえてストーブリーグから積極的に選手補強しましたし、セレーゾ監督も守備組織の構築から入るタイプなので序盤から手堅すぎる程の試合をしたことで安定した成績を残すことに成功しました。

単純な戦力、特に攻撃力の違い
ただ、それでも悪くないスタートを切れたのは単純に今季の戦力が昨季より大きく上回っているからです。
ダヴィ、野沢、中村、前野の獲得に加えて大迫、柴崎が昨季の一年で大きく成長したことは結果にも如実に表れていますよね。
もっと具体的に言えば大きく違うのは攻撃陣の個の力です。
前述した通り得点と失点数はほとんど同じ。
しかし、昨季は開幕4試合で得点なし、G大阪と札幌戦で大勝したことを考えると明らかに今季より攻撃力は劣っていました。
チーム作りは守備より攻撃の方が構築に時間がかかりますが、今季はそこをダヴィ、大迫、柴崎のゴラッソ、野沢のプレイスキックという個の力で補えたことで序盤から勝ち点を拾っていけたと言えます。
実際にオリヴェイラ監督、ジョルジーニョ監督の1年もそうでしたが、今季もリーグ序盤は攻撃がチームとしては機能していませんでした。
チーム作りをしている段階で、個の力で得点を取れるかどうかの違いは本当に大きかったですし、監督としては助かったでしょうね。

チームのベクトルの違い
そしてもっとも大きかった違いはチームのベクトルの向きです。
オリヴェイラ監督のチーム作りの失敗を受けてジリ貧に陥っていた鹿島は、チームのベクトルが右下がりになっていました。
そんな中スタートしたのがジョルジーニョ監督の12年シーズンだったのですが、チームの状態が下向きのせいか、曽ケ端の凡ミスや誤審など信じられないレベルの出来事が連発。
とにかく波に乗りきれないという状況が続きました。
その結果リーグ戦では低迷してしまったものの、最終的には大迫と柴崎が大きく成長したこともあってチームのベクトルは何とか右上がりにすることができました。
やはりチームのベクトルが下向きでスタートするのと、上向きでスタートするのは全然違いますからね。
今季は曽ケ端がこれまでのMVPと言える程の好プレイを連発、浦和戦では大きな被害を受けたものの誤審による損害も昨年に比べたら相当マシです。
また、チーム力が大幅にアップしているのにセレーゾ監督が先発メンバーを間違って起用していることもあって出場停止やケガ人が出るとむしろチーム力が上がるという事態になり、そのおかげで勝てた試合も特に中断前はありました。
やはりチームのベクトルが上向きであるせいか、目に見えない良い波が鹿島を押し上げてくれている感じがしますし、それによって現在の順位にいるというのもありますね。

セレーゾ監督の采配を振りかえる
予想通りと予想外
シーズン前にこのブログでも書きましたが、思った通り守備組織の構築から入るチーム作りで、攻撃は選手頼み。
選手交代の遅さ、守備固めのカードで足を引っ張る場面も見受けられました。
予想外だったのはもっと若い選手を積極的に起用するかと思ったのですが、ジュニーニョを左のサイドハーフに、中田をサイドバックとポジションを変更してまでベテランでガチガチに固めて来ましたね。
惜しむらくは大迫以外ボールの収まらない選手で前線を固めてしまったことで、個の力で得点はできていましたが、先発メンバーの選択を間違わなければもっと勝ち点はとれていたのでしょう。
ただ、監督が代わった分もたつきがあるのは仕様がないところでもあるのでこれから改善されていけばというところです。
しかし、やはり今季の戦力はかなり高いので誰が監督でもこのくらいの成績は残せていたと思います。
むしろこれだけの戦力があれば鹿島を知らない監督の方がフラットに選手を評価できるので、チームの構築ももっと早かったでしょうし、よりいい成績を残せていた可能性は高いでしょうね。

評価はできない
セレーゾ監督の評価は今のところできないです。
なぜならこれからのチーム作り、采配こそが重要だからです。
今後もこれまでの40%先発で戦っていくならそこそこ安定した成績を残せるかもしれませんが、それだと鹿島に未来はないですし優勝を狙うのは難しいでしょう。
それ以上に怖いのはチームのベクトルが再び下向きになってしまう恐れがあることです。
そうなるとACL出場権を獲ったとくらいでは完全に監督の選択に失敗してしまったという評価になります。
今のところセレーゾ監督は戦力を完全に持て余している状態と言えますが、今後メンバーを入れ替えて行く可能性はあるでしょうね。
選手交代の遅さや守りに入る采配で失敗することはこれからも観られるでしょうが、最適解さえ見つけることができれば今年は十分優勝を狙えると思いますよ。

これからの鹿島アントラーズは…
現段階で鹿島の攻撃も守備も上手く機能しているとは言えません。
守備の改善
セレーゾ監督は守備組織の構築をまずは手掛けましたが、失点は昨季と同じ17です。
昨季の曽ケ端の凡ミスや誤審による失点、さらに今季は曽ケ端がスーパーセーブをバシバシ決めてチームを救ってくれていることを考えるとむしろ失点は多くなっている印象です。
ただ、それは今後よくなって来ると思います。
その理由は3つ。
1つは今季は守備組織はしっかり作って来ているので、それがこれからより効果を表して来るだろうからです。
前線からの守備、マークの受け渡しから細かいポジショニングなどもやっていますからね。
ただ、その組織も以下の2つの要素がなければこれまで通り失点が多くなって撃ち合いの勝負を征することが出来なければ苦しくなって来るでしょう。
その2つ目の要素のうち1つは、守れる選手を起用して攻守のバランスを整えるということです。
いくら練習で組織を整備してもすべての状況に対応できるわけではなく、個の判断が求められるところは多く出ます。
この部分で攻撃的なボランチ、サイドバックを並べていたまずさは昨季から観られますが、今季もやはり攻守のバランスが悪いと感じることは多々ありますね。
ここを改善しないとなかなか失点はなくならないでしょう。
そして最後は攻撃の時間を長くするということです。
これまで守備重視のつまらないサッカーを徹底して来たにも関わらず、昨季と失点が同じなのは守れないメンバーで90分攻められ続ける試合が多かったからです。
この主原因は前線にボールを収められる選手が大迫しかいないメンバーで戦っていたことですね。
現に本山が内容がよかったと言っていた甲府戦、岩政が最近は鹿島らしいサッカーができていると言っていた名古屋戦、FC東京戦はいずれもジュニーニョが出ていませんでしたから。
つまり、鹿島らしいサッカーをするにはもっと攻撃する時間を長くしなければいけないし、そのためには前線のメンバーをもっとボールの収まる遠藤、中村、本山を積極的に起用することが重要になって来ます。
そして、攻撃する時間が長くなれば失点も少なくなるということですね。
その場合、後ろの選手の攻守のバランスは整えてカウンターに備えれば万全になります。

攻撃の改善
攻撃の改善はすでに述べたようにボールの収まる選手を起用するということです。
これで8割方は改善されます。
他の選手のところで攻撃を作れればダヴィをもっとフィニッシャーとして使えますし、鹿島らしいサッカーは十分展開できるでしょう。
ただ、それでもダヴィの状況判断、周囲とのコンビネーションを上げることも重要となって来ますね。
FC東京戦で大迫に出したスルーパスのようにいいタイミングで周りを使うことができるようになれば、相手も守備の的を絞りづらくなるでしょうし、ダヴィが完全にフィットすれば鹿島の攻撃は進化するでしょう。

戦力補強
気になる補強ですが、ブラジル人枠も1つ余っていますしシーズン中の獲得は十分あるでしょうね。
ポジションはやはりサイドバックがいいと思います。
FWも選手層が薄い印象ですが、それはセレーゾ監督がジュニーニョを2列目で起用する訳分からないことやっているからで、ジュニーニョを第3FWとして使えばFWの戦力は十分でしょう。
中盤に能力の高い選手が揃っているので十分得点力になってくれると思います。
そう考えるとやはりいちばん選手層が薄いのは右サイドバックですよね。
レギュラーである西のオーバーラップ、守備には相変わらず物足りなさがあり、鹿島らしさがないですから補強はした方がいいでしょう。
ただ、赤字は絶対に避けたいところですからあくまで資金に余裕があればということになるでしょうけどね。

さて、ここまでの鹿島アントラーズを振りかえって来たわけですが、こーめいはこれまでの戦いからするととても優勝を狙えるとは思っていませんが、今季の鹿島の戦力なら優勝できると本気で思っています。
いいサイドバックを補強できればその可能性はさらに高くなるでしょう。
ただ、サッカーは相手がいるわけですし現在は首位クラブが頭1つ抜け出ている状況ですから、大宮の出来次第というのもありますけどね。
チームは宮崎キャンプに入りますが、そこでいい変化があればと思います。
しっかりコンディションと守備組織、そしてそれ以上に攻撃の組織を作り込んで追撃態勢を整えてほしいですね。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント
ジュニーニョ
いつも楽しく読ませていただいています。

ジュニーニョの残留が決まったとき、ベンチのFWはこれでいいなと喜んだのですが、まさかの二列目。
ほんとに訳がわからないです。

なぜなのかどう考えますか?
【2013/06/07 22:48】 URL | うざみな #- [ 編集]

>ジュニーニョ
うざみなさん、コメントありがとうございます。
ジュニーニョの2列目起用はこーめいも訳わからないですf(^^;)
単純にブラジル人だから起用したいという考えなのかもしれません。
【2013/06/11 08:33】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


お久しぶりです。セレーゾになって確かに守備は良くなったと思いますが、このままジュニーニョを二列目で使い続けたり、ベテランでガチガチに固めたりすれば来年の監督事情を気にします。そこでですが、セルジオ・ファリアス氏はもう広州富力の監督ではないそうです。ジョルジーニョ前監督もフラメンゴを解任されたようです。これからセレーゾがどう采配を振るか注目です。
【2013/06/11 14:31】 URL | バック・ジャウアー #- [ 編集]


こんにちは

シーズン前は、前回のセレーゾ監督が守備に比重を置き過ぎてよい印象はなかったですが
就任初年で今の順位はよくやっているなと思います。
采配は遠藤選手と本田選手をもっと信用して使っていれば勝てた試合はあったのではと、
たらればで思ってしまいます。

フィジカル管理は前回の野戦病院からは進歩したのではと思うので、
宮崎キャンプで疲れを残さず、夏は若手を積極的に使って優勝を目指してもらいたいです。

それにしてもJリーグは秋春制に移行のようですし、その上前後期制復活なんて
Jリーグ・日本協会は駄目ですね。
【2013/06/13 20:59】 URL | 近畿圏の鹿 #Qi8cNrCA [ 編集]

バック・ジャウアーさんへ
コメントありがとうございます。
セルジオ・ファリアスは昨年いっぱいで契約更新しなかったんですね。
最後少し失速しましたが、昇格したクラブを7位までもってってましたね。
失点、引き分けが少ないところをみるとやはり攻撃的な監督なので、次に赤崎や杉本を成長させたいタイミングでやってもらえたら最高ですね。
【2013/06/14 10:37】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

近畿圏の鹿さんへ
コメントありがとうございます。
守備的に戦えば結果はやはり出やすいですからね。
逆に攻撃的に戦えば結果は安定感を欠きますが、選手が成長しやすいです。
そのため、ジョルジーニョ監督の後のセレーゾ監督の流れは悪くないですよね。
そのさじ加減をフロントが監督交代で上手くやって世代交代していかないとダメだと思いました。
>それにしてもJリーグは秋春制に移行のようですし、その上前後期制復活なんて Jリーグ・日本協会は駄目ですね。
ちょうどそれについて新しく記事を書いたので読んでもらえればと思います。
本当は体作りと練習時間について書こうと思っていたのですが、2ステージ制などまた変な話が浮上して来たので。
【2013/06/14 10:42】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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