鹿島ブログエトセトラ
鹿島アントラーズを中心としたサッカーブログです。エトセトラ部分としてJリーグ・日本代表・欧州サッカー、はたまた日常生活についても思ったこと、感じたとこを書いています。
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【J1第15節】勝てる相手には勝てる…の清水戦
結果
7月10日(水) 2013 J1リーグ戦 第15節
鹿島3-1清水(19:04/カシマ/7,495人)
[得点者]
19' 伊藤翔(清水)
32' ジュニーニョ①(鹿島)
80' 青木剛①(鹿島)←野沢拓也③
84' 野沢拓也④(鹿島)←ジュニーニョ②

[フォーメーション]
FW:ダヴィ、大迫
MF:ジュニーニョ、遠藤
MF:小笠原、柴崎
DF:前野、山村、青木、西
GK:曽ケ端

[選手交代]
64分:遠藤→野沢
75分:ダヴィ→本山
88分:ジュニーニョ→本田


試合の感想
コンディションが悪い選手が多すぎる
清水は4-4-1-1の布陣です。
名古屋戦の内容が酷かったと聞いていたのですが、前回のブログを書いた後に観たら本当に酷かったですね。
バイタルエリアの守備はゆるく好きにやられていましたし、攻撃の連動性・形もありません。
しかも後半はガクっと運動量も落ちていました。
守備の修正を考えればバイタルが空きやすくなる4-1-4-1ではなく、2枚のブロックを作って守れる4-4-1-1で来たのは当然の判断でしょうね。
名古屋戦を観る限りメンバー変更がなくても勝てる相手だなと思ったのですが、鹿島は4-4-2の布陣は変わらないものの、ここのところ結果が出ていないばかりか内容も非常にまずいということで先発メンバーを次第に替えて来ています。
DFラインは前野、山村、青木、西の並びになり、2列目はジュニーニョと遠藤の組み合わせになりました。
さらに小笠原→本田、ジュニーニョ→中村にしていたらベンチがおもしろいことになっていましたね。
試合が簡単にならなかったのはやはりこのDFラインだと左の前野からジュニーニョへのビルドアップが多くなるからです。
山村も左ですからなおさらですね。
実際にジュニーニョがボールを触る回数が多くなるのですが、ドリブルができる分、野沢よりも持てるもののパスの出せるタイミングで出さずにドリブルで行って詰まってしまうことが多くなります。
それでもこの試合は中盤でボールを持ってサイドチェンジを狙ったりもしていましたが、やはり左からだと攻撃が作れないですね。
最初のチャンスは右サイドのCKを得ると、小笠原のボールを大迫が競り、こぼれ球にジュニーニョが詰めたのですがシュートはGKに当たって防がれてしまいました。
ペナルティエリアに迫る攻撃はだいたい右サイドからでしたね。
ただ、問題だったのはレギュラー組にコンディションの悪い選手が多すぎることです。
大迫とCBの青木、夏男のジュニーニョは良くなっているようですが、ダヴィ、小笠原、柴崎、西は体が重く動けてないですしミスも多かったですね。
途中から前野や山村はジュニーニョに入れるよりも2トップにくさびを入れる回数を増やして来たのですが、レギュラー組と控え組で普段分かれてやっていたせいか2トップの動き出しのタイミングが遅かったです。
次第に大迫が合わせて受けるようになるのですが、ダヴィとボランチの2人のフォローが遅く孤立気味、右サイドの西はパスミス連発で右からはなかなか作れない状態でした。
大迫はさすがに警戒されてなかなかフリーにさせてもらえなかったので、1人は寄って行ってあげないと厳しいですよね。
特にボランチ2人は守備でも運動量が少なく性格上前には行くのですが、2人が同時に行ってしまう上に2人とも戻らないのでDFラインが跳ね返した後のこぼれ球を拾えなかったです。
それでも清水もミスが多いので失点しそうな雰囲気はなかったのですが、オフサイドからFKのリスタートで小笠原、曽ケ端、青木とプレスをかけられて、青木が慌ててしまいタッチラインを割ってしまいます。
青木ももう大きく蹴ってよかったですし、西もボールを受けやすい位置に下がってあげないとダメですよね。
そこからCKを与えてしまい、さらには曽ケ端病再発…。
ハイボールをキャッチしようとして平岡の頭に競り負け、こぼれたところを最後は伊藤に決められてしまいます。
昨年の凡ミスに比べればまだマシなミスですが、平岡のヘッドは完全にボールに行っていましたし、自分のミスをジャッジのせいにしないで欲しいですね。
パンチングで対応していたらクリアできていた場面でした。
とにかくこーめいは右サイドで攻撃を作って、左サイドでフィニッシュする形をと思って観ていたのですが、ようやく32分にその形が生まれます。
遠藤がサイドに開いて受けると大迫に絶妙なパス。
大迫のドリブルでの仕掛けはワンタッチ多かったのでDFにひっかかってしまいましたが、こぼれたボールにはダヴィとジュニーニョが詰められるところにいましたね。
右サイドを崩しての形だったので余裕があり、ダヴィはよりいい態勢で打てるジュニーニョに任せ、ジュニーニョも落ち着いて決めました。
さらにカウンターから小笠原のフィード、遠藤とジュニーニョのコンビでゴール前に迫るもこれはセンタリングを上げるまでには行けず。
中央は柴崎、大迫、遠藤、前野とフリーで入って来ていたのでセンタリングをあげられたら1点という惜しいシーンでした。
さらにセットプレイの2次攻撃から前野のミドルシュートと攻撃にもリズムが出て来ます。
追加点は取れなかったものの、前半に追いつけたのは大きかったですね。

ロングボール・オフサイドが多すぎる
ハーフタイムに調子の悪い選手を変えて、後半はもっと遠藤を使った攻撃、大迫のフォローを増やせば逆転できるという流れだったのですが、セレーゾ監督は予想通り交代せず。
それでも52分には左サイドに寄っていた遠藤とジュニーニョのワンツー、センタリングを再び遠藤が受けてシュートを放ちます。
しかし、シュートはミートせず右にはずれます。
こういうところをしっかりいいシュートで終わりたいですね。
さらにセレーゾ監督の指示にもありましたが、右サイドでボールを持ってから左サイドへの展開でいい形を作るのですが、ジュニーニョがオフサイド連発。
一番外にいる訳ですし、清水の守備は右に寄せてドフリーでいるのだからオフサイドにかかってはいけないですね。
また、サイドチェンジとくさびを入れる意識はいいのですが、縦へのロングボールも後半はまた多くなって来ていましたね。
相手に脅威を与えられているならいいのですが、全然ボールが通ってないのでもっと精度と連携は高めないといけないです。
63分にはジュニーニョの右足のセンタリングをファーサイドの遠藤がぎりぎりのところで上手く折り返して、中央で大迫が詰めるのですが惜しくもゴール右にはずれてしまいます。
そしてここで何を思ったかその遠藤に代えて野沢。
この采配は完全に失敗で野沢には相変わらずボールが収まらないですが、それを予測していたように柴崎がこぼれ球を拾ってシュート。
決定機でしたが枠をはずしてしまいます。
柴崎なら決めてくれると思ったのですが、まさか枠もはずすとはやっぱりコンディションがよくないのでしょうね。
ここから途端にポゼッションが落ちて攻められる時間が増えて村松のヘッドなどチャンスを作られるのですが、清水は14試合で14得点と攻撃力が乏しいですから失点せずに助かりました。
右サイドに流れたがるバレーも前野と山村でよく抑えていましたし、ジュニーニョもいつもより守備に戻っていましたね。
何より清水の運動量が落ちてスペースが出来始めました。
それもあって野沢、ダヴィと繋いで中央で大迫が胸シュートを放つシーンも生まれますが、これも枠の右に行ってしまいます。
そして、ダヴィに代えて本山、失点する前に投入が間に合ってよかったです。
4-2-3-1になったこともあってこれで再びバイタルエリアでボールが収まるようになると、その本山の度肝を抜くスルーパスからジュニーニョがGKの股を抜くシュート。
ゴール直前でクリアされてしまいますが、そのCKから野沢のボールを青木が決めて逆転します。
このゴールはやはり本山を入れた効果から生まれたものですよね。
しかし、清水は運動量だけでなく集中力も欠いており、守備があまりに杜撰。
GKの櫛引もまだ20歳ということでミスが出てしまいましたね。
久しぶりにリードを奪った鹿島は後ろで上手くボールを回します。
清水は当然、前からボールを奪いに来ますから、後ろに大きなスペースが出来て前野からのパスを受けたジュニーニョがドリブルで独走、スルーパスから抜け出した野沢がGKをかわしてダメ押しのゴールを奪います。
ビデオ判定だと厳密にはオフサイドですけど、仙台戦がそうであったようにこのくらいスペースがあればジュニーニョと野沢のコンビでもチャンスは作れるんですけどね。
この後、村田のセンタリングから伊藤に決定機を作られますが、曽ケ端が体を張って止めます。
ここも野沢の判断が悪くて鹿島の右サイドの守備が数的不利になったんですよね。
それで山村がフォローに行かざるを得なくなって中央が空いたのですが、小笠原がそれに気づくのも遅すぎます。
スピードのある前野が自分のマークを捨てて中央の守備に回って何とか伊藤をフリーにしなかったので曽ケ端も飛び出すタイミングが出来て失点せずに助かりました。
残り少ない時間で出場した本田もカウンターを潰したりサイドチェンジで魅せたりと調子の良さが窺えますし、メンバーを入れ替えて戦えばチームがよくなっていく予感を抱かせる勝利でした。

先制点を取られすぎる
これで公式戦は7試合連続先制点を奪われたことになります。
今の鹿島は1失点くらいは仕方ないチームではあるのですが、さすがに先制点を与え過ぎですしこれでは試合展開も苦しくなるのは当たり前です。
その7試合の結果は3勝4敗。
逆転できた試合はすべて遠藤が先発、できなかった試合は控えスタートでした。
さらに勝った3試合はポゼッションも50%を越えており、負けた試合は50%に達していません。
もちろん勝った試合は対戦相手が名古屋、FC東京、清水で、負けた試合はC大阪、横浜FM×2、川崎と下位、上位というのもありますが、遠藤が入っていることで確実にポゼッション、決定機が増え、サイドの守備は安定することもあって失点も軽減されているということですね。
そして、何よりチャンスは作れるので同点に追いつくタイミングが早いです。
ジュニーニョと野沢のコンビだとロングボールがさらに多くなりますし、セレーゾ監督の交代が残り30分を切ってからなので、それまでは追いつけないという状況になってしまいますからね。
また、この試合の得点からも分かるようにチャンスは遠藤、本山から作られていますし、3点目は広大なスペースがあったから生まれた得点です。
つまり、先発は中村、遠藤にして負けている時、引き分けている時は本山、勝っている時はジュニーニョor野沢を途中出場させるのが効果的ということです。
鹿島がリードしていれば相手は攻撃的に来てくれますし、後半終盤なら相手も疲れているのでスペースができやすくなります。
そうなるとジュニーニョ、野沢も活かせますから。
あとはやはり本田がボランチにいればもっと前野、山村を生かせるでしょうね。
この2人から縦パスが入って攻撃のチャンスは確実に増えていますが、当然カットされる場面もあるのでそういうときにカウンターに備えられる本田がいれば安心、もっと積極的に縦を狙えて攻撃が活性化すること間違いなしです。
とりあえず先制点を許さないようにするためにも遠藤、前野、山村が入ることでポゼッションを高め、攻撃のチャンスを多くすることで失点を減らす方向に持って行きたいですね。

調子の悪いクラブは意外に多い
4連戦も半分終わり、ここから柏、磐田との対戦となって行くのですが、順位表を見渡すと中断明けも調子の悪いクラブが意外と多いですね。
鹿島、C大阪、川崎は勝てる相手には勝てるというクラブですが、そこより下位はそれ程チーム状況がよくありません。
そこからいくつのクラブが調子を上げてくるかですが、監督の代わった磐田は確実に良くはなっていますね。
しかし、次節対戦する柏はレアンドロ・ドミンゲスもずっとケガですし、ACLを勝ち上がっていること、浦和・広島対策に3-4-2-1のフォーメーションをしたのをきっかけに布陣が定まらなかったりと波に乗れていない感じですね。
鹿島はキャンプ、練習、暑さ、試合でコンディションが上がらない選手がいますが、本山はこの2試合が途中出場だったので調子が上がって来ているようです。
またすぐ中断に入るもののコンディションをあげるためにもダヴィ、小笠原、柴崎、西のうち2人は次の試合、先発から外した方がいいと思いますね。
メンバーを入れ替えながら戦えば試合の負荷がなくなる分、コンディションは上がっていくでしょう。
ボランチには本田、ダヴィに代えてFWにジュニーニョを入れて2列目に中村を入れるのもいいですね。
他のメンバーはこのまま続けて行って、前野や山村、遠藤、大迫の意思疎通がもっと良くなれば攻撃も機能するようになるでしょう。
もちろん夏場の戦いが続くので疲労の見え始めた選手はその都度休まることも必要ですし、鹿島はチーム力は高いのでその方が他のクラブより有利に戦えると思います。
ただ、選手の組み合わせを間違ってしまっては元も子もないですけどね。
それでもいろいろいじりながらの方が偶然セレーゾ監督が最適解を見つける可能性が生まれて来るので、これまでの固定メンバーで戦い続けるよりもずっと希望が持てることは確かです。
そんな夏場の戦いを経て、秋になる頃には本当のベストメンバーメインで戦えるようになっていればと思います。
次は中2日での試合になってさらに大変だと思いますが、勝利をお願いします。
特に若い選手は回復力はベテランより勝っているのでいい意味での若さを見せて欲しいです。
あとスポニチによればジュニーニョは7月いっぱいの契約らしいのでどうなるんでしょうね。
昨年もそうだったように大迫、遠藤、本山、中村のうち3人で攻撃を作ればフィニッシャーはダヴィでも野沢でもジュニーニョでもいいので、実はダブついているポジションではあるのですが、セレーゾ監督は契約更新を望んでそうです。
2列目の選手が欲しいと言っていましたが、さすがにここのところの失点を見て守備の補強に気持ちが切り替わっている可能性も考えられますけどね。

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テーマ:鹿島アントラーズ - ジャンル:スポーツ

この記事に対するコメント

こんにちは、20の大学生です。かれこれ中学生のときからこのブログを拝見させてもらって今回がコメント2回目になります。
逆転する直前までこの試合をテレビで見ていましたが、こーめいさんのおっしゃる通り遠藤選手はキープ力があり、後は西選手が… と右サイドの連携に物足りなさ、迫力のなさを感じていました。
逆転勝利といえば聞こえがいいですがここ何試合も先制点を許している状況を見るとDFラインとボランチの組み合わせがいまいちのように感じます。
セレーゾが小笠原選手好きなのはわかりますが本田選手いつ出してくれるんでしょうね。
と、清水戦の感想をづらづらと書かせていただきました、拙い文章で失礼しました。
これからもブログの更新楽しみにしてます!
【2013/07/12 14:04】 URL | かねこ #- [ 編集]


この試合、個人的にMVPは前野だと思います。守備では危機察知能力が高くボールホルダーへの寄せも早いですし、攻撃ではジュニーニョへのサポートがしっかりしていて、気の利いた縦パスを何本も通していました。再び中田を左SBで先発起用しないように祈るばかりです。
一方で、ボランチの小笠原・柴崎の調子が良くないですね。本田の起用は当然として、運動量豊富な梅鉢も積極的に起用してほしいです。夏場は特に本田・梅鉢コンビを先発起用して、幅広く守備面でカバーしてほしいです。
【2013/07/12 22:06】 URL | チャレンジ #YD14tAto [ 編集]

かねこさんへ
コメントありがとうございます。
中学生の時から見てもらえているなんて嬉しい限りです。
そう聞くとだいぶ長くブログをやってるんだなと感じます。
段々と先発メンバーが戻って来てるのが心配ですが、鹿島らしいサッカーを目指すなら自ずと答えは出ると思うんですよね。
また、後ろから選手が追い越すスピーディなサッカーを見たいですね。
【2013/07/15 23:12】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]

チャレンジさんへ
コメントありがとうございます。
前野は何気に中に絞っての守備や後ろの相手選手のケアなど気をつけてますからね。
昨年はサイドハーフをやっていましたが、愛媛の試合からそうでした。
少し持ちすぎて危ないところもありますが、そういうところは試合をしながら感覚をつかんでいけばと思います。
【2013/07/15 23:15】 URL | こーめい #zlAQJbYM [ 編集]


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